JPS5911055B2 - ピストンリング - Google Patents

ピストンリング

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Publication number
JPS5911055B2
JPS5911055B2 JP13161277A JP13161277A JPS5911055B2 JP S5911055 B2 JPS5911055 B2 JP S5911055B2 JP 13161277 A JP13161277 A JP 13161277A JP 13161277 A JP13161277 A JP 13161277A JP S5911055 B2 JPS5911055 B2 JP S5911055B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
ring
piston
piston ring
circumferential
Prior art date
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Expired
Application number
JP13161277A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5392076A (en
Inventor
レイモンド・エル・グリム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SKF Automotive Products Inc
Original Assignee
SKF Automotive Products Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by SKF Automotive Products Inc filed Critical SKF Automotive Products Inc
Publication of JPS5392076A publication Critical patent/JPS5392076A/ja
Publication of JPS5911055B2 publication Critical patent/JPS5911055B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J9/00Piston-rings, e.g. non-metallic piston-rings, seats therefor; Ring sealings of similar construction
    • F16J9/12Details
    • F16J9/20Rings with special cross-section; Oil-scraping rings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 一周面から見ればこの発明は内燃機関用のピストンリン
グに関するものである。
他の局面から見ればこの発明はオイルの消費を最小にお
さえるように形成されたピストンリングに関するもので
ある。
ピストンリングはピストンの溝に適合するように設計さ
れた環状部材である。
内燃機関の燃焼室を適当に密封するピストンを提供する
ためいろいろな形状のリングが提案されている。
通常使用されているピストンリングの形状の幾つかの例
は自動工学協会のハンドブックの第4図および第35,
38節に示されている。
特殊な形状のリングは米国特許第1579043号明細
書に示されている。
この米国特許明細書に示されているピストンリングはそ
の切欠き掻取溝に、下面の全長に沿った三角形の溝と、
離れている2つの垂直ベース平面と、リングの内径に溝
を通じさせる通路とを有する。
もつと最近のリング設計は米国特許第3781022号
明細書に記載されている。
この米国特許明細書に示されているリングは、リングの
摺動面に形成された多数の小さなきざぎざを有する。
このぎざぎざは図形的パターンに配置されて摺動向にオ
イル保有装置を形成している。
作用において、ピストンリングおよびシリンダポアはエ
ンジンを運転させるに従って摩耗し、終りにはボアはテ
ーパを有する形状となる。
ピストンがボアに沿ってたて方向に動くに従ってピスト
ンリングは溝内を前後に動揺する。
この動揺でピストンリングの密封能力は低下し、オイル
消費が大きくなる。
この発明は、以前の技術のピストンリングの問題をなく
したピストンリングを提供する。
簡単に云えば、環状リングはピストンの溝内で移動する
ようになっている。
このピストンリングは、リングとリング溝との間を掻い
てピストンリングの周囲にオイルの回わるのを防止する
または最小におさえるように形成された少くとも1つの
部分を有する。
添付図面において、ピストン10の一部分は溝14内に
はまり込んでいるピストンリング12を有する。
リング12はリング12の下面に機械加工して形成され
た三角形の形をした多数の溝16であるポンプ手段を有
する。
ピストン10がピストンポア(図示されていない)を上
下に動くと、リング12は溝内14で振動する。
リング12は、シリンダボアのボアが最小のとき溝14
の後壁18へ向かって動き、シリンダボアが最犬のとき
該壁18から離れるように動匂リングが振動すると、溝
16の後縁20は、ピストンの外径の方にある油を抜き
取ってこれをクランクケース内に入れる。
この掻き取り作用でクランクケースから燃焼室へ油がリ
ングの周囲を通って入るのが防止または最小におさえら
れる。
第2図は、この発明の第二実施例を示し、これによると
、リング22は、リングの下面に多数の凹み24を有し
、この凹みは部分的に丸くなった形状を有する。
図示されているように、溝は三角形の縁26を有し、こ
の三角形の縁は凹みのせまい側面からつぎにリングの下
側へ油を掻き出す。
図面にはリング而を三角形溝にしたものが示されている
が、他の形のものも使用できる。
機能的には、この発明のピストンリングはリングの一方
の而に流体力学的手段を有し、これにより燃焼室よりオ
イルだめの方へオイルが移動させられる。
このような手段の例にはピストンリング上に形成された
下面が含まれるがこれに限定されるものではなく流体力
学的な凹みまたはねじ仕上がピストンリングの下面に含
まれる。
前記流体力学的手段はまたポンプ手段を含み、シリンダ
壁に触れないリングの部分に位置される。
一般には、図面に示されている三角形溝の場合には、後
縁はピストン溝の縁に対して傾斜している。
いろいろな形状の面溝を有するエンジンのつぎの運転試
験結果はこの発明の有効性を示している。
ボア8 8.9mm< 3.5“)、ストローク82.
5mm(3.25“) C I D.3 1.3および
圧縮比6.5の単気筒空冷L型ヘッドエンジンはこの発
明に従って形成された第二圧縮リングおよび通常のリン
グを用いて試験された。
試験された溝付圧縮リングは1,3または5個の溝を有
し、この溝の横断面形は本質的に三角形であり図面に示
されたものの形に以ている。
溝の垂直側面は約0.0 5 〜0.1 7 7 8
m/m(0.002〜0.007“)でその平均は約0
. 1 2 7 mm(0.0 0 5“)であり、水
平開放幅は約0.3 8mm( 0.0 1 5“)で
ある。
三角形溝の前縁とシリンダとの角度は約18°である。
エンジンは各テスト前に1時間15分運転されその後で
負荷および回転数を上げて回転試験が3.000回転お
よび3/4スロットルで1時間続けられた。
次いでエンジンは3.000回転および3/4スロット
ルで8時間づつ3回試験された。
オイル消費は8時間毎に測定され全体の平均オイル経済
が計算された。
その平均値は次表のとうりである。
表 1 溝の数 時間/オイル量 0 33.71
26.53
38.15 5
2.5この表によれば、多数の溝を有する第二実施例の
圧縮リングを用いると、作用中のエンジンのオイル消費
量が減じている。
前述の実施例の説明から新しい改良されたピストンリン
グの形状が記載されていることが分るであろう。
リングは、エンジンの摩耗によるシリンダのテーパで生
ずるピストン溝内でのリングの半径方向運動をうまく利
用してオイル消費を減じている。
【図面の簡単な説明】
第1図はピストン溝内にあるこの発明のピストンリング
の断面を示し、第2図は第1図に示されたピストンリン
グの拡大図面である。 図中、10はピストンを、12.22はピストンリング
を、14は溝を、16,24は溝および凹みを、20
.26は縁を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 内燃機関用のピストンの周囲而に形成されたリング
    溝内に取付けられしかも燃焼室に面するピストンの一方
    の軸方向端面近くに位置されるピストンリングにおいて
    、軸方向に並んだ一般に並行な上端面および下端而と、
    半径方向に離れている内周面および外周面と、流体力学
    的ポンプ手段とを含み、リングの前記外周面は、リング
    とボアとの間を気密に密封するためシリンダボアに気密
    に接触し、前記流体力学的ポンプ手段は、燃焼室から遠
    い方の前記リングの軸方向下端面にしかも前記の内周面
    および外周面との間に配置された少くとも1つの周方向
    の溝の形をなし、前記溝は、ピストンの往復運動中作用
    して、該溝内に入った潤滑剤によって潤滑剤がリングの
    下面を通って燃焼室へ流れるのを防止するようにし、溝
    の縁は、リングの半径方向への振動中潤滑剤を溝から流
    体力学的に排出させることを特徴とするピストンリング
    。 2 前記の軸方向下端面に半径方向に離れた多数の周方
    向の溝を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のピストンリング。 3 前記の軸方向下端面にある前記の周方向の溝の横断
    面が一般に三角形であることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のピストンリング。 4 前記の周方向の溝の縁が、溝の壁に対して傾斜して
    いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のピス
    トンリング。 5 前記の周方向の溝の横断面が三角形であり、前記溝
    の垂直側面が約0.0 5 〜0.1 7 7 8mr
    n(0.002〜0.00τ)であり水平開放幅が約0
    .3 8 1mm( 0.0 1 5“)であることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のピストンリング
    。 6 前記の三角形溝の前縁とシリンダとのなす角度が約
    18°であることを特徴とする特許請求の範囲第5項記
    載のピストンリング。
JP13161277A 1976-11-05 1977-11-04 ピストンリング Expired JPS5911055B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US73922376A 1976-11-05 1976-11-05
US000000739223 1976-11-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5392076A JPS5392076A (en) 1978-08-12
JPS5911055B2 true JPS5911055B2 (ja) 1984-03-13

Family

ID=24971346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13161277A Expired JPS5911055B2 (ja) 1976-11-05 1977-11-04 ピストンリング

Country Status (6)

Country Link
JP (1) JPS5911055B2 (ja)
CA (1) CA1088971A (ja)
DE (1) DE2748888C2 (ja)
FR (1) FR2370178A1 (ja)
GB (1) GB1583010A (ja)
IT (1) IT1113668B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
FR2370178B1 (ja) 1983-03-11
DE2748888A1 (de) 1978-05-18
DE2748888C2 (de) 1982-06-09
JPS5392076A (en) 1978-08-12
FR2370178A1 (fr) 1978-06-02
IT1113668B (it) 1986-01-20
GB1583010A (en) 1981-01-21
CA1088971A (en) 1980-11-04

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