JPS5911005Y2 - 寝返り装置 - Google Patents

寝返り装置

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Publication number
JPS5911005Y2
JPS5911005Y2 JP2324779U JP2324779U JPS5911005Y2 JP S5911005 Y2 JPS5911005 Y2 JP S5911005Y2 JP 2324779 U JP2324779 U JP 2324779U JP 2324779 U JP2324779 U JP 2324779U JP S5911005 Y2 JPS5911005 Y2 JP S5911005Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
turning device
bed
string
cloth
patient
Prior art date
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Expired
Application number
JP2324779U
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English (en)
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JPS55122726U (ja
Inventor
アキノ 一木
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  • Invalid Beds And Related Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は1条又は数条の撓屈部1を有する敷板2の表面に
敷布3を被装して寝返り具4を形威し、同寝返り具4を
ベッド5に載置し、同寝返り具4の一側端縁6又は両側
端縁6,6に引紐7を取付け、同紐7が寝返り具4を横
切るようにしてベッド5の縦枠8に設けた滑車9に同紐
7を掛回し、かつ上記寝返り具4の上面に臀部移動布1
0を載置し、同布10の一側端縁11又は両側端縁11
,11に引紐12を取付け、同紐12をベッド5の縦枠
8に設けた滑車13に掛回しかつ上記画引紐7,12の
先端に把手15.16を設けてなる寝返り装置に関する
ものである。
敷板2の撓屈部1は第5図に示すように雌、雄の嵌合部
を数条間隔おきに設けるものであるが、中央部に1条だ
け設ける場合もある。
同撓屈部1は上記雌、雄嵌合の他蝶番等によっても形或
し得る。
敷布3は寝たきり患者に苦痛を与えないような布地とす
る。
そして同敷布3は袋状とし、この中に撓屈板2およびマ
ット3′を収容する。
そして袋状敷布3の両側縁内部に沿って芯棒14を内設
し、同芯棒14,14のほぼ中程に引紐7を取付けるも
のである。
そしてベッド5の縦枠8上端に方向変換自在に固定した
滑車9に上記両紐7,7を交差してそれぞれの滑車9,
9に掛回し引紐7の先端部を患者が掴んで引張るもので
ある。
寝返り具4は患者の肩幅より若干長い横寸法と肩から脹
脛にかけての縦寸法を有する長方形のものである。
臀部移動布10は上記寝返り具4に直交して同寝返り具
4の上面に単に置くだけのもので同寝返り具4の横寸法
よりも若干長い横寸法と患者の臀部が載る程度の縦寸法
とを有する長方形のものであって布地は上記敷布3と同
様のものである。
そして臀部移動布10の両側端縁11,11には上記芯
棒14と同様の芯棒を装着し同芯棒に引紐12を取付け
、ベッド5の縦枠8の下端部に方向変換自在に固定した
滑車13に同紐12を掛回し同紐12の先端を患者が掴
んで引張り布10を横方向に摺動するものである。
この摺動を円滑にするため敷布3と臀部移動布10の対
接面に滑り易い布地を張設してもよい。
尚図中17で示すものは滑り止め用凸部である。
従って下半身不随の患者が矢印a側に寝返りしたい時に
は患者から見て左側の紐7を片手又は両手で引くと第3
図仮想線で示されるように敷板2が漸次撓屈し患者の体
全体を横向きに寝返りさせることができ、紐7を離脱す
ると寝返り具4は実線状態に戻る。
しかしこの寝返り状態では体が真直ぐに伸びた状態とな
るため、通常の患者は寝苦しく思うものである。
そこで第4図に示すように患者から見て右側の紐12を
引き(この際紐12は患者の上体を横切る)、臀部移動
布10を矢印b方向に摺動すると患者の臀部が同布10
と共に移動するのでエビ状に横臥することができる。
この横臥状態から仰臥状態に寝返りたい時には上述と反
対側の紐12を引いて臀部移動布10を第4図実線位置
に復した後、これも上述と反対側の紐7を引いて第3図
仮想線の反対側を撓屈させ仰臥状態に復帰するものであ
る。
そして更に同紐7を引き寄せると上述と反対向きに横臥
することができる。
下半身不随或は横半身不随の寝たきり患者は自力で寝返
りすることができない。
本案は上述のように構或したので上述のような患者でも
自由のきく手腕を使って引紐7および12を引寄せるこ
とにより自力で寝返りおよび臀部の移動によりエビ状に
横臥することができ、その寝返りによって床ズレを防止
し得、手腕を使用するので適度の運動にもなるし、滑車
による円滑な引紐操作を行い得る。
また従来は看護人の手を借りなければ寝返りできなかっ
たが、上述のように自力で寝返りできるので看護人不足
をも補うものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図のそれぞれは本願の寝返り装置を示
す平面図、第3図および第4図のそれぞれは同装置の作
用説明図、第5図は寝返り具の断面図である。 1・・・・・・撓屈部、2・・・・・・敷板、3・・・
・・・敷布、4・・・・・・寝返り具、5・・・・・・
ベッド、6・・・・・・寝返り具の側端縁、7,12・
・・・・・引紐、8・・・・・・ベッドの縦枠、9,1
3・・・・・・滑車、10・・・・・・臀部移動布、1
1・・・・・・臀部の側端縁、15,16・・・・・・
把手。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)1条又は数条の撓屈部1を有する敷板2の表面に
    敷布3を被装して寝返り具4を形威し、同寝返り具4の
    一側端縁6又は両側端縁6,6に引紐7を取付け、滑車
    9に同紐7を掛回し、かつ上記寝返り具4の上面に臀部
    移動布10を載置し、同布10の一側端縁11又は両側
    端縁11,11に引紐12を取付け、滑車13に掛回し
    かつ上記画引紐7,12の先端に把手15.16を設け
    てなる寝返り装置。
  2. (2)寝返り具4が敷板2と敷布3との間にスポンジマ
    ット3′を介在したものである実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の寝返り装置。
JP2324779U 1979-02-24 1979-02-24 寝返り装置 Expired JPS5911005Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2324779U JPS5911005Y2 (ja) 1979-02-24 1979-02-24 寝返り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2324779U JPS5911005Y2 (ja) 1979-02-24 1979-02-24 寝返り装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55122726U JPS55122726U (ja) 1980-09-01
JPS5911005Y2 true JPS5911005Y2 (ja) 1984-04-05

Family

ID=28859499

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2324779U Expired JPS5911005Y2 (ja) 1979-02-24 1979-02-24 寝返り装置

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JP (1) JPS5911005Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6094221U (ja) * 1983-12-06 1985-06-27 古川 寛美 療養ベツド

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Publication number Publication date
JPS55122726U (ja) 1980-09-01

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