JPS59109826A

JPS59109826A - 粉粒体の定量供給方法

Info

Publication number: JPS59109826A
Application number: JP22062482A
Authority: JP
Inventors: Yasuyuki Kaneko; 泰之金子
Original assignee: Hitachi Zosen Corp
Current assignee: Hitachi Zosen Corp
Priority date: 1982-12-15
Filing date: 1982-12-15
Publication date: 1984-06-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は粉粒体の定量供給方法に関し、特に詳細には、
定膓供給装置制御系に衝撃、振動等の外乱が加わった場
合でも、安定した粉粒体の供給を行なうための粉粒体の
定量供給方法に関す乙。

粉粒体供給量検出法のひとつで必る全量坪量法では、計
量ホッパの総重量を内容物とともに検出し、全重量の肋
間便化から供給器を算出するために、粉粒体補充開始時
の衝撃や、それに続いて生じる振動により、供給量検出
値に誤差の兜生する可能性がめる。従来よりこれを防止
するため、例えば補充ｆｊｔｉｌ始直ｍ７より補充終了
までの期間は供給器操作信号を一定値とする方法が用い
られているが、この方法では粉粒体の充填密度の差異に
よる供給量の変動を除去することはできない。また、補
充終了後の計量ホッパ及びホッパ内の粉粒体は、各々の
振動特性に従い複雑な振動をするため、これらの振動が
減衰するまでは、全量秤量式定量供給装置は有効に機能
しない。この振動の影響を除去スルタめにローパヌフィ
ルタやハイパヌフィルタが用いられているが、装置価格
が非常に開側な割には振動外乱を十分に除去できないと
いう問題がある。

そこで本発明は、上記問題を比較的安価な方法により解
決して外乱の除去を図り、既設装置に対しても簡単な改
造により応用可能にすることを目的とするものでるる。

この目的を達成するため本発明は、全量坪量式の粉粒体
定量供給装置の重量計測部に収９付けられた加速度計に
よシ、この重量計測部に作用する衝撃、振動等外乱にも
とづく加速度全検出し、この加速度検出値から前記衝撃
、振動等外乱にもとづく見掛けの重量変動量を演算し、
重量指示値から前記見掛けの重量変動量を除去して真の
粉粒体重量を計測し、この真の粉粒体重量にもとづいて
粉粒体の定量供給を行なうものである。

したがって、粉粒体補充時の衝撃や振動はもちろん、風
圧の衝撃や地震に対しても有効に動作し、しかも従来の
定量供給装置に加速度計を収り付けるだけの簡単、安価
な構成により実施できるため、既設装置に対しても十分
に応用司能であり、加えて従来のローパスフィルタでは
除去できないような超低周波の振動に対しても十分に効
果を発揮することができ、外乱の影響を確英に除くこと
が可能となるものである。

以下、本発明の一医施例を図面にもとづいて説明する。

第１図において、（１）は補充用粉粒体を充填したホッ
パで６Ｄ、このホッパ（υの下部のロータリパルプ（２
）により切り出された粉粒体は、フレキシブルジヨイン
ト（３）を曲って間欠的に計も↓ホッパ（４）に落下補
充される。計量フィーダ（５）を含めた計量ホッパ（４
）の重量は、ロードセル（６）によシ内部の粉粒体とと
もに検出され、出力信号は制御演算部（７）へ導かれる
。一方、（８）はロードセル（６）に対応した位置と方
向で計量ホッパ（４）に収）付けられる加速度計であり
、計量ホッパ（４）に加わる衝撃、振動等外乱を計量ホ
ッパ（４）の加速度として検出し、出力信号は制御演算
部（７）に瑯かれる。制御演算部（７）ではロードセル
（６）の出力信号と加速度計（８）の出力信号とによシ
実供給量を算出し、計量フィーダ（５）への操作信号を
発する１、制御演算部（７）の詳細を説明する。第２図のブロック
線図において、（９）は操作量−節部、（５）は前述の
計量フィーダ、（６）はロードセル（型組検出部）、（
８）は加速度計（加速度検出部）、囲は第１の演算機、
そして０υは第２の演算機である。

次に、各部の特性関数Ｆ１〜Ｆ４を説明する。

（１）　　操作量ｉ４’４１節部（！υ〔ｗｌ、′−Ｆ
、（ｗｌｌ））電りイバ号や変位等で表現されている操
作信号”ＩＩにＰ、Ｉ、Ｄ動作を適当に組合せた変換を
施し、計量フィーダ（５）のモータを回転させる電力値
（操作量）ｗＩ＋’まで増幅するときのｗ１１′とｗｌ
ｌの関係を表わす。

（１１）　　計ｔｄＨ７イーダ（５）　（ｗ、ど−Ｆ２
（ｗ１１′）〕操作量ｗｗｌ′に従って計量フィーダ（
５）のモータの回転数が変化し、このモーフ回転数に従
って計量フィーダ（５）の切り出し部の回転数が変化す
る。その結果粉粒体が排出され、計量フィーダ（５）の
重＝ｗ、Ｉ　”（制御上（）は刻々変化する。Ｆ２はこ
のときのｗ１１′とｗｌ、−”との関係を表わす。なお
、粉粒体補充時ｇ　ｖ（ｋｇ／５ｅｃ）は次式％式％））計ｊｉ’＋フィーダ（５）の見掛けの重量ｗ１２′は、
第　１５図に示すように計量フィーダ（５）の重’ｊｊ
ｊ、　Ｗ、、″に衝撃、振動等外乱Ｗ１２が加わったも
の、すなわちＷ１２′−Ｗ１１′」−Ｗ１２であり、ロードセル（６）により検出される。外乱Ｗ１
２は減衰波形を示す。Ｆ３はロードセル（６）の特性を
示すものであり、見掛けの重量ｗ、２′に対応した見掛
けの重量信号（重量指示値）ｗ１５を発生ずることにな
る。

（１■）　　加速度計（８）　（Ｖｌ’＋４＝　Ｆ４（
Ｗ１２’））計ｈ）フィーダ（５）の見掛けの重量ｗ１
２’の外乱ｗ１２による変動は、計量フィーダ（５）の
位置の変動をひきおこすので、加速度計によりこれを検
出する。ただし、加速度計の取付方向によっては重力加
速度の影響がめるので、これを除去しておく。Ｆ４はこ
うして求めた加速度信号（加速度検出値）ｗ１４と見損
けの重量Ｗ１２′との関係を表わす。

第１の演算機ＱＯでは、加速度信ＪｉｊＷ１４と具重量
信すｗ１５からＵノ）−（四ｈｒＫ　）　Ｘ　（加速度）の演算を行な
い、重Ｊｉｌ変動量例号ｗ、６を算出する。

すなわちｗ、６　＝に、　　°”＋４　　”＋５となる。Ｋ、は
比例定数である。見掛けの重量信号Ｗ１３から重」、変
＠１１信号ｗ、６を減することにより、具１０量信号ｗ
１．が求まる。すなわち、Ｗ１５　：Ｗ２Ｂ　　”＋６となり、この様子を第６図に示す。ここで求められたｗ
１５は第１の演算機叫にフィードバックされ、重量変動
量信号ｗ１６の演算に利用される。

一方、第２の演算機（１１）では、真重量イに号ｗ１５
の時間父化率、すなわち実供給信号ｗ１ｏをから演算す
る。Ｋ２は比例定数である。この様子を第３図に示す。

実供給・信号ｗ１ｏは設定値信号Ｗ、から減じられ、操
作信号ｗ＋＋が求まる。すなわち、Ｗ＋＋′：Ｗ９　　
Ｗｈ。

となる。この様子を第４図に示す。

設定値信号Ｗ、と実供給信号Ｗ、。の差を操作信号”Ｉ
＋とし、操作量調節部（９）を介して計量フィーダ（５
）を操作する。制御系に衝撃、振！ＩＩ／１等の外乱Ｗ
１２が発生した場合は、第１の演算機Ｕ、（Ｊにおける
加速度計（８）によシ検出された加速度１６号Ｗ１４と
真重量＠号Ｗ１５との演算により重ちｔ父動量信＠Ｗ１
６を求め、ロードセル（６）から出力される見掛けの重
量信号Ｗ＋３から前記重量変動量信号ｗ、６を減じて除
去し、真重量を求める。

以上述べたように本発明によると、粉粒体補充時の衝撃
や振動ｆｄもちろん、風圧の衝撃や地震に列しても有効
に動作し、しかも弔「米の定量供給装置に加速度計を取
り付けるだけの簡単、安価な構成により実施できるため
、既設装置にズ」しても十分に応用可能であり、加えて
従来のローパスフィルタでは除去できないような超低周
波の振動に対しても十分に効果を発揮することができ、
外乱の影響を確実に除くことが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は粉粒体の定量供給装置を例示する図、第２図は
本発明にもとづく制御系の構成を示すブロック線図、第
３図は真重量イａ号と実供給信号との関係を示す図、第
４図は設定値信号と実供給４８号と操作信号との関係を
示す図、第５図はフィーダの重量と外乱とフィーダの見
掛けの重量との関係を示す図、第６図は見掛けの重量信
号と重量変動量信号と真重量信号との関係を示す図であ
る、（８）・・・加速度計、ｗ、２・・・外乱、ｗ１５
・・・見掛けの重量信号（重量指示値）、ｗ１４・・・
加速度信号（加速度検出値）　、Ｗ１５・・・真重量信
号、ｗ１６・・・重ｆ１１変動！７）信号代理人　　　
　森　　　木　　　義　　　弘第１図第３図第４図第乙図

Claims

【特許請求の範囲】

１、　全量坪量式の粉粒体定量供給装置の重量計測部に
収シ付けられた加速度計により、この重量計測部に作用
する衝撃、振動等外乱にもとつく加速度を検出し、この
加速度検出値からｍＪ記衝撃、振動等外乱にもとづく見
掛けの重量変動量を演算し、重量指示値から前記見掛け
の重量変動量を除去して真の粉粒体重量を計測し、この
真の粉粒体重量にもとづいて粉粒体の定モｊ、供給を行
なうことを特徴とする粉粒体の定量供給方法。