JP3565568B2 - 原料切出し秤量制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、既に切り出された原料を秤量しながら、目標原料分量となる時点で、この切り出しを停止する原料切出し秤量制御方法に係り、特に、種々のデータ管理を増加させることなく、最終的に切り出される原料分量の精度をより向上させ、又、比較的短時間に所望の分量の原料を切り出すことができる原料切出し秤量制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
高炉へ装入する原料、例えば鉱石やコークス、又、副原料などは、例えば秤量ホッパに取り付けられたロードセルにて、既に切り出された原料を秤量しながら、例えば所定のストッカから目標原料分量だけ切り出すようにしている。又、このように目標原料分量だけ切り出された原料は、所定のコンベアなどにて輸送され、高炉へと装入される。これは、既に切り出された原料を秤量しながら、目標原料分量となる時点で、この切出しを停止するというものである(以降、原料切出し秤量制御と称する)。このような原料切出し秤量制御として、様々な技術が開示されている。
【0003】
例えば、特開昭48−5161では、制御可能な供給装置を備えたそれぞれ異なる貯鉱槽から供給される異なる原料を、全ての貯鉱槽に共通な連続的に走行するコンベアを介して、重量測定装置を備えた容器に導くようにし、重量測定装置によって求められた重量実績値を、重量の変化に関係する量と合せて和の実績値として重量目標値と所定の比較装置において比較するようにし、和の実績値が重量目標値に到達した際に、前記供給装置を停止させるようにした各種原料の高炉への自動装入装置に関する技術が開示されている。該特開昭48−5161は、特に、重量測定装置によって測定された重量実績値と、貯鉱槽と重量測定装置との間のコンベアの長さ及び積載物に関連して予め与えられる付加的実績値との和が重量目標値に達した際、供給装置の供給量が大から小に切替え可能にする。又、これと同時に、負荷的実績値の代わりに、単位行程当りの重量変化と原料の走行距離とから形成される重量の変化に関係する量が、重量測定装置により測定された重量実績値と共に前記和の実績値として比較装置に導かれるようにしている。該特開昭48−5161で開示されている技術によれば、前記コンベアのコンベア速度が変動してしまったり、該コンベアの原料が載せられたコンベアベルトが一度停止して再び動かされたような場合における、測定誤差を減少することができる。
【0004】
又、特開昭57−117422では、複数のビンからコンベアなどの輸送手段を介してホッパに粉粒物を装入する工程に係る粉粒物の切出し制御方法に関する技術が開示されている。該特開昭57−117422では、切出しビンの今回のフィーダ停止時期を、前記ホッパ内秤量設定値(W)、ホッパ内中間秤量値(Wo )とそれを得た時刻(To )、フィーダ切出し重量速度(Fi )、切出しビンとホッパ間のコンベア長さ(Lbi)及びコンベア速度(Vb )から演算して決定するようにしている。又、切出しビンの次回のフィーダ起動時期を、前記W、Wo 、To 、Fi 、Vb 、及び次回切出しビンとホッパ間のコンベア長さから演算決定して操作を行う。又、今回切出し粉粒物が前記ホッパ内で秤量設定値(W)に達し、前記コンベアを停止した時期には、次回切出し粉粒物のみをコンベア上に残留せしめるというものである。該特開昭57−117422によれば、バッチ毎に一定の粉粒物性状とすることができると共に、的確な水分測定により所望重量を安定的に供給することができる。
【0005】
一方、特開昭61−47535では、複数の貯鉱槽と、各貯鉱槽に対応して設けられた複数の切出し装置と、ベルトコンベアと、秤量ホッパとを有する高炉コークス切出し秤量設備に係る高炉コークス切出し制御装置に関する技術が開示されている。該特開昭61−47535では、秤量速度から求められた切出し速度と、切出し開始から現時点までの経過時間の積と、秤量ホッパの現時点の秤量値とからベルトコンベア上のコークス搭載量を演算する原料搭載量演算手段を備えている。又、秤量目標値に対する秤量残量値からこの原料搭載量演算手段で演算したコークス搭載量を減算し、この減算結果が所定量以下になったときに、当該切出し装置に切出し停止信号を出力する切出し停止タイミング制御手段を備えている。該特開昭61−47535によれば、秤量したコークスに混在する前回のバッチのコークスの量を削減して、コークスの正確な水分測定、コークスの必要量の正確な秤量及びバッチ毎の炉内への粒度別の装入を可能とすることができる。
【0006】
図4は、従来の原料切出し秤量制御方法が適用された秤量制御装置の構成を示すブロック図である。
【0007】
この図4において、秤量制御装置80は、秤量ホッパ1へと既に切り出された原料を秤量しながら、秤量対象となる原料が蓄えられたストッカ13の下方に配置された切出しフィーダ12によって、その原料の切出し速度を制御する。又、該秤量制御装置80は、目標原料分量となる時点で、前記切出しフィーダ12によってその切出しを停止する。
【0008】
このような秤量制御装置80において、前記秤量ホッパ1に既に切り出された原料の分量は、ロードセル2a 及び秤量演算器2b にて測定される。該秤量演算器2b の出力は、現場指示計71及び秤量信号A/D変換器70に入力される。又、前記秤量ホッパ1に既に切り出された原料の水分含有量は、中性子水分計60にて測定される。該測定結果は、その値を逐次印字する記録計61と、水分信号A/D変換器62へと入力される。
【0009】
この図4の前記秤量制御装置80において、まず、秤量スケジュール装置72にて、前記ストッカ13に蓄えられた原料の、今回切り出して秤量するその秤量設定値、即ち目標原料分量を求め、これを秤量設定値メモリ74へと書き込む。
【0010】
一方、前記秤量信号A/D変換器70にてA/D変換された実績切出し済み原料分量は、切出し実績値演算器40及びWET/DRY変換器42にて、実績切出し量WFEDiに変換される。累積誤差値演算器44は、前記WET/DRY変換器42の出力から、累積誤差値ΣDj を求める。ここで、該WET/DRY変換器42は、前記水分信号A/D変換器62にてA/D変換された前記水分含有量に基づいて、乾燥時に換算した切出し量を求めるものである。
【0011】
切出し目標値演算器46及びDRY/WET変換器48は、前記秤量設定値メモリ74に書き込まれた値と、前記累積誤差値演算器44で求められた前記累積誤差値ΣDj とに従って、切出し目標値WTGTiを求める。該切出し目標値WTGTiは、実際に切り出している原料の水分含有量を配慮したものである。この実際の水分含有量を配慮した値は、前記DRY/WET変換器48によって得られる。
【0012】
切出し停止値演算器50は、前記DRY/WET変換器48で求められた前記切出し目標値WTGTiにより、切出し停止値WSTを求める。比較装置52は、主として前記切出し停止値WSTに従って、定量前検出の判定、定量検出の判定、及び空量検出の判定を行う。前記定量前検出は、前記秤量ホッパ1に切出し中の原料が、前記目標原料分量に接近しているという判定である。前記定量検出は、該目標原料分量に達しているか否かの判定である。前記空量検出とは、既に秤量された前記秤量ホッパ1中の原料が、全て払い出されたか否かを判定するものである。
【0013】
このような判定結果に基づき、シーケンス制御装置54は、切出し制御回路56へと、運転指令あるいは低速指令を出力する。該運転指令は、前記ストッカ13から前記秤量ホッパ1へと前記切出しフィーダ12にて原料を切出すというものである。前記低速指令は、このような切出しを低速にて行うというものである。前記切出し制御回路56は、このような運転指令や低速指令に基づいて、実際に前記切出しフィーダ12の制御を行う。
【0014】
又、以上説明した従来の前記秤量制御装置は、具体的には次の通りの演算を行う。
【0015】
即ち、まず、次式によって、又、前記切出し実績値演算器40及び前記WET/DRY変換器42において、既に切り出された原料の実績切出し量WFEDiを求める。
【0016】
FEDi=(W100i−W0i)×(1−α) …(1)
【0017】
又、このときの累積誤差値ΣDj は、前記累積誤差値演算器44において、次式により求めることができる。
【0018】
ΣDj =Σi−1 Dj +(WFEDi−WSETi) …(2)
【0019】
又、この時点において、更に切り出さなければならない切出し目標値WTGTiは、次式により、前記切出し目標値演算器46において求められる。
【0020】
TGTi=WSETi+1−ΣDj …(3)
【0021】
更に、切出し停止値WST、即ち秤量しながら行っていた切出しの停止の判定値を、前記DRY/WET変換器48及び前記切出し停止値演算器50において、次式により求める。
【0022】
STi+1 =Woi+1+WTGTi+1/(1−α)−WOVF …(4)
【0023】
このようにして前記切出し停止値WSTが求められると、定量前検出の判定、定量検出の判定、及び、空量検出の判定は、前記比較装置52において、それぞれ次に列挙する3つの式にて行う。
【0024】
IN≧WST−W → 定量前 …(5a )
IN≧WST → 定量(100%) …(5b )
IN≦W → 空量(0%) …(5c )
【0025】
なお、上記(1)式〜(5c )式における諸定数及び諸変数は次の通りである。
【0026】
100 : 満量読込値 (WET値) …(6a )
: 空量読込値 (WET値) …(6b )
FED : 実績切出量 (DRY値) …(6c )
ΣDj : 累積誤差値 (DRY値) …(6d )
SET : 秤量設定値 (DRY値)* …(6e )
TGT : 切出目標値 (DRY値) …(6f )
OVF : 流れ込み量 (WET値) …(6g )
ST : 切出停止値 (WET値) …(6h )
IN : 秤量読込値 (WET値) …(6i )
: 定量前設定値(WET値)* …(6j )
: 空量設定値 (WET値)* …(6k )
α : 水分値 …(6l )
【0027】
ここで、*印は、プリセットデータである。
【0028】
図5は、前記従来の秤量制御装置における切出し速度指令電圧と実績切出し速度とを示すグラフである。
【0029】
この図5においては、前記切出しフィーダ12の制御中に前記切出し制御回路56中で用いられる切出し速度指令電圧Eと、前記秤量演算器2b から得られる実績切出し済み原料分量に基づいた実績切出し速度v とのグラフが示されている。該実績切出し速度v は、前記実績切出し済み原料分量を微分したものである。
【0030】
この図5のグラフにおいて、まず時刻 tにて秤量すべき原料の切出しの開始時には、前記切出し制御回路56の前記切出し速度指令電圧Eは、大旨定格電圧となり、そのときの切出し速度はほぼ最大とするようにする。該時刻 t以降、切り出される原料の実績切出し速度v には、切出し中に、この図5の破線で示されるように、種々の外的要因にて変動が見られる。
【0031】
この後、実績切出し済み原料分量が80〜90%となった時点、即ち時刻 tにおいて、前記比較装置52は前記定量前検出の判定を行い、これを前記シーケンス制御装置54へと出力する。これにより、該シーケンス制御装置54及び前記切出し制御回路56は、前記ストッカ13から切り出される原料の切出し速度を低下させる。これによって、前記切出し速度指令電圧Eも低下される。
【0032】
この後、前記比較装置52にて、前記定量検出の判定がなされると、時刻 tにて、原料の切出しの停止を行う。このとき、前記切出し速度指令電圧Eは0となる。なお、該時刻 t以降でも、この図5の斜線で示される流れ込み量WOVF が加えられてしまっている。このため、本秤量制御装置80では、この流れ込み量WOVF の、過去の実績値に従った予測制御を行っている。これは、該流れ込み量WOVF を見込んで、少し早い時期で切出しの停止を行うというものである。
【0033】
【発明が達成しようとする課題】
しかしながら、前述したような従来の原料払い出し秤量制御方法では、以下に列挙するような問題があった。
【0034】
1.秤量制御精度の問題:従来の原料切出し秤量制御は、予測制御的要素が多く、その秤量制御精度が低下してしまうことがある。予測制御は、累積誤差値を順次補正していくというものである。従って、多くのバッチ数での平均値の誤差は一定となるが、しかしながら、1バッチ当りの絶対的な秤量制御精度が悪化してしまう傾向がある。特に、高炉に装入する原料の場合には、1バッチ中での鉱石とコークスとの比の制御が重要な管理指標である。従って、このような1バッチ中での秤量制御精度の悪化は問題となってしまう。
【0035】
2.種々のデータ管理が多くなってしまう:前述の従来の原料切出し秤量制御では、予測制御的要素が多く、このための種々のデータが増加してしまい、データ管理の問題が生じてしまう。前述のような累積誤差値などは、多くのバッチ数で蓄積していく必要があり、そのデータ管理及びそのリセット処理など、複雑な制御構成となってしまう。
【0036】
3.秤量時間が長くなってしまう:秤量制御精度を確保するため、ある程度の分量が切り出されると、前述のようにその切出し速度を低速にしてしまうため、秤量時間が長くなってしまう。
【0037】
4.秤量中の実績切出し速度が変動してしまう:前記図5の破線で示される如く、前記切出し速度指令電圧Eが一定であるにも拘らず、前記実績切出し速度v が変動してしまっていた。このような変動は、前記ストッカ13や前記切出しフィーダ12などの特性や、切出し中の原料の銘柄及び水分含有量などによるものである。このような前記実績切出し速度v の変動は、秤量制御精度を悪化させてしまう要因となってしまう。
【0038】
本発明は、前記従来の問題点を解決するべく成されたもので、種々のデータ管理を増加させることなく、最終的に切り出される原料分量の精度をより向上させ、又、比較的短時間に所定の分量の原料を切り出すことができる原料切出し秤量制御方法を提供することを目的とする。
【0039】
【課題を達成するための手段】
本発明は、既に切り出された原料を秤量しながら、目標原料分量となる時点で、この切り出しを停止する原料切出し秤量制御方法において、予め、原料の切出し速度の変化の変化速度が、これを制御する電動機系及び機械系の切出し速度変化速度の許容範囲内となるように、所定残時間迄は最大切出し速度V 、前記残時間以降は時間と共に切出し速度が減少するような、経過時間T と切出し速度V との制御関数F1を求め、該制御関数F1から、切出し速度制御の制御系の安定制御範囲内となるように、切出し残量がゼロから所定値迄は、切出し速度が切出し残量に比例し、切出し残量が十分にある時は、切出し速度が最大切出し速度V となり、中間領域では、切出し速度が切出し残量の1/2乗に応じて変化するような、切出し残量Sfと切出し速度Vfとの制御関数Fを求めておき、実際の原料切出し中には、実績切出し残量s及び実績切出し速度vを測定し、前記実績切出し残量sを前記制御関数Fに照合し、対応する前記切出し速度Vfから目標切出し速度Vを求め、前記実績切出し速度vが前記目標切出し速度Vとなるように、閉ループ制御を行い、該実績切出し速度vを連続的に制御することにより、前記課題を達成したものである。
【0041】
【作用】
本発明は、最終的に切り出される原料分量の精度をより向上させると共に、同時に、原料の秤量時間の短縮を図るために、秤量中の実績切出し速度v を連続的に、且つ、その変動を少なくするように制御することができる、より効果的な方法を見出して成されたものである。
【0042】
本発明においては、まず、予め切出し残量Sf と切出し速度Vf との制御関数Fを求めるようにしている。該制御関数Fは、既に切り出された原料の秤量結果に基づいて得られた、これから切り出さなければならない残量、即ち前記切出し残量SFが求められると、これに対する目標切出し速度Vを求めるための基準となる、前記切出し速度Vf を得るための関数である。
【0043】
又、本発明においては、前記目標切出し速度Vが求められると、所定の方法にて実績切出し速度v を求めながら、閉ループ制御によって、該実績切出し速度v を連続的に制御するようにしている。従って、本発明によれば、最終的に切り出される原料分量の精度の向上と、原料の秤量時間の短縮とを図ることが可能である。
【0044】
更に、本発明では、前記制御関数Fが、原料の切出し速度の変化の変化速度が、これを制御する電動機系及び機械系の切出し速度変化速度の許容範囲内となり、且つ、切出し速度制御の制御系の安定制御範囲内となるような、前記切出し残量Sf と前記切出し速度Vf との関数となっている。
【0045】
原料切出し秤量制御に際し、原料の切出し速度を変化させる、例えば切出しフィーダや該切出しフィーダ用の電動機には、それぞれの制限トルクなどによって、その応答速度に上限が必ずある。従って、本発明では、この点に着目し、原料の切出し速度の変化の変化速度が、これを制御する電動機系及び機械系の切出し速度変化速度の許容範囲内となるようにしている。例えば、後述する実施例の如く、原料の切出し速度の変化、即ち切出し速度の加速度を所定以上に制御することが困難であるため、該切出し速度の加速度が許容範囲内となるように、前述のような制御関数Fを求めるようにしている。
【0046】
又、本発明では、前述のように▲1▼まず切出し残量Sf を求め、▲2▼これと前記制御関数Fとにより、前記目標切出し速度Vを求め、▲3▼前記実績切出し速度v の閉ループ制御を行うという、いくつかの制御系が組合わさったものである。又、それぞれの制御系には、特有の安定制御範囲がある。例えば、前記切出し残量Sf を求める際には、測定誤差などがある。又、前記制御関数Fについても、例えばデータテーブルなどを用いる場合には、離散的な誤差が生じる恐れがある。又、前記実績切出し速度v に関する閉ループ制御についても、閉ループ制御特有の安定制御範囲というものがある。本発明においては、このような切出し速度制御の制御系の安定制御範囲を考慮し、前記制御関数Fを求めるようにしている。
【0047】
従って、本発明によれば、前記制御関数Fは前述のような切出し速度変化速度の許容範囲内となり、且つ、前述のような制御系の安定制御範囲内となるように配慮されているので、最終的に切り出される原料分量の精度をより向上させることができるだけでなく、その原料の秤量中における前記実績切出し速度v の変動をも低減することが可能である。
【0049】
該制御関数Fは、後述する実施例の如く、経過時間Tfと前記切出し速度Vfとの関係、即ち制御関数F1を求めることで、この際に、前述のように前記切出し速度変化速度の許容範囲を考慮する。又、該制御関数F1から前記制御関数Fを求める際に、前記制御系の安定制御範囲を配慮する。このように、いくつかの関数を補助的に求めることによって、前述のような前記制御関数Fに関する条件を配慮することができる。又、得られる制御関数Fも、前記切出し速度の変化速度の許容範囲や前記制御系の安定制御範囲について、余裕をもったものとすることも容易にできる。このように余裕のある前記制御関数Fによれば、種々の外乱があっても、最終的に切り出される原料分量の精度を確保することができ、又、原料秤量中の前記実績切出し速度vの変動をも低減することが可能である。
【0050】
なお、本発明においては、そのデータ管理は、基本的には前記制御関数Fに関するものだけである。例えば、従来の如く、多数のバッチそれぞれに関する実績データを管理する必要は基本的にない。この点でデータ管理上の種々の問題を低減することが可能である。しかしながら、本発明は、このような多数のバッチに関する実績データを用いないことに限定するものではなく、種々のデータを保存し、これを制御パラメータなどに用いるようにしてもよい。
【0051】
又、本発明の原料切出し秤量制御は、他の制御方法と併用することを限定するものではない。例えば、前記図4や前記図5を用いて前述した従来例の如く、前記中性子水分計60にて原料の水分含有量を測定し、原料の切出し時あるいは原料の秤量時などに、このようにして測定された水分含有量を配慮するようにしてもよい。
【0052】
【実施例】
以下、図を用いて本発明の実施例を詳細に説明する。
【0053】
図1は、本発明が適用された原料切出し秤量制御装置の構成を示すブロック図である。
【0054】
この図1において、本実施例の原料切出し秤量制御装置は、秤量ホッパ1にて、既に切り出された原料を秤量しながら、目標原料分量Wとなる時点で、ストッカ13から切出しフィーダ12を経て行われる切出しを停止するというものである。該切出しフィーダ12において、切出し中の実績切出し速度v の制御、及び該切出しの停止は、切出しフィーダ電動機11にて駆動されることにより行われる。又、前記秤量ホッパ1での既に切り出された原料の秤量は、該秤量ホッパ1に取り付けられたロードセル2a 及びこれが接続された秤量演算器2b を用いて行われる。該秤量演算器2b からは、前記秤量ホッパ1に既に蓄えられている原料の分量に従った出力 wが成される。
【0055】
このような前記原料切出し秤量制御装置は、主として、零規正演算器3と、微分演算器8と、第1目標切出し速度演算器4と、目標切出し速度リミッタ5と、第2目標切出し速度演算器7と、ハイセレクタ6と、加算器14a 及び14b と、PID演算器9と、サイリスタ1次電圧制御装置10(以降、SCR10と称する)とにより構成されている。
【0056】
前記秤量演算器2b から出力される前記ロードセル出力 wには、前記秤量ホッパ1内の固着物などの重量誤差があるので、前記零規正演算器3にて補正、即ち零規正を行う。該零規正は、原料切出し中の前記ロードセル出力 wから、前記秤量ホッパ1が空のときの該ロードセル出力 wを減算するというものである。又、前記微分演算器8は、前記ロードセル出力 wを微分することによって、前記実績切出し速度v を求める。
【0057】
前記加算器14a は、前記目標原料分量Wから前記実績切出し済原料分量w を減算することで、実績切出し残量s を求める。該実績切出し残量s は、その時点における、更に切り出さなければならない原料の分量である。該実績切出し残量s は、時間経過に従って少なくなっていくものである。
【0058】
前記第1目標切出し速度演算器4と、前記目標切出し速度リミッタ5と、前記第2目標切出し速度演算器7と、前記ハイセレクタ6とによって、切出し残量Sf と、切出し速度Vf との制御関数Fが形成されている。又、これら構成は、前記実績切出し残量s を該制御関数Fに照合し、対応する前記切出し速度Vf から、目標切出し速度Vを求める。これらの構成については、図2及び図3を用いて詳しく後述する。
【0059】
前記加算器14b と、前記PID演算器9と、前記SCR10とによって、前記実績切出し速度v が前記目標切出し速度Vとなるように、閉ループ制御を行う。
【0060】
前記加算器14b は、前記ハイセレクタ6から出力される前記目標切出し速度Vから、前記微分演算器8から出力される前記実績切出し速度v を減算する。これによって、該加算器14b は、前記目標切出し速度Vと前記実績切出し速度v との偏差を求める。
【0061】
前記PID演算器9は、入力される前記偏差に対して、閉ループ制御に係るPID(proportional integral and derivatine)演算を行い、該偏差に従った切出し速度指令電圧Eを求める。該切出し速度指令電圧Eは、前記切出しフィーダ12と前記切出しフィーダ電動機11とにて制御される原料の切出し速度に比例したものである。
【0062】
前記SCR10は、入力された前記切出し速度指令電圧Eに従って、前記切出しフィーダ電動機11に供給される切出しフィーダ電動機電力Pを制御する。該SCR10は、前記切出しフィーダ電動機11に取り付けられたパルス発生器にて、前記切出しフィーダ12の動作位置を測定しながら、該切出しフィーダ電動機11及び該切出しフィーダ12の前記切出し速度指令電圧Eに従った位置制御を行う。又、該SCR10は、この際、前記パルス発生器にて前記切出しフィーダ電動機11の回転速度を検出しながら、該回転速度の閉ループ制御によって、前記切出しフィーダ電動機電力Pを制御している。
【0063】
図2は、本実施例で用いられる経過時間と切出し速度との制御関数を示すグラフである。
【0064】
この図2においては、前記制御関数Fを求める際に用いられる、経過時間Tf と切出し速度Vf との制御関数F1が実線で示されている。このグラフでは、所望の目標原料分量Wとなる時点までの残時間t が示されている。該残時間t は、経過時間Tf に従って減少する。即ち、該経過時間Tf は、このグラフでは右方から左方へと進行する。又、前記経過時間Tf が進行するに連れ、又、前記残時間t が減少するに連れ、実績切出し残量s が減少する。
【0065】
この図2のグラフの実線で示されるように、残時間 tまでは、次式に示されるような目標切出し速度Vにて制御を行う。
【0066】
V=Vm …(6)
【0067】
又、前記残時間 tまでは、目標切出し残量Sは、次式のようになる。
【0068】
S=Vm ・t …(7)
【0069】
ここで、Vm は、最大切出し速度(ton /秒)である。即ち、残時間 tまでは、最大切出し速度Vm にて原料を切り出すことにより、原料の秤量時間の短縮を図っている。該残時間 t以降、目標原料分量Wが全て切り出される前記残時間t が零となるときまでは、前記目標切出し速度Vは、次式によって求められるものとなる。
【0070】
V=Km ・t …(8)
【0071】
なお、Km は、前記目標原料分量Wとなる時点で切出しを停止する際、オーバ秤量となってしまわないように配慮された所定の定数である。例えば、該定数Km は、制御系の遅れや、前記切出しフィーダ12に滞留してしまっている原料などを配慮して設定される。又、該定数Km は、前記残時間 tにて、切出し速度の加速度が、電動機系の制限トルクの許容範囲や機械系の制限トルクの許容範囲内となるように設定されたものである。又、前記残時間 tから残時間が零となるまでの期間において、前記目標切出し残量Sは、次式の通りとなる。
【0072】
S=(Km ・ t)/2 …(9)
【0073】
上記(8)式及び上記(9)式より、前記残時間t を消去すると、次式の通りとなる。
【0074】
V=(2・Km ・S)1/2 …(10)
【0075】
上記(10)式は、前記経過時間Tf と前記切出し速度Vf との制御関数F1に対応するものである。該(10)式の関数の演算は、前記第1目標切出し速度演算器4及び前記目標切出し速度リミッタ5にて演算される。即ち、上記(10)式及び前記第1目標切出し速度演算器4で求められるものは、第1目標切出し速度V1となる。又、該第1目標切出し速度V1は、前記目標切出し速度リミッタ5にて一定上限値にクランプされる。該クランプは、前記(6)式や前記(7)式に対応したものである。又、該目標切出し速度リミッタ5にて、第1目標切出し速度クランプ値V3が得られる。該第1目標切出し速度クランプ値V3によれば、電動機系及び機械系の切出し速度変化速度の許容範囲内で、最も短時間に原料の秤量を行うことができる。
【0076】
しかしながら、前記目標切出し残量Sが零となる近傍では、次式に示す通り、その値が無限大となってしまい、秤量制御系のループゲインが非常に高くなってしまう。従って、制御安定上好ましくない。
【0077】
lim (Dv /Ds )→∞ …(11)
【0078】
従って、本実施例では、前記秤量制御系の安定限界ゲインをk とすると、次式のように求められる第2目標切出し速度V2をも併用するようにしている。
【0079】
V2=k ・S …(12)
【0080】
上記(12)式の演算は、前記第2目標切出し速度演算器7にて行われる。
【0081】
又、前記ハイセレクタ6は、前記第1目標切出し速度クランプ値V3と、前記第2目標切出し速度V2のうち、大きな値の方を採用し、これを目標切出し速度Vとして出力する。該ハイセレクタ6のこのような動作は、前記(10)式で示されるものと、前記(12)式で示されるものとの、次式で示されるような接点での切替え運転となる。
【0082】
S1=(2・Km )/ k …(13)
【0083】
なお、前記第1目標切出し速度演算器4と、前記目標切出し速度リミッタ5と、前記第2目標切出し速度演算器7と、前記ハイセレクタ6とによって定まる、本実施例で用いられる前記切出し残量Sf と、前記切出し速度Vf との制御関数Fは、図3のグラフに示す通りである。
【0084】
この図3のグラフにおいて、前記切出し残量Sf がゼロからS1までは、(v =k ・s )となる。S1から tまでは(v =(2・Km ・S)1/2 )となる。
【0085】
以上は(v =Vm )となる。
【0086】
本実施例では、前記加算器14a などによって前記実績切出し残量s が求められると、前記関数Fによって前記目標切出し速度Vを求めることができる。又、本実施例では、前記目標切出し速度Vに従って、前記実績切出し速度v の閉ループ制御を前述のように行う。
【0087】
従って、本実施例によれば、前述のように電動機系や機械系や制御系の種々の状況に適合した前述のような制御関数Fを用い、既に切出された原料を秤量しながら、この切出しの制御を行うことができる。従って、最終的に切り出される原料分量の精度をより向上できるだけでなく、原料の秤量時間の短縮も図ることができる。
【0088】
又、秤量中の前記実績切出し速度v の変動を減少することができる。これは、該実績切出し速度v が、前記目標切出し速度Vに従って閉ループ制御されることによる。
【0089】
又、本実施例では、前記図3に示されるような前記制御関数Fを、前記ハイセレクタ6などを用いることによって、比較的簡単な構成にて実現することができている。即ち、前記(10)式で示される関数と、前記(12)式で示される関数との切替えを、比較的簡単な構成にて行えるようにしている。
【0090】
なお、本実施例では、前述の従来例のような予測制御を行わずに、所望の制御精度を確保している。しかしながら、本発明は種々の予測制御と併用して行うことも可能である。例えば、制御系の遅れ時間は、前記切出しフィーダ電動機11や前記切出しフィーダ12の動作遅れや、該切出しフィーダ12、あるいはこれ以降の部分に滞留している原料の影響などによって、従来例での流れ込み量WOVF に相当するオーバ秤量が生じる恐れがある。本実施例では、前記目標原料分量Wとなり、その切出しが停止する時点では、前記目標切出し速度V及び前記実績切出し速度v が減速されているため、このようなオーバ秤量は少ないと思われる。しかしながら、このようなオーバ秤量される分を配慮して、予測制御を本発明と共に適用することも可能である。
【0091】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、種々のデータ管理を増加させることなく、最終的に切り出される原料分量の精度をより向上させ、又、比較的短時間に所望の分量の原料を秤量することができるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された実施例の原料切出し秤量制御装置の構成を示すブロック図
【図2】前記実施例で用いられる経過時間Tf と切出し速度Vf との制御関数F1を示すグラフ
【図3】前記実施例で用いられる切出し残量Sf と切出し速度Vf との制御関数Fを示すグラフ
【図4】従来の秤量制御装置の構成を示すブロック図
【図5】前記従来の秤量制御装置での切出し速度指令電圧Eと実績切出し速度v とを示すグラフ
【符号の説明】
1…秤量ホッパ
2a …ロードセル
2b …秤量演算器
3…零規正演算器
4…第1目標切出し速度演算器
5…第1目標切出し速度リミッタ
6…ハイセレクタ
7…第2目標切出し速度演算器
8…微分演算器
9…PID演算器
10…サイリスタ1次電圧制御装置
11…切出しフィーダ電動機
12…切出しフィーダ
13…ストッカ
14a 、14b …加算器
W…目標原料分量(単位トン)
w …実績切出し済原料分量(単位トン)
…ロードセル出力
s …実績切出し残量
V…目標切出し速度
V1…第1目標切出し速度
V2…第2目標切出し速度
V3…第1目標切出し速度クランプ値
v …実績切出し速度
E…切出し速度指令電圧
P…切出しフィーダ電動機電力

Claims (1)

  1. 既に切り出された原料を秤量しながら、目標原料分量となる時点で、この切り出しを停止する原料切出し秤量制御方法において、
    予め、原料の切出し速度の変化の変化速度が、これを制御する電動機系及び機械系の切出し速度変化速度の許容範囲内となるように、所定残時間迄は最大切出し速度V 、前記残時間以降は時間と共に切出し速度が減少するような、経過時間T と切出し速度V との制御関数F1を求め、
    該制御関数F1から、切出し速度制御の制御系の安定制御範囲内となるように、切出し残量がゼロから所定値迄は、切出し速度が切出し残量に比例し、切出し残量が十分にある時は、切出し速度が最大切出し速度V となり、中間領域では、切出し速度が切出し残量の1/2乗に応じて変化するような、切出し残量Sfと切出し速度Vfとの制御関数Fを求めておき、
    実際の原料切出し中には、実績切出し残量s及び実績切出し速度vを測定し、
    前記実績切出し残量sを前記制御関数Fに照合し、対応する前記切出し速度Vfから目標切出し速度Vを求め、
    前記実績切出し速度vが前記目標切出し速度Vとなるように、閉ループ制御を行い、該実績切出し速度vを連続的に制御することを特徴とする原料切出し秤量制御方法。
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