JPS59108804A - ル−ズタイワイヤ付タ−ビン羽根 - Google Patents
ル−ズタイワイヤ付タ−ビン羽根Info
- Publication number
- JPS59108804A JPS59108804A JP21831582A JP21831582A JPS59108804A JP S59108804 A JPS59108804 A JP S59108804A JP 21831582 A JP21831582 A JP 21831582A JP 21831582 A JP21831582 A JP 21831582A JP S59108804 A JPS59108804 A JP S59108804A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- wire
- tie wire
- titanium alloy
- loose tie
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01D—NON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
- F01D5/00—Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
- F01D5/12—Blades
- F01D5/22—Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations
- F01D5/24—Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations using wire or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はルーズタイワイヤ付タービン羽根に係り、特に
チタン合金製の羽根に関するものである。
チタン合金製の羽根に関するものである。
一般にチタン合金は材料の耐力が１２Ｃｒ鋼等従来の材
料と同等又はそれ以上であり、また羽根材として用いた
場合に考慮を必要とする固有振動数も、同一の形状であ
ればその差はわずか２％程度であり、従来の材料とほぼ
同等の特性を有する上に、比重が従来の羽根材の６０％
なので遠心応力が低減され、強度上優れた特性を持って
いる。従来材料では、高い遠心応力を生じる最終段翼の
長さは限界に達し、これらの羽根を取り付けた羽根車に
生じる遠心応力も羽根車材料の限界に達したと考えられ
たが、チタン合金を羽根材として使用することにより従
来材料における翼長の限界を超えた設計が可能となり、
チタン合金のタービン動翼への実用化が急がれている。
料と同等又はそれ以上であり、また羽根材として用いた
場合に考慮を必要とする固有振動数も、同一の形状であ
ればその差はわずか２％程度であり、従来の材料とほぼ
同等の特性を有する上に、比重が従来の羽根材の６０％
なので遠心応力が低減され、強度上優れた特性を持って
いる。従来材料では、高い遠心応力を生じる最終段翼の
長さは限界に達し、これらの羽根を取り付けた羽根車に
生じる遠心応力も羽根車材料の限界に達したと考えられ
たが、チタン合金を羽根材として使用することにより従
来材料における翼長の限界を超えた設計が可能となり、
チタン合金のタービン動翼への実用化が急がれている。
しかしチタン合金には上記の優れた特性とは逆に以下の
ような問題点がある。たとえば切削加工時においては、
（１）熱伝導がよくないため切削面に急速に熱蓄積が起
る、（２）工具と反応して焼き付きあるいは溶着といっ
た現象を生じやすい、（３）ヤング率が低いので鋼など
に比べてたわみやすい等の性質がある。これらの現象の
うち、（Ｉ）、 （２）については本質的に工員と被削
材との摩擦により生ずるものである。
ような問題点がある。たとえば切削加工時においては、
（１）熱伝導がよくないため切削面に急速に熱蓄積が起
る、（２）工具と反応して焼き付きあるいは溶着といっ
た現象を生じやすい、（３）ヤング率が低いので鋼など
に比べてたわみやすい等の性質がある。これらの現象の
うち、（Ｉ）、 （２）については本質的に工員と被削
材との摩擦により生ずるものである。
一方、タービン羽根においてルーズタイワイヤにより羽
根の振動を減衰する方式では、タイワイヤが遠心力Ｃ二
よって羽根ワイヤ孔の上側内面に押Ｅ７当てられ、ワイ
ヤと羽根ワイヤ孔内面との間に発生する摩擦機構により
羽根の振動を減衰する。
根の振動を減衰する方式では、タイワイヤが遠心力Ｃ二
よって羽根ワイヤ孔の上側内面に押Ｅ７当てられ、ワイ
ヤと羽根ワイヤ孔内面との間に発生する摩擦機構により
羽根の振動を減衰する。
したがって、第１図に示す如く羽根１にチタン合金を使
用した場合には、チタン合金の切削加工時に問題となっ
た熱蓄積や溶着等の現象が、チタン合金製羽根１と鋼製
ルーズタイワイヤ２との摩擦作用によっても発生する可
能性がある。特に羽根の倣動（二よる羽根とタイワイヤ
の摩擦現象においては、羽根］のワイヤ孔内面とタイワ
イヤ２が相対的に往復運動をし、その相対速度が常に変
化するため、熱伝導度の低いチタン合金の特性上熱蓄積
、溶着等が起こりやすい条件下にあると言える。
用した場合には、チタン合金の切削加工時に問題となっ
た熱蓄積や溶着等の現象が、チタン合金製羽根１と鋼製
ルーズタイワイヤ２との摩擦作用によっても発生する可
能性がある。特に羽根の倣動（二よる羽根とタイワイヤ
の摩擦現象においては、羽根］のワイヤ孔内面とタイワ
イヤ２が相対的に往復運動をし、その相対速度が常に変
化するため、熱伝導度の低いチタン合金の特性上熱蓄積
、溶着等が起こりやすい条件下にあると言える。
本発明は上記のようなチタン合金等羽根と鋼製ルーズタ
イワイヤとの摩擦による熱蓄積や溶着等を防止し、遠心
応力の軽減等チタン合金の優れた特性を最大限に発揮で
きるようなルーズタイワイヤ付タービン羽根を提供する
ことを目的とする。
イワイヤとの摩擦による熱蓄積や溶着等を防止し、遠心
応力の軽減等チタン合金の優れた特性を最大限に発揮で
きるようなルーズタイワイヤ付タービン羽根を提供する
ことを目的とする。
−に記目的を達成するため本発明は、羽根のルーズタイ
ワイヤ用の孔の内面（＝、熱伝導度がＬきく耐摩耗性、
耐食性に優れた金属円管を固着したことを特徴とするも
のである。
ワイヤ用の孔の内面（＝、熱伝導度がＬきく耐摩耗性、
耐食性に優れた金属円管を固着したことを特徴とするも
のである。
以下第２図、第３図および第４図を参照して本発明の一
実施例を説明する。第２図はチタン合金製羽根１のタイ
ワイヤ孔内面に本発明の主眼である金１ハシ円管３を装
着して鋼製タイワイヤ２を通したチタン合金製タービン
羽根の斜視１図である。第３図はワイヤ孔内面に金属円
管３を装着したチタン合金製羽根１のワイヤ孔中心の水
平断面である。
実施例を説明する。第２図はチタン合金製羽根１のタイ
ワイヤ孔内面に本発明の主眼である金１ハシ円管３を装
着して鋼製タイワイヤ２を通したチタン合金製タービン
羽根の斜視１図である。第３図はワイヤ孔内面に金属円
管３を装着したチタン合金製羽根１のワイヤ孔中心の水
平断面である。
金属円管３の装着に際しては極力溶接による方法は７．
ｌｉｊける方が好ましい。すなわち、チタンは空気やそ
の他のガスとの親和力がきわめて強く、これらのガスを
吸収すると與ニジ＜硬化とぜい化が起こるので、溶接す
る場合には大気中の酸素、窒素、水素及び炭水などを吸
収しない溶接法でなければならない。したがって第３図
の実施例では溶接は行なわず、金属円管３を羽根１のワ
イヤ孔に挿入後、その端をかしめることにより円管３を
羽根１に固着し７ている。
ｌｉｊける方が好ましい。すなわち、チタンは空気やそ
の他のガスとの親和力がきわめて強く、これらのガスを
吸収すると與ニジ＜硬化とぜい化が起こるので、溶接す
る場合には大気中の酸素、窒素、水素及び炭水などを吸
収しない溶接法でなければならない。したがって第３図
の実施例では溶接は行なわず、金属円管３を羽根１のワ
イヤ孔に挿入後、その端をかしめることにより円管３を
羽根１に固着し７ている。
第４図はワイヤ孔部の垂直断面を示している。
鋼製タイワイヤ２は遠心力によりチタン合金製羽根１の
ワイヤ孔に装着された金属円管３の上側内面に押し当て
られ、チタン合金製羽根とは直接に接触すること無しに
円管３の内面との間に摩擦を生じ、この摩擦によって羽
根１の振動が減衰する。
ワイヤ孔に装着された金属円管３の上側内面に押し当て
られ、チタン合金製羽根とは直接に接触すること無しに
円管３の内面との間に摩擦を生じ、この摩擦によって羽
根１の振動が減衰する。
なお、タイワイヤを用いる低圧最終段付近では、ワイヤ
とワイヤ孔との摩擦に対する耐摩耗性の他に、蒸気の湿
分に対する耐食性にも考慮を払う必要があり、ワイヤ孔
装着金属円管としては例えば特殊黄銅（黄銅に（Ｊｆ、
Ｍｎ 、Ａｌ、 Ｎｉ 、 Ｐｂなどを適宜加えたも
の）のような耐摩耗性、耐食性共に優れた金属を選定し
なければならない。
とワイヤ孔との摩擦に対する耐摩耗性の他に、蒸気の湿
分に対する耐食性にも考慮を払う必要があり、ワイヤ孔
装着金属円管としては例えば特殊黄銅（黄銅に（Ｊｆ、
Ｍｎ 、Ａｌ、 Ｎｉ 、 Ｐｂなどを適宜加えたも
の）のような耐摩耗性、耐食性共に優れた金属を選定し
なければならない。
以上説明したように本発明は、熱伝導が悪いために起る
チタン合金の摩擦に対する欠点を補うために、チタン合
金製羽根のワイヤ孔の内面に熱伝導度が１：：； ＜耐
摩耗性、耐食性の優れた金属円管を装着したことにより
、ワイヤ孔の疲労強度を高め、遠心応力軽減に寄与する
チタン合金の優れた特性を充分に生かしながら、かつ従
来通りの振動減衰効果を有するチタン合金製のルーズタ
イワイヤ付タービン羽根を提供することができる等の効
果カーある。
チタン合金の摩擦に対する欠点を補うために、チタン合
金製羽根のワイヤ孔の内面に熱伝導度が１：：； ＜耐
摩耗性、耐食性の優れた金属円管を装着したことにより
、ワイヤ孔の疲労強度を高め、遠心応力軽減に寄与する
チタン合金の優れた特性を充分に生かしながら、かつ従
来通りの振動減衰効果を有するチタン合金製のルーズタ
イワイヤ付タービン羽根を提供することができる等の効
果カーある。
第１図は従来のタービン羽根の縦断面図、第２図は本発
明の一実施例を示す斜視図、第３図は第２図の羽根の横
断面図、第４図は第２５図の羽根の部分縦断面図である
。 １・・・羽＄１Ｊ、 ２・・・ルーズタイワ
イヤ、３・・・内情゛。 （７３１７） 代理人 弁理士 則 近 憲 佑（ほ
か１名） 第１図 第２図 第３図
明の一実施例を示す斜視図、第３図は第２図の羽根の横
断面図、第４図は第２５図の羽根の部分縦断面図である
。 １・・・羽＄１Ｊ、 ２・・・ルーズタイワ
イヤ、３・・・内情゛。 （７３１７） 代理人 弁理士 則 近 憲 佑（ほ
か１名） 第１図 第２図 第３図
Claims (1)
- 羽根の面に設けた孔にワイヤを挿入して羽根の振動を減
衰させる方式のルーズタイワイヤ付タービン羽根におい
て、前記孔の内面に熱伝導度が大きく耐摩耗性、耐食性
に優れた金属円管な固着させたことを特徴とするルーズ
タイワイヤ付タービン羽根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21831582A JPS59108804A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | ル−ズタイワイヤ付タ−ビン羽根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21831582A JPS59108804A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | ル−ズタイワイヤ付タ−ビン羽根 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59108804A true JPS59108804A (ja) | 1984-06-23 |
Family
ID=16717918
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21831582A Pending JPS59108804A (ja) | 1982-12-15 | 1982-12-15 | ル−ズタイワイヤ付タ−ビン羽根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59108804A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5248241A (en) * | 1991-10-21 | 1993-09-28 | Southern California Edison Co. | Components made of hardenable and non-hardenable materials |
| WO2010043666A1 (de) * | 2008-10-16 | 2010-04-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Axialturbomaschine mit einem laufschaufelkranz und einer dämpfungseinrichtung |
| EP2573327A1 (en) * | 2011-09-20 | 2013-03-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Damping wire, corresponding rotor blade stage, steam turbine and producing method |
-
1982
- 1982-12-15 JP JP21831582A patent/JPS59108804A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5248241A (en) * | 1991-10-21 | 1993-09-28 | Southern California Edison Co. | Components made of hardenable and non-hardenable materials |
| WO2010043666A1 (de) * | 2008-10-16 | 2010-04-22 | Siemens Aktiengesellschaft | Axialturbomaschine mit einem laufschaufelkranz und einer dämpfungseinrichtung |
| EP2573327A1 (en) * | 2011-09-20 | 2013-03-27 | Siemens Aktiengesellschaft | Damping wire, corresponding rotor blade stage, steam turbine and producing method |
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