JPS5910829B2 - 脱水洗たく機 - Google Patents

脱水洗たく機

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Publication number
JPS5910829B2
JPS5910829B2 JP6999576A JP6999576A JPS5910829B2 JP S5910829 B2 JPS5910829 B2 JP S5910829B2 JP 6999576 A JP6999576 A JP 6999576A JP 6999576 A JP6999576 A JP 6999576A JP S5910829 B2 JPS5910829 B2 JP S5910829B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid
washing
tank
annular body
dehydrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP6999576A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52152665A (en
Inventor
国人 森
武 和泉
晃 小林
由信 岸本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6999576A priority Critical patent/JPS5910829B2/ja
Publication of JPS52152665A publication Critical patent/JPS52152665A/ja
Publication of JPS5910829B2 publication Critical patent/JPS5910829B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は底部中央に回転翼を設けた洗たく兼脱水槽で洗
た《と脱水を行う脱水洗だ《機に関するものである。
従来この種の脱水機においては、洗たく兼脱水槽の上端
開口部に鋳物、コンクリート等よりなる質量大なるバラ
ンスウェイトを取付けている。
この意味するところは洗た《物のアンバランス分布によ
って生ずる洗たく兼脱水槽の振れを防止することにある
すなわち洗たく兼脱水槽内で洗たく物が一方向に片寄り
、アンバランスになった場合でも、そのアンバランス量
は、バランスウェイトを含めた洗たく兼脱水槽の重量に
比較して、その割合いが小さいため、洗たく兼脱水槽が
異常に振れるということを未然に防止することが出来る
しかしバランスウェイトは重量が犬なるため、上記固型
バランサーに代えて液体を内蔵したバランサーも従来例
に見ることが出来る。
この液体を内蔵したバランサーは、液体が洗たく物の偏
荷重とは反対方向の部分に集まり、偏荷重に対してバラ
ンスをとる働とをさせるものである。
しかし乍らこの液体バランサーに於いては、上記バラン
スをとる際、液体が急激に移動して偏荷重とは反対方向
に集まろうとするため、液体の移動しすぎ及び液体と液
体のぶつかり合いが起こりこれがバランスのとれた状態
になるまでかなり犬とな振動となって加わり、機器に大
きな振動を与える原因となっていた。
本発明脱水洗たく機は中空環状体内に設けた抵抗体の流
通路を工夫することにより、液体の移動を阻止すること
なく液体と液体の衝突を効果的に緩衝しようとするもの
である。
以下、本発明の一実施例を添付図面をもとに説明する。
図において1は脱水洗たく機本体、2は本体1内にロッ
ト3、上下の支持金具4,5等により懸垂支持された外
槽、6は前記外槽2内に回転自在に装備された洗たく兼
脱水槽で、この洗たく兼脱水槽6の側壁には多数の脱水
孔7を設け、かつ底部中央には回転翼8を設げている。
9ぱ前記外槽2の底部に取付けたモータで、このモータ
9の動力はモータプーり10、ベルト11およびプーり
12を介して前記回転翼8あるいは洗たく兼脱水槽6を
回転駆動させる。
13は前記洗たく兼脱水槽6の上端開口部に取付けられ
た中空環状体で、この中空環状体13の内部には塩化ナ
トリウム溶液等の適当な液体14が封入されている。
15.16は中空環状体13の上下部に複数個交互に設
げられた抵抗体である.抵抗体16の構成について説明
すると、第2図,第3図に詳細を示したように中空環状
体13の内部外周及び内周より適宜の距離a,bをもっ
て位置ずけられた垂直スリット等よりなる流通路17,
17′が設けられており、この流通路17.17’Kよ
って液体14が通過し移動するわけである。
抵抗体16の中空環状体13の内部外周から距離aによ
って形成されている抵抗部分は洗たく兼脱水槽6が回転
した場合内部外周に沿って液体が急激に移動することを
防止する働きを提供するものであり、又、中空環状体1
3の内部内周から距離bによって形成されている抵抗部
分は、洗たく兼脱水槽6が回転した場合、内部内周に沿
って液体が急激に移動するのを防止する働きを提供する
ものである。
そして流通路17.17’の間の抵抗体16の面および
流通路1 7 , 1 7’の近傍の中空環状体13の
内部外周及び内周部は、曲面としており、液体の流通路
17.17’への案内をしている,また流通路17.1
7’は液体の流れ方向Cから見て入口部の巾Ha ,
Ha’、中央の巾Hb , Hb’に形成しており、こ
の関係はHa’>Ha ,Hb’>Hbに保もたれてい
る。
即ち、流通孔17.17’は液体がゆるやかに流れ込む
ようテーパ状の案内面18,18′が形成されている。
この目的とするところも液体の抵抗体16への衝突力を
小さくするものである。
上記構成において、洗たく兼脱水槽6が第3図に示す矢
印D方向に回転した場合、第3図に示す中空環状体13
内の液体14ぱ慣性力で停止しようとするため、相対的
には急激に矢印C方向へ移動しようとする。
そしてこの矢印C方向へ液体が移動する場合、抵抗体1
5.16が抵抗となり、液体14の急激な移動を防止す
る。
特に中空環状体13の内部外周及び内周に沿って移動し
ようとする液体を停止させようとする。
そして加速度が一定になるに従い液体14の偏りも洗た
《物(図示せず)の偏りと対向する位置に安定し、その
結果相殺作用が生じて、洗た《物の偏りによって生ずる
洗たく兼脱水槽6の振れも少なくすることが出来る。
更に液体14が衝突する抵抗体16は曲面としており、
流通孔17.17’は案内面18.18’を有するため
、液体と抵抗体および液体同志の衝突力は小さい。
このため衝突による反作用が少なく、液体の衝突音及び
液体の衝突による異常振動も緩衝することが出来るもの
である。
上記した実施例では抵抗体15.16を別々に形成した
場合について説明したが、これらを一体に形成して中空
環状体13内を仕切るようにしてもよいものである。
また、流通孔17.17’は中空環状体13の内部外周
及び内周より適宜の距離a + bを有して設けている
が、中空環状体13の内部外周及び内周と抵抗体の側部
との間に直接形成することも可能である。
このように本発明は、液体を封入した中空環状体に流通
孔を設けた複数の抵抗体を設け、かつ前記流通孔は入口
部の幅を中央のそれよりも広く形成することにより、前
記中空環状体の回転により起る前記液体の急激な移動が
抑制され、流通孔に液体がゆるやかに流れ込むようにな
り、かつ液体と液体,液体と抵抗体との衝突を緩衝する
ことかでぎ、非常に効果的なバランスウェイト作用が得
られるものであります。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明脱水洗たく機の一実施例を示す縦断面図
、第2図は同要部の縦断面図、第3図は同要部の横断面
図である。 2・・・外槽、6−・洗たく兼脱水槽、8−・・回転翼
、13・・・中空環状体、14−・液体、15.16・
・一抵抗体、1 7 . 1 7’・・・流通路、1
8 . 1 8’・・・案内面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 底部中央に回転翼を設けた洗たく兼脱水槽と、この
    洗たく兼脱水槽を内装した外槽と、前記洗たく兼脱水槽
    の上端開口部に取付けられた中空環状体とを備え、この
    中空環状体内には液体を封入するとともに流通孔を設け
    た複数の抵抗体を設げ、かつ前記流通孔は入口部の幅を
    中央のそれよりも広く形成してバランスウェイトを構成
    した脱水洗だ《機。 2 流通孔を複数個設け、この流通孔間の抵抗体の表面
    を球面とした特許請求の範囲第1項記載の脱水洗たく機
JP6999576A 1976-06-14 1976-06-14 脱水洗たく機 Expired JPS5910829B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6999576A JPS5910829B2 (ja) 1976-06-14 1976-06-14 脱水洗たく機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6999576A JPS5910829B2 (ja) 1976-06-14 1976-06-14 脱水洗たく機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52152665A JPS52152665A (en) 1977-12-19
JPS5910829B2 true JPS5910829B2 (ja) 1984-03-12

Family

ID=13418757

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6999576A Expired JPS5910829B2 (ja) 1976-06-14 1976-06-14 脱水洗たく機

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JPS52152665A (en) 1977-12-19

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