JPS6326674B2 - - Google Patents

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JPS6326674B2
JPS6326674B2 JP56133628A JP13362881A JPS6326674B2 JP S6326674 B2 JPS6326674 B2 JP S6326674B2 JP 56133628 A JP56133628 A JP 56133628A JP 13362881 A JP13362881 A JP 13362881A JP S6326674 B2 JPS6326674 B2 JP S6326674B2
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JP
Japan
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balancer
liquid
unbalance
annular chamber
rotating
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JP56133628A
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Hisao Tatsumi
Michiaki Ito
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Priority to AU86988/82A priority patent/AU536938B2/en
Priority to GB08223533A priority patent/GB2104553B/en
Priority to US06/411,005 priority patent/US4433592A/en
Priority to KR8203852A priority patent/KR860001397B1/ko
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Publication of JPS6326674B2 publication Critical patent/JPS6326674B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F37/00Details specific to washing machines covered by groups D06F21/00 - D06F25/00
    • D06F37/20Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations
    • D06F37/24Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations in machines with a receptacle rotating or oscillating about a vertical axis
    • D06F37/245Damping vibrations by displacing, supplying or ejecting a material, e.g. liquid, into or from counterbalancing pockets
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • D06F37/24Mountings, e.g. resilient mountings, for the rotary receptacle, motor, tub or casing; Preventing or damping vibrations in machines with a receptacle rotating or oscillating about a vertical axis
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/32Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels
    • F16F15/36Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved
    • F16F15/363Correcting- or balancing-weights or equivalent means for balancing rotating bodies, e.g. vehicle wheels operating automatically, i.e. where, for a given amount of unbalance, there is movement of masses until balance is achieved using rolling bodies, e.g. balls free to move in a circumferential direction
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/21Elements
    • Y10T74/211Eccentric
    • Y10T74/2111Plural, movable relative to each other [including ball[s]]

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は回転槽がその内容物のアンバランス分
布に起因して異常振動することを防止するように
した遠心回転機用バランサに関する。
従来例えば脱水兼用洗濯機においては、脱水時
に回転槽が洗濯物のアンバランス分布に起因して
異常振動することを規制するために回転槽にバラ
ンサを設けている。このバランサとしては固体バ
ランサ,液体バランサ及びボールバランサの三種
類がある。このうち固体バランサは回転槽の周囲
にリング状の錘りを装着して回転系の慣性モーメ
ントを大きくし振動強制力を相対的に低減しよう
とするものである。これに対して液体バランサは
錘りとして液体が用いられ、またボールバランサ
は錘りとして鋼球つまり球体が用いられる。液体
バランサは液体を流動自在に封入した環状ケース
を回転槽に装着して成り、回転槽が共振回転数以
上になると液体が洗濯物の偏在位置即ちアンバラ
ンス負荷位置とは反対方向に移動してそのアンバ
ランスを吸収して振動及び騒音を自動的に低減す
る。同様に、ボールバランサでは球体が上記液体
の場合のように移動し振動を低減する。第2図は
上記バランサのアンバランス量Qと振動振幅Aと
に関する特性を第1図に示すような脱水兼用洗濯
機についての実測の結果として示したものであ
る。この第1図において1は外箱であつて、その
内部にはタブ2が吊棒3によつて弾性的に吊持し
て設けられ、このタブ2内には脱水用の回転槽4
が回転自在に設けられ、その内部には撹拌翼5が
設けられている。6は動力伝達機構7を介して回
転槽4及び撹拌翼5に回転力を選択的に伝えるた
めのモータ、8は回転槽4の上端開口部に設けら
れた所謂バランサである。第2図において、上記
Aはタブ2の振動振幅、Qは回転槽4内の洗濯物
の偏りによるアンバランス量であり、そして9は
バランサ8を固貞バランサとしたときの特性線、
10は液体バランサとしたときの特性線、11,
12はボールバランサとしたときの特性線であ
る。特に特性線11は回転槽4が金属製等たわみ
にくい構造の場合を、また特性線12は回転槽4
を不可避的にたわむプラスチツク製とした場合を
夫々示している。この第2図において、特性線1
2を省いて対比すると、振動低減効果としては特
性線11で示す如く回転槽4が全くたわまないと
仮定した理想構造のときのボールバランサが最も
優れ、次が液体バランサである。しかしながら、
実際には回転槽を生産性に優れたプラスチツク製
にすることが一般的であるから、ボールバランサ
を適用しても実際に得られる振動低減効果は特性
線12のようになり、液体バランサを適用した場
合よりも劣つてしまう。以下、回転槽4がたわむ
場合の現象について第3図乃至第5図を用いて説
明する。
第3図には回転槽4と、これに設けたボールバ
ランサ13とが平面図として図解的に示され、第
4図及び第5図には脱水軸14を含んでプラスチ
ツク製回転槽4が側面図として図解的に示されて
いる。15はアンバランス負荷(洗濯物)であ
る。第3図及び第4図に示すような洗濯物のアン
バランス分布状態で回転槽4が共振回転数以上の
例えば定常回転している場合において、球体16
には回転中心(P1−P2)を中心として生ずる
遠心力f2が作用しその分力としてf1,fbが存在す
る。このfbによつて球体16はアンバランス負荷
15位置とは反対側の方向へ第3図の中心点P2
とS2とが一致するまで、即ち振動振幅が零とな
るまでアンバランス負荷15位置とは反対方向に
移動し、そのアンバランスを吸収する作用、即ち
振動低減作用を発揮する。そしてすべての球体1
6が互に当接するように完全に寄せ集まつた状態
が第2図中、R1として示したアンバランス吸収
限界点であり、これ以上のアンバランス量の増加
に対しては特性線11中、R1以降の線分の如く
振動振幅が急増する。液体バランサの場合も上記
同様の原理により液体の移動が生じてアンバラン
スを吸収するように作用するが、この場合ボール
バランサとは違つて実際上振動振幅は零にはなら
ない。さて、回転槽4がプラスチツク製である
と、第4図に示すようなたわみを生ずる。即ち、
回転中心(P1−P2線)とボールバランサ13
の脱水方向回転中心S3とが一致するまで球体1
6が寄せ集まり、このときに、力Fbによつて回
転槽4は第4図中Δaだけたわむ。この結果、回
転中心(P1−P2線)と脱水軸中心(S1−S
2線)とはたわみ量Δa分のずれを生じ、このず
れ分が、本来、略零となるような理想的なバラン
サ効果を悪化させる原因になり、振動低減特性が
第2図中、特性線12で示すようになる。従つて
アンバランス量が増えれば、アンバランス負荷1
5と反対側に集まる球体16の量も増え、たわみ
が一層助長され振動低減作用が低下する。このよ
うなたわみを生ずるときでも第2図にR2で示す
如く、アンバランス吸収限界点は存在するが、プ
ラスチツク製回転槽4の場合は、アンバランス限
界点R2を超えるようにアンバランス量が増して
も、すべての球体16が限界点R2にてすでに完
全に寄せ集まつているため力Fbの増加はなく、
従つてたわみΔaは一定となる。そして限界点R
2以上のアンバランス量によつて生ずる振動振幅
はその位相が前記たわみ量Δaとは180度異にする
ため、アンバランス量の増加につれて第4図に示
すS2がP2に近づいて行き、ついには振動振幅
が零(第2図中R3点)となり、そしてその後は
S2とP2との位置関係が第5図に示すように逆
転し、振動低減作用は第2図の特性線12中、R
3点以降で示すようになり、再び振動が増加して
くる。
以上の説明から理解されるように、ボールバラ
ンサは振動低減効果において最も優れているにも
かかわらず、回転槽をプラスチツク製にすると、
そのたわみによつて振動振幅はアンバランス吸収
限界点R2から振幅零まで低下するも、その低下
が急激であるため、アンバランス量の少しの増加
で再び増大してしまう。その上、この種のような
脱水機では負荷が洗濯物であるからアンバランス
負荷の量が運転毎に大幅に変化する事情にあり、
従つて特性線12で示される如く比較的重いアン
バランス領域でのわずかなアンバランス量の変化
に対して振動低減効果、つまりアンバランス吸収
効果が大幅に変化してしまう特性のものでは実際
的な使用において、安定した振動及び騒音低減効
果が得られなくなる。
そこで本発明は回転槽がプラスチツク製等たわ
みを生ずる実際的状況下にあつてもアンバランス
量の変化に対するアンバランス吸収効果の変動幅
を小さくできて液体バランサ以上の振動低減効果
を期待でき、その上これを極めて簡単な構成によ
つて達成できる遠心回転機用バランサを提供する
ことを目的とする。
以下本発明を脱水兼用洗濯機に適用した一実施
例を第7図乃至第9図を参照しながら説明する。
第7図において、20は周壁に多数の脱水孔21
を形成したプラスチツク製の回転槽、22はバラ
ンサであり、これらは第1図の回転槽4及びバラ
ンサ8に代るものである。回転槽20は周知のよ
うに洗濯時には洗い槽として機能し脱水時には高
速回転された遠心脱水槽として機能する。さて、
バランサ22において、23は内部を環状室24
とした環状ケースで、これの上面開口部は内部に
液体Wと複数個の球体26とを流動及び転動自在
に収容した後、蓋部材25によつて封鎖される。
この封鎖は例えば蓋部材25の内面に形成した二
条の嵌合溝25aを環状ケース23の開口縁に接
着手段に伴つて嵌合によつて行なわれる。前記環
状ケース23内、即ち環状室24内には複数個の
邪魔板27を円周方向に等間隔をもつて間欠的に
位置する如く一体成形によつて形成している。こ
の邪魔板27は環状室24内の外側上部に球体2
6及び液体Wの自由な移動路24aを連続的に確
保するための切欠部27aを形成しており、そし
てこの切欠部27aを除く各辺が環状室24の四
面に連続した形状をなす。このような邪魔板27
において、特に環状室24の内底面からの立上り
部分の低い方を突部27bとしている。一方、環
状室24内の互に対向する内側面中、外周壁の内
側面に内底面から立上がつて外方に傾く傾斜面2
4bを形成し、且つこの傾斜面24bの上終端2
4cこの位置から蓋部材25の下面までの距離が
球体26の半径を超えるような位置に設定してい
る。そしてこの上終端24cの上方領域は垂直面
になつている。この実施例で用いる転動自在な重
錘としての球体26はその互の衝突による騒音及
び発錆を防止するために酸化鉛粉とゴム(合成樹
脂でもよい)との混合材料によつて形成してい
る。また、この球体26と共に同一の環状室24
に収容する液体Wは液体バランサ機能を発揮する
に足る量にし、従つて環状室24内を完全には満
たさず、例えば突部27b上の空間の中間に液面
をもつ量に設定してある。特にこの液体Wは球体
26の自由な移動性をあまり阻害しない低粘性の
ものが好ましく、従つて水,食塩水等水を基調と
する液体であることが好ましい。この実施例では
液体Wを食塩水にしている。28は環状ケース2
3の外周壁の外側面に一体成形によつて水平に突
設された鍔で、この鍔28を回転槽20の上端に
ねじ等(図示せず)によつて連結して前記バラン
サ22を回転槽20の上端開口部の内側に同心配
置状態になるように装着せしめている。
次に上記のように構成したこのバランサ22の
作用を説明する。第9図は第2図と同じくこのバ
ランサ22の特性を示したもので、図中、特性線
29は回転槽20が全くたわまないものと仮定し
たときの理論上の特性を示し、また特性線30は
プラスチツク製にされてたわみを生じる回転槽2
0の実際的な特性を示している。また、この第9
図には比較対象として第2図に示した特性線10
及び12を点線で表わした。このバランサ22は
結論的に述べると、液体Wの存在によつて液体バ
ランサとして、また球体26の存在によつてボー
ルバランサとして夫々作用する。特にアンバラン
ス量が第9図にR11またはR12で示すアンバ
ランス吸収限界点以下にあるときは主にボールバ
ランサの効果が現出され、それ以上では液体バラ
ンサ効果が現出される。以下その動作について説
明するに、回転槽20を脱水運転のために起動し
た場合、共振回転数未満までの低速回転期間で
は、球体26及び液体Wがそれほぼ大きな遠心力
を受けていないため液体Wの自由な円周方向流動
が各邪魔板27によつて阻止され、また球体26
の邪魔板27間隔以上の自由な円周方向移動が突
部27aによつて阻止される。従つて球体26及
び液体Wが共振回転数以下でアンバランス負荷位
置方向に寄せ集まりそのアンバランス量を助長し
てしまうと云う不都合を防止できる。さて回転槽
20が共振回転数以上に達すると、これまでの間
に球体26及び液体Wが突部27aの存在により
回転槽20と略一体回転するまでに十分加速され
ているために、球体26は遠心力によつて傾斜面
24bを登りその突部27bよりも高い上終端2
4cに位置する。この位置で球体26に対する上
昇力が消失するので、球体26が常時蓋部材25
にこれを上方に押圧する如く当接する現象には致
らず、蓋部材25に無用な外力が加わることはな
い。このようにして球体26は全周にわたる円周
方向移動が阻止されることのない前記移動路24
a中に位置される一方、液体Wも遠心力によつて
環状室24内の外側に集まり移動路24aを介し
て円周方向移動可能になる。この結果、回転槽2
0内にアンバランス負荷が存在した場合は、球体
26及び液体Wがそのアンバランス負荷位置とは
反対側に寄せ集まる。この場合、アンバランス量
がアンバランス吸収限界点以下であれば球体26
は振動振幅が零になるまで互に接近し合い、従つ
て振幅が零になるため、液体Wの円周方向移動は
起らず、主としてボールバランサ効果が現出され
る。これに対してアンバランス負荷がアンバラン
ス吸収限界点を超えているときは、この限界点に
てすべての球体26がすでに完全に寄せ集まつて
いるので、振動系としてはアンバランス状態にあ
り、今度はそのアンバランスを吸収する方向に液
体Wが移動し液体バランサ効果が発揮される。従
つてたわみを生ずる回転槽20の場合の特性線3
0において、R12点以降では液体バランサ効果
によつて第2図中のR2点以降の特性に比しその
勾配がゆるやかになり、これはアンバランス吸収
限界点を超える範囲でのアンバランス量の変化に
対するアンバランス吸収効果の変動幅が小さくな
つたことを意味する。回転槽にたわみを生じない
場合でも特性線29中R11以降の線分の如く液
体バランサの特性線10と平行になり、第2図の
特性線11中R1以降の部分に示される特性に比
してアンバランス吸収効果の変動幅がかなり改善
されていることがわかる。同様の理由により特性
としてみたとき、特性線30中のR13以降の領
域における勾配自体は液体バランサのみの特性線
10と略同一値になる。
ところで、次にこの実施例のその他の特徴につ
いて述べる。一般にボールバランサでは球体が短
時間に回転槽と一体回転状態に立上がるようにす
るため、高粘度の油を環状ケース内に小量封入
し、ケース内面と球体との間の粘性抵抗を大きく
するようにしている。しかしながらこれでは、回
転槽が定常回転中にあるとき、球体は上記のよう
な抵抗のために理論上の位置には集まれず、また
集合度合が偶然性に左右されるようになり、第6
図に示す如く同一のアンバランス量Qに対する振
動振幅Aのばらつきが大きくなる特性になつてし
まう。これに対して本実施例では、液体Wとして
は特に粘性による効果を期待していないので低粘
性のものでよく、代つて環状室24の底面に設け
た突部27bが球体26に対して回転力を与える
作用をなしているので、同一のアンバランス量に
対する振動振幅のばらつきが少なく、理論値に近
いアンバランス吸収効果が得られ、また、逆に突
部27bは球体26の過剰な転動性を規制するの
で回転槽20の起動時におけるアンバランス状態
の助長化を阻止する効果を奏する。尚、本発明は
上記のような脱水兼用洗濯機のみに限定されるも
のではなく遠心回転機全般に適用できるものであ
る。
本発明は以上詳述したように、回転槽にたわみ
を生じない場合は勿論、たわみを生じてしまう場
合でも同一の環状室内に低粘性の液体と転動自在
な複数個の重錘とを封入し且つ該環状室内におけ
る重錘の円周方向移動を共振回転数未満のときに
制限するための突部と傾斜面とを設けるという簡
単な構成によつてアンバランス量の変化に対する
アンバランス吸収効果の変動幅を小さくでき、液
体バランサ以上の振動及び騒音低減効果を期待で
きる遠心回転機用バランサ製を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は従来例を説明するためのも
のであつて、その第1図は脱水兼用洗濯機の原理
的縦断側面図、第2図はボールバランサ等による
振動低減に関する特性図、第3図は作用説明のた
めに回転槽を図解的に示す平面図、第4図及び第
5図は同じく夫々異なつた状態で図解的に示す回
転槽の側面図、第6図は従来のボールバランサの
実際的な特性図である。第7図乃至第9図は本発
明の一実施例に関するもので、その第7図は回転
槽のバランサ装着部の拡大縦断側面図、第8図は
バランサの切欠平面図、第9図は第2図相当図で
ある。 図中、20は回転槽、22はバランサ、23は
環状ケース、24は環状室、24bは傾斜面、2
6は球体(重錘)、27bは突部、Wは液体(食
塩水)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転槽と略同心状をなすように配置された同
    一の環状室内にこれを完全には満たさない量の低
    粘性の液体と転動自在な略球状をなす複数個の重
    錘とを封入し、前記環状室内に、その内底面上で
    の前記液体及び前記重錘の自由な円周方向移動を
    制限する突部を設けると共に、前記環状室の外周
    壁の内側面に、共振回転数以上での前記重錘の自
    由な円周方向移動を許容すべく該重錘を遠心力に
    より前記突部の高さ以上に登らせる傾斜面を形成
    したことを特徴とする遠心回転機用バランサ。 2 液体は水またはこれを基調としていることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の遠心回
    転機用バランサ。
JP56133628A 1981-08-26 1981-08-26 遠心回転機用バランサ Granted JPS5836593A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56133628A JPS5836593A (ja) 1981-08-26 1981-08-26 遠心回転機用バランサ
AU86988/82A AU536938B2 (en) 1981-08-26 1982-08-09 Balancer for centrifugal machine
GB08223533A GB2104553B (en) 1981-08-26 1982-08-16 Balancer for use in centrifugal rotary machine
US06/411,005 US4433592A (en) 1981-08-26 1982-08-24 Balancer for use in centrifugal rotary machine
KR8203852A KR860001397B1 (ko) 1981-08-26 1982-08-26 원심회전기용 밸런서

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56133628A JPS5836593A (ja) 1981-08-26 1981-08-26 遠心回転機用バランサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5836593A JPS5836593A (ja) 1983-03-03
JPS6326674B2 true JPS6326674B2 (ja) 1988-05-31

Family

ID=15109257

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56133628A Granted JPS5836593A (ja) 1981-08-26 1981-08-26 遠心回転機用バランサ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4433592A (ja)
JP (1) JPS5836593A (ja)
KR (1) KR860001397B1 (ja)
AU (1) AU536938B2 (ja)
GB (1) GB2104553B (ja)

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