JPS5910766Y2 - レ−ザ装置 - Google Patents
レ−ザ装置Info
- Publication number
- JPS5910766Y2 JPS5910766Y2 JP1974072336U JP7233674U JPS5910766Y2 JP S5910766 Y2 JPS5910766 Y2 JP S5910766Y2 JP 1974072336 U JP1974072336 U JP 1974072336U JP 7233674 U JP7233674 U JP 7233674U JP S5910766 Y2 JPS5910766 Y2 JP S5910766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- output
- laser oscillator
- oscillator
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は大出力のパルス発振レーザ或いは不可視レーザ
等を出力するレーザ装置の改良に関する。
等を出力するレーザ装置の改良に関する。
一般にレーザ装置においては、例えばレーザビームを用
いて加工を行なう場合等出力ビームの光軸位置を予め検
知する必要がある場合が多い。
いて加工を行なう場合等出力ビームの光軸位置を予め検
知する必要がある場合が多い。
従来、レーザ出力ビームの光軸位置を検知するために、
レーザ発振器の出力ビームと同軸に照明光を発生させ、
この照明光を用いて出力ビームの位置を検知する事が考
えられている。
レーザ発振器の出力ビームと同軸に照明光を発生させ、
この照明光を用いて出力ビームの位置を検知する事が考
えられている。
しかしながらレーザ出力が強力なパルス発振レーザ等の
場合には、この様な方法で出力ビーム位置検出を行なお
うとすると、装置の誤操作等によりレーザビームが出力
され、強力なレーザビームが人体に直接照射されたり被
照射物体に反射して人体に照射されたりするおそれがあ
り危険である。
場合には、この様な方法で出力ビーム位置検出を行なお
うとすると、装置の誤操作等によりレーザビームが出力
され、強力なレーザビームが人体に直接照射されたり被
照射物体に反射して人体に照射されたりするおそれがあ
り危険である。
また特にレーザ出力が不可視光領或の大出力レーザであ
る場合にはレーザ出力の存在を確認することが困難であ
り、上記した様な危険性は更に大きい。
る場合にはレーザ出力の存在を確認することが困難であ
り、上記した様な危険性は更に大きい。
これに対してレーザ位置検出時に、レーザ不透過物体を
用いて、レーザ光路をしゃ断する事も考えられるが、こ
の様な場合には、照明光もこれによってしゃ断されて、
このしゃ断物体から先の光路が不明となり、確実なビー
ム位置の検出が行なえなくなったりする。
用いて、レーザ光路をしゃ断する事も考えられるが、こ
の様な場合には、照明光もこれによってしゃ断されて、
このしゃ断物体から先の光路が不明となり、確実なビー
ム位置の検出が行なえなくなったりする。
本考案は上記した事情に鑑みてなされたもので、人体に
誤ってレーザビームを照射するおそれがなく、シかも確
実なビーム位置検出が行なえるレーザ装置を提供する事
を目的とする。
誤ってレーザビームを照射するおそれがなく、シかも確
実なビーム位置検出が行なえるレーザ装置を提供する事
を目的とする。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第１図において１は大出力のレーザ発振器であり、この
レーザ発振器１は例えば固体レーザロツド等のレーザ物
質１１．このレーザ物質１１をはさんで互いに対向して
設け光共振器を形或する反射鏡１２、１３、及び前記レ
ーザ物質を励起してレーザ発振を生ぜしめる例えばキヤ
ノンランプ等の励起源１４により構或する。
レーザ発振器１は例えば固体レーザロツド等のレーザ物
質１１．このレーザ物質１１をはさんで互いに対向して
設け光共振器を形或する反射鏡１２、１３、及び前記レ
ーザ物質を励起してレーザ発振を生ぜしめる例えばキヤ
ノンランプ等の励起源１４により構或する。
このレーザ発振器１は前記反射鏡１２、１３として若干
の光透過性を有する半透過鏡の如きものを用いて、レー
ザ発振器１外部から前記レーザ物質１１の軸方向に入射
される光線を少なくとも一部透過し得る様にする。
の光透過性を有する半透過鏡の如きものを用いて、レー
ザ発振器１外部から前記レーザ物質１１の軸方向に入射
される光線を少なくとも一部透過し得る様にする。
またこのレーザ発振器１の出力側（この場合図示右方）
には集光光学系２を設けて被照射物３にレーザ出力を集
光照射する様にする。
には集光光学系２を設けて被照射物３にレーザ出力を集
光照射する様にする。
更にこれと反対側即ち前記レーザ発振器１の図示左方に
はこれと同軸に位置検知用の微弱な（人体に害のない程
度）可視レーザ光を出力する位置検知用光源として弱レ
ーザ発振器４を設ける。
はこれと同軸に位置検知用の微弱な（人体に害のない程
度）可視レーザ光を出力する位置検知用光源として弱レ
ーザ発振器４を設ける。
この弱レーザ発振器４は例えばガスレーザ管４１．光共
振器を形戒する反射鏡４２，４３等により構戒する。
振器を形戒する反射鏡４２，４３等により構戒する。
一方前記大出力のレーザ発振器１の光共振器による共振
光路内即ちこの場合一方の反射鏡１２とレーザ物質１１
との間に挿入可能にシャツタ５を設ける。
光路内即ちこの場合一方の反射鏡１２とレーザ物質１１
との間に挿入可能にシャツタ５を設ける。
このシャツタ５は例えば金網、表面に傷の多い板ガラス
、色ガラスフィルタ、前記共振光路の一部をしやへいす
る不透明板等を用いて、前記共振光路内に挿入されてレ
ーザ発振を抑制し且つこのレーザ発振器１外部から入射
する光の少なくとも一部を透過し得る様に形或する。
、色ガラスフィルタ、前記共振光路の一部をしやへいす
る不透明板等を用いて、前記共振光路内に挿入されてレ
ーザ発振を抑制し且つこのレーザ発振器１外部から入射
する光の少なくとも一部を透過し得る様に形或する。
また、この場合シャツタ５はソレノイド６のアクチュエ
ータ６ａに連結して、前記ソレノイド６を作動させる事
により前記共振光路内に挿入、退避し得る様にする。
ータ６ａに連結して、前記ソレノイド６を作動させる事
により前記共振光路内に挿入、退避し得る様にする。
この様な構或において大出力レーザ発振器１のレーザ出
力ビームＡ位置を検知しようとする際には、ソレノイド
６を作動させて、シャツタ５を共振光路内に挿入して前
記レーザ発振器１のレーザ発振を抑制しておき、弱レー
ザ発振器４の位置検知用レーザ光Ｂを用いて出力ビーム
Ａの位置を検知し、被照射ｅｌ３の位置合わせ等を行な
う。
力ビームＡ位置を検知しようとする際には、ソレノイド
６を作動させて、シャツタ５を共振光路内に挿入して前
記レーザ発振器１のレーザ発振を抑制しておき、弱レー
ザ発振器４の位置検知用レーザ光Ｂを用いて出力ビーム
Ａの位置を検知し、被照射ｅｌ３の位置合わせ等を行な
う。
この時弱レーザ発振器４の位置検知用レーザ光Ｂは、大
出カレーザ発振器１及びシャツタ５を一部が通過して前
記レーザ出力ビームＡと同一光軸の光路を形或してビー
ムＡの位置を表示する。
出カレーザ発振器１及びシャツタ５を一部が通過して前
記レーザ出力ビームＡと同一光軸の光路を形或してビー
ムＡの位置を表示する。
もちろん、この時大出力レーザ゛発振器１は出力ビーム
Ａを出力することはない。
Ａを出力することはない。
次に被照射物３に対して予定のレーザ光照射を行なう際
には、前記ソレノイド６を作動させてシャツタ５を前記
共振光路から退避させて、前記大出力レーザ発振器１の
レーザ発振を生ゼしめ出力ビームＡの照射を行なう。
には、前記ソレノイド６を作動させてシャツタ５を前記
共振光路から退避させて、前記大出力レーザ発振器１の
レーザ発振を生ゼしめ出力ビームＡの照射を行なう。
従って、位置検知用レーザ光Ｂをしゃ断する事がないの
で確実に位置検知する事ができ、しかもこの時大出力ビ
ームＡが発生するおそれがないので人体の安全も確保で
きる。
で確実に位置検知する事ができ、しかもこの時大出力ビ
ームＡが発生するおそれがないので人体の安全も確保で
きる。
またこのためレーザ光に対する保護設備を簡素化できる
。
。
尚本考案は上記し且つ図面に示す実施例にのみ限定され
ず、その要旨を変更しない範囲内で種々変形して実施す
る事ができる。
ず、その要旨を変更しない範囲内で種々変形して実施す
る事ができる。
例えば第２図に示す如く位置検知用光源として弱レーザ
発振器４の代りにランプ７及びこのランプ７の光を収束
させて一定の位置検知用光束Ｂ′とするコリメータレン
ズ８を用いて構或してもよい。
発振器４の代りにランプ７及びこのランプ７の光を収束
させて一定の位置検知用光束Ｂ′とするコリメータレン
ズ８を用いて構或してもよい。
以上述べた如く本考案によればレーザ発振器の共振を阻
止し且つ検知用光束を透過し得るシャツタを設けると共
に、このレーザ発振器と同軸にこれを通してビーム位置
検知用の光束を発生する位置検知用光源を設けることに
より、人体に誤ってレーザビームを照射するおそれがな
く、シかも確実なビーム位置検出が行なえるレーザ装置
を提供する事ができる。
止し且つ検知用光束を透過し得るシャツタを設けると共
に、このレーザ発振器と同軸にこれを通してビーム位置
検知用の光束を発生する位置検知用光源を設けることに
より、人体に誤ってレーザビームを照射するおそれがな
く、シかも確実なビーム位置検出が行なえるレーザ装置
を提供する事ができる。
第１図は本考案の一実施例を示す構戊図、第２図は本考
案の他の実施例を示す構或図である。 １・・・・・ルーザ発振器５・・・・・・シャツタ、４
，７・・・・・・位置検知用光源。
案の他の実施例を示す構或図である。 １・・・・・ルーザ発振器５・・・・・・シャツタ、４
，７・・・・・・位置検知用光源。
Claims (1)
- レーザ発振によりレーザ光を出力し且光軸方向外部から
の光を少なくとも一部透過し得るレーザ発振器と、この
レーザ発振器の近傍に設けられこのレーザ発振器を通し
て出力レーザ光と同光軸の光束を発生する位置検知用光
源と、前記レーザ発振器の共振光路内に挿入可能に設け
られレーザ発振を阻止し且つ前記位置検知用光源がらの
光束を少なくとも一部透過し得るシャッタ板とを備え、
レーザ発振を停止した状態でレーザ出力の光軸位置を検
知し得る様にした事を特徴とするレーザ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974072336U JPS5910766Y2 (ja) | 1974-06-20 | 1974-06-20 | レ−ザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1974072336U JPS5910766Y2 (ja) | 1974-06-20 | 1974-06-20 | レ−ザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51878U JPS51878U (ja) | 1976-01-06 |
| JPS5910766Y2 true JPS5910766Y2 (ja) | 1984-04-04 |
Family
ID=28242800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1974072336U Expired JPS5910766Y2 (ja) | 1974-06-20 | 1974-06-20 | レ−ザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910766Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5633412Y2 (ja) * | 1978-07-13 | 1981-08-07 |
-
1974
- 1974-06-20 JP JP1974072336U patent/JPS5910766Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51878U (ja) | 1976-01-06 |
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