JPS59106647A - 外装カ−テンウオ−ルと床スラブとの取合い層間充填材の受け金物 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は外装カーテンウオールと床スラブとの取合い層
間充填材の受は金物に関する。

外装をカーテシウオール工法により構築する場合、外装
カーテシウオールと床スラブとの取合い層間に間隙を生
じ、この層間の間隙は、防火対策上耐火材料を用いて充
填することが必要である。

従来このような層間間隙の充填工法に於ては、層間間隙
の底部を鉄板溶接により閉じて後、との間隙内に耐火材
料を充填しているが、鉄板溶接には、溶接工などの専門
職の相番を必要とするのみな・−らず、溶接作業のため
の裏足場の組立て、解体作業を必要とし、更に層間間隙
の巾にはかなシの寸法誤差が生ずるために溶接鉄板とカ
ーテシウオール内壁との間に、ところどころ隙間が生じ
、この隙間を金網などを用いて補修するなどの面倒な手
数を要し、全体として施工にかなりの人手がかヲシ、施
工費が高くつく問題があった。

本発明はこのような従来工法の問題を一掃し得るような
受は金物を提供することを目的としてなされたもので、
以下に本発明の一実施例を添附図面にもとづき説明する
と次の通りである。

図に於て、（１）は上端に床スラブ（α）（ｖＪ２〜４
図参照）の上端面に対するフック部（１α）を下端に下
記金網の支持部（１ｈ）を有する鉄線材製の１型フツク
金物であって、該フック金物（１１は耐火材料の質量及
び施工性に応じ適当な取付は間隔を存して複数個所、例
えば図示のものでは３個所に配設され、受は金物の骨組
を構成している。フック金物（１）を構成する鉄線材の
断面形状は任意であシ、通常円又は角型断面のものが使
用されるが、場合によっては帯状その他の断面形状のも
のを用いてもよい。フック金物（１）の下端に形成され
た支持部（１ｈ）は、床スラブ（−）と外装カーテンウ
オール（Ａ）（第２〜４図参照）との取合い層間の間隙
（Ｃ）（第２〜４図参照）の巾より多少小さい突出巾を
有していることが必要であり、通常間隙（Ｃ）の巾のシ
、。

〜％０程度の突出巾に設定される。

（２）は適当な間隔で配置された上記フック金物（１＋
・・・・・をその垂脚部（ＩＣ）に於て溶接手段などの
適用によシ連結一体化する連結部材であって、通常フッ
ク金物（１）と同一の構成材が用いられるが、勿論それ
以外の材質又は断面形状のものを用いてもよい。この連
結部材（２）は取合い層間の間隙（Ｃ）の１１を越えな
い範囲内で平面、；クザク線状または帯状に間隙（Ｃ）
内に張り出すことができる。帯状に張り出す場合には櫛
歯状その他任意の開口を形成し、この開口を通じて、下
方へ耐火材料を落下させるようにすることができる。連
結部材（２）の張り出し巾は間隙（Ｃ）内への耐火材の
充填作業を考慮して間隙（Ｃ）の「１〕の名前後が適当
である。

（３）はフック金物（１）の下端の支持部（１１））に
支持された状態で該金物（１）の連結方向の全長に亘り
敷。

設された金網で、該金網（３）は間隙（Ｃ）の巾よりも
多少大きい敷設中を有し、金物＋１）との反対側の部分
は、支持部（１ｂ）の先端よシ前方へ張出され、この張
出し部（８α）（第１図参照）の任意の個所を長手方向
に溢い自由に折曲できるような構成になっている。

第２〜４図は水元明受は金物を用いて床スラブ（ａ）と
外装カーテンウオール（ｈ）との取合い層間間隙（Ｃ）
の充填工法を実施した場合の一例を示し、第２図に示す
ように受は金物を層間間隙（Ｃ）の上部に浅くセットし
た状態で例えば作業者の足をして、支持部（１ｈ）に支
持されている金網（３）部分を無理に下方へ押し込むこ
とにより、第３図に示す通り受は金物を層間間隙（Ｃ）
内に安定確実にセットできる。

この場合金網（３）の張出し部（３α）には支持部（１
ｈ）がなく折曲自在な構成になっているので、このよう
な押込み操作時には、金網（３）の張出し部（３ａ）の
適所が、その折曲自在性によシ、外装カーテンウオール
（６）の内壁面に沿って上向きに折曲され壁面とよく密
接する。従って本発明に於ては仮に外装内壁面に凹凸が
あり或は間隙（Ｃ）の巾に多少の寸法誤差があるような
場合であってもこのような凹凸や寸法誤差とは無関係に
、間隙（Ｃ）の底部を、金山に亘って確実に金網（３）
でもって閉じることができる。次に第４図に示すように
底部が金網（３）より閉じられた間隙（Ｃ）内に常法通
り耐火材（ｄ、）を充填することにより施工を完了する
。尚耐火材としては、従来この種用途に用いられている
公知の各種のものを使用でき、例えば石綿、ロックウー
ルおよびセメシトの混合物からなる吹付は石綿ロックウ
ール耐火被覆材、その他モルタルなどを使用できる。

また図示のように連結部材（２）を平面、；クザグ線状
に内方に向けて張出した場合は、この連結部材（２）が
耐火拐（ｄ）の層内に埋入され、面１火材（ｄ）の支持
部材として機能する。従ってこのような構成にしておけ
ば、仮に火炎時に金網（３）の強度が消失するようなこ
とがあっても、耐火材（ｄ）が落下するなどの危険性が
なくなり、依然として防火層としての機能を保持せしめ
得る。

このように水元明受は金具を用いるときは層間間隙（（
・）の底部に床スラづ（ａ）の床上からの作業のみでも
って簡単容易に底を形成することができ、従来法にみら
れるような裏足場の組立て、解体作業や溶接工などの専
門職の相番は一切不要となり、しかも金網（３）の張出
部（８ａ、）の折曲自在性により間隙（Ｃ）の寸法誤差
や外装内壁面の凹凸などを都合よく補正吸収できるので
、局部的に底の補修を行うなどの手数も一切不要となる
。よって本発明はこの種充填工法の施工性を著るしく改
善でき、工期の短縮ひいては工費の節減に大きく寄与し
得る特徴がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案実施の一例を示す斜面図、第２図乃至第
４図は第１図に示された本発明品の一使用状況を概略的
に示す説明図である。 図に於て、（１）はフック金物、（２）は連結部材、（
３）は金網である。 （以　上）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ■　受は金物の骨組を構成するように適当な間隔を存し
   て複数個所に配設されていて、上端に床スラブ上端面に
   対するフック部をまた下端に下記金網の支持部を有する
   鉄線材製の１型フック金物の複数本と、２等フック金物
   を垂脚部に於て連結一体化する連結部材と、フック金物
   下端の支持部に支持されて該フック金物の連結方向の全
   長に亘シ敷設された金網とから構成され、各フック金物
   下端の支持部の突出中は、外装カーテシウオールと床ス
   ラブとの取合い層間の間隙中より多少小さく、またこの
   支持部に支持された金網の敷設中は、上記取合い層間の
   間隙中より多少大きく、それぞれ設定されていることを
   特徴とする、外装カーテンウオールと床スラづとの取合
   い層間充填材の受は金物。 ■　連結部材が、取合い層間の間隙中を越えない範囲で
   、平面ジクザク線状に層間間隙内に張り出されているこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の受は金物。