JPS59106523A - 耐炎化炉の糸掛方法および装置 - Google Patents

耐炎化炉の糸掛方法および装置

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JPS59106523A
JPS59106523A JP57214241A JP21424182A JPS59106523A JP S59106523 A JPS59106523 A JP S59106523A JP 57214241 A JP57214241 A JP 57214241A JP 21424182 A JP21424182 A JP 21424182A JP S59106523 A JPS59106523 A JP S59106523A
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JP
Japan
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furnace
yarn
roller
thread
flameproofing
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JP57214241A
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Kosuke Katsuki
勝木 康介
Yoichi Nishioka
洋一 西岡
Susumu Nomura
晋 野村
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Publication date
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F9/00Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments
    • D01F9/08Artificial filaments or the like of other substances; Manufacture thereof; Apparatus specially adapted for the manufacture of carbon filaments of inorganic material
    • D01F9/12Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof
    • D01F9/14Carbon filaments; Apparatus specially adapted for the manufacture thereof by decomposition of organic filaments
    • D01F9/32Apparatus therefor
    • D01F9/326Apparatus therefor for manufacturing filaments from proteins
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27BFURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS IN GENERAL; OPEN SINTERING OR LIKE APPARATUS
    • F27B9/00Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity
    • F27B9/28Furnaces through which the charge is moved mechanically, e.g. of tunnel type; Similar furnaces in which the charge moves by gravity for treating continuous lengths of work

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アクリル系繊維糸条から炭素繊維を製造りる
工程の前段に存在する耐炎化工程にJ5いて用いられる
耐炎化炉(酸化処理炉と呼称されることもある)への糸
条の糸掛方法および該耐炎化炉における糸掛装置に関す
る。
アクリル系繊維糸条から炭素繊維を製造するに当って、
糸条に、耐炎化処理を施した後、炭化処理を施すことは
、古くから知られている。
この前段の耐炎化工程を、多段ローラ群を有する耐炎化
炉を用いて行なうことも、特公昭51−27778号公
報1b特開昭51−74026号公報にて知られている
この多段ローラ方式は、比較的小型の炉で、比較的長い
糸条処理区域を形成できるので、比較的長い処理時間を
必要とするアクリル系繊維糸条の耐炎化処理炉として使
用されてはじめている。
しかるに、この多段ロール方式の耐炎化炉への糸掛は、
多数のロールに糸条を蛇1テぜしめてなず必要があり、
従来は、耐炎化炉内の雰囲気を常温とし、人手によって
、多数のロールに順次蛇行糸掛【プをなすという極めて
繁雑な糸掛作業が存在すること、並びに、糸掛後、耐炎
化炉の雰囲気を処理温度まで昇温けしめる際、糸条の収
縮あるいは伸長により、糸切れや糸たるみが生じ、処理
のための正常運転への移行に支障を来たす場合があると
いう問題点を有していた。
一方、高温の耐炎化炉中に糸掛する方法として糸条移送
ロールの両側に、配設した一対のチェノに糸結びバーを
渡し、この糸結びバーに糸条を結びつけ、チェノを移動
せしめて糸条移送ローラに糸掛をなすチェノ方式が、持
分1H54−1811号公報に開示されている。この方
式を前述の多段ローラ方式に利用すると、180℃乃至
耐炎化処理温度(℃)の耐炎化炉雰囲気中で、ある特定
の処理履歴を有するアクリル系繊維糸条の場合、収縮が
大きく、チェノによる糸掛が不成功に終る現象が見られ
、その対策として、この雰囲気温度下で伸縮の少ない導
糸を別途用いる手法も試みられたが、この手法も作業が
繁雑で、実用化が見送られた。しかしながら、180℃
乃至耐炎化処理温度の雰囲気下で糸掛をすることは、あ
るいは、これができることは、常温にて糸掛し、昇温し
て、正常運転に入る従来方式に比べ、屑糸の発生量の減
少や炉雰囲気を常温から処理温度まで昇温する時間の署
しい短縮による生産能率の向上が図れるという可能性が
あり、是非とも実現したい方式とされ、ここにこの実現
のための技術が強く求めらていた。
本発明は、この要望を満足覆る技術を提供することを目
的としてなされたものであり、その構成は、次の通りで
ある。
(1)  アクリル系繊維糸条を、多段ローラ詳を有す
る耐炎化炉の入口から出口へと各ローラに順次糸掛する
方法において、 (イ)耐炎化炉入口から尋人され、各ローラの両端側に
おいて、各ローラに沿って、順次蛇行し、耐炎化炉出口
から導出される左右′一対のヂエン間に渡された糸条取
付バーに、糸掛番プすべき糸条の先端部を止層せしめ、
(口〉耐炎化炉内の雰囲気温度を180℃乃至耐炎化処
理ma(℃>に維持せしめ、 (ハ)この雰囲気温度下においで、前記チェノを移動せ
しめ、前記糸条取付バを、耐炎化炉入口から導入し、各
ロラを順次迂回さぜつつ各ローラに順次糸掛をなし、耐
炎化炉出口から導出せしめ、 (ニ)ごの導入から導出の間に、前記チェノの移動速度
を、耐炎化の進行に応じて伸縮する糸条の挙動に応じて
、近透せしめ、 てなることを特徴とする耐炎化炉の糸掛方法(2アクリ
ル系繊維糸条を移送せしめる複数本のローラからなる第
1のローラ列と、該′iB1のローラ列に対し間隔を置
いて配列された同じく複数本のローラからなる第2のロ
ーラ列とを有し、該第1のローラ列と第2のローラ列と
のローラを順次蛇行して移動する糸条を囲んで設けられ
、炉の雰囲気温度を180’C乃至耐炎化処理温度(’
C)に維持する手段を有する耐炎化炉に対して、 (イ)該耐炎化炉の入口から導入され、前記各ローラ位
置に対応した位置を順次蛇行して通過し該耐炎化炉の出
口から導出される前記各ローラの両件側に施設された一
対のヂエンと、 〈口)該チェノを、前記人口から前記出口へと移動Vし
めるチェノ駆動手段ど、 (ハ)前記糸条の耐炎化炉内の伸縮挙動の変化に対応し
て位置決めされ、前記チェノの移送に従って操作される
リミットスイッチと、。  (ニ)該リミットスイッチ
を作動ゼしめる前記ヂエン機構の一部に設けられた作動
杆と、(ホ)前記一対のヂエン間に設りられた糸条取付
バーと、 (1〜)前記作動杆による前記リミットスイッチの作動
により出される信号に基づき、前記チェノ駆動手段にJ
:るヂ工ン移動速度を前記糸条の伸縮挙動の変化に対応
した値に制御じしめる手段、 とを設けてなる耐炎化炉の糸掛装置。
次に、本発明を具体的一実施態柱を用いて、図面を参照
しながら、更に説明するa第1図は、本発明の一実施装
置の側断面概略図、第2図は、第1図に示した装置のA
−A矢視図である。これらの図において、耐炎化炉1は
、処理する糸条2の本数に応じた幅を有し、処理湿度、
時間、速度に応じた良さを有する直方体状の炉体からな
り、該耐炎化炉1には加熱されたガス(通常は空気)を
送給するガス供給ダクトと3と、糸条2を処理したガス
を排出するガス排出ダクト4とが設【プられている。ガ
ス供給ダクト3は、炉1の下部において、炉1の側壁に
設けられた多、数の開口3′において類1内に連通され
、ガス排出ダクト4は、炉1の上部において、炉1の側
壁に設けられた多数の開口4′において類1内に連通さ
れている。炉1の幅が大きい場合は、間口3′a3よび
4′から類1内にダクj・を延長・ぜしめ、このダクト
の上面および下面に多数穿設された通気孔から、ガスの
供給およびυi出を、それぞれなし、炉1へのガスの炉
幅方向の均一供給および均一排出をなすようにするのが
好ましい。炉1の下面外側には、複数本のローラ5 (
1) ヘ・5(+1)からなる第1のローラ列が配設さ
れ、炉1の上面外側には、複数本のローラ6(1)〜6
(n−1)からなる第2のローラ列が配設されている。
これら各ローラの構造を、第2図に示すローラ6(2)
を用いて説明する。ロー56(2)は、その両端部にお
いて、炉1の炉体に取り付【プられた軸受7R17Lに
て回転自在に支持され、ローラ6(2)一端には、ロー
ラ駆動モータ8が取り付りられ、該モータ8は、炉1の
炉体に固設されている。ローラ6(21の中央部分には
、糸条2が巻き掛けられる糸条)Iへ9が刻設されてい
る。該糸条溝9は、一定本数一定ピッチの溝群を、環状
突起部10を介在せしめて、複数群配設した形式のもの
が好ましく、この環状突起部10は、後述の糸条取付バ
ーが、(」−56(2)接触捲回動する際に糸条溝9を
損傷せしめない効果がある。なおローラ5 (ll”−
5(11)、6(1)〜6(n−1>のうちで、必ずし
も積極的に回転駆動せしめられる必要かがなく、巻き掛
けられた糸条2の移動に伴って従動すれば足りるものに
ついては、駆動で−タ9が省かれる。
炉1においては、糸条2は、ローラ5(1)を経て炉1
の入口11から類1内に導入され、各日−56(1)、
5(2)、6(2)、5(3)、・・・・・・6(n−
1)と順次蛇行して糸掛けされ、炉1の出口12がら炉
1外に導出され、ローラ5(n)を経て、次の工程へと
糸掛(プされる。各ローラ5(1)〜5(n ) 、6
(1)〜6(n−1)の両端には、チェノホイル5 (
+) R15mL、6(+)R16(1) l−1・・
・−(3(n −1) R16(n−1) L、 5 
(n )1(,5(n ) Lが、ローラ5(1) 〜
5 (n ) 、6(1)〜6(n−1)に対して、回
動自在に取り付【プられている。この状態をローラ6(
2iを例にとって示す。チェノボイル6(2)、Rは、
ローラ6(2)に軸受13 Rを介して取り(=Jけら
れヂエンホイル6 (2) Lは、ローラ6(2)に、
軸受13Lを介して取り付1ノられCいる。他方、双方
のヂエンボイル6 (2) Rど6 (2) Lとの回
転を同調させるための同調機構として、ローラ6(2)
に、軸受14R114Lを介して取り付けられた大歯車
15R115Lと、該大歯車15R115’Lに係合し
、同調軸16に固設された小歯車17R117L、およ
び、該同調軸16をその両端において回動自在に支持づ
る軸受18R,18Lが設けられ、チェノボイル6 (
2) Rと大歯車15[くとを固定ピンく図示せず)で
一体化し、まIζ、チェノボイル6 (2) Lと大歯
車151とを固定ビン(図示Uず)で一体化することに
より、チ1ンホイル6(2)Rと6 (2) Lとは、
同調せしめられる。なお、このl1lil調機構は、す
べての左−右のチ]−ンホイル間に必要というものでな
く、後述の左右のチェノの移動を同調させるに十分な数
だけ、適切な左右のチェンホイル間に設けられていれば
よいものである。右側のチェノホイル!:)mR16(
1)R,5(2)R,−−・−・6 (n −1) R
15(n)には、一連の右チェン19Rが、蛇行して係
合せしめられ、左側のチェンホ、イル5 (1) L 
、 6 (1) L、5(2)L、 ・・・・−6(n
 −1) L、5(n)1−には、一連の左チェン19
Lが蛇行して係合uしめられている。右チェン19Rお
よび左チ]−ン19Lは、更に、軸受(図示せず)に回
動自在に支持された連通軸20.21.22.23.2
4.25.26の両端に固設された、チ:Lンホイル2
OR・・・・・・26Rおよび2OL・・・・・・26
 Lに掛は口され、左右の無端ヂエン列を形成している
連通軸21の一端には、該連通軸21を回動Jるヂエン
駆動モータ27が設けられ、連通軸23は、チェン列が
、主として炉1の温度によって、伸縮したときの伸び縮
みを調節するため、上下動するダンサ−機構(図示せず
)に支持されている。また、左右のチェノ列間には、少
くとも1本の糸条取f」バー28が亘され、該バー28
の両端は、左右のチェン列19R,19Lに着脱自在に
取り付けられている。糸条取付バー28にはローラ5(
1)〜、5 (11) 、6(11〜(n−1)に設け
られた糸掛溝9のピッチに対応して、糸条取付穴29が
穿設され、糸条の先端は、この穴29を通して、バー2
8に止着される。1 チェノ19の蛇行路に沿って、1個所、好ましくは、複
雑個所において、リミットスイッチ30f1)、30 
(2+、・・・・・・30 (Ill >が設(プられ
、リミットスイッチの検出杆は糸条取イ」バー28の通
過によって、自動的に、操作されるように配設されてい
る。場合によっては、糸条取り付はバー28の位置より
、より先行した位置に45いて、チェン列19の一部に
、検出杆を操作りる操作杆(図示せず)が設りられる場
合もある。
リミットスイッチ30からは、スイッチのオンあるいは
オフの電気的信号が発せられ、速度制御装置31人力さ
れ、該速度制御装置31からの電気的信号は、チェノ駆
動モータ27に入力せしめられ、該モーター27の回転
速度の変更により、ヂエン列19の移動速度が、変更さ
れるシステムとされている。なお、糸条2、および、ヂ
エン列19の炉1への出入位置には、類1内の加熱ガス
が、炉外へ逸散リ−るのを極力少゛くするため、)商切
な幅のスリン1〜構造となっており、糸条2J:りも太
い糸条取(=Jバー28が通過するに際しては、拡開し
、通過後は、糸条2が通過゛りるに必要十分なだ(プの
幅にまで狭まるスリット幅調節可能なスライド式スリッ
トが設けられるのがより好ましい、1 類1内の温度が、180℃乃至耐炎化処理温度(通常2
00〜280°C)に維持された炉1への糸掛tプは次
のようになされる。
所定本数の糸条2の先端が、所定の糸条取付穴29に通
され、止着された糸条取付バー28は、チェノホイル2
6R,26Lをやや過ぎた位置で、静止している左右の
チェン列19R119Lに亘され止着される。止着完了
後、ヂエン駆動モータ27のスイッチが投入され、左右
のチェ2列19R119Lは、同速で、無端状の回動を
開始する。このチェノの移動に伴って、糸条取付バー2
8は、糸条2を引き連れて、チェノホイル5 (+) 
R15mL、チェノホイル6(1)R,6(1)L−、
チェノボイル5(2JR,5(2)L・・・・・・チェ
ノボイル6(n−1)R16<n−1)L、チェノホイ
ル5(n)R,5<n)Lへと進み、糸条取付バー28
が、各ローラ5(1)、6(1)、5(2・・・・・・
6 (n−1>、5 (n )を捲回動する毎に、糸条
取(=jバー28に引き連れられて移動する糸条は各ロ
ーラ5(1)、6(1)、5(2)、・・・・・・6(
n−1)、5.(n>に設けられた所定の糸掛溝9に捲
き掛(Jられて行く。この状態をローラ6(2)を例に
とって第3図に示づ。
この糸掛(プ操作中において、炉1内を通過中の糸条2
は、温度と時間に応じて伸長あるいは収縮挙動を示すの
で、あらかじめ、炉10六口11から出口に亘って、糸
条2の通路に沿って、伸長、収縮現象を把捜し、あるい
は、理論的H1算により、糸条取付バー28の速度を、
糸条2の糸切れ、あるいは、糸たるみが生じないように
、リミットスイッチ30を配設せしめ、これにより、そ
の位置を糸条取付バー28が通過り一゛ることを検出せ
しめ、この検出信号に応じてチ1ン駆動モータ27が、
速度制御装置3]により、遅速運転されるのである。な
115、リミットスイッチ30を配設せしめる代りに、
糸条取付バー28の通過のプログラムを設定し、速度制
御装置31が、制御されてもよい。なお、チ1ンホイー
ル2OR,2OL、へと導出されて来た糸条取イ」バー
28は、チェン列からm脱uしめられ、次の工程へ移行
せしめられる。ま1= 。
糸掛りが完了した炉1は、必要ならば、各ローラ5(1
)、6(1)、5(2)・・・・・・6 (n−1>、
5 (n )の回転速度をそれぞれの所定の値まで増速
せしめて、正常耐゛炎化処理が開始される。正常耐炎化
処即時においては、ヂエン列19の回動は、停止せしめ
られる。
なお、ここで高温下における糸掛()開始に際しては、
糸掛は後ローラ間で糸切れ、糸たるみが生じないように
各ローラ5(1)、6(1)、5(2)、・・・・・・
6 (n−1)、5 (n )は、糸条の伸縮挙動に対
応してそれぞれの位置における糸条2の通過すべき速度
に応じて回転数が選択調整されている。
本発明は、ヂエン列19自体は、糸条2ど全く同じ伸縮
挙動を示さないので、結局、糸条2が捲回されたローラ
のうち移動中の糸条取付バー28に最も近いローラと、
糸条取付バー28との間の糸条2の伸縮挙動と糸条取付
りバ〜28の移動速度とのバランスを、糸切れや、糸た
るみが生じないようにチェノ移動を調f43 fしめる
ことにより、高温下でのチェノによる糸掛けの成功率を
著しく高め、炉の熱効率、生産効率を従来の場合に比べ
はるかに高めることかできたという効果を秦する。
次に、本発明の一実施例を示づ。
実施例 3.000デニール(1,0cl x3.000’fi
t、)のアクリル系繊維糸条を、第1図記載の耐炎化炉
により加熱空気中C耐炎化づるため、該糸条100本各
4を、チェノに予めセラ1〜された糸条取(=jバーに
所定の糸条取付穴を介して止着し、該チェノを第4図に
示ずチ1ン速度で移動させながら、耐炎化炉内の各[1
−ラに順次糸掛りを行なった。
このとき、炉内の雰囲気温度は180’Cとし、また前
記ヂエン速度は、予め3.000デニール(1,OX3
.0OOfi1.)のアクリル系繊維糸条について調べ
た。0.1g/dの張力下の伸縮挙動に基づき設定され
た値である。
この結果、耐炎化炉の糸掛(jに当って、糸のローラ巻
付き、全糸切れなどの1〜ラブルを全く生じさせること
5z <、サペCの糸条を所望どおりのローラ溝へ正確
に案内づることができた。
また、糸掛は終了後は所定の雰囲気温度〈240℃)に
約5時間で昇温させ、糸条走行速度4.071L/分の
定常運転に移行できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る方法を実施するための装置の一
実施例の側断面図、第2図は、第1図に示した装置のA
−A矢視図、第3図は、第2図におけるB−8矢視図、
第4図は、炉入口から出口に至る経路長におりる糸条取
イ」バーの(チェン速度)速度変化を示゛すグラフであ
る。 1:耐炎化炉    2:糸条 3:ガス供給タフ1〜4:ガス排出ダク1〜5:第1の
ローラ列 6:第2のローラ列7:軸 受     8
:ローラ駆動モータ9:糸条溝    10:環状突起
部 11:入 口    12: 出口 5 (1) R・・・・・・5(++)R:右側すIン
ホイル5 (1) L・・・・・・5(n)L:左側チ
ェンボイル6(1)R−−・・−6(n−1) R:右
側ヂ1ンボイル6 (1) L・・・・・・6(n−1
)L:左側チェシボイル13:軸 受   14:軸 
受 15:大歯車    16二同調軸 17:小歯車    18:@受 19:R:右チェン 19L:左チェン20・・・・・
・26:連通軸 2OR・・・・・・26R:チェンボイル20m・・・
・・・26L;ヂエンホイル27:ヂエン駆動モータ 28:糸条取イqバー 29:糸条取付穴30:リミッ
トスイッチ 31:速度制御装置 特許出願人  東し株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  アクリル系繊維糸条を、多段ローラ群を有づ
    る耐炎化炉の入口から出口へと各ローラに順次糸掛する
    方法において、 (イ)耐炎化炉人口から4人され、各ローラの両端側に
    おいて、各ローラに沿って、順次蛇行し、耐炎化炉出口
    から導出される左右一対のヂエン間に渡された糸条取付
    バーに、糸掛づべき糸条の先端部を止着せしめ、(ロ)
    耐炎化炉内の雰囲気温度を1ε30℃乃至耐炎化処理温
    度を(℃)に維持せしめ、(ハ)この雰囲気温度下にお
    いて、前記チェノを移動せしめ、前記糸条取付バーを、
    耐炎化1j入口から導入し、各ローラを順次迂回させつ
    つ各O−ラに順次糸掛をなし、耐炎化炉出口から導入せ
    しめ、 (ニ)この尋人から導出の間に、前記チェノの移動速度
    を、耐炎化の進行に応じC伸縮する糸条の挙動に応じて
    遅速せしめ、 でなることを特徴とする耐炎化炉の糸掛方法。
  2. (2)  アクリル系繊維糸条を移送せしめる複数本の
    ローラからなる第1のローラ列と、該第1のローラ列に
    対し間隔を置いで配列された同じく複数本のローラから
    なる第2のローラ列とを有し、該第10ローラ列と第2
    のローラ列とのローラを順次蛇行して移動する糸条を囲
    んで設けられ、炉の雰囲気温度を180℃乃至耐炎化処
    理温度(℃)に維持する手段を有する耐炎化炉に対して
    、 (イ)該耐炎化炉の入口から導入され、前記各ローラ位
    置に対応した位置を順次蛇行して通過し該耐炎化炉の出
    口から導出される面記各ローラの両件側に施設された一
    対のチェノと、 (ロ)該チェノを、前記入口から前記出口へと移動しせ
    めるチェノ駆動手段と、 (ハ)前記糸条の耐炎化炉内の伸縮挙動の変化に対応し
    て位置決めされ、前記ヂエンの移動に従って操作される
    リミットスイッチと、(ニ)該リミットスイッチを作動
    せしめる前記チェノ機構の一部に設(ブられた作動杆と
    、(ホ)前記一対のジエン間に設りられた糸条取付バー
    と、 (1〜)前記作動杆による前記リミットスイッチの作動
    にJ:り出される信号に基づき、前記ヂエン駆動手段に
    ょるチェノ移動速度を前記糸条の伸縮挙動の変化に対応
    した値に制御せしめる手段、 とを設けてなる耐炎化炉の糸掛装置。
JP57214241A 1982-12-07 1982-12-07 耐炎化炉の糸掛方法および装置 Pending JPS59106523A (ja)

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