JPS59106247A - 上蔟方法及びその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は効率よく上葉させかつ良質の面を得られるよう
にした土族方法及びその装置に関するものである。

熟蚕を回転まぶし等の区画まぶしに金族させる方法とし
て種々の方法が提案されかつ実施されているが、本発明
は蚕が気流を嫌う性質を利用して効果的に区画まぶしに
金族させかつ営繭中にも送気することにより良質の面を
得られるようにしたものである。

図に示すものにおいて、区画まぶしく１）は、周囲を枠
体（２）でほぼ矩形状に囲みその内方に多数の営繭区画
を形成した公知の回転まぶしが示されており、該まぶし
は適宜の支持手段により起立状態に並列して並べられて
いる。該区画まぶしを載置する棚は適宜の段数に種層構
造にするとよく、好ましくは通気性があり熟蚕が通過し
ない程度の微細な孔を有する不織布、網体その他の担持
シート（３）が張られ、該シートにほぼ接した状態でま
ぶしが置かれている。上記区画まぶしの上方には送風パ
イプ（４）を設けてあり、該送風パイプには」１記区画
まぶしの」１方枠面（５）に向かって送風する送風孔（
６）と隣接する区画まぶしの間に向かって送風する送風
孔（７）を設け、適宜棚の上方や蚕室の」１方その他に
設けたシロッコファンその他の送風手段（図示略）から
該送風パイプに送気するようにしである。

なお、この際、低温の場所では加温するようにしてもよ
く、また図に示すものでは同一の棚上に並列状態の区画
まぶし群をユ列置き、それぞれに対応して送風パイプを
設けであるが、各送風パイプの外側には上部枠面に向か
う送風孔と隣接するまぶし間に送風する送風孔を設けて
あり、内側には隣接するまぶし間に送風する送風孔のみ
を設けである。また、外側と内側の送風孔の位置はほぼ
／２θ０の拡がり角度で設けられ、孔の大きさ等も適宜
に定められ１内外側を同一にすることもある。

而して、上記担持シート上に熟蚕を振り込み、上記各送
風孔から送風する。該送風量は、好ましくは約０．３〜
０．２５ル優程度の送風をしているが、各種の条件によ
りこの送風量は変えることがある。

このようにすると、熟蚕はその性質に基づき、区画まぶ
しを上方に向かって登っていくが、途中でまぶし間に流
れてくる気流に当るからその空気流を嫌って近くの常噛
区画に入って営繭を始める。

また、区画まぶしの上面まで登ってしまったものも上部
枠面に流れてくる気流により下方に追いやられ、区画ま
ぶしを下に向かって進み、空いている区画で営繭を始め
る。そのようにして全熟蚕は短時間で各区画に入り常噛
し、また常噛中に行われる送風により排尿や糞等も乾燥
して発散し、常噛環境も著しく改善され、層中に斃死す
るものもなく汚染繭も生じに＜＜、良質の面を得ること
ができた。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の実施例を示し、第１図は正面図、第２図
は側面図、第３図及び第９図はそれぞれ送風パイプを外
側及び内側からみた一部の拡大斜視図、第５図は送風パ
イプの拡大断面図である。 特許出願人　　日本養蚕機材株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ／　周囲を枠体で囲んだ区画まぶしを起立状態で並べ、
   該区画まぶしの上方から上記区画まぶしの上部枠面と隣
   接するまぶしの間に向かって送風しつつ金族させ営繭さ
   せるようにしたことを特徴とする王族方法。 ユ　周囲を枠体で囲みその内方に多数の営繭区画を形成
   した区画まぶしを起立状態に並列して置く通気性のある
   棚を有し、該区画まぶしの」１方に送風パイプを設け、
   該送風パイプに上記区画まぶしの上部枠面に向かって送
   風する送風孔と隣接する区画まぶしの間に向かって送風
   する送風孔を設けたことを特徴とする上葉装置。