JPS5910613Y2 - 電極自動洗浄装置 - Google Patents
電極自動洗浄装置Info
- Publication number
- JPS5910613Y2 JPS5910613Y2 JP16488378U JP16488378U JPS5910613Y2 JP S5910613 Y2 JPS5910613 Y2 JP S5910613Y2 JP 16488378 U JP16488378 U JP 16488378U JP 16488378 U JP16488378 U JP 16488378U JP S5910613 Y2 JPS5910613 Y2 JP S5910613Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- liquid
- cleaning
- measured
- protection cylinder
- Prior art date
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- Expired
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ｐＨ測定用電極等の自動洗浄装置に関するも
のである。
のである。
例えば工業用水又は排水等のｐＨ等を測定する場合、測
定用電極の表面に被測定液中に混在する浮遊物等が付着
して汚染を生ずると、この汚染が直に測定誤差の原因と
なる。
定用電極の表面に被測定液中に混在する浮遊物等が付着
して汚染を生ずると、この汚染が直に測定誤差の原因と
なる。
したが゛つて長時間に亘って電極を被測定液中に浸して
連続的に測定を行う工業的測定においては、測定中にし
ばしば電極表面を洗浄する必要があり、従来一般に超音
波洗浄、刷子による機械的洗浄、薬液洗浄又は水ジェッ
トによる洗浄等の各種洗浄方法が用いられている。
連続的に測定を行う工業的測定においては、測定中にし
ばしば電極表面を洗浄する必要があり、従来一般に超音
波洗浄、刷子による機械的洗浄、薬液洗浄又は水ジェッ
トによる洗浄等の各種洗浄方法が用いられている。
薬液洗浄の場合、電極表面に被測定液が接触している状
態で薬液をノズルから電極表面に噴射すると、被測定液
によって薬液が薄められて洗浄効果が著しく低下するこ
ととなり、又、電極表面に被測定液を接触せしめた状態
で水ジェットによる洗浄を行うと、被測定液中に混在す
る固形物が噴射水と共に電極に衝突して電極表面を損傷
せしめるおそれがある。
態で薬液をノズルから電極表面に噴射すると、被測定液
によって薬液が薄められて洗浄効果が著しく低下するこ
ととなり、又、電極表面に被測定液を接触せしめた状態
で水ジェットによる洗浄を行うと、被測定液中に混在す
る固形物が噴射水と共に電極に衝突して電極表面を損傷
せしめるおそれがある。
このような欠点、特に薬液洗浄の場合の欠点を除くため
に、本考案者等はさきに第１図示のような電極自動洗浄
装置を提案した。
に、本考案者等はさきに第１図示のような電極自動洗浄
装置を提案した。
同図において、１は電極、２は電極支持管、３は電極保
護筒、４は小孔、５はノズル、６は送液管である。
護筒、４は小孔、５はノズル、６は送液管である。
送液管６を介して送られた洗浄薬液と空気の混合体をノ
ズル５から噴射せしめると、噴射空気圧によって電極保
護筒３の開口底部がら被測定液が流出して被測定液と電
極１の接触が断たれ、ノズル５から空気と共に噴射され
る薬液によって電極１の洗浄が効果的に行われる。
ズル５から噴射せしめると、噴射空気圧によって電極保
護筒３の開口底部がら被測定液が流出して被測定液と電
極１の接触が断たれ、ノズル５から空気と共に噴射され
る薬液によって電極１の洗浄が効果的に行われる。
ノズル５がらの気液混合体の噴射が終ると小孔４がら空
気が流出し、電極保護筒３内に被測定液が流入してｐＨ
等の測定が再開される。
気が流出し、電極保護筒３内に被測定液が流入してｐＨ
等の測定が再開される。
この電極自動洗浄装置においては、被測定液と空気の置
換を可能ならしめ、以て洗浄効果を高めるために電極保
護筒３の底部を開放してあるので、電極１を保護筒３内
の比較的高い位置に取付けなければ電極１の保護を確実
ならしめることが出来ない。
換を可能ならしめ、以て洗浄効果を高めるために電極保
護筒３の底部を開放してあるので、電極１を保護筒３内
の比較的高い位置に取付けなければ電極１の保護を確実
ならしめることが出来ない。
このように電極１の支持位置が高いため保護筒３の側壁
上部に穿った小孔４が被測定液中の固形浮遊物によって
塞がれると、ノズル５がら噴射された空気が保護筒３内
に残留して被測定液面が電極１の支持位置に達し得なく
なり、ｐＨ等の測定が不可能となる。
上部に穿った小孔４が被測定液中の固形浮遊物によって
塞がれると、ノズル５がら噴射された空気が保護筒３内
に残留して被測定液面が電極１の支持位置に達し得なく
なり、ｐＨ等の測定が不可能となる。
小孔４を大にし過ぎると、ノズル５から気液混合体を噴
射せしめた場合、小孔４から流出する空気量が大となっ
て被測定液の排除機能が低下し、電極１と被測定液の接
触を完全に断つことが不可能となり洗浄効果が著しく低
下することとなる。
射せしめた場合、小孔４から流出する空気量が大となっ
て被測定液の排除機能が低下し、電極１と被測定液の接
触を完全に断つことが不可能となり洗浄効果が著しく低
下することとなる。
本考案は、このような欠点を除くと共に水ジェットによ
る洗浄の際にも電極表面を損傷するおそれのない電極自
動洗浄装置を実現することを目的とする。
る洗浄の際にも電極表面を損傷するおそれのない電極自
動洗浄装置を実現することを目的とする。
第２図は、本考案の一実施例を示す一部断面を有する図
で、１はｐＨ又は酸化還元電位等の測定用電極、２は電
極支持管、６は送液管、７は電極保護筒で、底部を底壁
８によって密閉し、側壁下部、即ち電極１の感応部に対
応する側壁部分に適宜数の流通孔９を穿つと共に底壁８
のほぼ中心部、即ち電極１の直下にノズル１０を挿通支
持せしめてある。
で、１はｐＨ又は酸化還元電位等の測定用電極、２は電
極支持管、６は送液管、７は電極保護筒で、底部を底壁
８によって密閉し、側壁下部、即ち電極１の感応部に対
応する側壁部分に適宜数の流通孔９を穿つと共に底壁８
のほぼ中心部、即ち電極１の直下にノズル１０を挿通支
持せしめてある。
尚、電極保護筒７の上部は、第１図に示した従来の電極
保護筒３と同様、上端壁によって密閉し、この上端壁を
貫通して電極保護筒７内に挿入した電極１と上端壁との
間を気密及び水密を保つように形或してある。
保護筒３と同様、上端壁によって密閉し、この上端壁を
貫通して電極保護筒７内に挿入した電極１と上端壁との
間を気密及び水密を保つように形或してある。
送液管６を介して送られた空気と洗浄薬液の混合体をノ
ズル１０から噴射せしめると共に流通孔９から流出する
空気量に対して噴射空気量を大ならしめると、流通孔９
から被測定液が流出して電極１の感応部と被測定液の接
触が断たれ、ノズル１０から空気と共に噴射される薬液
によって電極１が洗浄され、ノズル１０からの気液混合
体の噴射を停止すると流通孔９から被測定液が流入して
ｐＨ等の測定が再開される。
ズル１０から噴射せしめると共に流通孔９から流出する
空気量に対して噴射空気量を大ならしめると、流通孔９
から被測定液が流出して電極１の感応部と被測定液の接
触が断たれ、ノズル１０から空気と共に噴射される薬液
によって電極１が洗浄され、ノズル１０からの気液混合
体の噴射を停止すると流通孔９から被測定液が流入して
ｐＨ等の測定が再開される。
本案装置においては、電極保護筒７の底部を開放するこ
となく底壁８によって密閉してあるため電極１を保護筒
７の低位置に取付可能で、又、電極１の感応部に対応す
る保護筒７の下部側壁に流通孔９を穿ってあるため保護
筒７の内部上方に空気が残留しても電極１と被測定液の
接触を妨げることはない。
となく底壁８によって密閉してあるため電極１を保護筒
７の低位置に取付可能で、又、電極１の感応部に対応す
る保護筒７の下部側壁に流通孔９を穿ってあるため保護
筒７の内部上方に空気が残留しても電極１と被測定液の
接触を妨げることはない。
更に、前述のように電極１の取付位置が低く、その直下
にノズル１０を取付けてあるためノズル１０の先端と電
極１間の間隙が狭く、この間隙間に存在する被測定液の
量は極めて少ないからノズル１０から気液混合体を噴射
した場合、電極１とノズル１０の先端間に存在する被測
定液は急速に保護筒７の周辺に移動せしめられて流通孔
９から流出するので、被測定液中に混在する固形浮遊物
が電極１に衝突して損傷を与えるおそれはない。
にノズル１０を取付けてあるためノズル１０の先端と電
極１間の間隙が狭く、この間隙間に存在する被測定液の
量は極めて少ないからノズル１０から気液混合体を噴射
した場合、電極１とノズル１０の先端間に存在する被測
定液は急速に保護筒７の周辺に移動せしめられて流通孔
９から流出するので、被測定液中に混在する固形浮遊物
が電極１に衝突して損傷を与えるおそれはない。
ノズル１０から気液混合体を噴射する代りに洗浄水のみ
を噴射して水ジェット洗浄を行う場合にも洗浄水と共に
電極１に噴射される被測定液の量は噴射開始直後の極め
て少量に過ぎず、その後は洗浄水の噴射圧によって被測
定液が流通孔９から流出するので効果的に洗浄が行われ
ると共に被測定液中に混在する固形浮遊物によって電極
１が損傷されるおそれはない。
を噴射して水ジェット洗浄を行う場合にも洗浄水と共に
電極１に噴射される被測定液の量は噴射開始直後の極め
て少量に過ぎず、その後は洗浄水の噴射圧によって被測
定液が流通孔９から流出するので効果的に洗浄が行われ
ると共に被測定液中に混在する固形浮遊物によって電極
１が損傷されるおそれはない。
尚、適当なプログラム信号によって適宜時間隔毎に送液
ポンプを作動せしめるように構或することによって電極
洗浄を自動的に繰返し行わせ得ること勿論である。
ポンプを作動せしめるように構或することによって電極
洗浄を自動的に繰返し行わせ得ること勿論である。
第１図は、従来装置を示す図、第２図は、本考案の一実
施例を示す図で、１：電極、２：電極支持管、３及び７
：電極保護筒、４：小孔、５及び１０：ノズル、６：送
液管、８：底壁、９：流通孔である。
施例を示す図で、１：電極、２：電極支持管、３及び７
：電極保護筒、４：小孔、５及び１０：ノズル、６：送
液管、８：底壁、９：流通孔である。
Claims (1)
- 上端壁によって上部を密閉した電極保護筒内に、前記上
端壁との間を気密及び水密を保って電極を挿入し、前記
電極保護筒の底部を密閉すると共に、前記電極の感応部
に対応する前記電極保護筒の側壁下部に適宜複数個の流
通孔を穿ち、前記電極の直下に空気及び洗浄薬液の混合
体或は洗浄水の噴射ノズルを上向きにして取付けて或る
ことを特徴とする電極自動洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16488378U JPS5910613Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 電極自動洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16488378U JPS5910613Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 電極自動洗浄装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5580738U JPS5580738U (ja) | 1980-06-03 |
| JPS5910613Y2 true JPS5910613Y2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=29162811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16488378U Expired JPS5910613Y2 (ja) | 1978-11-30 | 1978-11-30 | 電極自動洗浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910613Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH088446Y2 (ja) * | 1989-09-18 | 1996-03-06 | 東亜電波工業株式会社 | 電極洗浄装置 |
-
1978
- 1978-11-30 JP JP16488378U patent/JPS5910613Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5580738U (ja) | 1980-06-03 |
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