JPS5910608Y2 - 試料セル - Google Patents

試料セル

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Publication number
JPS5910608Y2
JPS5910608Y2 JP7656976U JP7656976U JPS5910608Y2 JP S5910608 Y2 JPS5910608 Y2 JP S5910608Y2 JP 7656976 U JP7656976 U JP 7656976U JP 7656976 U JP7656976 U JP 7656976U JP S5910608 Y2 JPS5910608 Y2 JP S5910608Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample
radiation
inner frame
sample cell
rising
Prior art date
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Expired
Application number
JP7656976U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52167988U (ja
Inventor
弥十郎 野村
好則 細川
芳博 脇山
佳一 藤本
Original Assignee
株式会社堀場製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社堀場製作所 filed Critical 株式会社堀場製作所
Priority to JP7656976U priority Critical patent/JPS5910608Y2/ja
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Expired legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
  • Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は蛍光X線分析装置等に用いられる試料セルに
関し、試料セルが設置される外的雰囲気や、試料セルの
設定状態の如何に関わらず常に一定の試料面が得られ、
さらに試料セルの一部を使い捨てとし、取扱いが極めて
簡単になるとともに安価な試料セルを提供することを目
的とする。
一般に、分析試料を封入した試料セル内からは、分析結
果に影響を及ぼし、しかも真空雰囲気中等において膨張
により放射線透過用シートの破損を招来する気泡を予じ
め排除しておく必要がある。
このため従来より試料セル内から気泡を排除するため種
々の試料セルが考案され、例えば、試料を溢れさせなが
ら密封して気泡を排除するようにしたもの、或は、溢れ
た試料をも密封する構造の試料セル等が考案されている
しかし、この種試料セルはいずれも気泡を排除し得ても
所定の分析作業が終了するごとに洗浄して繰返し使用し
ているのが現状である。
これは試料セルが比較的高価につくからであるが、この
洗浄作業は完全に試料を洗い落す必要があるため手数を
要し、且つ、手や衣服等を汚すのでわずらわしいもので
ある。
又、構造も複雑でコストが高く且つ組付け、取外しに手
数を要する等の欠点がある。
本考案は、この様な従来欠点を解消するもので、以下本
考案の一実施例を図面について説明する。
第1図から第4図において1はポリエチレン等プラスチ
ック製(金属製等でもよい)の内枠で略円筒状としてあ
り、下部に適宜環状の突出部2を設けてある。
5は軟質のプラスチックフイルムを折曲形威した内枠カ
バーで、円形底部6、この円形底部6をとりまく環状の
立上り部7、立上り部7上端から連設した折返し部8及
びフランジ部9を有する。
10, 10’は内枠カバー5を補強するための台紙で
、円形底部6及びフランジ部9の裏面に貼着されている
そして前記立上り部7及び折り返し部8により形或され
る空間Aは、前記内枠1がすつぱりとはまり込む太きさ
としてあり、又、立上り部7と折り返し部8とのつなぎ
目個所11はなめらかな円弧状となるよう形威してある
又、12は立上り部7と円形底部6とにより形或される
空間B内に嵌め込まれるステンレス製の筒状仕切部材で
あって両端に大、小の開口部12 A, 12 Bを有
し且つ一方側には傾斜面13を設けて先狭まり状として
ある。
14はたとえばポリエステルフタレート製等の放射線透
過用シート、15はポリエチレン等プラスチック製(金
属製でもよい)の外枠で、略円筒状としてあり、その下
部には環状の突出部16が設けてある。
次に30はサス製のケーシングであって、ねじ30A、
セル保持部30 B、放射線透過窓31を設けてある。
34は放射線透過用シ一ト14を保護するためのサス製
メッシュ、35はパッキンであって第3図に示すように
、前記セル保持部30 Bと筒状仕切部材12、内枠1
、外枠15との間に介装される。
又、32は、ねじ32A、ねじ孔32 B、空気ぬき用
孔32Cを有するサス製のケーシングであって、このケ
ーシング32と前記ケーシング30とはねに32A,3
0Aにより第3図に示すように螺着され、且つ、ねじ孔
32 B内には調節ねじ33が螺入される。
そして、これらを組付けるには、まず内枠1を、内枠カ
バー5の前記空間A内にはめ込んで内枠カバー5の立上
り部7及び折返し部8を内枠1にすっぽりとかぶせ、内
枠カバー5の底部6と立上り部7とで形或される空間B
内に前記筒状仕切部材12を挿入して小開口部12Bと
底部6とを対向させ、さらに液体試料を、空間Bをほぼ
満すまで注入する。
次にその上方から放射線透過用シ一ト14を被覆し、さ
らにその上方から前記外枠15をはめ込み試料セル本体
17を形戒する。
前記外枠15をはめ込むさい、放射線透過用シ一ト14
は外枠15に引張られて、しわが生じることなく展張し
、且つ前記円弧状のつなぎ目個所11に密着して試料が
試料容器外へ滲出するのを防止するのである。
こうして一体に組付けた試料セル本体17をケーシング
30, 32内に収容しねじ30A,32Aを螺合させ
てケーシング30, 32を一体とするのである。
この状態で放射線透過窓31側を下にして(第3図参照
)軽い衝撃を与えると空間B内に気泡があれば傾斜面1
3に沿って上昇する。
この状態で調節ねじ33を締め付け、台紙10、底部6
を彎曲させて小開口部12Bを封止すると気泡は第3図
に示す空間部C内に密封される。
この状態で、蛍光X線分析装置の試料セル設置部(図示
せず)に装填し、放射線透過窓31,放射線透過用シ一
ト14を介して試料にX線を照射して分析作業を行なう
のである。
このとき試料セル本体内の気泡は完全に空間C内に密封
された状態であって放射線透過用シート14個所に気泡
が戻ることはないから、試料セルを上方、又は下方、あ
るいは左、右いずれに傾斜させても気泡による影響を受
けることはない。
測定終了後は、試料セルを前記分析装置より取外し、ケ
ーシング30と32とを分離し、メッシュ34、パッキ
ング35も取外した状態にしてたとえば第2,4図に示
すような円筒形状の取外し用治具19を外枠15の内方
に挿入して、この治具19の下面20を、内枠の上端面
21及びこの上端面21を覆っている前記円弧状つなぎ
目個所11にあてがい、内枠カバー5のフランジ部9を
上方へ引上げて前記折返し部8を反転させつつ、外枠1
5、放射線透過用シ一ト14、内枠カバー5を第4図に
示すように内枠1から取外すのである。
このとき、前記液体試料は内枠カバー5の底部6、立上
り部7、折り返し部8に囲まれた空間内にあり外にこぼ
れ出したりするおそれは全くない。
次に外枠15、取外し用治具19を取外し、液体試料、
放射線透過用シ一ト14、及び内枠カバー5を廃棄し、
このとき内部に嵌め込んでいた筒状回収部材12を回収
するのである。
本考案は、上述した構或よりなり ■ 気泡を放射線透過用シートとははなれた個所に集め
て密封するため気泡が測定誤差の要因となるようなこと
がなくなり、正確な測定を行なえる。
しかも、気泡は放射線透過用シートとははなれた個所に
密封してあるから、たとえ真空雰囲気中で試料セルを用
いても気泡の膨張による放射線透過用シートの破損とい
うような事故はおこらない。
■ 内枠カバー及び放射線透過用シートだけを使い捨て
とすることによって従来のようなわずらわしく且つ手数
のかかる洗浄作業が全く不要となり、従って、手や衣服
等を汚すこともない。
しかも、使い捨てにするのは、試料が付着する内枠カバ
ー及び放射線透過用シートだけで、これらは安価に製作
できること及び比較的高価な内枠及び外枠はくり返し使
用できることがら使い捨てであるにもかかわらず経費は
少なくてすみ全体として分析コストを大幅に低減するこ
とができる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は分解斜
視図、第2図は分解した状態での縦断面図、第3図は組
付けた状態での縦断面図、第4図は取外しつつある状態
を示す斜視図である。 1・・・内枠、5・・・内枠カバー 6・・・底部、7
・・・立上り部、8・・・折り返し部、9・・・フラン
ジ部、12・・・筒状仕切部材、12A・・・開口部(
大)、12B・・・開口部(小)、14・・・放射線透
過用シート、15・・・外枠、17・・・試料セル本体
、31・・・放射線透過窓、33・・・封止部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチックフイルムを゛折曲して底部、立上り部、折
    り返し部及びフランジ部を有する内枠力バーを形戊し、
    この内枠カバーの立上り部及び折り返し部を筒状の内枠
    にかぶせ、前記底部と立上り部とで形威される空間内に
    、試料及び両端に大、小の開口部を有し且つ一方側は先
    狭まり状としてある筒状仕切部材を捜大して前記先狭ま
    り状にしてある側の小開口部と前記底部とを対向させ次
    に、前記底部とは反対側の上方から放射線透過用シート
    を被複し、さらにその上方から筒状の外枠をはめ込んで
    なる試料セル本体を放射線透過窓を有する容器内に収納
    して放射線透過窓と放射線透過用シートとを対向させ、
    さらに該容器に前記試料セル本体の底部外側より該底部
    を押圧して前記試料セル本体内部に挿入した筒状仕切部
    材の小開口部を封止する封止部材を設けたことを特徴と
    する試料セル。
JP7656976U 1976-06-12 1976-06-12 試料セル Expired JPS5910608Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7656976U JPS5910608Y2 (ja) 1976-06-12 1976-06-12 試料セル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7656976U JPS5910608Y2 (ja) 1976-06-12 1976-06-12 試料セル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52167988U JPS52167988U (ja) 1977-12-20
JPS5910608Y2 true JPS5910608Y2 (ja) 1984-04-03

Family

ID=28551686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7656976U Expired JPS5910608Y2 (ja) 1976-06-12 1976-06-12 試料セル

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EP2158967A1 (en) * 2008-08-26 2010-03-03 F. Hoffmann-La Roche AG Sample carrier

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JPS52167988U (ja) 1977-12-20

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