JPS5910601Y2 - 圧力測定器用ダンパ− - Google Patents
圧力測定器用ダンパ−Info
- Publication number
- JPS5910601Y2 JPS5910601Y2 JP1976141058U JP14105876U JPS5910601Y2 JP S5910601 Y2 JPS5910601 Y2 JP S5910601Y2 JP 1976141058 U JP1976141058 U JP 1976141058U JP 14105876 U JP14105876 U JP 14105876U JP S5910601 Y2 JPS5910601 Y2 JP S5910601Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure measuring
- damper
- measuring device
- pressure
- connecting portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、圧力測定器用ダンパーの改良に関するもので
ある。
ある。
従来、自動車エンジンの吸排気圧等の脈動をともなう圧
力測定には、第4図に示すごときダンパーが使用されて
いる。
力測定には、第4図に示すごときダンパーが使用されて
いる。
この第4図例のダンパーは被測定体と圧力測定器とを連
通ずるゴムホース20を貫通する孔22を有したダンパ
一本体21と、該孔22上に連結する中空部24内に収
納した押え片23と、先端が中空部24内に貫入される
ようにダンパ一本体21に螺合され螺進退により押え片
23を介してゴムホース20の押圧を調整する調整螺子
25とからなる。
通ずるゴムホース20を貫通する孔22を有したダンパ
一本体21と、該孔22上に連結する中空部24内に収
納した押え片23と、先端が中空部24内に貫入される
ようにダンパ一本体21に螺合され螺進退により押え片
23を介してゴムホース20の押圧を調整する調整螺子
25とからなる。
そして、このダンパーは調整螺子25を螺退せしめてゴ
ムホース20の管路を全く狭搾しないと脈動する圧力の
変化、すなわち圧力の脈動範囲を測定でき、調整螺子2
5を螺進させゴムホースを狭搾すると圧力の脈動範囲が
限定されて圧力測定器の指針の振れ量を少なくして圧力
測定ができることが知られている。
ムホース20の管路を全く狭搾しないと脈動する圧力の
変化、すなわち圧力の脈動範囲を測定でき、調整螺子2
5を螺進させゴムホースを狭搾すると圧力の脈動範囲が
限定されて圧力測定器の指針の振れ量を少なくして圧力
測定ができることが知られている。
この種、従来のゴムホース20の管路を狭搾する方式は
、簡易な構造で圧力測定器の指針の振れを防ぐとともに
、調整螺子25の螺退で圧力脈動の巾まで測定できる長
所を有するが、一方では、ゴムホース20の破損のおそ
れが多く、またゴムホース20の疲労による復元力の低
下により圧力脈動の巾を測定せんとした場合調整螺子2
5をゆるめても狭搾された管路が復元しないことがある
等の欠点を有していた。
、簡易な構造で圧力測定器の指針の振れを防ぐとともに
、調整螺子25の螺退で圧力脈動の巾まで測定できる長
所を有するが、一方では、ゴムホース20の破損のおそ
れが多く、またゴムホース20の疲労による復元力の低
下により圧力脈動の巾を測定せんとした場合調整螺子2
5をゆるめても狭搾された管路が復元しないことがある
等の欠点を有していた。
本考案は、上記欠点を解決すべくなされたもので、簡易
な構造で圧力測定器と被測定体とを連通ずる管路の径を
容易、確実に調整でき、もって圧力測定器の指針の振れ
を防いだ測定と、圧力脈動の巾の測定とが可能となる圧
力測定器用ダンパーを提案するものである。
な構造で圧力測定器と被測定体とを連通ずる管路の径を
容易、確実に調整でき、もって圧力測定器の指針の振れ
を防いだ測定と、圧力脈動の巾の測定とが可能となる圧
力測定器用ダンパーを提案するものである。
以下、本考案圧力測定器用ダンパーを、添付図面に示す
一実施例にもとすいて詳細に説明する。
一実施例にもとすいて詳細に説明する。
図中、2が圧力測定器で、この圧力測定器2の配管連結
口部には、本案圧力測定器用ダンパーのダンパ一本体1
,1が装着されている。
口部には、本案圧力測定器用ダンパーのダンパ一本体1
,1が装着されている。
このダンパ一本体1,1は、第1図左側のものが正圧用
、右側のものが負圧用のものである。
、右側のものが負圧用のものである。
なお、この正圧用及び負圧用の本案圧力測定器用ダンパ
ーは、同一構造のものが使用される。
ーは、同一構造のものが使用される。
上記ダンパ一本体1は、第2図及び第3図に最も明らか
に示すごとき構造よりなり、一端(第2図左側)より、
被測定体との配管連結部1a,筒部9,鍔部10,圧力
測定器2への装着用螺条部11,圧力測定器連結部1b
が一体的に形或されている。
に示すごとき構造よりなり、一端(第2図左側)より、
被測定体との配管連結部1a,筒部9,鍔部10,圧力
測定器2への装着用螺条部11,圧力測定器連結部1b
が一体的に形或されている。
上記ダンパ一本体1の配管連結部1a側端(第2図左側
端)よりは通路3が、圧力測定器連結部1b側端(第2
図右側端)よりは通路4が、各々ダンパ一本体1の中心
軸上に穿設されている。
端)よりは通路3が、圧力測定器連結部1b側端(第2
図右側端)よりは通路4が、各々ダンパ一本体1の中心
軸上に穿設されている。
両通路3,4は筒部9内まで延びこの筒部9内で、両者
は連通されることなく直角状に折り曲げられ、該筒部9
の周面に開口部5,6として離れた位置に開口せしめて
ある。
は連通されることなく直角状に折り曲げられ、該筒部9
の周面に開口部5,6として離れた位置に開口せしめて
ある。
上記ダンパ一本体1の筒部9には、スライド弁状環8を
回転可能に嵌着してなる。
回転可能に嵌着してなる。
このスライド環8の内周面には上記両開口部5,6を連
通する溝部7 (連通孔でもよい)が設けられており、
このスライド弁環8を筒部9を軸にして回転位置を調整
することにより、両開口部5,6と溝部7との連通面積
の大きさが調整できるようになしてある。
通する溝部7 (連通孔でもよい)が設けられており、
このスライド弁環8を筒部9を軸にして回転位置を調整
することにより、両開口部5,6と溝部7との連通面積
の大きさが調整できるようになしてある。
すなわち、第3図に最も明らかに示すごとく、両開口部
5,6上に溝部7を一致せしめると、通路3,4は途中
で狭搾されず、スライド弁環8を回転せしめて、溝部7
の位置を第3図の開口部5上より多少ずらすと両通路3
,4はこの開口部5,6と溝部7との連通部で狭搾され
るもので、スライド弁環8の回転位置によりこの狭搾量
は調整できるものである。
5,6上に溝部7を一致せしめると、通路3,4は途中
で狭搾されず、スライド弁環8を回転せしめて、溝部7
の位置を第3図の開口部5上より多少ずらすと両通路3
,4はこの開口部5,6と溝部7との連通部で狭搾され
るもので、スライド弁環8の回転位置によりこの狭搾量
は調整できるものである。
なお、図には必らずしも明示していないが、本案測定器
用ダンパーは、圧力測定器連結部1b側を鍔部10まで
圧力測定器このケーシング内に挿入し、圧力測定器2の
ケーシングを該鍔部10と螺条部11に螺合した図示し
ないナットで扶持締着すると、通路4は圧力測定器2の
メータに連結する配管連結口部に連通ずるようになって
いる。
用ダンパーは、圧力測定器連結部1b側を鍔部10まで
圧力測定器このケーシング内に挿入し、圧力測定器2の
ケーシングを該鍔部10と螺条部11に螺合した図示し
ないナットで扶持締着すると、通路4は圧力測定器2の
メータに連結する配管連結口部に連通ずるようになって
いる。
また、配管連結部1aにはゴムホース等の被測定体と連
通ずる配管の一端が連結されるものである。
通ずる配管の一端が連結されるものである。
しかして、上記実施例においては、ダンパ一本体1の配
管連結部1aに、被測体に連通する配管を連結すれば、
圧力測定が行なえるものであるが、この際スライド弁環
8を回動せしめて第3図のように開口部5,6が全開の
状態から、除々に閉めれば、圧力測定器2と被測定体を
連通ずる通路が狭搾され、もって脈動による影響は減少
してメータが平均値付近で小さな振れとなり、メータの
読みとりが容易になる。
管連結部1aに、被測体に連通する配管を連結すれば、
圧力測定が行なえるものであるが、この際スライド弁環
8を回動せしめて第3図のように開口部5,6が全開の
状態から、除々に閉めれば、圧力測定器2と被測定体を
連通ずる通路が狭搾され、もって脈動による影響は減少
してメータが平均値付近で小さな振れとなり、メータの
読みとりが容易になる。
また第3図の状態のまま使用すれば脈動の巾も常に確実
に測定することができ、例えばスライド弁環8に目盛等
を付して全開の状態が正確に得られるようにしておけば
より有効である。
に測定することができ、例えばスライド弁環8に目盛等
を付して全開の状態が正確に得られるようにしておけば
より有効である。
したがって、本案圧力測定器用ダンパーは上記のごとき
構或、作用よりなるため、従来のようにダンパーによる
ゴムホースの破損、疲労のおそれがなく、構造が簡単で
、操作も容易であり、かつ信頼性を向上するものである
。
構或、作用よりなるため、従来のようにダンパーによる
ゴムホースの破損、疲労のおそれがなく、構造が簡単で
、操作も容易であり、かつ信頼性を向上するものである
。
第1図は本案圧力測定器用ダンパーを用いた圧力測定器
の正面図、第2図は第1図A−A線断面図、第3図は第
2図B−B線断面図、第4図は従来のダンパーを示す断
面図である。 1・・・ダンパ一本体、1a・・・配管連結部、1b・
・・圧力測定器連結部、2・・・圧力測定器、3,4・
・・通路、5,6・・・開口部、7・・・溝部、8・・
・スライド弁環、9・・・筒部、10・・・鍔部、11
・・・螺条部。
の正面図、第2図は第1図A−A線断面図、第3図は第
2図B−B線断面図、第4図は従来のダンパーを示す断
面図である。 1・・・ダンパ一本体、1a・・・配管連結部、1b・
・・圧力測定器連結部、2・・・圧力測定器、3,4・
・・通路、5,6・・・開口部、7・・・溝部、8・・
・スライド弁環、9・・・筒部、10・・・鍔部、11
・・・螺条部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一端側を被測定体への配管連結部1a、中央部を筒部9
、他端側を圧力測定器連結部1bとなしたダンパ一本体
1に、配管連結部1a端と圧力測定器連結部1b端とか
ら筒部9内に達する通路3,4を穿設し、 該通路3,4は、筒部9内で両者を連通ずることなく折
り曲げて、該筒部9の外周面に開口5,6として離れた
位置に開口し、 上記筒部9には、両開口5,6を連通する溝部7を有し
たスライド弁環8を回転可能に嵌着してなる、 圧力測定器用ダンパー
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976141058U JPS5910601Y2 (ja) | 1976-10-20 | 1976-10-20 | 圧力測定器用ダンパ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976141058U JPS5910601Y2 (ja) | 1976-10-20 | 1976-10-20 | 圧力測定器用ダンパ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5358594U JPS5358594U (ja) | 1978-05-18 |
JPS5910601Y2 true JPS5910601Y2 (ja) | 1984-04-03 |
Family
ID=28749837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976141058U Expired JPS5910601Y2 (ja) | 1976-10-20 | 1976-10-20 | 圧力測定器用ダンパ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5910601Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6322506Y2 (ja) * | 1981-02-23 | 1988-06-21 |
-
1976
- 1976-10-20 JP JP1976141058U patent/JPS5910601Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5358594U (ja) | 1978-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5979247A (en) | Flow sensor having a fixed resistance and a variable resistance | |
US5152318A (en) | Screw-in throttle valve and pressure gauge assembly | |
ES1032539U (es) | Valvula de bloqueo para un dispositivo de medida. | |
US5167147A (en) | Air-measuring device | |
JPS5910601Y2 (ja) | 圧力測定器用ダンパ− | |
US4622994A (en) | Fluid handling device | |
US4945771A (en) | Integrated flow meter and vacuum gauge and use | |
US4245669A (en) | Self-actuated flow regulator system | |
EP0154641A1 (en) | Fluid handling device | |
CA1069342A (en) | Variable orifice gas flow sensing head | |
US4279267A (en) | Fluid flow proportioning device | |
US2563968A (en) | Inflation gauge and valve assembly | |
JPS5824005Y2 (ja) | クウキカイロソシ | |
US3776037A (en) | Flow indicator device with sealing means | |
JPH073308Y2 (ja) | 一体形差圧センサ | |
US3724269A (en) | Fluid device having flow control and indicating means | |
JPH0236093Y2 (ja) | ||
US4346607A (en) | Fluid flow meter with improved sealing means | |
JPH073309Y2 (ja) | 一体形差圧センサ | |
JPH0545942Y2 (ja) | ||
JPS622495Y2 (ja) | ||
GB2112115A (en) | Rotary plug valve | |
JPS5918341Y2 (ja) | 圧力計器類の取付構造 | |
JPS61167538U (ja) | ||
JPS6042331Y2 (ja) | 音速ノズル |