JPS59105298A - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JPS59105298A
JPS59105298A JP21493182A JP21493182A JPS59105298A JP S59105298 A JPS59105298 A JP S59105298A JP 21493182 A JP21493182 A JP 21493182A JP 21493182 A JP21493182 A JP 21493182A JP S59105298 A JPS59105298 A JP S59105298A
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JP
Japan
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voltage
transistor
circuit
discharge lamp
power supply
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JP21493182A
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English (en)
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小沢 正孝
小山 和孝
和彦 伊藤
和正 能見
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は半導体素子?用いて予熱始動形放電灯全始動し
、点灯させるための放電灯点灯装置に関するものである
従来例の構成とその問題点 予熱始動形放電灯点灯装置の基本回路を第1図に示す。
第1図において、1は交流電源、2は電源スィッチ、3
はインダクタンスからなる安定器、4は予熱始動形放電
灯(以下放電灯4と記す)、5.6′はその予熱フィラ
メント電極(以下フィラメント電極5,6′と記す)、
6は始動スイッチである。
この基本回路において、電源スイッチ2全閉じ、交流電
源1が投入された後、始動スイッチ6孕閉じると、交流
電源1から電源スイッチ2.安定器3、フィラメント電
極6.5”5介して始動スイッチ6に電流が流れ、フィ
ラメント電極5,6′が予熱される。この電流が流れて
いるときに始動スイッチ6全開くと、安定器2に流れて
いた電流が遮断されるため、安定器3にキックパルス電
圧が誘起され、放電灯4のフイラメーント電極6.5′
間に印加される。これにより放電灯4が始動する。
始動スイッチ6には、機械接点式のものとして、点灯管
がある。
しかし、点灯管には、接点の開閉動作が熱によるもので
あるので、接点が閉じさらに開く壕で長い時間を要し、
放電灯4を即時始動させることがでさないという欠点が
ある。また、1度接点金開いてパルス金高した後に次の
パルスを出すまでに時間がかかる。さらに、接点の開く
位相が一定せず、そのため接点開離時に安定器3に流れ
ている電流も一定です<、そのため確実に高いパルス電
圧全組ることができない。そして寿命も短いという欠点
もある。
このような点灯管の欠点金除去す4%+のとして、従来
から始動スイッチ6に必要な動作全半導体素子?用、い
て行なわせる放電灯点灯装置力4重々提案されている。
ところが、半導体素子音用いた従来の放電灯点灯装置に
おいては、放電灯の即時始動を目的として、交流電源投
入直後から安定器に高いキックパルス電圧全発生させて
いるので、そのフィラメント電極が十分に予熱された状
態になる前に前記フィラメント電極間に高いキックパル
ス電圧が印加されることになる。それによって、冷陰極
放電が発生し、フィラメント電極が損傷金量けて、放電
灯の寿命が短くなるという欠点があった。さらに始動直
前の冷陰極放電は眼にちらつきとして感じられ、不快感
ケもたらすという欠点があった。
発明の目的 本発明は、放電灯をきわめて短時間に始動させることが
でさ、!、た放電灯の発光のちらつIT生じさせること
がなく、さらにその寿命?長くすることのでさる構成の
簡単な放電灯点灯装置金捉供することを目的とする。
発明の構成 本発明の放電灯点灯装置は、電源投入後ただちに放電灯
のフィラメント電極の予熱を開始するとともに、電源投
入後しばらくしてから始めは低いキックパルス電圧7介
生し、その後徐々にキックダルスミ圧全高めて放電打金
始動させ、点灯させる′ことによジ轡曖に手、上述の目
的全達成したものである。
さらに具体的に述べるならば、本発明では、交流電源に
電源スィッチと誘導性要素を含む安定器とを介して接続
された予熱始動形放電灯と、前記放電灯の両端に並列的
に接続されたトランジスタと、直流電源回路と、前記直
流電源回路の直流出力端と前記トランジスタのベースと
の間に接続されてベース電流限流手段全台み前記直流電
源回路から前記第1のトランジスタに流れるベース電R
全断続する駆動回路と1、第1のトランジスタのコレク
タ、エミッタ間と並列にあるいはこれに加えて前記直流
電源回路に接続され、第1のトランジスタのコレクタ、
エミッタ間に電圧が印加されている間に駆動回路に前記
ベース電流のオン、オフを行なわせるよう信号を出力す
る制[j回路と、前記予熱始動形放電灯の予熱フィラメ
ントの電源側端子とは反対側の両端子間にトランジスタ
と導通方向が逆になるように並列に接続された一方向に
導通する半導体スイッチと全備えた放電灯点灯装置にお
いて、制呻回路全第1のトランジスタのコレクタ、エミ
ッタ間の電圧すなわち前記予熱始動形放電灯の予熱フィ
ラメント間の管電圧?検出して一定時間第1のトランジ
スタ全導通させ、その後遮断するように駆動回路に信号
全発生するよう構成するとともに、直流電源回路の入力
端?少なくとも電源スイッチ?介して交流電源に接続す
るとともに直流電源回路の充電電流限流手段と出力コン
デンサとで定凍る充電時定数i0.5〜2・6秒となる
ようにしたこと全特徴としている。
実施例の説明 以下、本発明の一実施例について、図面を参照して説明
する。第2図は本発明の一実施例の構成を示す。崗に示
すように、交流電源1に直列に電源スィッチ2、インダ
クタンスからなる安定器3、予熱始動形放電灯4(以下
放電灯4と記す)が接続され、前記放電灯4の予熱フィ
ラメント電極5゜5′(以下フィラメント電極5,5′
と記す)の非放電側端子e、  f間に雑音防止用のコ
ンデンサ7゜予熱電流回路8およびトランジスタスイッ
チ回路11が11に列に接続されている。半導体スイッ
チである予熱電流回路8は二端子一方向性サイリスタ9
とダイオード1oとの直列回路で構成されている。トラ
ンジスタスイッチ回路11は、前記予熱電流回路8と導
通方向が逆になるように端子e・f間に接続されたダイ
オード12とトランジスタ13との直列回路と、トラン
ジスタ13のコレクタ、エミッタ間にトランジスタ13
の導通方向と同一の方向に充電電流が流れるよう接続さ
れた直流電源回路17と、トランジスタ13のコレクタ
エミッタ間の電圧全検出する電圧検出回路24とタイマ
回路31とからなる開側j回路18と、駆動回路19と
で構成されている。さらに、直流電源回路17は、ダイ
オード14と充電電流限流手段である抵抗15との直列
回路と、コンデンサ16とツェナーダイオード2oとの
並列回路と全直列に接続して構成したものである。電圧
検出回路24は、抵抗25と、トランジスタ26と、抵
抗27と、インバータゲート21とで構成されている。
タイマ回路31は、抵抗28と、コンデンサ29と、イ
ンバータゲート22と、アンドゲート23と、抵抗30
とで構成されている。駆動回路19は、抵抗33と、ト
ランジスタ32とで構成されている。さらに、抵抗16
とコンデンサ16とで定する充電時定数が0.5〜2.
5秒になるよう構成されている。
以下、第3図ケ用いて、上記実施例の動作を説明する。
電源スィッチ2が投入されると、第3図(A)の破線で
示す波形のような交流電源電圧vsが安定器2を介して
放電灯3の電極間および非放電側端子e、f間に印加さ
れる。このとき、交流電源1の端子すが正の半サイクル
であると、放電灯4と並列に接続された予熱回路8にお
いて、ダイオード10の順方向に電圧が印加されるので
、そのサイリスタ9に電圧が印加されることになる。サ
イリスタ9の端子間電圧がそのブレークオーバー電圧V
aO未満である。第3図(A)の00〜01の期間、こ
のサイリスタ9は遮断状態にある。サイリスタ9の端子
間電圧がブレークオーバー電圧を越えると、第3図(A
) K示すように01で急激に導通して、第3図(B)
に示す予熱電流IPHが、交流電源1−・電源端子b→
放電灯4のフィラメント電極5’−)非放電側端子f−
→サイリスタ9→ダイオード10−)非放電側端子e→
放電灯4のフィラメント電極5−)放電側端子d→安定
器3→電源スイッチ2→電源端子a→交流電源1の経路
を流れる。この予熱電流IPHは、安定器3が誘導性で
あるため遅相電流となり、交流電圧の次の半サイクルま
で流れ続けるが、やがて予熱電流IPHが低下して、第
3図の03テサイリスタ9の保持電流未満になると、サ
イリスタ9は遮断状態になる。この半サイクルでは電源
端子すが負であるので、ダイオード10には逆方向の電
圧が印加される。そのため予熱回路8が導通しないので
、電源電圧は、前記ダイオード10と導通方向が逆とな
るように放電灯4と並列に接続されたトランジスタスイ
ッチ回路11に印加され、この電圧により、@流電源回
路17に充電電流が、交流電源1→電源端子l−>電源
スイツチ2→安定器3→放電側端子d→放電灯4のフィ
ラメント電極5→非放電側端子e→ダイオード12→タ
イオード14→抵抗15→コンデンサ16→非放電側端
子f→放電灯4のフィラメント電極5′−)電源端子す
一交流電源1の経路電流れる。直流電源回路17におい
て、ツェナーダイオード2゜はコンデンサ16の充電電
圧すなわちこの直流電源回路17の出力電圧全一定の電
圧以下に制限することにより、制(財)回路18および
駆動回路19全構成する回路素子に高い直流電圧が印加
されないようにしている。この充電の際に、直流電源回
路17に流れ込む充電電流は安定器3および抵抗15で
制限されているので、コンデンサ16の充電電圧が瞬時
に高<71:ることはない。制岬回路18Cζ必安な直
流’iij;圧をすべて直流電源回路17から供給する
ようにしているので、直流電圧が低いとさくlこは開側
1回路18が動作せず、制呻信号金高さないので、駆動
回路19が動作せず、第1のトランジスタ13は遮断状
態となる。そのため、トランジスタ13のコレクタ、エ
ミッタ間には、電源端子aが止どなる第3図03からO
o′の期間、電源電圧vsが印加され、直流電源回路1
7のコンデンサ16は、その端子間電圧が少なくとも側
副(回路18が動作する電圧に達する壕では充電される
直流電源回路17の出力電圧が、少なくとも開側1回路
18の動作する電圧に達した後の制研回路18の動作r
説明する。第2図におけるb点が正の交流電圧サイクル
でサイリスタ9が導通し、予熱電流IPHが流れた後、
030時点で予熱電流IPHがサイリスタ9の保持電流
未満になるとサイリスタ9は遮断状態になろうこの半サ
イクルでは電源端子すが同色に対して負の極性であるの
で、ダイオード1bに逆方向の電圧が印加され、そのた
めサイリスタ9が導通しない。そのため、電源電圧がト
ランジスタスイッチ回路11 VC印加される。
この電圧により電圧検出回路24における抵抗25ケ介
して第2のトランジスタ26のベースに電流が流れ、こ
のトランジスタ26が導通する。トランジスタ26のコ
レクタは抵抗27全介して直流電源回路17の出力端に
接続されているので、!・ランジスタ26の遮断時には
そのコレクタ電圧は@流電源回路17の出力電圧に等し
くなるが、トランジスタ26の導通時には低い電圧レベ
ルになる。トランジスタ26のコレクタ電圧が低い電圧
レベルになると、この電圧ケ入力としたインバータゲー
ト21の出力電圧すなわち電圧検出回路24の出力電圧
は高い電圧レベルになる。次の半サイクルではダイオー
ド12により整流されるので、トランジスタ13のコレ
クタ、エミッタ間に電圧がかからず、電圧検出回路24
の出力電圧は低い電圧レベルとなり、交流電圧の1サイ
クルでは、トランジスタ26のコレクタ、エミッタ間の
電圧および電圧検出回路の出力電圧は第3図(D)、 
(E)に示すようになる。
なお、電圧検出回路24の出力電圧が高くなった後、開
側(回路1日の出力信号で駆動回路19が動作し、それ
によってトランジスタ13が導通すると、そのコレクタ
、エミッタ間の電圧は低い電圧レベルになるが、トラン
ジスタ26のベース・エミッタ電圧VBII 金トラン
ジスタ13のコレクタ・エミッタ飽和電圧Vcx(sa
t)より低くなるよう前記トランジスタ26全選定して
おけば、第3図(D)。
(E)に示す電圧波形を得ることができる。
電圧検出回路24の出力型I−によす、タイマ回路31
は次のように動作する。
すなわち、電圧検出回路24の出力電圧が第3図(E)
に示すように05で立ち上がり、00′で立ち下がると
、抵抗28を介してコンデンサ29が充電される。その
端子間電圧は第3図(財))に示すように第3図(E)
の波形?積分した波形となる。そのため、コンデンサ2
9の端子間電圧上入力とするインバータゲート22の出
力電圧は、第3図(G)に示すように、コンデンサ29
の端子間電圧がインバータゲート22のスレッシュホー
ルド電圧Vthに達した時点04で立下が9、それより
低くなった時点05で立上がる矩形波電圧波形となるっ
Cの波形(l−i第3図停)に示す電圧検出回路24の
出力電圧波形全遅延し反転させた波形である。さらに、
アンドゲート23の出力電圧は第3図但)に示すように
、電圧検出回路24とインバータゲート22の出力電圧
がともに高い電圧レベルとなる期間すなわち05の時点
で立上がり、04の時点で立下がる矩形波電圧となる。
アンドゲート23の出力は抵抗30’z通して側斜回路
18の出力電圧となる。
制(財)回路18の出力信号は駆動回路19の入力信号
となる。制(財)回路18の抵抗30?通してその出力
電流がトランジスタ32のベースに流れるとトランジス
タ32は導通し、直流電源回路17から抵抗33を通し
てコレクタ電流がトランジスタ32に供給され、トラン
ジスタ32のエミノタからトランジスタ13にベース電
流が供給される。
これによりトランジスタ13が導通する。ところで、制
G印回路18の出力電圧全、電圧検出回路24とタイマ
回路31のI!l!11さにより、第3図(H)に示す
よりに05から041での期間高い電圧になるようにし
たので、この出力電圧により、駆動回路19の出力電流
も交流電圧の1サイクルの期間において03から041
での期間だけ流すことができ、トランジスタ13は03
の時点で導通し、04で遮断状態に変化し、その後遮断
状態ケ維持する。そのため、第3図(B)に示すように
トランジスタ13のコレクタ電流ICが、03から04
1での期間交流電源1−・電源端子a−・電源スイツチ
2→安定器3−>放電灯4のフィラメント電極5−>非
放電側端子e→ダイオード12→トランジスタ13のコ
レクター〉トランジスタ13のエミッタ→非放電側端子
f→放電灯4のフィラメント電極5′→電源端子b −
>交流電源1の経路で流れる。04の時点でトランジス
タ13が遮断状態になると、安定器3を通して流れてい
たコレクタ電流が遮断され心ので、安定器3にキックパ
ルス電圧が誘起される。このキックパルス電圧が放電灯
4のフィラメント電極5,6′間に始動パルスとして、
交流電源1の電圧に重畳して印加される。放電灯4が始
動しなければ、第3図(C)に示すように、パルス発生
の残りの半サイクルで交流電圧が放電灯4の両端および
トランジスタ13のコレクタ、エミッタ間に印加され、
この期間に直流電源回路17のコンデンサ16孕充電す
ることができる。そのため、半サイクル中に放電灯4に
並列に接続されたトランジスタ13を単に繰り返し導通
、遮断する側斜回路ケ備えた放電灯゛点灯装置に比べて
、コンデンサ16の充電期間を長くすることかでさ、直
流電源回路17のコンデンサ16に効果的に電荷全蓄積
することができる。そのため、引続くパルス発生の半サ
イクルにおいて、太さな駆動電流でトランジスタ13を
駆動することかでさ、交流電源1からトランジスタ13
に流れるコレクタ電流を大さくでき、安定器2を介して
流れるトランジスタ13のコレクタ電流を遮断した時に
、安定器3に大きな始動エネルギーを有する始動パルス
全発生させることがでさる0 始動パルス発生後の次の半サイクルでは、交流電源端子
すの極性が同端子aに対して正となるので、ダイオード
12の整流作用によりトランジスタスイッチ回路11に
は電流が流れず、予熱回路8のダイオード1oの順方向
に電圧が印加されるので予熱電流IPHが流れる。
シ上の予熱およびパルス発生の動作を放電灯4が始動す
る壕で交流サイクル毎に繰り返し行なう。
ところで、コンデンサ16の充電電圧は、交流電圧ザイ
クル毎に充電されて、抵抗15.コンデンサ16の時定
数に応じて徐々に高くなる。すでに説明したように、ト
ランジスタ13は、直流電源回路17の出力端から抵抗
33全通して流入するベース電流によって導通制研され
るので、コンデンサ16の充電電圧がツェナーダイオー
ド2゜で制限される電圧のときに流入するベース電流で
トランジスタ13が飽和動作するように構成しておくと
、コンデンサ1゛6の充電電圧がツェナーダイオード2
oで制限される電圧に達した後には、トランジスタ13
のコレクタ電流が安定器3で定贅る遅相電流となり、一
定時間後に一定の電流値に達する。コンデンサ16の充
電電圧が低い電圧のときには、トランジスタ13のコレ
クタ電流は、ベース’71L流にトランジスタ13の電
流増幅率ヲ乗じた電流値となり、この値は安定器3で定
する一定時間後の電流値に比べて小さい。トランジスタ
13の遮断時に安定器3に発生するキックパルス電圧値
の大きさは、安定器3を介してトランジスタ13に流れ
ていたコレクタ電流にほぼ比例するので、コンデンサ1
6の充電電圧が低いときには、安定器3に発生するキッ
クパルス電圧の値が小さい。したがって、電源スィッチ
2が投入された後に、コンデンサ16の充電電圧が制(
財)回路の動作可能な電圧になるまではキックパルス全
発生せず、その後制菌回路が動作全開始するとキックパ
ルス電圧は低い電圧から徐々に高くなる。すでに述べた
ようにキックパルス電圧はコンデンサ16の充電電圧に
応じて高くなるので、キックパルスを圧は、抵抗16と
コンデンサ16とで決捷る充電時定数の値によって定す
る。ところで、キックパルス電圧が早く高くなってし1
つと、フィラメント電極5,6′の予熱が不十分の1ま
放電灯4が始動することになり、フィラメント電極6,
6′間に冷陰極放電が発生し、放電灯4の点滅寿命が短
くなる。冷陰極放電ケ起こさないような抵抗16とコン
デンサ16とで定16時定数の大ささは、予熱電流の大
きさによって異なる。すなわち、大さl予熱電流で予熱
すれば、早く始動させてもよいし、逆に少ない予熱型(
AUでは、フィラメント電極5゜5′が十分に予熱され
てから始動させなければならない。1友、キックパルス
電圧が高くなるのが遅く、点灯所要時間が長くなりすぎ
ると、もはや即時始動とはいえない。一般的には2.5
秒以内に始動し、点灯する必要がある。
本発明の具体的な例全説明すると、第2図の実施例にお
いて、放電灯4に丸形3oW螢光灯(FCL 30 S
W/28.松下電子工業株式会社製)を、また安定器3
として丸形30W用安定器(GX3011 MA−11
U 、  松下電工株式会社製)をそれぞれ用い、抵抗
16の抵抗値R1として12にΩ一定とし、コンデンサ
16の静電容量C,’!1−101tF。
47μF 、1007zF 、147μFおよび220
pFの五段階に変化させて、電源電圧100V、周囲温
度26℃の条件下で点灯したところ、第4図に示す結果
が得られた。このとさ、予熱電°流は0.84 A 、
コンデンサ16の充電電圧が飽和したときの放電灯4の
電極間に印加される始動パルスの高さは1200Vであ
った。第4図から、抵抗26とコンデンサ16とで定す
る時定数τ(=C+R+)の値が1.2秒以下の小さい
範囲では、点灯所要時間はO汀〜0.8秒と短いが、発
光開始してもただちに点灯に至らず、かつ始動時にちら
つきの生じていることがわかる。また、時定数τが1.
7秒以上の大きい範囲では、点灯所要時間が時定数τに
応じて長くなるが、発光開始と点灯とが一致しており、
始動時の発光のちらつきのないことがわかる。このよう
に始動時にちらつきがないので、冷陰極放電は起こして
いないものと考えられ、この場合には放電灯4の点滅寿
命ケ長くすることができる。
したがって、抵抗16とコンデンサ16とで定する直流
電源回路の充電の時定数ケ適当な範囲にすることにより
、即時始動全可能にするとともに、放電灯4の点滅寿命
を長くすることかでさる。
さらに、放電灯4が始動し、点灯した後には、非放電側
端子e、  f間には放電灯4の管電圧が印加されるが
、サイリスタ9のブレークオーバー電圧VBOを交流電
源電圧のピーク電圧VSPと放電灯4の門点弧電圧vr
  との関係金vr<vBo(vsPとなるようにして
おくことにより、サイリスタ9を放電灯4の管電圧では
導通しないようにすることがでさ、放電灯4の非放電側
端子fが同端子eに対して正となる管電圧では予熱回路
8勿介して電流を流さないようにできる。また、放電灯
4の非放電側端子eが同端子fに対して正となる管電圧
ではダイオード6が順方向となるので、放電灯4が始動
する前とほぼ同様の動作をする。すなわち、非放電側端
子eが正となる管電圧のときに、トランジスタ13のコ
レクタ、エミッタ間に生じる電圧ケ検知し、トランジス
タ13金一定期間導通させた後、遮断して、安定器3に
キックパルスを圧金発生させ、その後はトランジスタ1
3の遮断状態を維持する。したがって、点灯時にもパル
ス発生のためにトランジスタ13を一定時間導通させ、
その後遮断させてキックパルス電圧音発生させるので、
一定時間低い電圧レベルとなり、その後1回パルス電圧
が重畳されること金除けは放電灯4の両端にあられれる
電圧は通常時とがわらない。
第2図の実施例をこのように構成したので、交流電源投
入後ただちに予熱を開始するとともに、電源投入後しば
らくしてから初めは低いキックパルス電圧音発生し、そ
の後徐々にキックパルス電圧に?4めかつこのキックパ
ルス電圧の上昇時定数?直流電源回路の充電電流限流手
段である抵抗とコンデンサとの時定数で定めて、放電灯
?始動し、点灯させるようにすることができる。そのt
め、放電打金即時始動させることがでさ、かつ放電灯の
始動時の発光のちらっiJ−なくしがっ点滅寿命?長く
することかでさる。
なお、本発明の実症例の電圧検出回路24においては、
トランジスタ13のコレクタ、エミッタ間の電圧全抵抗
25金介してトランジスタ26のヘ−、X、  x ミ
ッタ間に印加し、トランジスタ13のコレクタ、エミッ
タ間の電圧がトランジスタ26のVBEに達したときに
電圧全検知するように構成しているが、トランジスタ1
3のコレクタ、エミッタ間の電圧を、分圧器あるいは電
圧感応スイッチ全弁してトランジスタ260ベースに印
加するようにすれば、検知レベル全高め、検知動作ケよ
り一層確実なものとすることかでさる。さらに、検知レ
ベル全放電灯の再点弧電圧より置く、交流電源電圧のピ
ーク値より低く設定することにより、放電灯が始動しf
t後にはキックパルス電圧の発生全停止することができ
る。ここで電圧感応スイッチとは例えはツェナーダイオ
ード、トランジスタ。
二端子サイリスタあるいは三端子サイリスタである。こ
のような電圧感応スイッチにより、トランジスタ13の
コレクタ、エミッタ間の電圧全直接にあるいは分圧器全
介して検知し、交流電源電圧のピーク値では電圧全検知
してキックパルス電圧全発生させ、放電灯の始動後には
キックパルス電圧の発生上停止させることができる。さ
らに、分圧器にコンデンサ全付加し、積分動作?させる
ことにより、放電灯の再点弧電圧のピーク値で動作しな
いようにすることがでさ、より確実にキックパルス電圧
の発生?防止でさることはいう寸でもない。1だ、電圧
感応スイッチ金トランジスタスイッチ回路11と直列に
接続することにより、同様に放電灯4の始動にキックパ
ルス電圧の発生を停止することがでさることは明らかで
ある。さらに、トランジスタスイッチ回路11と導通方
向が逆になるようにダイオードヶ並列に接続するととも
に、トランジスタスイッチ回路とダイオードとの並列回
路と直列に二端子あるいは三端子の双方向性サイリスタ
金接続することにより、一つのサイリスタで予熱動作お
よびキックパルス印加動作の開始と停止全行なうことが
できろことは明らかである。
さらに、本実姉例では安定器に単一チヨーク形安定器金
用いた例を示したが、これに限らずIJ−ケージ形など
他の誘導性要素を含む安定器であってもよいことはい9
丑でもない。
丑た、本発明において、タイマ回路、電圧検出回路とし
て(は実姉例で示したものに限らず、他のゲート回路、
ロジック回路、ダイオードあるいはトランジスタ孕組み
合わせて用いるものでもよいことはいう1でもない。
′1′り、本発明において、駆動回路19に一つのトラ
ンジスタ32を用いて、制η印回路18の出力信号によ
って、駆動電流を流した後に遮断するようにしたが、駆
動回路19の構成はこれに限定されるものでなく、駆動
回路19にさらに他の−っのトランジスタを第1のトラ
ンジスタ13に並列に接続し、駆動電流遮断時にトラン
ジスタ13のベース、エミッタ間を短絡するようにして
もよい。
要するに直流電源回路から流れる駆動電流全確実よい。
さらに、第2図の実施例では直流電源回路17の入力端
全放電灯4の非放電1111端子e、  f間に並列に
接続したが、本発明の直流電源回路はこれに限定される
砿のではなり、トランスケ介して第2図の端子す、c間
に接続してもよいっ要するに少なくとも電源スィッチが
投入されてから充電が開始されるよう接続されていれば
よい。
さらに、コンデンサ16と並列にたとえば抵抗のごとき
コンデンサの放電全行なう放電手段を接続することによ
り、電源スィッチ2のオフ時にコンデンサ16の電荷を
すみやかに放電することがでさ、再始動時にも実姉例で
説明した動作全確実に行なわせることができる。
発明の効果 (1)特殊な素子あるいは特別な回路を付加することな
く、簡単な構成で、交流電源投入後ただちに予熱を開始
するとともに、電源投入後しばらくしてから初めは低い
キックパルス電圧全発生−させ、その抜栓々にキックパ
ルス電圧?高めることができる。
(2)そのため、予熱始動形放電灯全十分子熱しIC後
に始動することができ、即時始動が可能であるとともに
、始動時の発光のちらつき全防止しかつ点滅寿命ケ長く
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の放電灯点灯装置の基本回路図である。第
2図は本発明の放電灯点灯装置の一実帷例の回路図、第
3図は第2図の回路の動作波形金示す図、第4図はこの
実施例の点灯実験結果の一例テ示す図である。 1・・・・・交流電源、2・・・・・・電源スィッチ、
3・・・・・・安定器、4・・・・・−子熱始動形放電
灯、8・・・・・・予熱電流回路、9・・・・・・二端
子一方向性ザイリスタ、10・・・・・・ダイオード、
12・・・・・・ダイオード、13・・・・・トランジ
スタ、15・・・・・・抵抗、16・・・・・・コンデ
ンサ、17・・・・・・直流電源回路、18・・・・・
・制(財)回路、第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 交流電源に電源スィッチと誘導性要素全会む安定器とを
    介して接続された予熱始動形放電灯と、前記予熱始動形
    放電灯の両端に並列的に接続されたトランジスタと、コ
    ンデンサならびにその充電電流限流手段ケ有する直流電
    源回路と、1jIJ記直流電源回路の直流出力端と前記
    トランジスタのペースとの間に接続されて、ベース電流
    限流手段ケ含み、前記直流電源回路から前記トランジス
    タに流れるベース電流全断続する駆動回路と、前記トラ
    ンジスタと並列に接続され、前記トランジスタのコレク
    タ、エミッタ間に電圧が印加されている間に前記駆動回
    路に前記トランジスタのベース電流のオン、オフ全行な
    わせるための信号全発生する制御f@1回路と、前記予
    熱始動形放電灯の予熱フィラメントの電源側端子とは反
    対側の両端子間に前記トランジスタと導通方向が逆にな
    るように並列に接続された一方向に導通する半導体スイ
    ッチとを具備し、前記側(財)回路は、前記予熱始動形
    放電灯の管電圧全検出して一定時間前記トランジスタを
    導通させその後遮断するように前記、駆動回路に信号ケ
    供給するとともに、前記直流電源回路を少なくとも前記
    電源スィッチを介して交流電源に接続し、かつ前記直流
    電源回路の前記充電電流限流手段と前記コンデンサとで
    定する充電時定数全前記予熱フィラメントが十分予熱さ
    れる1での時間としたこと全特徴とする放電灯点灯装置
JP21493182A 1982-12-07 1982-12-07 放電灯点灯装置 Pending JPS59105298A (ja)

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