JPS59105266A - 鉛蓄電池 - Google Patents
鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPS59105266A JPS59105266A JP57214855A JP21485582A JPS59105266A JP S59105266 A JPS59105266 A JP S59105266A JP 57214855 A JP57214855 A JP 57214855A JP 21485582 A JP21485582 A JP 21485582A JP S59105266 A JPS59105266 A JP S59105266A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- solid layer
- fibers
- acid
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M4/00—Electrodes
- H01M4/02—Electrodes composed of, or comprising, active material
- H01M4/14—Electrodes for lead-acid accumulators
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、自動車SLI用、据置電源用、移動電源用な
ど広範囲な用途に用いられる鉛蓄電池の改良に関するも
ので、特に極板の保護構造に関する。
ど広範囲な用途に用いられる鉛蓄電池の改良に関するも
ので、特に極板の保護構造に関する。
従来例の構成とその問題点
一般に鉛蓄電池は多数枚の正極、負極板をセパレータを
介して積層し、得られた極板群を電槽の中に挿入し、電
解液として希硫酸を注゛大して構成されている。この鉛
蓄電池用電極には、基本的にペースト式、クラッド式、
チュードル式に類する製法が王に適用されている。
介して積層し、得られた極板群を電槽の中に挿入し、電
解液として希硫酸を注゛大して構成されている。この鉛
蓄電池用電極には、基本的にペースト式、クラッド式、
チュードル式に類する製法が王に適用されている。
上記いずれの製法にせよ、長い歴史にも拘らず未だに解
決されていない幾つかの問題がある。その一つに充放電
サイクルにおける正極活物質の微細化現象とそれから派
生する活物質層の軟化−脱落がある。この現象は、ペー
スト式に限らず、たとえ材脂やガラスの多孔体で囲われ
たクラッド式でも同様に起こり、微細化による活物質粒
子同志の結合力の脆弱化によって、容量や電圧特性が低
下する。まだ結合力を失った粒子が脱落し、底部に蓄積
され、各所に短絡の危険性を生じる。寿命特避の向上に
は、本質的には活物質の微細化防止、。
決されていない幾つかの問題がある。その一つに充放電
サイクルにおける正極活物質の微細化現象とそれから派
生する活物質層の軟化−脱落がある。この現象は、ペー
スト式に限らず、たとえ材脂やガラスの多孔体で囲われ
たクラッド式でも同様に起こり、微細化による活物質粒
子同志の結合力の脆弱化によって、容量や電圧特性が低
下する。まだ結合力を失った粒子が脱落し、底部に蓄積
され、各所に短絡の危険性を生じる。寿命特避の向上に
は、本質的には活物質の微細化防止、。
あるいは微細化を防止できないまでも、少なくとも結晶
が微細化してもなお、粒子が極板から離脱し、遊離しな
い構造が望ましく緊縛力は良い効果を与える。
が微細化してもなお、粒子が極板から離脱し、遊離しな
い構造が望ましく緊縛力は良い効果を与える。
一方、負極においては一般的傾向として、海綿状鉛が収
縮することが原因で多孔度が低下し、とくに高出力性を
失う傾向がある。この抑制に通常エクスパンダ−と呼ば
れる収縮防止剤を添加して用いるのであるが、その反面
、面全体に圧力をかけられない極板群の両端の負極は、
比較的軟弱化し、変形して特性劣化を生じることがある
。負極のこの脆弱化は、正極のそれと原因は異なるが、
強度を失う点はよく似ている。この負極では、エクスパ
ンダーの本来の目的である収縮防止とともに脆弱化を保
護する1機能を有する構造が必要である。
縮することが原因で多孔度が低下し、とくに高出力性を
失う傾向がある。この抑制に通常エクスパンダ−と呼ば
れる収縮防止剤を添加して用いるのであるが、その反面
、面全体に圧力をかけられない極板群の両端の負極は、
比較的軟弱化し、変形して特性劣化を生じることがある
。負極のこの脆弱化は、正極のそれと原因は異なるが、
強度を失う点はよく似ている。この負極では、エクスパ
ンダーの本来の目的である収縮防止とともに脆弱化を保
護する1機能を有する構造が必要である。
本発明者らは、上記問題の改善策として、Al2O2゜
Ca O、S 10 Z r O、Y 20 sな
どの耐酸性で眠気T 化学的に不活性な酸化物粒子とリン酸アルミニウムなど
の無機質結着剤を電極の表面に適用して、多孔質の固形
層を一体にした電極を提案した。
Ca O、S 10 Z r O、Y 20 sな
どの耐酸性で眠気T 化学的に不活性な酸化物粒子とリン酸アルミニウムなど
の無機質結着剤を電極の表面に適用して、多孔質の固形
層を一体にした電極を提案した。
この構成によって、微細化活物質が離脱しないように極
板面を圧迫する保護構造を与え、゛電池の寿命を大幅に
改善することができる。
板面を圧迫する保護構造を与え、゛電池の寿命を大幅に
改善することができる。
しかし、前記の固形層が正・負極間に介在し、これによ
ってインピーダンスの増加や、電極内部の反応に必要な
硫酸イオンの導入抵抗の増加を生じるので、高率放電を
目指す場合には上記のような現象を軽減する必要がある
。
ってインピーダンスの増加や、電極内部の反応に必要な
硫酸イオンの導入抵抗の増加を生じるので、高率放電を
目指す場合には上記のような現象を軽減する必要がある
。
発明の目的
本発明は、以上に鑑み、高率放電時においても特性を低
下させずに長寿命を図れる鉛蓄電池を提供することを目
的とする。
下させずに長寿命を図れる鉛蓄電池を提供することを目
的とする。
発明の構成
本発明は、実質的に耐酸性で電気化学的に不活1生な酸
化物粒子と繊維状吸水性高分子及びこれらを結合する結
着剤からなる固形層によって少なくとも正極板を一体に
被覆する構成をとるものである。ここで、前記の吸水性
高分子は、中性またはアルカリ性領域において酸性領域
におけるより吸水性に優れているものを用いる。
化物粒子と繊維状吸水性高分子及びこれらを結合する結
着剤からなる固形層によって少なくとも正極板を一体に
被覆する構成をとるものである。ここで、前記の吸水性
高分子は、中性またはアルカリ性領域において酸性領域
におけるより吸水性に優れているものを用いる。
寿命特性の向上には、本質的に活物質の微ml化を防止
できないまでも、少なくとも結晶が微細化しても、なお
粒子が極板から離脱、遊離しない構造と、微細化物が離
脱、遊離しないように極板面又は極板群を圧迫する・構
造であることが重要である。そのだめの一つの構造は、
イオン透過性があり、抵抗ができるだけ小さく、硬くて
、耐酸性があり、さらに機械的強度のある物質を電極板
表面又は電極板群のすき間や周囲に備えた構造が考えら
れる。これらの目的には、前述の固瑯層が基本的に適用
できる。
できないまでも、少なくとも結晶が微細化しても、なお
粒子が極板から離脱、遊離しない構造と、微細化物が離
脱、遊離しないように極板面又は極板群を圧迫する・構
造であることが重要である。そのだめの一つの構造は、
イオン透過性があり、抵抗ができるだけ小さく、硬くて
、耐酸性があり、さらに機械的強度のある物質を電極板
表面又は電極板群のすき間や周囲に備えた構造が考えら
れる。これらの目的には、前述の固瑯層が基本的に適用
できる。
一方、前記の固形層によって電極板表面又は電極群全体
を被覆する手段として次の方法が有効である。すなわち
、前者に対する手段としては、酸化物と水と結着剤の混
合ペーストを未化成の鉛蓄電池用極板の表面に塗着又は
噴霧した後、ペーストを乾燥固化する方法や、あるいは
水分を多く含有したペーストを用いるならば、このペー
スト中に極板を浸漬し、引き上げ乾燥固化する方法など
が考えられる。後者に対する手段としては、未化板で予
め群組みした電極板群を電槽に入れた後、酸化物を含む
ペーストを群のすき間に注入して乾燥固化する方法など
が有効である。ただし、ペーストの乾燥固化は鉛電極を
劣化させないだめに常温付近で行うのが好ましい。
を被覆する手段として次の方法が有効である。すなわち
、前者に対する手段としては、酸化物と水と結着剤の混
合ペーストを未化成の鉛蓄電池用極板の表面に塗着又は
噴霧した後、ペーストを乾燥固化する方法や、あるいは
水分を多く含有したペーストを用いるならば、このペー
スト中に極板を浸漬し、引き上げ乾燥固化する方法など
が考えられる。後者に対する手段としては、未化板で予
め群組みした電極板群を電槽に入れた後、酸化物を含む
ペーストを群のすき間に注入して乾燥固化する方法など
が有効である。ただし、ペーストの乾燥固化は鉛電極を
劣化させないだめに常温付近で行うのが好ましい。
上記のように、泥水のペーストから硬化させる場合は、
普通酸化物粒子に比較的粒径の小さなものを用いると固
形物が密になる傾向にあり、また粗大な粒子や粒子自体
に多孔性のものを用いると強度が低下する傾向にあり、
イオン透過性に必要な多孔性と強度のバランス点をコン
トロールすることが比較的困難である。
普通酸化物粒子に比較的粒径の小さなものを用いると固
形物が密になる傾向にあり、また粗大な粒子や粒子自体
に多孔性のものを用いると強度が低下する傾向にあり、
イオン透過性に必要な多孔性と強度のバランス点をコン
トロールすることが比較的困難である。
“本発明は、このような問題点を解決し、寿命改資
善の目的を采−゛もので、上記酸化物と繊維状吸水性高
分子と結着剤からなる固形物によって電極板表面又はさ
らに電極群全体を被覆するものである。
分子と結着剤からなる固形物によって電極板表面又はさ
らに電極群全体を被覆するものである。
ここで、繊維状の吸水性高分子は、ポリアクリロニトリ
ルなどのように中性、アルカリ性の水溶性中で吸水能力
が優れ、しかも酸性中でその吸水性が減少するものでな
ければならない。このような繊維状吸水性高分子を適応
した電池は、酸化物だけを電極表面又は電極板群に備え
たものと比較すると、寿命特性に関してはほとんど差は
ないが、高率の放電特性は前者の方が優れている。
ルなどのように中性、アルカリ性の水溶性中で吸水能力
が優れ、しかも酸性中でその吸水性が減少するものでな
ければならない。このような繊維状吸水性高分子を適応
した電池は、酸化物だけを電極表面又は電極板群に備え
たものと比較すると、寿命特性に関してはほとんど差は
ないが、高率の放電特性は前者の方が優れている。
本発明に適応する繊維の中で1.中性又はブルカリ性の
水溶液中で吸水性を示し、自重の50倍〜数百倍の水を
吸水保持する能力のあるものが、とくに放電特性の低下
を抑制する効果が大きい。
水溶液中で吸水性を示し、自重の50倍〜数百倍の水を
吸水保持する能力のあるものが、とくに放電特性の低下
を抑制する効果が大きい。
一方、アルミナなどの酸化物を含むペースト中に吸水性
繊維を混合すれば、吸水性繊維は、ペースト中の水分を
吸収し、膨潤する。この状態のペーストを未化成の鉛蓄
電池用極板に塗着し、ペーストを乾燥すると、吸水性繊
維に含有されないで酸化物粒子間に存在する水分は蒸発
し酸化物同志の結着力は強くなる。吸水性繊維の吸水力
は非常に強いだめ、この繊維に含有された水分はなかな
か蒸発しない。すなわち、酸化物粒子間に、水分を吸収
して膨潤した繊維が存在する構造となる。
繊維を混合すれば、吸水性繊維は、ペースト中の水分を
吸収し、膨潤する。この状態のペーストを未化成の鉛蓄
電池用極板に塗着し、ペーストを乾燥すると、吸水性繊
維に含有されないで酸化物粒子間に存在する水分は蒸発
し酸化物同志の結着力は強くなる。吸水性繊維の吸水力
は非常に強いだめ、この繊維に含有された水分はなかな
か蒸発しない。すなわち、酸化物粒子間に、水分を吸収
して膨潤した繊維が存在する構造となる。
また、吸水性繊維の吸水力は、常温から100″Cまで
は変化しないので、酸化物のペーストをこの温度範囲で
乾燥しても何らの影響を受けない。
は変化しないので、酸化物のペーストをこの温度範囲で
乾燥しても何らの影響を受けない。
つぎに、前記の固形層で被覆された極板を電解液の希硫
酸中に浸漬すると、繊維の吸水能力は酸性水溶液中では
、中性やアルカリ性に比べて非常に劣るため、繊維が吸
収した水は放出され、比較的大きな孔が固形層中に形成
される。したがって、活物質の反応に必要な希硫酸が固
形層中を拡散しゃすくなシ、高率の放電特性は向上する
と考えられる。一方、固形層が高多孔質になるため、そ
の機械的強度が劣化する危険性が考えられるけれども吸
水性繊維が酸化物を取り囲んで、繊維同志の結着が行わ
れるので、固形層内粒子同志の結着力を補って、かえっ
て機械的強度を増大させる。したがって、固形層が高多
孔質になっただめに寿命特性が劣化することはない。
酸中に浸漬すると、繊維の吸水能力は酸性水溶液中では
、中性やアルカリ性に比べて非常に劣るため、繊維が吸
収した水は放出され、比較的大きな孔が固形層中に形成
される。したがって、活物質の反応に必要な希硫酸が固
形層中を拡散しゃすくなシ、高率の放電特性は向上する
と考えられる。一方、固形層が高多孔質になるため、そ
の機械的強度が劣化する危険性が考えられるけれども吸
水性繊維が酸化物を取り囲んで、繊維同志の結着が行わ
れるので、固形層内粒子同志の結着力を補って、かえっ
て機械的強度を増大させる。したがって、固形層が高多
孔質になっただめに寿命特性が劣化することはない。
上記のように、固形層を正極板のみに適用してもよいが
、負極板、さらには極板間と極板群全体を被覆してもよ
い。このようにして、本発明によれば、容量低下を起こ
とことなく、鉛蓄電池の長寿命化をはかることが可能と
なる。
、負極板、さらには極板間と極板群全体を被覆してもよ
い。このようにして、本発明によれば、容量低下を起こ
とことなく、鉛蓄電池の長寿命化をはかることが可能と
なる。
実施例の説明
水soyに対し、アルミナと結着剤の第一リン酸アルミ
ニウムとの混合液(アルミナ分70重量%、結着剤5重
量%、残分水)3oy、とポリアクリロニトリルの長さ
10噛の繊維を0〜6y添ガロしてつくった混合物を未
化成の鉛蓄電池用正極板の表面に塗着し、乾燥固化した
。この正極板を通常の負極板と組み合わせて、5時間率
容量が約40 Ahの電池をつくった。ここで前記にお
ける繊維の添加量が0.1.0y、2.0y、5.Oy
O屯池電池れぞれAo、A1.A2.A3とする。
ニウムとの混合液(アルミナ分70重量%、結着剤5重
量%、残分水)3oy、とポリアクリロニトリルの長さ
10噛の繊維を0〜6y添ガロしてつくった混合物を未
化成の鉛蓄電池用正極板の表面に塗着し、乾燥固化した
。この正極板を通常の負極板と組み合わせて、5時間率
容量が約40 Ahの電池をつくった。ここで前記にお
ける繊維の添加量が0.1.0y、2.0y、5.Oy
O屯池電池れぞれAo、A1.A2.A3とする。
また未化成板で予め群組みした電極板群を電槽に入れた
状態にして、前記と同様の混合物を群のすき間に注入し
て乾燥固化し、5時間率容量約4〇八りの電池を作製し
た。この場合もポリアクリロニトリルの添加量の順に、
電池B0.B1.B2゜B3とする。比較列として、前
記のような固形層を有しない従来の電池をCとする。
状態にして、前記と同様の混合物を群のすき間に注入し
て乾燥固化し、5時間率容量約4〇八りの電池を作製し
た。この場合もポリアクリロニトリルの添加量の順に、
電池B0.B1.B2゜B3とする。比較列として、前
記のような固形層を有しない従来の電池をCとする。
なお、これらの電池は、活物質脱落の度合いを明らかに
する、だめ、ポリエチレン系多孔シートをセパレータに
用いだが、ガラスマットは用いていない。
する、だめ、ポリエチレン系多孔シートをセパレータに
用いだが、ガラスマットは用いていない。
これらの電池について、12Aの電流で1.rtsv/
セルまで放成し、6Aで前回放電量の120%相当充電
する操作を繰り返した。また、別に固形層を有する電池
の初期容量、とくに高率の放電における容量の低下の程
度を調べるため、12A放成および25A放亀における
初期容量を求めた。
セルまで放成し、6Aで前回放電量の120%相当充電
する操作を繰り返した。また、別に固形層を有する電池
の初期容量、とくに高率の放電における容量の低下の程
度を調べるため、12A放成および25A放亀における
初期容量を求めた。
第1図に、電池A、Cの充放電サイクルによる容量変化
を示しだ。この図から何の保護も与えない電池Cと比べ
て、正極表面を固形層で被覆した電池の寿命%姓は優れ
ていることがわかる。°また、充放電サイクルにおいて
、容量が初期容量の60チまで落ちた時のサイクル数を
その電池の寿命サイクル数として、第2図に電池A、B
について、ポリアクリロニI・リル繊維の添加量と寿命
サイクル数の関係を示した。これより、固形層中にポリ
アクリロニトリル繊維を加えても寿命特性はほとんど影
響されないことがわかる。
を示しだ。この図から何の保護も与えない電池Cと比べ
て、正極表面を固形層で被覆した電池の寿命%姓は優れ
ていることがわかる。°また、充放電サイクルにおいて
、容量が初期容量の60チまで落ちた時のサイクル数を
その電池の寿命サイクル数として、第2図に電池A、B
について、ポリアクリロニI・リル繊維の添加量と寿命
サイクル数の関係を示した。これより、固形層中にポリ
アクリロニトリル繊維を加えても寿命特性はほとんど影
響されないことがわかる。
次に電池A−Cを12A及び25Aで放電した時の容量
を第3図及び第4図に示した。
を第3図及び第4図に示した。
これらの図から、ポリアクリロニトリル繊維を含有して
いない固形層を電極表面に備えだ電池へ〇。
いない固形層を電極表面に備えだ電池へ〇。
Boは、電極表面に何の保護を与えない電池Cと比較す
ると、初期容量は非常に低下しておシ、この傾向は、と
くに25A放電の時に著しい。しかし、固形層中にポリ
アクリロニトリル繊維を添加することによって、電池A
もBも初期容量は増加する傾向にあり、添加量が5.0
yの場合、電池Cと比較しても初期容量はほとんど変わ
らない。
ると、初期容量は非常に低下しておシ、この傾向は、と
くに25A放電の時に著しい。しかし、固形層中にポリ
アクリロニトリル繊維を添加することによって、電池A
もBも初期容量は増加する傾向にあり、添加量が5.0
yの場合、電池Cと比較しても初期容量はほとんど変わ
らない。
以上の結果より、繊維状吸水性高分子を含有することに
よって、固形層は高多孔質となり、初期容量、とくに高
率の放電での容量は増加したものと考えられる。また繊
維状吸水性高分子を固形層中に存在させても電池の寿命
特性は劣化しなかった。したがって、繊維状吸水性高分
子を固形層中に存在させることによって、多孔質になっ
ても、その機械的強度は弱くならないと考えられる。
よって、固形層は高多孔質となり、初期容量、とくに高
率の放電での容量は増加したものと考えられる。また繊
維状吸水性高分子を固形層中に存在させても電池の寿命
特性は劣化しなかった。したがって、繊維状吸水性高分
子を固形層中に存在させることによって、多孔質になっ
ても、その機械的強度は弱くならないと考えられる。
発明の効果
以上のように、本発明によれば、電池の容量を代下させ
ることなく、寿命特性を大幅に向上させることができ、
今後展開される眠気自動車用、フォークリフト用など長
寿命が要求される用途への鉛蓄電池の拡大に寄与するも
のである。
ることなく、寿命特性を大幅に向上させることができ、
今後展開される眠気自動車用、フォークリフト用など長
寿命が要求される用途への鉛蓄電池の拡大に寄与するも
のである。
第1図は各種鉛蓄電池のサイクル寿命特性を示す図、第
2図は寿命サイクル数と固形層中へのポリアクリロニト
リル繊維の添加量の関係を示す図、第3図及び第4図は
それぞれ12A放亀及び25A放覗における初期容量を
示す。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 充才欠省L゛す“イク/し&CrgJ)第2図 ボワアクシロ二トリル添方U量(1) 第3図 第4図
2図は寿命サイクル数と固形層中へのポリアクリロニト
リル繊維の添加量の関係を示す図、第3図及び第4図は
それぞれ12A放亀及び25A放覗における初期容量を
示す。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第1
図 充才欠省L゛す“イク/し&CrgJ)第2図 ボワアクシロ二トリル添方U量(1) 第3図 第4図
Claims (1)
- 耐酸性で電気化学的に不活性な酸化物粒子と、中性ある
いはアルカリ性の領域において酸性領域におけるより吸
水性が優れている繊維状の吸水性高分子及びこれらを結
合する結着剤からなる固形層によって、少なくとも正極
板を一体に被覆したととを特徴とする鉛蓄電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57214855A JPS59105266A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 鉛蓄電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57214855A JPS59105266A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 鉛蓄電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59105266A true JPS59105266A (ja) | 1984-06-18 |
Family
ID=16662662
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57214855A Pending JPS59105266A (ja) | 1982-12-08 | 1982-12-08 | 鉛蓄電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59105266A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5219676A (en) * | 1991-03-27 | 1993-06-15 | Globe-Union, Inc. | Extended shelf-life battery |
US20120263977A1 (en) * | 2009-08-27 | 2012-10-18 | Jun Furukawa | Method for producing hybrid negative plate for lead-acid storage battery and lead-acid storage battery |
US9401508B2 (en) | 2009-08-27 | 2016-07-26 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Electrical storage device and electrode thereof |
US9666860B2 (en) | 2007-03-20 | 2017-05-30 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Optimised energy storage device having capacitor material on lead based negative electrode |
US9812703B2 (en) | 2010-12-21 | 2017-11-07 | Commonwealth Scientific And Industrial Research Organisation | Electrode and electrical storage device for lead-acid system |
WO2019181759A1 (ja) * | 2018-03-19 | 2019-09-26 | 株式会社Gsユアサ | 鉛蓄電池 |
-
1982
- 1982-12-08 JP JP57214855A patent/JPS59105266A/ja active Pending
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