JPS59104974A

JPS59104974A - 記録装置

Info

Publication number: JPS59104974A
Application number: JP57213340A
Authority: JP
Inventors: Shigeo Togano; 戸叶　滋雄; Kunitaka Ozawa; 小澤　邦貴; Noboru Yukimura; 昇幸村; Takashi Hamamoto; 浜本　敬
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1982-12-07
Filing date: 1982-12-07
Publication date: 1984-06-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野本発明は記録済の被記録部材にラミネートコーティング
を行い得る記録装置に関する。

従来技術近年、記録を終了した記録紙の表面にラミネートコーテ
ィングが施されることが多い、特に、カラー画像におい
ては、このようなラミネート処理により色のあざやかさ
の度合が増すとともに、長期保存に対しても初期の画質
が維持できる。また、ラミネートコーティングの仕方に
よっては、記録紙の耐水性１強度等が増す゛といった利
点もある。

従来においては、このような記録紙等へのラミネート加
工処理は、記録装置とは別個に設けられているラミネー
トコーティング装置（以下、ラミネータという）により
行われていた。従って、記録装置において記録を終えた
記録紙を一枚一枚ラミネータまで運んで、かかるラミネ
ート加工を行わなければ°ならなかった。

そこで、ラミネートコーテイング機能を備え、記録済の
被記録部材へのラミネート加工を、簡易かつ迅速に行い
得るよう記録装置を構成することが考えられる。

このような記録装置において、被記録部材とラミネート
部材とが正確に一致した状態に積層されないと、被記録
部材上にラミネートコーティング欠如部分が生じてしま
い、好ましくない。

目的本発明の目的は、かかる点に鑑みて、被記録部材とラミ
不−）−ｉａ材との積層ずれを検知できるようになし、
以て常に適正なラミネートコーチイン・フ′を行い宿る
ようにした記録装置を提供することにある。

実施例り、下に、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明を適用した１゛ンクジエツトプリンタの
一例を示す。図において、１は記録紙２を収納したカセ
ット、３は記録紙２を給紙する給紙ローラである。４は
レジストローラ対、５およびｅは記録紙２の搬送を行う
搬送ローラ対、？、８，９．　。

１０−１．１０−２および１１は記録紙２の搬送を円滑
にする搬送カイトである。１２はインクジェット記録ヘ
ッドであり、不図示の画像読取手段からの画像信吟に基
づき、記録紙２上に画像を再生記録する。記録ヘッドは
１例えば記録紙２の搬送方向に対してほぼ直交する方向
、すなわち図において紙面と垂直方向にフルラインに並
べられた、いわゆるフルマルチヘッドとして構成する。

次に、２１はラミネート材２２を収納したラミネート部
材カセット、２３はラミネート部材を供給するラミネー
ト部材供給ローラである。２４はラミネート部材レジス
トローラ対、２５．２６はラミネート部材２２の搬送を
円滑にする搬送ガイドである。２７はタイミングローラ
対であり、後述のように、記録済みの記録紙２はその被
記録面にカセ、）２１かも供、％Ｂ　５れたラミネート
部材２２が重ねられた状態てこのローラ対２７にくわえ
込まれる。２８および２８は送込ローラ対、３０はヒー
タ３１を内蔵した加圧ローラ対であり、ローラ対２７．
２８および２８を順次に介して搬送されてきた記録紙２
とラミネート部材２２とを加熱圧着する。すなわち、記
録紙２の被記録面にラミネート部材２２のコーティング
か施される。

３２〜３５は搬送ガイド、３６は排出ローラ対、３７は
排出トレイであり、加圧ローラ対３０を介してラミネー
トコーティングが施された記録紙２は、ローラ対３６を
介して排出トレイ３７に排出される。

次に、ＳｌおよびＳ２は搬送ローラ対２７の手前に配設
され、それぞれラミネート部材２２および記録紙２を検
知するためのセンサ、Ｓ３は記録ヘッド１２の記録位置
直前に配設したセンサであり、記録位置に向けて搬送さ
れる記録紙２を検知する。Ｓ４はローラ対２日により送
り出された記録紙２を検知するためのセンサである。Ｓ
５およびＳ６は積層ずれ検知センサであり、積層状態で
ローラ対２８へ向けて搬送される記録紙２′およびラミ
ネート部材２２の積層ずれを検知する。

第２図は、＄１図に示すように構成した本実施例装譚の
筺体の一部を示す。図の筐体５０において、　５１は開
閉部であり、軸５２を中心に図の矢印方向に回動する。

通常の動作状態にあっては、開閉部５１を固定部５３に
よって筺体本体５０′側に固定しておく。この開閉部５
１の開いた時の状態を二点鎖線５１′　で示す。図、示
のように、開閉部５１には送込ローラ対２９．加圧ロー
ラ対３０および排出ローラ対３８を構成する一方のロー
ラ対２θ’　、　３０’および３６′が組み込まれてい
る。従って、開閉部５１を閉じたときに、送込ローラ対
２８．加圧ローラ３０および排出ローラ対３６を介して
トレイ３７に至る記録紙２の搬送路が構成される。同様
に、５４は軸５５を中心に矢印方向に開く開閉部であり
、開いた時の状態を二点鎖線５４′　で示す。この開閉
部５４には、ローラ対２７およびローラ対２８を構成す
る一方のローラ対２７′および２８′が組込まれ、開閉
部５４を閉じることによって、ローラ対２７およびロー
ラ対２８を順次に介してローラ対２８へ向う記録紙の搬
送路が構成される。なお、５６は閉じた状！ルの開閉部
５４を固定する固定部である。このように、開閉部５４
は記録紙２ヘラミネ一ト部材２２の積層動作が行われる
積層部を点検するためのものであり、開閉部５１は積層
部で積層されたラミネート部材２２をその記録紙２に融
着する動作を行う融着部を点検するためのものである。

＄３図は本発明装置における制御系の一例を示す。図に
おいて、１００は各部の駆動制御を行う制御回路、１０
１は制御プログラムを格納したリードオンリメモリ（Ｒ
ＯＭ）　、　１０２は読み書き自由なランダムアクセス
メモリ（ＲＡＭ）である、１０３は記録部数、記録画像
濃度等の記録条件等の表示を行う操作部スイッチ群ＳＷ
およびスイッチ群Ｓｗにより指定された記録条件等の表
示を行う表示部ＤＩＳを有する操作部である。この操作
部１０３からの入力信号がデータ入力回路１０４を介し
て制御回路１００に供給される。

制御回路１００では、入力信号に基づき、データ出力回
路１０５を介して操作部ドライブ回路１０６を付勢し、
操作部１０３の表示部に記録条件等の表示を行う。また
、制御回路１００はデータ出力回路１０５を介してドラ
イブ回路１０７を伺勢し、各ローラにモータ回転力を伝
達するモータクラッチ１０８等をオンオフ制御する。１
２は前述した記録＼ラド、１１０は記録ヘッド１２を駆
動するドライブ回路である。ドライブ回路１１０には、
不図示の画像読取りｆ段により読取った画像情報に対応
した画像イキ号が画像入力インターフェースｌｉｔおよ
び画像メモリ１１２を介して供給される。さらに、画像
制御回路１１３を介して制御回路１００かも駆動信号が
供給される。これらの信号に基づき、ドライブ回路１１
０はヘッド１２を付勢し、第１図示のように、カセット
ｌから搬送されてきた記録紙２に画像形成を行う。

５ｌ−９［ｌは前述したセンサであり、これらの各セン
サＳ１〜Ｓ６からの検知出力はデータ入力回路１０４を
介して制御回路１００に供給させる。制御回路１００で
は、センサ５ｔ−３４の検知出力に従って、記録紙２お
よびラミネート部材２２の搬送制御等を行い、記録紙２
ヘラミネ一ト部材２２のコーティングを施す。また、セ
ンサＳ５およびＳ６の検知出力によって積層ずれが検知
されると、後述のように、操作部の表示部［１１Ｓに積
層ずれが発生した旨を表示すると共に、送込ローラ対２
８および２９の駆動を停止する。

第４図は、上述のように構成した本実施例における動作
のフローチャートを示す。　　　　　′−図において、
駆動指令があると、まず、手順ＳＴ１〜ＳＴ５を実行し
、カセットｌおよび２１内の記録紙２およびラミネート
部材２２を、それぞれレジストローラ対４およびラミネ
ート部材レジストローラ対２４のくわえ込み位置まで搬
送する。次に、手順ＳＴ６〜ＳＴ８を実行し、これら両
部材の搬送を再開する。ラミネート部材２２の搬送は、
その先端かセンサＳｌにより検知されるまで行う（ｌｌ
ｎＳＴ８，５ＴＩＯ）。この結果、ラミネート部材２２
はその先端がセンサＳ１の配設位置に至った状態で停止
し、後に搬送されてくる記録紙２を待機する。次に、記
録紙２の先端がセンサＳ３に検知されると、レジストロ
ーラ対４の回転を停止すると共に、この記録紙２へのプ
リント動作を開始する（手順５Ｔ１１〜５ＴＩ３）。像
形成されながら搬送される記録紙２の先端がセンサＳ２
により検知されると、待機していたラミネート部材２２
の搬送を再開し、更に、タイミングローラ対２７．送込
ローラ対２８．２８の回転を開始する（手順５Ｔ１４〜
５Ｔ１７）。この結果、記録紙２には先端が一致した状
態にラミネート部材２２が積層されてローラ対２７　、
２８および２８を順次に介してローラ対３０へ搬送され
る。

一方、センサＳ３により記録紙２か検知されなくなると
、プリント動作を停止し、また、−１−述のようにラミ
ネート部材２２が積層された状態で搬送される記録紙２
かセンサＳ４により検知されるのを待って、各ローラ対
５，８．２４および２７の回転を停める（手順５Ｔ１８
〜５Ｔ２３）。

次に１手順５Ｔ２４において、積層ずれ検知センサＳ５
およびＳ６の出力によって積層ずれが発生しているか否
かが判別され、発生していない場合には手順５Ｔ２５〜
５Ｔ３１を順次に実行して、加圧ローラ対３０によって
ラミネート部材２２を記録紙２へ融着した後トレイ３７
へ排出する。記録紙２がトレイ３７に排出され終っｔ−
後に各部の駆動を停止する。

しかるに、センサＳ５またはＳ６により積層ずれが検知
されたきには、手順５Ｔ３２．５Ｔ３３を実行し、送込
ローラ対２８および２８の回転を停止すると共に、操作
部の表示部に積層ずれが発生した旨の表示を行う。この
ように、積層ずれが発生したときには、加圧ローラ対３
０．排出ローラ対３６を駆動せずに、すなわち、記録紙
２にずれた状態で積層されたラミネート部材２２が融着
されることなく、ローラ対２７からローラ対３０へ至る
搬送路の途中にその記録紙２が残留することになる。操
作者は、かかる積層ずれの発生を表示部の表示によって
知ることができると共に、第２図に示したように、開閉
部５１および５４を開けて、その記録紙２およびラミネ
ート部材２２を取り除くことができる。また、この取り
除いた際に、かかる積層部および融君部が正常であるか
否かを直接点検することができる。

効果以上説明したように、本発明によれば、被記！ｉ　ｆｆ
Ｒ材へのラミネートコーテイング機能を有する記録装置
において、被記録部材とラミネート部材との積層ずれを
検知し得るようにしたので、これら画材を積層する積層
部に異常が発生して積層ずれが生じた場合においても、
いち早くその異常を検出でき、好適である。

また、本実施例においては、積層ずれが検知されたとき
に、被記録部材へのラミネートコーティング動作を行わ
ないようにしたので、積層ずれの生じた状態のまま画材
が融着されてしまうことはなく、画材の無駄を防止でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明装置の一例を示す内部構成図、第２図は
第１図の装置の筐体における開閉部を示す線図、第３図
は第１図の装置の制御系の一例を示すブロック図、８４
図は第１図の装置における動作のフローチャートである
。 ■・・・記録紙カセット、２・・・記録紙、３・・・給紙ローラ、４・・・レジストａ−ラ対、５．６・・・搬送ローラ対、７．８，１３．１０−１．１０−２．１１・・・搬送ガ
イド、■２・・・記録ヘッド、２１・・・ラミネート部材カセット。２２・・・ラミネート部材、２３・・・ラミネート部材供給ローラ対、２４・・・ラ
ミネート部材レジストローラ対、２５．２６・・・搬送
ガイド、２７・・・タイミングローラ対、２８　、２９・・・送込ローラ対。３０・・・加圧ローラ対。３１・・・ヒータ、３２〜３５・・・搬送ガイド。３６・・・排出ローラ対、３７・・・排出トレイ、５０・・・筺体、５０′・・・筐体本体、５１．５４・・・開閉部、５２．５５・・・軸、５３　、５８・・・固定部、１００・・・制御回路、１０１・・・リードオンリメモリ、＋０２・・・ランダムアクセスメモリ、１０３・・・操
作部、１０４・・・データ入力回路、１０５・・・データ出力回路、１０１３　、１０？・・・ドライブ回路、１０８・・・
モータクラッチ、１１０・・・ドライブ回路、１１１・・・インターフェース、１１２・・・画像メモリ、１１３・・・画像制御回路、Ｓ１〜Ｓ６・・・センサ。

Claims

【特許請求の範囲】

被記録部材上に像形成を行う像形成手段と、像形成され
た被記録部材にラミネート部材を積層する積層手段と、
被記録部材に積層されたラミネート部材を前記被記録部
材に融着させる加熱手段と、積層された前記ラミネート
部材および前記被記録部材における積層ずれを前記加熱
手段による前記融着に先だって検知する検知手段とを具
備したことを特徴とする記録装置。