JPS5910394Y2 - 密閉形電動圧縮機 - Google Patents
密閉形電動圧縮機Info
- Publication number
- JPS5910394Y2 JPS5910394Y2 JP1978080070U JP8007078U JPS5910394Y2 JP S5910394 Y2 JPS5910394 Y2 JP S5910394Y2 JP 1978080070 U JP1978080070 U JP 1978080070U JP 8007078 U JP8007078 U JP 8007078U JP S5910394 Y2 JPS5910394 Y2 JP S5910394Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- container
- hermetic
- electric compressor
- airtight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Compressor (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は電動機に駆動される圧縮機を密閉容器内に収
容する密閉形電動機圧縮機、とくに密閉容器内に冷媒ガ
スを供給あるいは排出する導管類が密閉容器を貫通する
部分の気密構造に関するものである。
容する密閉形電動機圧縮機、とくに密閉容器内に冷媒ガ
スを供給あるいは排出する導管類が密閉容器を貫通する
部分の気密構造に関するものである。
第１図は密閉形電動圧縮機の従来例の構或を示すもので
、図において、１は電動要素、２は電動要素１に駆動さ
れる圧縮要素、３は密閉容器、４は密閉容器３の内部に
おいて電動要素１に直結された圧縮要素２を弾性支持す
る緩衝ばね、５〜７は電動要素１の部分で、５は駆動軸
、６は回転子、７は固定子、８〜１８は圧縮要素２の部
分で、８は電動要素１を支持するクランクケース、９は
駆動軸５に偏心して形威されるクランク軸、１０はクラ
ンク軸９に遊嵌し、回転運動を往復運動に変換するコン
ロツド、１１はコンロツド１０に駆動されるピストン、
１２はクランクケース８と一体に形威され、内周部にピ
ストン１１を摺動させるシリンダ、１３はシリンダ１２
の開口部に取付けられた弁装置、１４は弁装置１３をお
おうシリンダヘッド、１５は回転軸５の下部を支持する
下部軸受、１６はシリンダ１２に冷媒ガスの供給する供
給口、１７はシリンダ１２内の圧縮室、１８は圧縮され
た冷媒ガスの吐出口、１９は密閉容器３の下部に収容さ
れる潤滑油、２０は密閉容器３を貫通し冷媒ガスの供給
をうける吸入管、２１は吸入管２０の管路方向に水平方
向から垂直方向に変更するための接続管、２２は密閉容
器３を貫通し、圧縮された高圧冷媒ガスを排出する吐出
管、２３は吐出管２２の管路方向を変更するための接続
管である。
、図において、１は電動要素、２は電動要素１に駆動さ
れる圧縮要素、３は密閉容器、４は密閉容器３の内部に
おいて電動要素１に直結された圧縮要素２を弾性支持す
る緩衝ばね、５〜７は電動要素１の部分で、５は駆動軸
、６は回転子、７は固定子、８〜１８は圧縮要素２の部
分で、８は電動要素１を支持するクランクケース、９は
駆動軸５に偏心して形威されるクランク軸、１０はクラ
ンク軸９に遊嵌し、回転運動を往復運動に変換するコン
ロツド、１１はコンロツド１０に駆動されるピストン、
１２はクランクケース８と一体に形威され、内周部にピ
ストン１１を摺動させるシリンダ、１３はシリンダ１２
の開口部に取付けられた弁装置、１４は弁装置１３をお
おうシリンダヘッド、１５は回転軸５の下部を支持する
下部軸受、１６はシリンダ１２に冷媒ガスの供給する供
給口、１７はシリンダ１２内の圧縮室、１８は圧縮され
た冷媒ガスの吐出口、１９は密閉容器３の下部に収容さ
れる潤滑油、２０は密閉容器３を貫通し冷媒ガスの供給
をうける吸入管、２１は吸入管２０の管路方向に水平方
向から垂直方向に変更するための接続管、２２は密閉容
器３を貫通し、圧縮された高圧冷媒ガスを排出する吐出
管、２３は吐出管２２の管路方向を変更するための接続
管である。
以上のように構或され、吸入管２０を通って密閉容器３
内に供給された冷媒ガスは供給口１６からシリンダ１２
内に供給され、ピストン１１の往復運動により圧縮され
て高温高圧となり、吐出管２２を通って外部の凝縮器、
蒸発器等（図示せず）に供給され所定の冷却作用を行っ
たのち、再び吸入管２０を通って密閉容器３に還流され
る。
内に供給された冷媒ガスは供給口１６からシリンダ１２
内に供給され、ピストン１１の往復運動により圧縮され
て高温高圧となり、吐出管２２を通って外部の凝縮器、
蒸発器等（図示せず）に供給され所定の冷却作用を行っ
たのち、再び吸入管２０を通って密閉容器３に還流され
る。
以上のように冷媒ガスは閉回路内を還流するので、冷媒
ガスの損耗を防ぐため、冷媒ガスが回路外に漏洩するこ
とを極力防止する必要がある。
ガスの損耗を防ぐため、冷媒ガスが回路外に漏洩するこ
とを極力防止する必要がある。
従って密閉容器３において漏洩の恐れがある吸入管２０
、吐出管２２の容器貫通部ならびに接続管２１．２３と
の接続部は従来銀ろう等によるろう付により気密保持が
行われていた。
、吐出管２２の容器貫通部ならびに接続管２１．２３と
の接続部は従来銀ろう等によるろう付により気密保持が
行われていた。
一般に吸入管２０、吐出管２２、接続管２１，２３とし
ては鋼管が用いられ、ろう付け作業はろう付部を加熱し
たのち、接合部にろう材を流し込みろう付けが行われて
いた。
ては鋼管が用いられ、ろう付け作業はろう付部を加熱し
たのち、接合部にろう材を流し込みろう付けが行われて
いた。
ところで、以上のような構造によるときは、吸入管２０
あるいは吐出管２２を密閉容器３との接合部Ａ， Ｃに
ろう付けしたのち、接続管２１． ２３との接合部Ｂ，
Ｄでろう付けする必要があり、ろう付工程が２工程と
なることと、接続管２１． ２３との接合部Ｂ， Ｄ
が吸入管２０あるいは吐出管２２と密閉容器３との接合
部Ａ， Ｃと近接しているときは、Ｂ， Ｄ部分を加熱
することにより、Ａ， Ｃ部分のろう付けが溶融する恐
れがあり、図示のように接合部Ａ， Ｃ問およびＣ，
Ｄ間の距離Ｌ１，Ｌ２を長くする必要が生じ、材料費が
増加するとともに、必要な床面積も増大する欠点があっ
た。
あるいは吐出管２２を密閉容器３との接合部Ａ， Ｃに
ろう付けしたのち、接続管２１． ２３との接合部Ｂ，
Ｄでろう付けする必要があり、ろう付工程が２工程と
なることと、接続管２１． ２３との接合部Ｂ， Ｄ
が吸入管２０あるいは吐出管２２と密閉容器３との接合
部Ａ， Ｃと近接しているときは、Ｂ， Ｄ部分を加熱
することにより、Ａ， Ｃ部分のろう付けが溶融する恐
れがあり、図示のように接合部Ａ， Ｃ問およびＣ，
Ｄ間の距離Ｌ１，Ｌ２を長くする必要が生じ、材料費が
増加するとともに、必要な床面積も増大する欠点があっ
た。
この考案は上記の欠点を改善することを目的とするもの
である。
である。
この考案の構威は、密閉容器を貫通する貫通管と、この
貫通管の内周部に嵌め込まれ、冷媒ガスを供給あるいは
排気する接続管とを備え、密閉容器の貫通部と貫通管の
外周部間ならびに貫通管の内周部と接続管の外周部間と
を、上記貫通部で一体的にろう付けにより気密としたも
のである。
貫通管の内周部に嵌め込まれ、冷媒ガスを供給あるいは
排気する接続管とを備え、密閉容器の貫通部と貫通管の
外周部間ならびに貫通管の内周部と接続管の外周部間と
を、上記貫通部で一体的にろう付けにより気密としたも
のである。
以下、この考案の一実施例を第２図により説明する。
図において、密閉容器３の右側は密閉容器３の内部を示
し、密閉容器３を貫通する貫通管例えば吸入管２０の内
周部に接続管２１を嵌め込み、吸入管２０の端部２０
ａの周縁をガスバーナ（図示せず）等で加熱し、溶融し
たろう材２４例えば銀ろうを流し込むと毛細管現象によ
り、ろう材２４は吸入管２０と密閉容器３の貫通部間な
らびに吸入管２０と接続管２１間の間隙に充満し、冷却
后気密構造が形威される。
し、密閉容器３を貫通する貫通管例えば吸入管２０の内
周部に接続管２１を嵌め込み、吸入管２０の端部２０
ａの周縁をガスバーナ（図示せず）等で加熱し、溶融し
たろう材２４例えば銀ろうを流し込むと毛細管現象によ
り、ろう材２４は吸入管２０と密閉容器３の貫通部間な
らびに吸入管２０と接続管２１間の間隙に充満し、冷却
后気密構造が形威される。
第３図は他の実施例を示すもので、図において、密閉容
器３の左側は密閉容器３の内部を示し、密閉容器３の貫
通部の外側に押出しによる管状突起３ａ（以下バーリン
グという。
器３の左側は密閉容器３の内部を示し、密閉容器３の貫
通部の外側に押出しによる管状突起３ａ（以下バーリン
グという。
）を形威し、密閉容器３を貫通する貫通管例えば吐出管
２２の内周部に接続管２３を嵌め込み、バーリング３ａ
の端部３ｂならびにバーリング３ａの外周部をガスバー
ナ等で加熱し、ろう材２４例えば銀ろうを吐出管２２と
密閉容器３の貫通部間ならびに吐出管２２と接続管２３
間の間隙に流し込み、気密構造を形戊する。
２２の内周部に接続管２３を嵌め込み、バーリング３ａ
の端部３ｂならびにバーリング３ａの外周部をガスバー
ナ等で加熱し、ろう材２４例えば銀ろうを吐出管２２と
密閉容器３の貫通部間ならびに吐出管２２と接続管２３
間の間隙に流し込み、気密構造を形戊する。
なお、密閉容器３の貫通部にバーリング３ａを形威する
ことにより、貫通部の加熱が容易となるとともに、貫通
部の長さが十分となり、気密構造の信頼性が向上する。
ことにより、貫通部の加熱が容易となるとともに、貫通
部の長さが十分となり、気密構造の信頼性が向上する。
以上のように、この考案によるときは密閉容器と貫通管
ならびに貫通管と接続管とを同時にろう付けすることが
できるので、作業時間を短縮することができるとともに
、貫通管の密閉容器から突出する部分を短縮することが
できるので、材料費の節減と必要な床面積の縮小をはか
ることができる。
ならびに貫通管と接続管とを同時にろう付けすることが
できるので、作業時間を短縮することができるとともに
、貫通管の密閉容器から突出する部分を短縮することが
できるので、材料費の節減と必要な床面積の縮小をはか
ることができる。
第１図は従来例の構或を示す縦断面図、第２図はこの考
案の一実施例の要部を示す断面図、第３図は他の実施例
の要部を示す断面図である。 図において、同一符号は同一または相当部分を示し、１
は電動要素、２は圧縮要素、３は密閉容器、３ａは管状
突起、２０は吸入管、２２は吐出管、２１． ２３は接
続管である。
案の一実施例の要部を示す断面図、第３図は他の実施例
の要部を示す断面図である。 図において、同一符号は同一または相当部分を示し、１
は電動要素、２は圧縮要素、３は密閉容器、３ａは管状
突起、２０は吸入管、２２は吐出管、２１． ２３は接
続管である。
Claims (2)
- （１）電動機により駆動される圧縮機を密閉容器内に収
容した密閉形電動圧縮機において、上記密閉容器を貫通
する貫通管と、この管通管の内周部に嵌め込まれ、冷媒
ガスを供給あるいは排出する接続管とを備え、上記密閉
容器の貫通部と上記貫通管の外周部間ならびに上記貫通
管の内周部と上記接続管の外周部間とを、上記貫通部で
一体的にろう付けにより気密としたことを特徴とする密
閉形電動圧縮機。 - （２）密閉容器として、貫通管の貫通部の外側に管状突
起を有するもので構或した実用新案登録請求の範囲第１
項記載の密閉形電動圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978080070U JPS5910394Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 密閉形電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978080070U JPS5910394Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 密閉形電動圧縮機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54181007U JPS54181007U (ja) | 1979-12-21 |
| JPS5910394Y2 true JPS5910394Y2 (ja) | 1984-04-02 |
Family
ID=28998617
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978080070U Expired JPS5910394Y2 (ja) | 1978-06-12 | 1978-06-12 | 密閉形電動圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910394Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50103209U (ja) * | 1974-01-28 | 1975-08-26 | ||
| JPS5518538Y2 (ja) * | 1975-04-30 | 1980-04-30 |
-
1978
- 1978-06-12 JP JP1978080070U patent/JPS5910394Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54181007U (ja) | 1979-12-21 |
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