JPS5910363Y2 - 内燃エンジンのピストンリング装置 - Google Patents
内燃エンジンのピストンリング装置Info
- Publication number
- JPS5910363Y2 JPS5910363Y2 JP7471479U JP7471479U JPS5910363Y2 JP S5910363 Y2 JPS5910363 Y2 JP S5910363Y2 JP 7471479 U JP7471479 U JP 7471479U JP 7471479 U JP7471479 U JP 7471479U JP S5910363 Y2 JPS5910363 Y2 JP S5910363Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piston
- pair
- piston ring
- circular
- straight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はシリンダとその内部のピストンとから或る往復
動型の内燃エンジンにおけるピストンリング装置に関す
る。
動型の内燃エンジンにおけるピストンリング装置に関す
る。
本願出願人は先にこの種装置として、シリンダを両外側
の１対の膨大する半円をこえる円弧の円形部とその中間
の直状部とから或る形状に構戊させると共にその内部の
シリンダをこれと略相似の形状に構或させ、更に該シリ
ンダの外周にこれに沿ってのびるピスＩ・ンリング溝を
形或してこれにピストンリングを嵌合させるようにした
式のものを提案したが、この場合該リングは予め連続す
る１本に構威されるを一般としたもので、か・るもので
はその製作が比較的面倒であると共に良好なシール性が
得難い等の不都合を伴う。
の１対の膨大する半円をこえる円弧の円形部とその中間
の直状部とから或る形状に構戊させると共にその内部の
シリンダをこれと略相似の形状に構或させ、更に該シリ
ンダの外周にこれに沿ってのびるピスＩ・ンリング溝を
形或してこれにピストンリングを嵌合させるようにした
式のものを提案したが、この場合該リングは予め連続す
る１本に構威されるを一般としたもので、か・るもので
はその製作が比較的面倒であると共に良好なシール性が
得難い等の不都合を伴う。
更に、該リングを複数個に分割する式のものも提案され
たが、か・るものでは各接合部に予め多少とも隙間を与
えて熱膨脹に伴う逃げを許容するを要し、全体として隙
間が増大してシール性を損い易い等の不都合を伴う。
たが、か・るものでは各接合部に予め多少とも隙間を与
えて熱膨脹に伴う逃げを許容するを要し、全体として隙
間が増大してシール性を損い易い等の不都合を伴う。
本考案はか・る不都合のない装置を得ることをその目的
としたもので、シリンダ１を両外側の１対の膨大する半
円をこえる円弧の円形部２，２とその中間の直状部３か
ら戒る形状に構戊させると共にその内部のピストン４を
同じく両外側の１対の膨大する半円をこえる円弧の円形
部５，５とその中間の直状部６とから戒る略相似の形状
に構或させ、更に該ピストン４の外周にこれに沿っての
びるピストンリング溝７を形威してこれにピストンリン
グ８を嵌合させる式のものにおいて、該リング８を両外
側の１対の半円をこえる円弧の円形部８ａ，８ａとその
中間の１対の直状部８ｂ，８ｂとに分割して構戊させる
と共に各直状部８ｂをその両端の円弧状の端面８Ｃ，８
Ｃにおいて各円形部８ａの外周に当接して戒る。
としたもので、シリンダ１を両外側の１対の膨大する半
円をこえる円弧の円形部２，２とその中間の直状部３か
ら戒る形状に構戊させると共にその内部のピストン４を
同じく両外側の１対の膨大する半円をこえる円弧の円形
部５，５とその中間の直状部６とから戒る略相似の形状
に構或させ、更に該ピストン４の外周にこれに沿っての
びるピストンリング溝７を形威してこれにピストンリン
グ８を嵌合させる式のものにおいて、該リング８を両外
側の１対の半円をこえる円弧の円形部８ａ，８ａとその
中間の１対の直状部８ｂ，８ｂとに分割して構戊させる
と共に各直状部８ｂをその両端の円弧状の端面８Ｃ，８
Ｃにおいて各円形部８ａの外周に当接して戒る。
図示のものにつき詳述するに、シリンダ１の形状は線図
的に例えば第１図示の通りであり、即ち各円形部２の周
縁の円弧２ａは半円をこえてのびる両端の延長部２ｂ，
２ｂを有する長手の円弧をなすと共に直状部３の各側縁
の直線３ａは両外側の延長部２ｂ，２ｂの先端間にのび
るもので、かくて直状部３の両端の各円形部２はそれに
比して大径に膨大した半円をこえる円形に近い形状に得
られる。
的に例えば第１図示の通りであり、即ち各円形部２の周
縁の円弧２ａは半円をこえてのびる両端の延長部２ｂ，
２ｂを有する長手の円弧をなすと共に直状部３の各側縁
の直線３ａは両外側の延長部２ｂ，２ｂの先端間にのび
るもので、かくて直状部３の両端の各円形部２はそれに
比して大径に膨大した半円をこえる円形に近い形状に得
られる。
これはピストン４についても略同様であり、同じく両端
の各円形部５は膨大する半円をこえる円形に近い形状を
なすもので、これは例えば第３図に明示する通りである
。
の各円形部５は膨大する半円をこえる円形に近い形状を
なすもので、これは例えば第３図に明示する通りである
。
該ピストンリンク８の各円形部８ａは例えば第４図示の
通りであり、半円をこえる円弧状をなすもので、自由時
の状態を仝図に実線と、装着時の状態を仝図に点緋とで
示すが、その装着時は従来の円筒形のピストンの場合と
略同様、自己の弾性により所定の面圧を提供するもので
ある。
通りであり、半円をこえる円弧状をなすもので、自由時
の状態を仝図に実線と、装着時の状態を仝図に点緋とで
示すが、その装着時は従来の円筒形のピストンの場合と
略同様、自己の弾性により所定の面圧を提供するもので
ある。
更に各直状部８ｂは例えば第５図示の通りであり、両端
の円弧面８Ｃ，８Ｃで両外側の円形部ｇａ，８ａに外接
してこれに押されて所定の面圧に得られるようにした。
の円弧面８Ｃ，８Ｃで両外側の円形部ｇａ，８ａに外接
してこれに押されて所定の面圧に得られるようにした。
尚、該ピストンリング溝７と、該ピストンリング８とは
例えば第２図に明示するように上下２段に並殻される。
例えば第２図に明示するように上下２段に並殻される。
該ピストン４は例えば第２図に明示するように長手方向
にのびるピストンピン９を備え、これに各円形部５，５
の中心下側に位置してｌ対にコンロツド１０． １０を
連結する。
にのびるピストンピン９を備え、これに各円形部５，５
の中心下側に位置してｌ対にコンロツド１０． １０を
連結する。
このように本考案によるときはピストンリング８を両外
側の１対の半円をこえる円形部８ａ，８ａとその中間の
１対の直状部８ｂ，８ｂとに分割して作るもので、特に
各円形部８ａは従来の円筒形ピストンの場合と略同様の
形状であり、がくてその製作を容易にすると共に自己張
力型をなして所定の面圧を簡単に得ることが出来、更に
シリンダ１の各円形部２内に抱かれた状態となるので、
該シリンダ１の熱膨脹に際しそれに追従して良好に密着
すると共にピストン４の揺動に際しそれに伴われること
なく、かくて良好なシール性を保有し、更に各直状部８
ｂは両外側の円形部８ａ，８ａ間に挾持されてそれに押
されて所定の面圧に自在に得られると共にその円弧状の
端面８Ｃにおいて各円形部８ａの外周に接するので、例
えば第７図示のようにその熱膨脹に際し逃げを許容され
、かくて接合隙間を最小として該隙間によるシール性の
不良を無くし得られる等の効果を有する。
側の１対の半円をこえる円形部８ａ，８ａとその中間の
１対の直状部８ｂ，８ｂとに分割して作るもので、特に
各円形部８ａは従来の円筒形ピストンの場合と略同様の
形状であり、がくてその製作を容易にすると共に自己張
力型をなして所定の面圧を簡単に得ることが出来、更に
シリンダ１の各円形部２内に抱かれた状態となるので、
該シリンダ１の熱膨脹に際しそれに追従して良好に密着
すると共にピストン４の揺動に際しそれに伴われること
なく、かくて良好なシール性を保有し、更に各直状部８
ｂは両外側の円形部８ａ，８ａ間に挾持されてそれに押
されて所定の面圧に自在に得られると共にその円弧状の
端面８Ｃにおいて各円形部８ａの外周に接するので、例
えば第７図示のようにその熱膨脹に際し逃げを許容され
、かくて接合隙間を最小として該隙間によるシール性の
不良を無くし得られる等の効果を有する。
第１図は本考案装置を備えたエンジンの１例の形状の説
明線図、第２図は該エンジンの截断側面図、第３図はそ
のＩＩＩ−ＩＩＩ線截断面図、第４図及び第５図はピス
トンリングの各部の平面図、第６図は第３図のＶＩ−Ｖ
Ｉ線截断面図、第７図はピストンノングの接合部分の説
明線図である。 １・・・・・・シリンダ、２，２・・・・・・円形部、
３・・・・・・直状部、４・・・・・・ピストン、５，
５・・・・・・円形部、６・・・・・・直状部、７・・
・・・・リング溝、８・・・・・・ピストンリング、８
ａ，８ａ・・・・・・円形部、８ｂ，８ｂ・・・・・・
直状部、８Ｃ，８Ｃ・・・・・・端面。
明線図、第２図は該エンジンの截断側面図、第３図はそ
のＩＩＩ−ＩＩＩ線截断面図、第４図及び第５図はピス
トンリングの各部の平面図、第６図は第３図のＶＩ−Ｖ
Ｉ線截断面図、第７図はピストンノングの接合部分の説
明線図である。 １・・・・・・シリンダ、２，２・・・・・・円形部、
３・・・・・・直状部、４・・・・・・ピストン、５，
５・・・・・・円形部、６・・・・・・直状部、７・・
・・・・リング溝、８・・・・・・ピストンリング、８
ａ，８ａ・・・・・・円形部、８ｂ，８ｂ・・・・・・
直状部、８Ｃ，８Ｃ・・・・・・端面。
Claims (1)
- シリンダ１を両外側の１対の膨大する半円をこえる円弧
の円形部２，２とその中間の直状部３から或る形状に構
或させると共にその内部のピストン４を同じく両外側の
１対の膨大する半円をこえる円弧の円形部５，５とその
中間の直状部６とから威る略相似の形状に構威させ、更
に該ピストン４の外周にこれに沿ってのびるピストンリ
ング溝７を形威してこれにピストンリング８を嵌合させ
る式のものにおいて、該リング８を両外側の１対の半円
をこえる円弧の円形部８ａ，８ａとその中間の１対の直
状部８ｂ，８ｂとに分割して構或させると共に各直状部
８ｂをその両端の円弧状の端面８Ｃ，８Ｃにおいて各円
形部８ａの外周に当接して或る内燃エンジンのピストン
リング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7471479U JPS5910363Y2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | 内燃エンジンのピストンリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7471479U JPS5910363Y2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | 内燃エンジンのピストンリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55176461U JPS55176461U (ja) | 1980-12-18 |
| JPS5910363Y2 true JPS5910363Y2 (ja) | 1984-04-02 |
Family
ID=29308290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7471479U Expired JPS5910363Y2 (ja) | 1979-06-04 | 1979-06-04 | 内燃エンジンのピストンリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5910363Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-06-04 JP JP7471479U patent/JPS5910363Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55176461U (ja) | 1980-12-18 |
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