JPS5910186B2 - ソシキカラタンリサイボウオチヨウセイスル ソウチ - Google Patents

ソシキカラタンリサイボウオチヨウセイスル ソウチ

Info

Publication number
JPS5910186B2
JPS5910186B2 JP50133148A JP13314875A JPS5910186B2 JP S5910186 B2 JPS5910186 B2 JP S5910186B2 JP 50133148 A JP50133148 A JP 50133148A JP 13314875 A JP13314875 A JP 13314875A JP S5910186 B2 JPS5910186 B2 JP S5910186B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cells
tissue
ball shell
centrifuge
ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50133148A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5170870A (en
Inventor
エム ハーニ ウイリアム
ジエー マクアレー ウイリアム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Merck and Co Inc
Original Assignee
Merck and Co Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Merck and Co Inc filed Critical Merck and Co Inc
Publication of JPS5170870A publication Critical patent/JPS5170870A/ja
Publication of JPS5910186B2 publication Critical patent/JPS5910186B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/04Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles with inserted separating walls
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M45/00Means for pre-treatment of biological substances
    • C12M45/02Means for pre-treatment of biological substances by mechanical forces; Stirring; Trituration; Comminuting
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12MAPPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
    • C12M45/00Means for pre-treatment of biological substances
    • C12M45/09Means for pre-treatment of biological substances by enzymatic treatment

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は一般的に生きた滅菌一次細胞を組織から得る装
置に関し、より詳しくは生きた滅菌組織細胞をニワトリ
又はアヒルの胚等から得るための半自動化法及び装置に
関する。
更に、本発明は酵素的に分離した細胞をそれらを含む液
体から分離するために有効な改良遠心分離機に関し、更
に酵素消化の前に組織を機械的に細断する改良細断装置
に関する。
本発明は又組織の細断方法に関する。細胞を紐織、例え
ばニワトリ又はアヒルの胚から得ることはそれ自体は知
られており、生化学又は免疫学の研究において有効な材
料を提供している。
典型的にはそのような組織細胞は胚を含む卵を壊しそこ
から成長しかけた胚を取り出すことによって得る。
胚は次に細片に切断し洗滌液で洗う。洗滌に続いて、細
断細胞をトリプシンのような酵素と制御温度で一定時間
混合し細胞間物質を壊し、個々の細胞又はその群を分離
する。
この酵素消化に続いて、細胞を適当な方法で酵素液から
分離する、例えば固形物を液体から分離するバケツ型、
定容遠心分離機中で混合物を回転する。
次に遠心機から回収した細胞物質は培養目的等に使用す
るまで保存する。
従来法は細胞をニワトリ又はアヒル胚のような組織から
回収するための手を使った技術を教えている。
方法は例えば胚のはさみ等を使った手による細断、洗滌
液による洗滌、続いて内容物を例えば磁石回転子を使用
して攪拌することによるフラスコ中での胚細片の酵素(
トリプシンのような)との混合を含む。
細断胚が制御温度下酵素によって消化される十分な時間
後、生じた混合物をガラスフラスコ中に注ぎ、遠心分離
して固体細胞物質を液体から分離し、その後液体をガラ
スフラスコからデカントする。
残った固体細胞物質を次に栄養液と混合し、細胞物質を
使用するまで適当な期間生きたままに保つ。
従来法はニワトリ胚からの手法による組織細胞の大量生
産は困難かつ高価であることを認織していた。
それ故、F.C.ベルト” ( F. C, Belt
on)及びB,P.ガリオク( B , P, Gar
riock )は〔”一次細胞懸濁液の生産のための半
自動化法″( A Semi −Automatic
Method for theProduction
of Primary Cell Suspensio
ns)Jcyurnal of Applied Ch
emistry andB iotechnology
12 2巻、335−341ページ(1972)]にお
いてニワトリ胚懸濁液の生産に有効な組織生産装置を提
案している。
その論文に述べている装置は洗滌した胚を細断するため
のラム型( ram − type )切断機、酵素消
化を行う反応槽、及び細胞物質を溶液から分離するため
の多くのバケツ型遠心分離機からなる。
しかしながら、ベルトン( Belton )及びガリ
オク( Garriock )の述べた装置は本発明ほ
どの自動化程度を有しない。
更に、これから説明する理由のために、その従来の方法
は本発明が獲得した高い細胞収率を得ることができない
明らかに組織細胞を回収するためのどのような開放装置
も困難で、時間がかかり、細胞の汚染の可能性が多い。
生きた組織細胞を回収するために使用する種々の技術の
一般的な概観のために、ここではセル アンド ティッ
シュ イン カルチュア(Cells and Tis
sues in Culture )、イー.エヌ.ウ
イルマ− ( E, N,Willmer )編集、ア
カデミック プレス社( A cadem icPre
ss, Inc. )、二”−−ヨーク(1965)を
参照した。
従来法の教えにもかかわらず、大量の胚を扱うことがで
き、工程中の操作を最小にして高収率を得、それ故操作
中の細胞の汚染の可能性を減少させることのできる、組
織細胞を得るための方法及び装置の必要性が存在する。
それ故生細胞を組織から得る方法及び装置を提供するこ
とが本発明の第1の目的である。
大量の胚を扱うことができ、工程中の操作を減少させ、
それ故生産する細胞スラリーの汚染の可能性を減少させ
る、胚から生きた組織細胞を得るための半自動化装置を
提供することが、本発明の更なる目的である。
処理する胚ダラム当り高収率の生細胞を与えることがで
きる胚から生きた滅菌組織細胞を得るための半自動化装
置を提供することが、本発明の更なる目的である。
高収率の細胞を得るために有効な改良遠心分離機を提供
することが本発明の更なる目的である。
胚を細断するだけでなく組織を撚って高収率の生細胞を
得ることができる胚を切断するための改良細断装置を提
供することが本発明のなお更なる目的である。
胚を細断するための方法及び胚を細胞から取り出すため
の完全な方法を提供することが本発明の更なる目的であ
る。
大量の胚を都合よく処理できる方法を提供することが本
発明の更なる目的である。
本発明の他の目的、特徴及び利点は続く記載によって明
らかとなるであろう。
要するに本発明は次の具体例を含む: 囚 胚を細片に壊すのに加えて組織を細断する細断装置
( shredder device ) ,細断胚の
酵素消化のための反応槽及び固体細胞物質を酵素液から
分離するための方法(即ち、遠心分離機、口過器等)を
含む高収率の組織細胞を得るための半自動化装置。
好ましくは固体細胞物質を酵素液から分離する方法は分
離中細胞に作用する剪断力を十分に減少させるよう特に
設計したフロー遠心分離機( flow centri
fuge )である。
(B) 胚を破壊するのに加えて胚組織を細断する細
断装置に胚を通しその結果酵素消化を受ける表面積を増
大させ、生細胞の収率を増大させることを特徴とする胚
の細断方法。
(C) 複数の可動刃素子及び少《とも対応する数の
分離した固定素子を有し、且つ可動刃素子は隣合った固
定部分によって限られた空間を通って動くようになって
おりそれ故可動及び固定素子の間に入れた胚を細断する
、酵素消化の前に胚を細断するための細断装置。
ここで可動及び固定素子の間隙は胚細胞を細断して酵素
消化に対してより大きな表面積をさらすようなものであ
る。
0 分離中に細胞が受ける剪断力を減少させる装置を備
えた回転できるボールを含む細胞を酵素溶液から分離す
るための遠心分離機。
■ 胚を細断し、細断胚を制御温度で酵素液と接触させ
て細胞間物質を破壊し、次に分離中細胞に高い剪断力を
受けしめることなしに固体細胞物質を酵素液から分離す
る一連の工程を含む細胞の抽出法。
好ましくは分離はフロー遠心分離機によって行う。
本発明の装置は生きた滅菌細胞をニワトリ又はアヒル胚
のような組織から高収率で得るために特に有効である。
しかしながら、本発明の装置は生きた滅菌組織細胞及び
細胞懸濁液を多《の他の源から得るためにも有効である
説明の容易さだけのために本発明を好ましい具体例を参
照しながら記述するが、この分野の精通者は本発明のよ
り広い含蓄及び有用性を知るべきである。
生きた滅菌組織細胞をニワトリ胚から得る際、最初に卵
を光にすかしてニワトリ胚の有無を調べることが普通で
ある。
どのような通常の装置もこの目的のために使用でき、卵
を光にすかすための方法はそれ自体本発明の一部をなし
ていない。
更に卵を培養するために使用する方法及び技術はそれ自
体本発明の一部ではなく、胚を卵から取り出す特定の方
法も同様である。
この分野の精通者はこれらの目的を行うための都合良い
装置及び既知技術について知っているので、同じことを
記述することはここではしない。
さて1図に言及しながら、本発明の全装置の略図を説明
する。
特に給送じょうご10は培養途中のニワトリ胚を細断機
12(これは次に詳しく述べる)に給送するためにある
モーター11は細断機12の切断部分を運転するために
ある。
細断した胚は細断機の出口14を通って下に行ぎ反応槽
13に入る。
これはモーター19で動かす攪拌機16及び制御装置1
8で温度を制御する加熱器17を備えている。
胚の給送じょうご10への給送に加えて槽34からの洗
滌液もニワトリ胚と同時にそこへ送られる。
槽34からの洗滌液は次のようにじょうごに送られる。
管31を口33を通して槽34に挿入し、槽を栓32で
密封する。
槽に含まれる溶液をそこから引き出すことのできる他の
いずれの装置も又使用できる。
可逆的な変速管ポンプ( tubiI1gpump )
2 3は種々の液体及び溶液を装置全体に送るために
ある。
洗滌液を管22を通してじょうご10に給送するために
は、バルプV LV−3tV 4及びv−6を閉じ
バルブV−2及びV−5を開け、ポンプ23を作動して
洗滌液を槽34から給送じょうご10ヘニワトリ胚とと
もに送る。
細断した胚は反応槽13中で都合よ《滅菌食塩水である
洗滌液で洗う。
細断した胚を十分洗った後、バルブV−1及びV−5を
開け残りのバルブを閉じ、ポンプ23を作動して洗滌液
を反応槽13からその出口15を通し次に管21,31
を通して洗滌液槽34にもどす。
洗滌操作に続いてトリプシン溶液を槽29から反応槽1
3に送る。
管28を槽29の口30に挿入し栓9で密封する。
バルブV−4及びv−1を開き他の全てのバルブを閉じ
て、トリプシン溶液を槽29からポンプ23及び管21
を通しで反応槽( processing tank
) 1 3ヘその日15から入れる。
細断した胚及びトリプシン溶液を混合し反応槽13中で
約2時間約37℃の制御温度に加熱し、その間細断した
胚をトリプシンで消化する。
細断した胚の細胞間物質を壊し個々の細胞又は細胞群を
分離するためのこの酵素消化段階に続いて、バルブv−
1及びv−6を開け全ての他のバルプを閉め、トリプシ
ン/胚/細胞混合物をポンプで遠心分離機38に給送す
る。
沢過器36は非消化組織のような望まし《ない物質を除
き、遠心分離機38(これは後により詳しく述べる)は
固体細胞物質をトリプシン溶液から分離し、後者は管3
9を通って排水槽40に送る。
全てのトリプシンを遠心分離機から除《ことを確実にす
るため、バルプV−3及びV−6を開き全ての他のバル
ブを閉じて栄養液を槽25から遠心分離機38に送る。
管24を槽25の口27に挿入し栓26で密封する。
ポンプ23を栄養液槽25から遠心分離機38に送るた
め使用する。
栄養液が遠心分離機を洗い流し管39を通って排水槽4
0に送られた後、固体細胞物質を遠心分離機のポールか
ら取り除《。
1図に示したような種々の槽、管、バルプ、ポンプ等は
滅菌に耐える材料でできていなければならない。
例えば槽はガラスでできていて、使用前に滅菌するため
に約121℃の温度で約1時間オートクレーヴできる。
種々の槽に送られる溶液はもちろん滅菌するし、1図に
示した装置は閉鎖系であり、胚及び種々の溶液を手で扱
わずに操作できるため、細胞スラリーの汚染の危険は大
巾に減少した。
更に細断機12及び遠心分離機38の設計のために、得
られる生細胞の収率は装置に送った胚重量に対して非常
に高い。
反応槽13の加熱制御器18は加熱器17の温度を調節
できるどのような通常の制御器でもよい。
同様にどのような通常の可逆的変速ポンプも装置へ組込
む前に滅菌できる限りポンプ23として使用できる。
同様に種々の物質がバルブを通らねばならない故、バル
ブも滅菌できなければならず、又柔らかい管を通る流れ
を調節するために使用する簡単なしめ金のような外部バ
ルブも使用できる。
口過器36は管35を通って管37及び遠心分離機に送
られる溶液又は混合物から粗い物質を除去する。
例えば、口過器36は口過体としてフィルター サポー
ト パッドを使用して細孔口過器( millipor
e filter )でよい。
本発明は洗滌液、トリプシン溶液又は栄養液中に使用す
る特定の材料それ自身中には存せず、一般的にはどのよ
うな通常の材料も適当な材料を選択できるこの分野の精
通者によってこの目的のために使用できる。
この目的のために使用する材料の開示のために前述のE
,N.ウイルマ−( E, N,Willmer )の
論文及びL,M,リナルディ= ( L,M. R i
mldini )著6生細胞の動物組織からの単離(T
he Isolation of Living Ce
lls fromAnimal Tissues )
”I nternational Reviewof
Cytology, 7巻、587ページ以下(19
58)を参照した。
前述の開示はこの中にはっきりと示されている。
使用できるトリプシン溶液の典型的な例はトリス(TR
IS)}リプシンである。
洗滌液は例えばハ/クス緩衝培地( Hanks Ba
lanced Salt media )であり栄養
液は培地1 9 9 ( Medium 1 9 9
)にFCSを10%加えて調製できる。
さて2,3及び4図に言及しながら、細断機12を非常
に詳しく示す。
下わく41、上わ《42及び側壁43及び44で限られ
た囲いは脚45によって台のような支え46上に支持さ
れている。
下わく41に支え47が付いておりこれは一方でプレー
ト48を支えている。
モーター11はボルト49によってプレート48に付い
ている。
細断機12はプレート51上に支持されており、これは
一方でボルト52でプレート50に付いている。
プレー}50は台木53に付いているか又はその一部を
なしており、これは一方ボルト54によって側壁44に
付いている。
モーターは攪拌機16を回転するために使用し特別な支
持装置は示していない。
本発明の細断機は胚を細片に切るだけでなく、その刃部
分の形及び設計の故に胚組織を細断する結果細胞を分離
し酵素消化に対して大きな表面積をさらす。
より詳しくは細断機の本質的な特徴は複数の可動刃素子
の少なくとも一組と少なくとも対応する数の固定刃素子
からなる。
胚を可動及び固定刃素子の間に入れ可動刃素子を隣合っ
た固定刃素子によって限られた空間を通って動かすこと
によって、胚は細片に細断され、可動及び固定刃素子の
異なる組の間で両者の間の小さな隙間のため働く引裂き
作用が胚の組織を細断する。
細断の結果、組織は分離され、より大きな表面積が酵素
液と接触できるようになり、多量の生細胞が得られるよ
うになる。
可動及び固定刃の隙間は普通約0.8から約1.2朋(
1/32から3/64インチ)であり、好ましくは0.
8igm( 1 / 3 2インチ)位であるが、この
分野の精通者は隙間が種々の要因によって変わることを
認識している。
細断機12は2,3及び4図に示したように特別な形の
一連の回転刃からなりこれはモーター11によって軸5
8のまわりを回転できる。
より詳し《はモーター11は軸56を、更に連動機57
によって軸58を回転するようにできている。
特別な形の固定部分(4図によく見える)は刃59が回
転する時に両者の間の隙間を限るように離れて配置され
ている。
細断機の内部の分解図である4図に示したように、固定
素子60は側壁にはめてある部分62及び63によって
細断機の側壁に固定されている(3図参照)。
可動刃59は3図に示した方向に回転して胚を細断する
それらは逆に動かすこともできる。
プレート50は又細断機12の出口の下に配置された円
錐じょうご61を支えている。
加熱器17は反応槽13の下方にあり、略図で示してあ
る。
加熱器を加熱し、温度を制御する装置は示していない。
胚が給送じょうご10を通って細断機に入ると、回転刃
59が胚を細く切断し、胚は細断機を通ってじょうご6
1に達し更に反応槽13に行き、ここで前述の操作が行
なわれる。
可動刃59及び固定部分600間の細断作用及び両者の
間の隙間のために胚は細《切断される。
この切断は遠心分離機の設計と併せて本発明の装置によ
って得られ木生細胞の収率を非常に高めている。
固体細胞物質を酵素液から分離するための遠心分離機の
使用は知られていた。
高いG力は分離過程において生細胞を傷つけると信じら
れてきた。
この従来の考えとは反対に高いG力(約10000G)
は細胞の分離において耐えうるものであり、別の力即ち
剪断力がフロー遠心分離機において主要な細胞傷害の原
因であることが今や判明した。
それ故本発明に従って、細胞収率は細胞物質を高い剪断
力にさらすことを防ぐ新規遠心分離装置によって高い遠
心速度においてさえ改善される。
5図について述べながら、従来の通常のフロー遠心分離
機のボール配置、特に1つの液体が他よりも重い液体一
固体混合物の分離に使用する型を説明する。
本質的に通常のフロー遠心分離機は、5図に示したよう
に高速で回転するボールからなり中央に給送口をもつ。
特に5図について述べるなら、ボールユニットは72で
表わし、これは上に突き出した中央部分88をもつボー
ルシエル84からなる。
中央部分88はボール全体72を回転するための回転軸
73を備えている。
管状軸87はボールシエル84に挿入されており、その
底部は5図に示したように曲っていて先端部に放射状に
回転羽根( S pinner vanes ) (示
していない)を備えている。
管状軸はそれとボールシエル84との間の空間71を限
っている。
複数の中間円盤75(形はじょうご状である)が管状軸
87を囲んでいて、各々の円盤を離れさせるためにあば
ら骨(示していない)のような適当な間隔装置を備えて
いる。
円盤75は穴76を備えこれは5図に示したように垂直
に並んでいる。
上端円盤86は上端の中間円盤を被い更に管状軸を囲ん
でいる。
上端円盤86には穴はあいていす、ポールトップ85は
ボール72の上側を被い、上端円盤86との間に空間7
8を限っている。
上述のボール組立は給送口70を備えていて、そこから
分離すべき混合物が軸に沿って重力によつてボールに送
られる。
特に、混合物はボール全体が軸73によって回転してい
る間に管状軸87、空間71を通って下に送られる。
混合物がボール組立内部に入ると、それは遠心力のため
に外側に流れ、又中間盤75にあいた穴76を通って上
に流れる。
殆んどの重い液体及び重い固体は直ちに回転しているボ
ール組立内壁に向って押しやられる。
軽い液体は管状軸87に向って内側へと置き換えられ、
そこで更に液体一液体分離が起る。
特に、重い液体は円盤75の下側を下方に移動し、一方
軽い液体は円盤75の上側に沿って上方へ移動する。
軽い液体は円盤75を通って又上端円盤86の下側に沿
って上方に行き、空間74及び7Tを通って空間83に
入り集められる。
同時に、重い液体はボール組立の外側に押しやられ、ポ
ールトップ85の内壁に沿って流れ、上端円盤86の上
の空間78に入り、出口81から集積空間82に入って
集められる。
全ての固体物質はボールシエル84の内壁に集まり、も
し混合物の固体含有量が高ければ、固体はボール85の
内壁に沿って下方に流れ出口79がら空間80に入りも
し望むならそこに集めることができる。
5図の矢印はボール組立72内における流れの模様を一
般的に示している。
従来のフロー遠心分離機においては、上に簡単に示した
ように管状軸の先端部に多くの放射状の先細回転羽根が
付いていて、それは管状軸の先端からボールシエルの方
へ伸びており、又先細になっている。
本発明の新規フロー遠心分離機を得るために上述の従来
のフロー遠心分離機に必要な修正は次の通りである。
本質的に修正は全ての中間円盤75の除去、出口79の
封鎖、出口78のその最低部での封鎖、及び回転羽根の
緑のボールシエルの内周までへの拡大を含む。
後者の改良又は修正は従来の先細回転羽根の先端のまわ
りで引起された剪断作用を減少させることが判明した。
更に一般的な考えに反して、回転羽根の拡大の結果ボー
ル組立の回転速度は含まれる細胞物質を傷つけることな
しに増大できることが判明した。
なぜなら回転羽根の拡大は回転ボール中の細胞物質にか
かる剪断力を減少する役割をするからである。
これは得られる細胞の非常な収率の増大を可能にする。
換言すれば、本発明の遠心分離機は遠心分解中の細胞の
速度の受ける剪断力を減少するように設計されている。
さて6,7及び8図に言及しながら、本発明の装置にお
いて使用する遠心分離機について述べよう。
6図は本発明の遠心分離機の部分断面を含む側面図であ
る。
5図との混同を避けるため、異なる番号を同じ部分を記
述するために使用する。
6図について言及しながら、ポールケーシング124及
びモーター113を支える基盤90を含む遠心分離装置
を示す。
91を総称するボール盤はボールスピンドル93によっ
て回転するように支持されており、これは下部及び上部
ベアリング111及び117Aによって回転することが
できる。
モーター113は変速モーターであり、特にボール組立
91の回転速度を望むように調節できるようなものであ
る。
ボール組立91はベルト115がモーター滑車114及
び軸滑車116を結んでおり、後者がスピンドル93に
付いていることから回転する。
ボール組立91はスピンドル93の上部に固定している
ボールシエル92からなる。
管状軸の上端はボール91の中心を通って上方に伸びて
いる。
管状軸94の下端は多《の放射状の回転羽根を備えてい
て、これについては後述する。
管状軸94を囲んで上端円盤95があり、これは管状軸
94の上に表面118で乗っていて、それ故ボール91
の内部に空間119を与えている。
上端円盤の囲りにポールトップ96があり、これは6図
に示したようにねじ輪122によってボールシエル92
に固定されている。
上端円盤95及びポールトップ96によって限られた空
間97は例えば溶接点98のような方法で空間119か
ら封鎖する。
更なる修正は1000所における出口99(これは固体
除去のためのものであり、5図の出口79に相当する)
を例えば溶接のような方法で封鎖することである。
更なる修正は回転羽根の拡大部105である。
従来の技術は先細回転羽根104を備えることを教えて
いるが、本発明は例えば羽根104に線106に沿って
付加物105を溶接することによって(回転羽根104
に)105と名づけだ部分を加える。
それ故、本発明の連続遠心分離機の回転羽根は先細でボ
ールシエルの内周に達していない従来の羽根に対して事
実上ボールシエル92の内周に達していることが認識さ
庇るだろう。
更に従来の遠心分離機の中間円盤は1つも本発明のボー
ル組立91内には存在しない。
(換言すれば、5図の中間円盤75は6図に示した装置
からは除かれている。
)拡大部分105は剪断力の減少に寄与している。
ポールトップ96の上に下部被い101、上部被い10
8及び調節被い109がある。
空間97は普通は空間119と下部被い107の内部と
を接続しているが、空間97が98で封鎖されているた
め液体は下部被い中に入ることはできない。
しかしながら空間119に送られた液体は上端円盤95
の下側に沿って進み、空間101そして出口102を通
って最後に上部被い中の空間103に入る。
固体物質は出口99が100の所で封鎖されているので
ボールシエル92中に単に集積する。
給送管110はその上端が遠心分離機の外部からはじま
り、調節被い109、上部及び下部被い108及び10
7の各々を通ってボール91まで下りている。
管112(これは1図の管37に対応する)は遠心分離
すべき混合物を管110に送り、混合物はそこから空間
111を通ってボール組立91の中央にはいり、更にボ
ールシエル92と管状軸94の間を流れて空間119に
入る。
上部ポールケーシング120は通常はボールシエル92
から出口99を通って排出される固体物質を集めるため
にあるが、出口は封鎖されている。
調節被い109、上部被い108及び下部被い107は
しめ金121によって上部ボールケーシング120には
ずせるように固定してある。
操作の際は、分離すべき混合物を管110の空間111
を通してボール組立91の中央に送る。
次に混合物は管状軸94とボールシエル920間を通っ
て空間119に入る。
ローターは軸93によって回転しており、それは一方モ
ーター滑車114、ベルト115及び軸滑車116を通
してモーター113によって動かされる。
混合物が空間119に入ると、含まれる細胞は加速され
ポールシエル92の内周に向って押しやられる。
混合物の軽い液体部分、トリプシン溶液はボールシエル
92の内周に凸って次に上端円盤の下側に沿って上方へ
押しやられ空間101に入り、出口102から上部被い
の空間101に入り、出口102から上部被いの空間1
03に入って集められるか又は排出される。
シール98は液体が空間9Tに入るのを防ぎ、シール1
00は固体細胞物質がボールシエル92から出口99を
通って出るのを防ぎ、それ故ボール組立91の回転が止
った時固体物質はボールシエル92中に残りそこから回
収できる。
しかしながら上述したように細胞を回収する前に栄養液
を遠心分離機に通し全てのトリプシン溶液を遠心分離機
から除くのを確実にする。
本発明の遠心分離機のボール組立の分解図である7図に
ついて述べるがここでは6図におけるのと同じ参照番号
が同一部分を示している。
参照番号123は上に向ってゴム輪、座金、ナットの各
々を示しており、ポールトップ96を上端円盤に確実に
結ぐために使用する。
8図について述べれば、これはポールシエル92に挿入
したひれ拡大部( fin extention )
1 0 5を有する管状軸94を図解している。
ひれ拡犬部105が回転羽根をボールシエル92の内周
まで届かせていることに注目しなさい。
操作の際、分離操作が完了し、栄養液を遠心分離機のボ
ール内に送って全ての残ったトリプシンを除いた後、ボ
ールシエル92内に含まれる固体細胞物質を回収するこ
とが望ましい。
しめ金121を取ってボールをはずし、ボールの上端に
キャップをかぶせてから、それを細胞を再懸濁させるた
めに振盪機にのせる。
次にキャップをはずしボールをビーカーの上にさかさま
にし細胞を注ぎ出す。
生きた滅菌組織細胞は滅菌栄養液中に保存するか又は直
ちに使用することができる。
本発明は従来法に比べて次の利点を提供する。
1.装置は胚及び必要な反応溶液の手による操作を減少
させる故、組織細胞の汚染の可能性を減少させる。
2.本発明の細断装置は胚の組織を切断するのみならず
、トリプシン溶液にさらされる表面積を最大にするよう
に細断するため得られる組織細胞の高収率を可能にする
3.本発明の改良フロー遠心分離機の設計は、遠心分離
中に細胞が受ける剪断力を事実上減少させることによっ
て得られる組織細胞の高収率を可能にする。
それは又従来法に比べて多量の細胞を含む液体の処理を
町能にする。
4.上の利点は装置の最小の人間による監督で得られ、
それ故事実上の自動化操作の利点を獲得することができ
る。
本発明を次の例を参照することによって更に説明するが
、それらは説明のためであり限定のためのものではない
例1 641個の11.5日ニワトリ胚を細断機を通してトリ
プシン反応槽へ入れ、同時に培地1 1. 5 +Jッ
トルを細断機を通してトリプシン反応槽へポンプで給送
する。
培地199はウイルスの増殖のための細胞の保存に使用
するよく知られた培地である。
例えば”ウイルス及びリケツチャ病の診断法″( Di
agnostio Procedures for
viral andPickettsial Di
seases )第3版、E,H,レネツ} ( E,
H.Lennette )編集、アメリカ公衆衛生協
会( American Public Health
Association, Inc )、=ユーヨー
ク(1964)、89ページ参照。
培地199及び細断組織を次に1 5 0 rpmで1
分間攪拌する。
細断組織を5分間で槽の底に沈澱させる。
赤血球細胞及び破片を含む培地199を1300mA!
/分で槽からポンプで排出する。
次に下に示した組成のトリスートリプシン10lをトリ
プシン反応槽に給送する。
塩化ナトリウム(NaCl)、ベーカ 8.0クーリ
アゼント( Baker Reagent )製、M
SD#2 7 1 4 0 塩化カリウム(KCI)、ベーカー 0.38f?リ
アゼント製、MSD#26005 無水リン酸2ナトリウム 0.1Of(N
a2HP04)、ベーカーリアゼン ト製、MSD#2 7 3 8 8 デキストロース、ベーカーリアゼン 1.O f?
ト製、MSD#2 2 5 4 1 トリスーヒドロキシメチル アミン 3.O rメ
タン、ニュトリショナル ビオケミ カ/I/ ( Nutri tional B ioc
he m ical )〔C4H1、N03〕 ネオマイシン、C,M,274 0.5
IrLl蒸留水 996
dトリプシン(GIB),1:250 2.5
?Cone , MSD# 2 8 4 0 6次
にトリプシン溶液を1 5 O rpmで攪拌し37℃
にし、トリプシン消化を2時間行う。
この時間後個々の細胞を含む液をトリプシン反応槽から
フロー遠心機へ500m//分で送る。
遠心分離は8000rpmで行う。
個々の細胞を含むトリプシン溶液が全て遠心分離機を通
った後、培地199及び10%の牛胎児※血清を含む洗
滌液II!をローターに通してトリプシンを除く。
ローターを減速し、遠心分離機からはずし、大きな振盪
機にのせる。
ローターを1分間振盪し細胞を壁からはがしさかさまに
して濃細胞スラリーを注ぎ出す。
例2 25個の胚を細断機を通してトリプシン反応槽に入れる
同時に培地(19’9)1.5Jを細断機を通してトリ
プシン反応槽に送る。
次に培地(199)及び細断組織を1 0 0 rpm
で1分間攪拌する。
細断組織を5分間で槽の底に沈澱させる。懸濁した赤血
球細胞及び細胞破片を含む培地(199)を槽から排出
する。
次に前と同じ組成のトリスートリプシン1.51をトリ
プシン反応槽に送る。
次にトリプシン溶液を10Orpmで攪拌し、トリプシ
ン消化を2時間行う。
2時間後、個々の細胞を含む液をトリプシン反応槽から
粗い口過器を通し培地199+10%牛胎児血清2,5
lを含むびんに入れる。
次にこれを5ミクロンのパッドを用いサルトリウス接線
流フィルタ( Sartorius tangenti
al flowfilter)で培地1 9 9+1
0%牛胎児血清8lに対して透析する( diaflo
w method )。
このようにして細胞懸濁液を濃縮しトリプシンを稀釈す
る。
本発明を好ましい具体例を参照しながら示してきたが、
種々の変更、修正及び/又は置き換えが本発明の精神を
離れることなく可能であることをはっきりと理解すべき
である。
それ故本発明は付属する特許請求の範囲によってのみ限
定されるべきである。
本発明の実施態様は次の通りである。
(1)特許請求の範囲第2項記載の装置。
(2)細断装置が細胞を含む組織を同時に破壊し、細断
する方法を含む第1項記載の装置。
(3)細胞を酵素溶液から分離するための装置が、遠心
分離中に細胞に高い剪断力を与えることなしに細胞を遠
心的に分離するための方法を備えたフロー遠心分離機を
含む第(1)項記載の装置。
(4)細断装置が細胞を含む組織を同時に破壊し細断す
るための方法を含む第(3)項記載の装置。
(5)洗滌液の第1槽、酵素液の第2槽、栄養液の第3
槽及び変速可逆ポンプを含む次のような給送装置、■洗
滌液を第1槽から細断装置へ組織と同時に送り、■酵素
液を第2槽から反応槽へ送り、■酵素液及び細胞混合物
を反応槽から遠心分離機へ送り、そして■酵素液を細胞
から分離した後栄養液を第3槽から遠心分離機へ送り実
質上全ての酵素液を遠心分離機から除去するための給送
装置を更に備えた第(3)項記載の装置。
(6)細断装置が、細断組織を直接反応槽へ送るために
反応槽の上に固定されている第(1)項記載の装置。
(力 反応槽が攪拌するための及び内容物の温度を制御
するための装置を各々含む第(1)項記載の装置。
(8)洗滌液、酵素液及び栄養液の給送を調節するため
の装置を更に含む第(5)項記載の装置。
(9)粗物質をフロー遠心分離機に送られる液体から除
去するための口過器を含む第(3)項記載の装置。
α0)細断装置が少な《とも1組の複数の可動刃素子及
び少な《とも対応する固定刃素子から成り、可動素子は
隣合った固定刃素子に限られた空間を動くようになって
いて、可動及び固定刃素子の間隙が組織を細断するよう
な第(2)項記載の装置。
aυ 細断装置が入口及び出口をもつハウジング、複数
の回転刃の付いた少なくとも1個の回転軸、少な《とも
対応する数の固定刃素子を含み、これが隣の固定刃素子
との間の空間を限定し、回転刃素子がその空間を回転し
、更に軸を回転するモーターを含む第(10)項記載の
装置。
a2l 細断装置が反応槽上に固定されており、細断
装置の出口が直接反応槽に給送する第(10)項記載の
装置。
(13 フロー遠心分離機が軸のまわりを回転するボ
ールシエル、軸状配置の入口、前記ボールシエルの被い
及び1つの出口を含み、入口及び前記ボールシエル被い
によって限られる空間を特徴とする第(3)項記載の装
置。
α荀 入口が軸に沿って置かれた管からなり、管がその
最下端に実質的に前記管から前記ポールシエルの内周ま
で達している複数の放射状回転羽根を備えている第a顕
記載の装置。
a■ フロー遠心分離機が更に前記ボールシエルを回転
するための変速モーターを含む第0項記載の装置。
αe 特許請求の範囲第3項記載の装置。
(17) 可動刃素子及び固定刃素子の隙間が0.8か
ら1.2朋であ名第(6)項記載の細断装置。
a8 ハウジング、その中に水平に置かれた回転軸、
軸に沿って一定間隔で固定された複数の回転刃、前記ハ
ウジングの中に置かれた少なくとも対応する数の固定刃
素子及び軸を回転するモーターを含み、回転刃が隣合っ
た固定刃素子の間の空間を回転するようになっている第
ae項記載の細断装置。
0 回転刃が前記軸が置かれている平面に対して湾曲し
ている第a8l項記載の細断装置。
(イ)前記固定刃素子が、前記軸の置かれた水平面に対
してある角度で配置され、前記固定刃素子の少なくとも
一部分が前記回転刃素子の湾曲と反対向きに湾曲してい
る第0項記載の細断装置。
Cυ 特許請求の範囲第4項記載のフロー遠心分離機。
(2功 入口が管からなりその中心は軸に沿って配置
してあり、前記管の上部は前記被いを越えて伸び、その
最底部は複数の放射状の回転羽根を備え、前記管の外表
面から実質的に前記ボールシエルの内周まで達している
第Qυ項記載のフロー遠心分離機。
(23)液体のための1つの出口を備え、前記入口を形
成している前記管と前記ボール被いとの間の環状の空間
を特徴とする第(24項記載のフロー遠心分離機。
(24)前記ボールシエルを回転するための変速モータ
ーを更に含む第(21)項記載のフロー遠心分離機。
(29 ボールシェルと前記被いにより限界された前
記ボールシエル内の空間が回転羽根及び前記入口を形成
している前記管を除いてほからである第(ハ)項記載の
フロー遠心分離機。
(26)特許請求の範囲第1項記載の細断法。
07)滅菌洗滌液を前記破壊及び細断操作中に前記組織
の上に供給する第(26)項記載の細断法。
(ハ)前記固定刃素子と前記可動刃素子の間の前記空間
中の隙間が0.8から1.2mmである第(イ)項記載
の細断法。
(29)特許請求の範囲第5項記載の抽出法。
(至)特許請求の範囲第6項記載の抽出法。
(3υ 組織を複数の可動刃素子と少なくとも対応する
数の固定刃素子の間に挿入し、可動刃素子を隣合った固
定刃素子に限定された空間を動かすことによって工程(
1)を行う第(ト)項記載の抽出法。
(3つ 前記遠心分離中に高い剪断力をうけしめるこ
となしに、前記細胞を酵素液から遠心分離する第(7)
項記載の抽出法。
(至)工程(2)の接触を制御温度条件下、酵素液及び
細断組織混合物を攪拌しながら行う第(3)項記載の抽
出法。
04)細胞が遠心分離機のボール内に残っている前記遠
心分離機、滅菌栄養液を遠心分離機中に送ってそこに残
っている全ての酵素を除去する第(3)項記載の抽出法
09 栄養液を通した後、遠心分離機のボールをはず
し、ボールにふたをかぶせ、振盪機にのせ、振盪してボ
ール中の細胞を再懸濁し、生じた細胞スラリーを容器に
注ぐことによって遠心分離機内に残った細胞を回収する
ことを更に特徴とする第(34)項記載の抽出法。
【図面の簡単な説明】
1図は本発明を具体化している組織細胞回収装置の略図
である。 2図は1図の装置の一要素をなす細断装置の一部断面を
含む側面図である。 3図は2図の細断装置の一部断面を含むもう一方の側面
図である。 4図は2及び3図の細断装置の切断部分を示した分解図
である。 5図は1図の装置中の遠心分離機の一部断面を含む部分
正面図である。 6図は1図の装置中の遠心分離機の一部断面を含む側面
図であり、本発明の一つの態様をなしている。 7図は6図の遠心分離機のボール組立( bowl a
ssembly )の要素の内部構造を示した分解図で
ある。 8図は本発明の遠心分離機の改良の一つである回転羽根
付加物を説明した図である。 〔主要部分の符号の説明〕、9・・・・・・栓、10・
・・・・・給送じょうご、11,113・・・・・・モ
ーター、12・・・・・・細断機、13・・・・・・反
応槽、14,15,79,81,99,102・・・・
・・出口、16・・・・・・攪拌機、17・・・・・・
加熱器、18・・・・・・加熱制御器、19・・・・・
・攪拌機モーター、2L22,24,28,31,35
,37,39,112・・・・・・管、23・・・・・
・可逆変速ポンプ、25・・・・・・栄養液槽、26・
・・・・・栓,27,30,33・・・・・・口、39
・・・・・・槽、32・・・・・・栓、34・・・・・
・洗滌液槽、36・・・・・・沢過器、38・・・・・
・遠心分離機、40・・・・・・排水槽、41・・・・
・・下枠、42・・・・・・上枠、43t44・・・・
・・側壁、45・・・・・・脚、46,47・・・・・
・支え、48,50,51・・・・・・プレート、49
,52,54・・・・・・ボルト、53・・・・・・台
木、56 , 58・・・・・・軸、57・・・・・・
連動機、59・・・・・・可動刃、60・・・・・・固
定刃、61・・・・・・円錐じょうご、70・・・・・
・給送口、71・・・・・・空間、72,91・・・・
・・ボール全体、73・・・・・・回転軸、75・・・
・・・中間円盤、76・・・・・・穴、77,78,8
0,82,83,97,101,103,iii,i1
s・・・・・・空間, 84 , 92・・・・・・ボ
ールシェル、85,96・・・・・・ボールトツ7’,
8 6 t95・・・・・・上端円盤、87,94・
・・・・・管状軸、88・・・・・・中央部分、90・
・・・・・基盤、93・・・・・・ボールスピンドル,
98,100・・・・・・シール、104・・・・・・
先細回転羽根、105・・・・・・回転羽根拡大部分、
106・・・・・・線、107・・・・・・下部被い、
108・・・・・・上部被い、109・・・・・・調節
、110・・・・・・給送管、114・・・・・・モー
ター滑車、115・・・・・・ベルト、116・・・・
・・軸滑車、117・・・・・・下部ベアリング、11
1A・・・・・・上部ベアリング、118・・・・・・
表面、120・・・・・・上部ボールケーシング、12
1・・・・・・しめ金、122・・・・・・ねじ輪、1
23・・・・・・ゴム輪、座金、ナツ}、124・・・
・・・ポールケーシング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 複数の可動刃素子と少な《とも対応する数の固定刃
    素子とを有し、且つ隣合った固定刃素子によって限界さ
    れた空間を通って可動刃素子を押しつける手段を有して
    いることを特徴とする組織を細断するための細断装置; 細断組織を酵素液と接触させ、細胞間物質を破壊して組
    織細胞を分離するために使用する反応槽;軸のまわりを
    回転するボールシエル、細胞及び酵素液を前記ボールシ
    エルに送る入口、前記ボールシエルの被い、前記酵素液
    が出ることのできる出口及び生細胞が前記ボールシエル
    の回転中に受ける剪断力を減少させるための前記ボール
    シエル中の回転羽根装置を含む生細胞を酵素液から分離
    するためのフロー遠心分離機; 及び 材料を前記細断機から前記反応槽へ、又前記反応槽から
    前記分離装置へと送るための装置を含む組織から一次細
    胞懸濁液を調整するための閉鎖半自動化装置。
JP50133148A 1974-11-07 1975-11-07 ソシキカラタンリサイボウオチヨウセイスル ソウチ Expired JPS5910186B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US52192274A 1974-11-07 1974-11-07
US05/632,610 US4028190A (en) 1974-11-07 1975-11-17 Apparatus for preparing isolated cells from tissue

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5170870A JPS5170870A (en) 1976-06-18
JPS5910186B2 true JPS5910186B2 (ja) 1984-03-07

Family

ID=27060640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50133148A Expired JPS5910186B2 (ja) 1974-11-07 1975-11-07 ソシキカラタンリサイボウオチヨウセイスル ソウチ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US4028190A (ja)
JP (1) JPS5910186B2 (ja)
FR (1) FR2290497A1 (ja)
GB (1) GB1500417A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62101185U (ja) * 1985-12-18 1987-06-27
JPS636585U (ja) * 1986-06-28 1988-01-16
JPH0292887U (ja) * 1988-12-29 1990-07-24
JPH0555380U (ja) * 1991-12-12 1993-07-23 三菱化成株式会社 フレキシブルディスク

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH635748A5 (fr) * 1977-08-16 1983-04-29 Cellorgan Laboratoires Sa Procede d'obtention de cellules placentaires de brebis.
JPS5873500U (ja) * 1981-11-13 1983-05-18 味の素株式会社 浮遊性動物細胞の培養装置
FR2520378A1 (fr) * 1982-01-28 1983-07-29 Vaillant Defresne Laboratoires Perfectionnements apportes aux procedes de preparations de suspensions de cellules fraiches stabilisees destinees a l'usage pharmaceutique, cosmetique ou alimentaire
EP0590219A1 (de) * 1992-10-02 1994-04-06 SULZER Medizinaltechnik AG Verfahren zum Zerkleinern von weichem Gewebe und Mittel zum Durchführen des Verfahrens
US6500107B2 (en) * 2001-06-05 2002-12-31 Baxter International, Inc. Method for the concentration of fluid-borne pathogens
US9144583B2 (en) 2002-03-29 2015-09-29 Tissue Genesis, Inc. Cell separation apparatus and methods of use
US8202725B2 (en) * 2004-12-23 2012-06-19 Tissue Genesis Incorporated Cell sodding method and apparatus
JP2007505631A (ja) * 2003-09-22 2007-03-15 バッテル メモリアル インスティテュート 組織解離装置
WO2006076820A1 (de) * 2005-01-21 2006-07-27 Medic Tools Ag Einwegmischer, -homogenisator, -extrahierer, -fraktionierer oder -aufschlämmer
JP2009501562A (ja) * 2005-07-12 2009-01-22 ティシュー・ジェネシス・インコーポレーテッド 組織移植片を前処理する装置および方法
DE102007005369A1 (de) * 2007-02-02 2008-08-07 Eppendorf Ag Vorrichtung und Verfahren zur mechanischen Vereinzelung von Zellen aus einem Zellverbund
JP2009270845A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Nippon Koden Corp 診断装置及び診断システム
US20120322047A1 (en) * 2009-12-23 2012-12-20 Ludwig-Maximilians-Universität München Apparatus And Method For Cell Exploitation
JP5837742B2 (ja) * 2010-08-27 2015-12-24 学校法人東京女子医科大学 細胞単離装置
EP3239286A1 (en) 2016-04-26 2017-11-01 Ludwig Boltzmann Gesellschaft Non-enzymatic method and milling device
DE102016114043B3 (de) * 2016-07-29 2017-08-10 Technische Universität Dresden Vorrichtung zur Isolierung von Stammzellen aus fötalen Geweben
JP2019528728A (ja) * 2016-09-29 2019-10-17 高雄醫學大學Kaohsiung Medical University 組織から細胞を分離する装置
TWI616526B (zh) * 2017-05-15 2018-03-01 Cell separation and purification device
CN109280610B (zh) * 2018-09-19 2023-09-19 贵州医科大学附属医院 一种批量自动分离成年鼠心肌细胞灌注系统
CN111073809B (zh) * 2019-12-18 2022-04-26 奥维嘉生物科技(北京)有限公司 一种用于无菌条件切碎生物组织的装置
CN113308370A (zh) * 2021-05-11 2021-08-27 吕宇彤 一种干细胞智能提取设备及其提取方法
WO2023209039A2 (en) * 2022-04-27 2023-11-02 Gerlach, Jörg C. Tissue structure isolation using a micro-cutting device and uses of resulting micro-cubes of tissue

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3104225A (en) * 1960-01-29 1963-09-17 Lourdes Instr Corp Continuous flow centrifuge rotor and liner element
GB1356794A (en) * 1970-11-20 1974-06-12 Defence Secratary Of State For Apparatus and method for the production of a single cell suspen sion from tissue

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62101185U (ja) * 1985-12-18 1987-06-27
JPS636585U (ja) * 1986-06-28 1988-01-16
JPH0292887U (ja) * 1988-12-29 1990-07-24
JPH0555380U (ja) * 1991-12-12 1993-07-23 三菱化成株式会社 フレキシブルディスク

Also Published As

Publication number Publication date
GB1500417A (en) 1978-02-08
US4028190A (en) 1977-06-07
JPS5170870A (en) 1976-06-18
FR2290497A1 (fr) 1976-06-04
FR2290497B1 (ja) 1980-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5910186B2 (ja) ソシキカラタンリサイボウオチヨウセイスル ソウチ
US20200269154A1 (en) Apparatus and methods for resin extraction
JPH0334B2 (ja)
US2862658A (en) Method and apparatus for centrifugal separation of a mixture of solids and two liquids
US5733238A (en) Scraping assembly having angularly offset scraper blades for removing solids from an imperforate bowl centrifuge
WO2018058435A1 (zh) 一种从组织分离细胞的装置
KR20130115079A (ko) 바이오매스 처리 방법 및 장치
JPWO2017141394A1 (ja) 遠心分離可能な反応装置
US2614110A (en) Recovery of oil and meal from oil-bearing marine life
US5513559A (en) Food processing vat
Charm et al. [37] Scale-Up of protein isolation
KR101667848B1 (ko) 세포분리 용기 및 이를 이용한 세포분리 방법
JP6058373B2 (ja) カボチャの種子の分離装置
US1794105A (en) Process for the treatment of oleaginous materials for separately extracting all the elements thereof
Kumar et al. Bioseparation engineering
WO2020184591A1 (ja) 卵殻と卵殻膜との分離方法及び分離装置
US2577353A (en) Process for producing fibrin from whole blood
US3217979A (en) Apparatus for centrifugally separating honey and wax
CN211882016U (zh) 一种牛初乳加工净乳装置
CN214894396U (zh) 一种生物样本分离装置
KR102361192B1 (ko) 원초 김 이물질 분리기
EP4118974A1 (en) Method and system for providing an insect-based, low-fat protein meal from an insect-based raw material
CN211522186U (zh) 一种过滤器和包括该过滤器的细胞微载体分离装置
CN206736145U (zh) 一种高效的卡拉胶碱处理系统
US2752286A (en) Extraction of insulin from pancreas tissue