JPS59101444A - 無電解銅メツキ廃液からedtaを回収する方法及びその装置 - Google Patents

無電解銅メツキ廃液からedtaを回収する方法及びその装置

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JPS59101444A
JPS59101444A JP20852782A JP20852782A JPS59101444A JP S59101444 A JPS59101444 A JP S59101444A JP 20852782 A JP20852782 A JP 20852782A JP 20852782 A JP20852782 A JP 20852782A JP S59101444 A JPS59101444 A JP S59101444A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
edta
tank
waste liquid
copper
storage tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20852782A
Other languages
English (en)
Inventor
Etsutaro Kishimoto
岸本 悦太郎
Tsunezo Nagata
永田 恒造
Takayoshi Komatsu
小松 孝嘉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lincstech Circuit Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Condenser Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Condenser Co Ltd filed Critical Hitachi Condenser Co Ltd
Priority to JP20852782A priority Critical patent/JPS59101444A/ja
Publication of JPS59101444A publication Critical patent/JPS59101444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Removal Of Specific Substances (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は無電解銅メッキ廃液の中から不純物を除去し、
エチレンジアミンテトラ酢酸(以下EDTAという。)
を回収する方法及びその装置に関する。
無電解銅メッキの液中には、銅メッキを行う際に、析出
される銅の表面に水酸化物や炭酸塩等が沈着するのを防
止し、きれいな仕上面を得るためE D ’1−Δが溶
解されている。このためメッキの廃液中にはE D T
 Aが含まれており、この廃液を廃液施設で処理して河
川に放流しようとづると、El) TAが影響して、大
規模な処理施設が必陳となり、このような施設で処理し
ないと、公害防止の水質基準をクリA7−することがで
きなかった。従って、従来はドラムかんに廃液を詰込み
、専業の廃液処理業者に処理を委託していた。
しかし、業者が遠方にあって輸送コス]−を含めた処理
コストがかさむこと、薬品としてのE D TAは高価
であり廃棄処理することが無駄であること、EDTAが
輸入品であること等の理由で、本発明らは、EDTAを
回収する研究を続け、比較的コンパクトな装置でメッキ
廃液中に含有するED T Aを95%以上の回収率で
回収することができるEDTAの回収装置及びその方法
を確立することができた。
1は無電解銅メッキ槽であり、この槽1内のメッキ液2
の組成としては、硫酸銅、水酸化すt〜シリウムEDT
A等が含まれている。3はメッキの廃液貯槽であり、ポ
ンプ4でメッキ槽1から廃液されたメッキ液2が廃液貯
槽3に送りこまれる。このメッキ液2のP I−1f[
11は11.8に制御されている。貯槽3内に溜まった
メッキ廃液5は間欠的にポンプ6で廃液5から銅を除去
するための除銅反応槽7に送液される。この反応4W 
7内には苛性ソーダ槽8及びホルマリン槽9からそれぞ
れポンプ10.11により自動的に苛性ソーダ12及び
ホルマリン13が送りこまれるよう配管系統が形成され
ている。また除銅反応槽7内には廃液5を攪拌づるため
の攪拌装置14が設けられ、廃液5の反応を促進するた
めの加熱用蒸気配管15及び反応処理軽過後冷即するた
めの冷却管16が配設されている。反応槽7内で廃液5
中から析出された銅17は槽7の壁に付着し、浮遊して
いる銅粉は除銅廃液受槽20にポンプ21で送られる途
中フィルター22で捕捉される。
銅を除去し受槽20に溜められた廃液23はポンプ24
でEDTA結晶析出槽25に送液される。
この析出槽25には98%濃硫酸26を貯蔵する硫酸貯
槽27から濃硫酸26を送液するポンプ28が配管で接
続されている。受4¥12.0内のPHは12〜13で
あり、この析出槽25内のPHは硫酸26を加え、1.
8に制御される。29はPl−1値を測定づるセンサー
であり、30は攪拌装置である。F!4硫酸26を廃液
23に加え、溶液が反応してEDTA31は4025の
底面に結晶析出する。
この溶液の上澄み液32はポンプ33で排出8れ、フィ
ルター34でろ過されて廃液処理施設35に蓄えられる
。メッキ廃液5に含有していたEDTA31は)95%
以上を回収できるので、上澄み液として排出される溶液
中にはEDTAは殆ど含有されておらず、以後廃液処理
m設での生物処理は迅速に進fjシ、この処理水をポン
プ36で放流づる際には、小規模なm設でBOD、CO
Dの公害条例の規制(iFIを十分にクリアーして放流
4ることができる。
0を注ぎながら、EDTA31はポンプ/41によりE
DTA結晶洗浄槽42に送られるうこの槽42には攪拌
装置43が設けられ純水40がポンプ38で所定量を供
給し数分間、攪拌し、[[〕Tへの上澄み液44はポン
プ45で送られ、フィルター46を経て廃液処理装置3
5に送られ廃液処理が行われる。
50はEDTAI合槽であり、E D ’r A 31
がポンプ51て送られ、P1〜1を10に調整するだめ
の苛性ソータ12が苛性ソーダ槽8がらポンプ10で送
られる。52はP l−(センサーであり、苛性ソーダ
12の投入量を制御J−るため設りられている。苛性ソ
ータ12を投入しながら攪拌装置53で攪拌でると、無
色のEDTA31は黄色に着色するので活性炭54を投
入し、さらに攪拌し、ポンプ55でフィルタ56を経由
してバルブ57操作により槽50に戻し、循環させると
、澄明なEIOTA溶液になる。次にイオン交換水40
用のバルブ37を開放して水40を注入し、メッキ槽1
に供給づるための所定の濃度に調整する。
60はE D 1’ A貯槽であり、バルブ57を閉什
し、バルブ61を開放して、所定濃度に調整されたED
TA6°2はポンプ55rニー貯槽60内に送られる。
この槽60内に溜められたEDTA62は精製されたE
Di−Δとして、メッキ槽1内に自動制御されながら、
自動的に他の薬品と共に供給される。
次に、本発明の無電解銅メッキ廃液からのEDTAの回
収方法について図面を用いて説明する。
メッキ処理された廃液5は廃液貯槽3から除銅を目的と
づる除銅反応槽7に送液される。所定量の廃液5が溜ま
ったら、先ず苛性ソーダ12を廃液5に対しC3g/i
の割合で投入し、槽7内を加熱装@15により90〜9
5℃に加熱でる。実施例では蒸気を用いている。攪拌装
置14で攪拌しながらポルマリン13を5mf!、/J
!の割合で投入ダ−る。廃液5中に含有していた銅17
は槽7の内壁に析出し除銅反応工程は終る。
除銅廃液23はEDTA結晶析出槽25にポンプ24で
送られ、所定量に達したら、98%濃硫酸40をPl−
1センサー29てPl−1が1.8になるまで投入し、
攪拌すると、約20分稈葭でE D TA31は結晶析
出を開始し、底部に沈澱づる。この上澄み液32は廃液
処理施設35に回収され生物処理等を行って河川に放流
される。
この後EDTAの調合工程のため、調合槽50に送られ
る。ここではメッキ液2用として精製したEDTAを得
るため、苛性ソーダ12を供給してPHを10に調整す
る。この際除銅反応でポル2 TA溶液が着色するので、これを除(ため活性炭54を
投入、脱色させる。さらにEDTArB液の濃度を調整
するために、所定量のイオン交換水40を供給している
。この結果EDTAはメッキ液に供給されたときの95
%が回収できる。
以上の工程を経て精製されたEDTAは不純物としての
クロームは0.3ppm以下、鉄は2 pI)m以下、
ニッケルは0.3ppm以下となり、購入品と同等以上
のものが得られる。
本発明は以上に述べた如く、EDTAが95%以上回収
することができたことにより、公害防止のための廃液処
理施設にEDTAが殆ど流入しないので、通常の廃液処
理を行えば河川に放流することができる公害防止規制値
を十分にクリアーでき、高価なE l) T Aを回収
して再利用できる経済上の効果がきわめて大きい等産業
に寄与すること大なる発明である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の概略図、第2図は本発明方法のフ
ロシートを示す。 図面にa3いて、3はメッキ廃液貯槽、5はメッキ廃液
、7は除銅反応槽、 12は苛性ソーダ、13はホルマリン、25はE’DT
A結晶析出槽、26は濃硫酸、29はPHt?ンサー、
/10はイオン交換水、50はEDTA調合巾、52は
P I−1センυ−154は活性炭。 特許出願人 日立コンデンサ株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無電解岨メッキ廃液を貯槽に溜め、この貯槽から
    除銅反応槽に送液し、苛性ソータを投入しながら攪拌装
    置で攪拌し、廃液を90℃以上の温度に加熱し、さらに
    ホルマリンを投入して廃液に含有されている銅を除銅づ
    る工程と、この除銅された廃液をE D T A結晶析
    出槽内に投入し、潮硫醇を供給し、攪拌してEDTAの
    結晶を析出させる工程と、この結晶化したE D T 
    AをEDTAの調合槽に送り、苛性ソータを加えPH値
    を所定値に調整し、脱色づる1=めの活性炭を加え、攪
    拌しながらフィルターでろ過し、かつ濃度を調整づるた
    めのイオン交換水を加え、EDTAを調合する工程とか
    らなる無電解銅メッキ廃液からEDTAを回収づ−る方
    法。
  2. (2)  m電解銅メッキ廃液を貯蔵する廃液貯槽と、
    この廃液貯槽にポンプ及び配管で接続され、苛性ソーダ
    貯槽及びホルマリン貯槽に接続され、廃液を攪拌する攪
    拌装置を有し、かつ廃液加熱装置が設けられた除銅反応
    槽と、除銅された廃液を送液する装置が接続され、硫酸
    貯槽からtiilI酸が供給されうるよう配管接続され
    、攪拌装置及びP Htンザーが内蔵されたEDTA結
    晶析出槽と、この析出槽とポンプ及び配管で接続され、
    苛性ソーダ及びイオン交換水を供給しEDTAの濃度を
    調整づるためのE D ’T’ A vA合槽を設けた
    ことを特徴とづる無電解銅メッキ廃液からEDTAを回
    収づる装置。
JP20852782A 1982-11-30 1982-11-30 無電解銅メツキ廃液からedtaを回収する方法及びその装置 Pending JPS59101444A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021023926A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 イビデン株式会社 銅めっき廃液からの銅析出法およびそれを用いた銅分離回収装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57187088A (en) * 1981-05-14 1982-11-17 Unitika Ltd Treatment of waste water containing ethylenediaminetetraacetic acid, copper and formalin

Patent Citations (1)

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