JPS5899156A - 水ガラス発泡体の製造方法 - Google Patents

水ガラス発泡体の製造方法

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JPS5899156A
JPS5899156A JP19635081A JP19635081A JPS5899156A JP S5899156 A JPS5899156 A JP S5899156A JP 19635081 A JP19635081 A JP 19635081A JP 19635081 A JP19635081 A JP 19635081A JP S5899156 A JPS5899156 A JP S5899156A
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JP
Japan
Prior art keywords
water glass
parts
weight
foam
foaming
Prior art date
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Pending
Application number
JP19635081A
Other languages
English (en)
Inventor
鈴木 松郎
敏秀 山口
孝之 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DIC Corp
Original Assignee
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Porous Artificial Stone Or Porous Ceramic Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水ガラス発泡体の製造方法に!iする。
発泡体はそのすぐれた断熱性および吸音特性などの故に
、幅広い分野で利用されているが、このうち、ポリウレ
タンフォームやポリスチレ77オームなどの有機発泡体
は燃え易いという欠点を有するものであり、他方、発泡
コンクリートや泡ガラスなどの無機発泡体は一般に、オ
ートクレーブ養生や^湿剤熱処理などの煩雑な操作が入
用なことの他、種々の欠点を有するものである。
たとえば特公昭55−52669号公報などにL常温常
圧での無機発泡体の製造法として、水ガラスをベースと
し、金属粉−転いしは炭酸塩−酸を用いる方法が開示さ
れてはいるが、かかる方法によるときは、水ガラスと酸
との反応が著しく速く進行し、均一なセルの発泡体を得
ることは極めて困難であるという欠点がある。他方、良
好な水効果をもった硬化剤を併用している処から、発泡
と硬化とのバランスが保たれるという利点があるし、比
較的均一なセルを峙った発泡体が得られるが、その反面
では、発泡体が形成されたのちにおいても徐々に硬化が
進行して、体積の収縮とともに亀裂が発生するという欠
点を有する。
しかるに1本発明者らはこうした従来の発泡法における
種々の欠点を解消すべく鋭意研究した結果、水ガラスに
過酸化水嵩水および水ガラス用硬化剤を組み合わせた系
に、さらに繊維状物質を併用することKより、均一なセ
ルtもった、亀裂のない水ガラス発泡体が得られること
1に見出し、本発明を完成させるに到った。
すなわち、本発明は水ガラスの100重量Wd5(固形
分に換算して)L25〜100重量部の繊細状物質、1
〜30重量5(60重量−水溶液に換算して)の過酸化
水素水、および適量の水ガラス用硬化剤をカUえて発泡
させることから成る水ガラス発泡体の製造方法を提供す
るものである。
ここにおいて、上記水ガラスとは一般式%式% で示される水溶性アルカリ金属シリケートを指体するも
のであるが、代表的なものとしては1〜4号水ガラスと
して市販されている液状のものが挙げられ、これらのも
のを利用するのがよい。
また、本発明は粉末状水ガラスの使用を決して妨げるも
のではなく、本発明の効果を損わない限りにおいて、こ
の粉末状水ガラスの単独あるいはこれと上記した如き液
状水ガラスとの併用によってよいことは勿論である。
また、前記した繊維状物質として代表的ものにはガラス
繊維、ロックウール、アスベスト、石膏繊維、アルミナ
繊維、シリカ・アルミナ繊維、チタン酸カリウム繊維ま
たは炭素繊維などがあるが、本発明の効果を損わない限
りにおいてナイ目ン、テトロンまたはセルロースなどの
有am維をも併用することができる。上記の繊維状物質
の5′ら、水ガラスとの混和性が良く、かつ、発泡体の
亀裂防止効果のよいもの&もアスペクト比(繊維反さ/
繊維径)が10〜50なる繊維であり、とくにロックウ
ールが好ましい。これらの繊維状物質は、通常、そのま
ま前記の水ガラスに混和させて用いられるが、一旦マッ
ト状やクロス状となしたのち、水ガラスを含浸せしめる
などの方法で用いることもできる。
そして、当該繊維状物質の使用量は前記水ガラス゛の固
形分10031111に対して25〜100Ii量部、
好ましくは35〜90重量部とすることが必要である。
この使用量が少なすぎる場合には、均一な発泡体となり
離く、加えて亀裂の発生を防止する効果を示さなくなる
ので、逆に1必要以上に用いた′場合には水ガラスとの
混和、あるいは水ガラスの含浸が困−となるので、やは
り均一発泡体は得られ離くなる。
さらに、前記した過酸化水素水としては市販のものをそ
のまま利用することができ、その使用量は前記水ガラス
の固形分重量100部に対し、60重量−濃度の過酸化
水素水に換算して1〜50重量部となる割谷で用いるの
が好ましい。この使用量が1重量部未満の割合となると
きは、もはや発泡しなくなってくるし、逆に、30重蓋
部を超えるような割合となるときは、発泡倍率が上がり
すぎて亀裂発生の原因ともなるので、いずれも好ましく
ない。
なお、発泡を促進する目的で過マンガン酸カリウムなど
の過酸化水嵩分解剤を併用することもできる。
そしてまた、前記した硬化剤として代表的なものにはケ
イ7ツ化ナトリゲム、燐酸アルミニウム類、硫酸グリオ
キザールまたはC−カプロラクトンなどの如き公知慣用
の水ガラス用硬化剤が使用できる。
嵐好な発泡体を得るためKは、前記過酸化水素水の分解
速度、すなわち発泡速度と、尚該硬化剤の作用81度、
すなわち硬化速度とのバランスがとれていることが最も
大切なことであり、このうち、発泡速度は上述したよう
な過酸化水嵩分解剤の使用の有無とか、尚販硬化剤の種
類などkよってX節することができるし、他方、硬化速
度は尚該硬化剤の種類とか、さらに水をも併用するなど
Kより騎節することかできるので、これら両者の逮Kを
適宜に選定すべきである。
一例として、過酸化水嵩分解剤を用いずに水ガラス用硬
化剤としてケイ7フ化ナトリウムを用いる場合には、水
ガラス/ケイフッ化ナトリウム= 10015〜40(
重量比)なる範囲か好適である。
さらに1本発明方法の′*施にさいして、ノニオン系ま
たはアニオン糸の界面fti性剤を1前記の水ガラス固
形分100重量部に対してQ、05〜15重蓋部の範囲
で添加させることも、均一なセルの発泡体を得るために
は好ましい。また同様に、シリコン系贅泡剤やフッ素系
整泡剤も使用し5る。
さらに必要に応じて、炭酸カルシウム、シリカ・パウダ
ーまたはクレーなどの充填剤、あるいは各棟の着色−料
などを配合させることもできる。
本発明の実施Kaつては、各棟の注型発泡法のほか、ス
プレー発泡法あるいはレジン・インジェクション法など
が適用できる。
本発明方法により借られた発泡体は、住宅建材用断熱材
および工業用断熱材をはじめとして、鉄資材、バスタブ
やパイプの被榎に、そして触媒担体、濾過材などに用い
ることかできる。
次に、本発明を実施例および比較例により具体的に説明
するが、以下において部および−は籍に断わりのない限
り、すべて重量基準であるものとする。
実施例1 3号水ガラス(大阪硅酸ソーダ■製品を使用;固形分4
011001iSK、l−工、X 77 イハ−Fp 
J (新日鉄化学■製ロックウール;平均繊維長120
μm平均献維径40μ罵アスペクト比20〜40)15
部、クイック化ナトリウム10部Sよび6oチ過酸化水
素水5部を添加攪拌した。その約3分後に発泡が始まり
、2時間後には硬化した。しかるのち、このものをさら
に100℃で2時間加熱乾燥させて、密度(j、 4 
ji/cx”で、均一なセル構造を有する、亀裂のない
、圧m強度が18kV′iなる発泡体′t−得た。
実施例2 6号水ガラス100部に、1°ニスフアイバ−FFJ3
0部、ケイ7ツ化ナトリウム1osおよび60%過酸化
水素水10gQ添加攪拌した。その約2分後に発泡が始
まり、2時間後には硬化した。しかるのち、このものを
さらに100℃で2時間加熱乾燥させて、密度α69/
am”の均一なセル構造を有する、亀裂のない、圧縮強
度が29#/cm ”なる発泡体【得た。
実施例5 [ニス7アイ’<−FFJを3o部に増量させた以外は
、実施fl11と同様な操作を繰り返えした処、’1B
K 0.61/lxm”の、均一なセル構造を有する、
亀裂のない、圧縮強度か50 kNm意なる発゛泡体が
得られた。
実施例4 60チ過酸化水素水を10s?1CtljI量させた以
外を叙冥施例1同様の操作を繰り返した処、密度0.6
Ji/cm”(Q均一なセル構造を臀する、亀裂のない
、圧縮強度が12噸4−なる発泡体が得られた。
比較例1 3号水ガラス100部に、ケイフッ化ナトリウム10部
および60%過酸化水素水10部を添加攪拌した。その
約3分後に発泡が始まり、2時間後には硬化したが、こ
のものをさら[100℃で2時間加熱乾燥させた処、発
泡体に亀裂が生じて崩壊した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水ガラス100重量fs(固形分に換算して)に、繊維
    状物質25〜100重量部、過酸化水素水1〜60重量
    部(60重量sII液に換算して)、および適量の水ガ
    ラス用硬化剤を加えて発泡させることを特徴とする、水
    ガラス発泡体の製造方法。
JP19635081A 1981-12-08 1981-12-08 水ガラス発泡体の製造方法 Pending JPS5899156A (ja)

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WO2006103552A3 (en) * 2005-04-01 2006-11-23 Keiper Holding S R L Method and composition for producing an item

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