JPS589897Y2 - カツプ状容器のとりまとめ収納装置 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本案はカップ状容器の包装及び販売に適したとりまとめ
収納装置に関するものであり、その目的とするところは
カップ状容器を複数個とりまとめてワンタッチで収納可
能の簡易な装着を提供することにある。

今、ここに本案実施の一例を示した添付図面について詳
設するに、９は第３図に示す如き断面形状を有する公知
のカップ状容器であり、１は該カップ状容器９の上部を
覆う上面板で３゜３は夫々該上面板１０前後に折目２，
２を介して連設した前面板及び後面板である。

２０．２０は前記折目２，２上に相対峙して設けた三組
の略コの字状切目で、カップ状容器９の上部係止孔２１
゜２１を形成するものである。

５９５は該前後面板３．３の夫々先端に折目４，４を介
して連設した底部構成片で、７．７は該底部構成片５，
５の先端に夫々折目６，６を介して連設した底部構成片
５．５と略同巾の支持片である。

８，８は底部構成片５，５と支持片７，７とを連設する
折目６゜６上に始末端を有し、前記上部係止孔２１，２
１に対応する位置の支持片７．７上に相対峙して刻設し
た円弧状切目で、夫々円弧状切目８，８と折目６，６で
囲まれた部分はカップ状容器９，９゜９の底部を係止す
る底部係止弾片ｉ ｏ 、 ｉ ｏ 、 ｔ。

を形成するものである。

１１，１１は本実施例に於いては、支持片７，７の先端
より内方に夫々円弧状切目８，８と連続し７て刻設した
相対峙する１字状切目１３．１３間を除いた部分に設け
た支持片７，７先端の断続的な折目で、該折目１１．１
１を介して貼着片１２，１２を連設するものである。

本案は以上の如き展開形状を有し、前後面板３゜３下端
部と底部構成片５，５と支持片７，７によりその１則面
がはｇ直角三角形を形成する様に貼着片１２，１２を前
後面板３，３内面下部に貼着して完成させるものである
。

カップ状容器の収納に当っては、上面板１内面にカップ
状容器９を逆様にして並夕１ル、カップ状容器９の上縁
突出部を折目２，２上の上部係止孔２１．２１に挿尺し
、底部構成片５，５をカップ状容器９の底部に被せると
、折目６，６に於いて第４図に示す如く傾斜起立した底
部係止弾片１０゜１０．１０先端が第３図に示す如くカ
ップ状容器９．９．９の下縁型下部内方に係合し、極め
て容易にしかも確実に本願装置内に収納されるものであ
る。

また、カップ状容器９の取出しに当っては、逆さにして
底部構成片５，５の先端の折目６，６部を指頭にて引き
上げれば、底部保止弾片１０゜１０．１０の係止は解除
さ力１、たやすく取出すことができるもので、ヨーグル
ト、フ′リン等のカップ容器のとりまとめ収納装置とし
て利用す力、ば便利である。

【図面の簡単な説明】

添付図面は本案実施の一例を示すもので、第１図はカッ
プ状容器を収納した斜視図、第２図は同１ｊ１１１面図
、第３図は第１図Ａ−Ａ線断面図、第４図は収納容器本
体のみの側面図、第５図は同展開図である。 １・・・・・・上面板、２・・・・・・折目、３・・・
・・・前面板。 後面板、４・・・・・・折目、５・・・・・・底部構成
片、６・・・・・・折目、Ｉ・・・・・・支持片、８・
・・・・・円弧状切目、９・・・・・・カップ状容器、
１０・・・・・・底部係止弾片、１１・・・・・・折目
、１２・・・・・・貼着片。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 上面板１の前後に夫々折目２，２を介して前面板、後面
   板３，３を連設し、該前後面板３，３の先端に夫々折目
   ４，４を介して底部構成片５，５を連設し、該底部構成
   片５，５の先端に夫々折目６．６を介して支持片７．７
   を連設し、該支持片７．７に前記折目６，６上に始末端
   を有する円弧状切目８，８を収納カップ数だけ穿設して
   カップ状容器９，９．９の底部係止弾片１０，１０，１
   ０を形成せしめ、支持片７，７先端に夫々折目１１゜１
   １を介して貼着片１２．１２を連設し、前後面板３，３
   下端部と底部構成片５，５と支持片７゜７によりその側
   面がほぼ直角三角形を形成する様に貼着片１２．１２を
   前後面板３，３内面下部に貼着して成るカップ状容器の
   とりまとめ収納装置。