JPS589872B2 - 管類架設装置 - Google Patents

管類架設装置

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JPS589872B2
JPS589872B2 JP53158397A JP15839778A JPS589872B2 JP S589872 B2 JPS589872 B2 JP S589872B2 JP 53158397 A JP53158397 A JP 53158397A JP 15839778 A JP15839778 A JP 15839778A JP S589872 B2 JPS589872 B2 JP S589872B2
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JP
Japan
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shell
pipe
pipes
bridge
basic
Prior art date
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Expired
Application number
JP53158397A
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English (en)
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JPS5585707A (en
Inventor
出口吉孝
藤田弘志
百島祐忠
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KONHOJITSUTO SHISUTEMU KENKYUSHO KK
SATSUHORO SANKI KK
Original Assignee
KONHOJITSUTO SHISUTEMU KENKYUSHO KK
SATSUHORO SANKI KK
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Filing date
Publication date
Application filed by KONHOJITSUTO SHISUTEMU KENKYUSHO KK, SATSUHORO SANKI KK filed Critical KONHOJITSUTO SHISUTEMU KENKYUSHO KK
Priority to JP53158397A priority Critical patent/JPS589872B2/ja
Publication of JPS5585707A publication Critical patent/JPS5585707A/ja
Publication of JPS589872B2 publication Critical patent/JPS589872B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水道管、ガス管等、管類の架設装置に関する。
水道管、ガス管等の管類を例えば河川を横断して施設す
るには、河川の増水等により管が押し曲げられたシ、流
出したりしないように当該河川の予測最高水位より十分
上方に位置せしめて河川の両岸に渉って管を架設しなけ
ればならない。
そこで一般に考えられるのは既設又は新設の橋梁を利用
し、その橋桁等上部構造に支持固定せしめて管を架設す
る方法であるが、この方法は既設橋梁の上部構造に後か
ら管類を付設して計算外の荷重をかけることは橋の設計
強度上問題があり、また電車、自動車等の橋梁通過に伴
う橋梁の振動により、管の継目部が緩るむ等の虞れがあ
る。
その上橋の建設管理と水道管の施設管理とでは監督官庁
が相違する等の行政上の理由により、上記方法の実施が
許可されないことが多く、実際上橋の上部構造に付設せ
しめる形で水道管を架設することは非常に問題が多く困
難である。
そこで、橋桁等橋梁の上部構造とは無関係に、橋脚、橋
台上に渉って架設し得、しかもこのような橋脚、橋合間
に渉るような長スパーンに対しても撓み、垂るみなく管
類を架設保持し得る装置の出現が待望されている。
本発明は斯る現況に鑑みて発明されたものであり、その
目的とする処は、橋梁の上部構造とは無関係に橋脚、橋
台上に渉って、長スパーンの架設にもかかわらず管類を
撓み、垂るみなく架設し得る装置の提供にある。
以下、図示実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。
図示例は河川を横断して水道管を架設する例を示し、図
中Aは橋梁、1、2はその下部構造aを構成する橋台及
び橋脚であり、河川の予測最高水位hよリ上方において
上面部が形成されており、この上面部に橋梁Aの上部構
造bを構成する橋桁3及び床4が載っている。
5は殼体であり、中途部を橋脚2上に支持固定して橋台
1,1に渉って架設する。
殼体5は、鉄、アルミニウム、強化プラスチック等任意
の素材を用いて上下に水平な基本面6を有する断面六角
形の中空管状に形成されており、夫々水平な基本面6と
これに対して等角度をもってその長手力向両側縁より拡
開状に延びる同じ長さの2つの傾斜面7とを有する上殼
5a.下殼5bをを傾斜面7先端に設けたフランジ8を
合掌せしめて対向状に接合固着して形成する。
上記フランジ8相互の接合固着は図示例の如き、ボルト
ナットによる縫い付け、或いは接着剤による接着等適当
な固着千段9を、使用場所や長さ等条件に応じて撰択使
用することが可能である。
上記殼体5は高さ、即ち、上下の基本面6,60間隔が
、架設しようとする管、即ち架設用管11の直径より十
分に大きく、上下方向中央部、すなわちフランジ8で接
合されている部分の横幅が架設用管11の直径と略等し
い寸法に形成する。
また殼体5は全長が橋長とほぼ同じ長さに形成されるが
、これを1本物として形成してもよいし、適当な長さ、
例えば側径間及び中央径間とほぼ同じ長さの複数の単位
体を接続して形成してもよい。
更にこの殼体5は引抜成形によシ最初から六角形の中空
管を一体成形することも不可能ではないが上述のような
構造とすることにより、その製造が簡単に出来るばかり
でなく、フランジ8が補強リブとしての役目を果たし一
体成形のものに比べて横振れに対する強度を大幅に向上
せしめることが出来る。
そして、上記殼体5には上下の基本面6,6の外側面に
その長手力向全長に渉ってカーボンファイバーよりなる
補強材10を夫々接着する。
このカーボンファイバー補強材10はカーボンファイバ
ーを原形のまま使用するか、或いはカーボンファイバー
をグラスファイバー等によって交織したテープ状の布材
として使用するか、或いはカーボンファイバーをポリエ
ステル等の樹脂によって薄板帯状に形成して使用し、そ
のカーボンファイバーは該補強材10の長手方向、換言
すれば補強材10を接着する殼体5の長手方向に整然と
並ぶ様に引き揃えるようになす。
斯る殼体5は上述せる如く中途部を橋脚2上面部に支持
せしめて橋台1,1に渉って架設固定するのであるが、
このとき殼体5はその基本面6,6が上下に水平に位置
するようになす。
殼体5の橋台1、橋脚2への固定は図示してはいないが
ボルト固定、バンド掛けなど適当な固定手段により行な
う。
而してこの殼体5内に例えば水道管等所要管類の架設用
管11を挿通せしめる。
架設用管11は外殼5と同じか、それより若干長目に形
成した断面円形の管であり、外周面を殼体5の傾斜面7
に接触せしめてこの傾斜面7により支承されるようにな
す。
そしてこの管11内を流動する流体が水等のように凍結
する虞れがある流体で、設置現場が寒冷地であるときに
は第4図に示すように殼体5と管11との空隙部に保温
のだめのコア材12を詰める。
また設置現場が暖地であるなど流体が凍結する虞れがな
い場合でも殼体5との管11との空隙部にコア材12を
詰めることは任意であり、このようにコア材12を詰め
る場合には管11を殼体5の傾斜面7で支持することは
必ずしも必要ではなく、管11をコア材12で支持して
殼体5の中央部に固定せしめることが出来る。
また架設用管11ぱ第4図に示すように外殼5に挿入収
容した状態における上面部及び下面部の双方或いは上下
いずれか一方に、殼体5に接着したカーボンファイバー
補強材10と同様のカーボンファイバー補強材13を長
さ方向全長に渉って接着し強度を増強せしめることも任
意であり、更にこのカーボンファイバー補強材13を適
当な電源に電気的に接続して通電しこれを発熱させて管
11内を流動する流体の凍結を防止することも可能であ
る。
而してこの架設用管11をその両端において、河川の両
岸に施設配管された管14に接続する。
尚、本発明は水道管の架設のみで々く、ガス管やその他
どのような管類の架設し得ると共に河川を横断して架設
するだけで々く、海峡を横断して架設した虱陸橋の下に
架設して道路、鉄道線路を横断せしめるときにも実施し
得ることは勿論である。
本発明は上記の構成であるから以下の利点を有する。
(1)管を挿通して橋合間に渉って架設固定する殼体を
上下に水平力基本面を有する断面六角形に形成し、基本
面の一方を橋台、橋脚の上面部に当接せしめて架設する
ので、安定が良く、ぐらついたり、転がったりする恐れ
がなく設置固定が行い易い。
(2)殼体は上下に水平な基本面を有する断面六角形に
形成しだので、上下の水平な基本面により横方向の撓み
、横振れに対する強度が大きい。
(3)殼体にはカーボンファイバーよ沙なる補強材を接
着したので、カーボンファイバーの比強度比弾性率の優
れた性質により、殼体はアルミニウムや強化プラスチッ
ク等の軽い素材にて形成しても極めて高い剛性を得るこ
とが出来、長いスパーンに渉る架設に対しても撓み、垂
るみが少なく、計量化を計ることが出来、この計量化に
より更に撓み、垂るみを少なくすることが出来る。
しかもカーボンファイバーよりなる補強材は殼体上下の
水平な基本面に設けたので、補強材は中立線に対して最
も離れた位置に設けられることになり、補強強度を最大
とすることができる。
(4)殼体は、断面形状が上下に水平な基本面を有する
六角形で、しかも高さが、これを挿通する管の直径より
十分大きく、上下方向中央部における横幅が管の直径と
略等しい管状に形成したので、挿通する管を殼体の傾斜
面が掴かむように支持することができ、架設用管は殼体
に挿通せしめるだけで殼体に対して特別に固定する必要
もなく、工事が容易で、工期の短縮及び工事費用の軽減
を計かることができる。
しかも殼体は管の直径より十分大きな高さ寸法を有する
ように形成されているので、高さ寸法が大きく、上下方
向に対する撓み縦振れに対する強度も大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明管類架設装置の実施態様を示し、第1図は
正面図、第2図は第1図のX−X線に沿える拡大縦断面
図、第3図は要部の拡大縦断面図、第4図は他の実施例
を示す縦断面図である。 1…橋台、2…橋脚、5…殼体、6…基本面、10…カ
ーボンファイバーよりなる補強材、11…架設管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 断面形状が、上下に水平な基本面を有する六角形で
    、高さが架設すべき管の直径より十分に大きく、上下方
    向中央部における横幅が管の直径と略等しい管状に殼体
    を形成して該殼体の基本面にその長手力向全長に渉って
    カーボンファイバーよりなる補強材を接着すると共に所
    要の管を殼体中央部に挿通せしめてこれを左右の傾斜面
    で支持し上記基本面の一方を橋台、橋脚の上面部に当接
    せしめて橋合間に渉って架設固定することを特徴とする
    管類の架設装置。
JP53158397A 1978-12-18 1978-12-18 管類架設装置 Expired JPS589872B2 (ja)

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JP53158397A JPS589872B2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 管類架設装置

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JP53158397A JPS589872B2 (ja) 1978-12-18 1978-12-18 管類架設装置

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JPS5585707A JPS5585707A (en) 1980-06-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106382416B (zh) * 2016-10-24 2018-07-20 中冶建工集团有限公司 桥梁上部结构砼泵送浇筑的泵管固定方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4721946U (ja) * 1971-03-10 1972-11-11
JPS5040152A (ja) * 1973-08-16 1975-04-12

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JPS4721946U (ja) * 1971-03-10 1972-11-11
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