JPS589863Y2 - パレツト - Google Patents

パレツト

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Publication number
JPS589863Y2
JPS589863Y2 JP16772077U JP16772077U JPS589863Y2 JP S589863 Y2 JPS589863 Y2 JP S589863Y2 JP 16772077 U JP16772077 U JP 16772077U JP 16772077 U JP16772077 U JP 16772077U JP S589863 Y2 JPS589863 Y2 JP S589863Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flange
deck board
leg
legs
support piece
Prior art date
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Expired
Application number
JP16772077U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5493967U (ja
Inventor
河野宏
吉住修
中山潤二
野村紘一
Original Assignee
日本軽金属株式会社外1名
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本軽金属株式会社外1名 filed Critical 日本軽金属株式会社外1名
Priority to JP16772077U priority Critical patent/JPS589863Y2/ja
Publication of JPS5493967U publication Critical patent/JPS5493967U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はパレットに関し、特に詳述すれば、アルミニウ
ム合金からなるパレットに関する。
アルミ製パレットは、従来の木製パレットに較べて優れ
た利点を有する。
即ち、軽量であり、火災の危険も少なぐ、腐蝕もない。
さらに、洗浄、消毒用薬剤にも強く、このため、製薬、
食品、或いは、化粧品工業界の如き、衛生管理を特に要
する分野に広く利用されようとする傾向がある。
しかしながら、従来のアルミ製パレットは、市販アルミ
部品を適宜選択組合せてデツキボードおよび脚を構成さ
せていたに過ぎないことから、いくつかの不具合を生じ
ている。
第1の難点は、アルミ製パレットを構成するデツキボー
ドと脚との組付けが複雑であるため、工場組立が必要で
あり、このことから、輸送、在庫に大きなスペースを要
することである。
このことは、又、使用者に、不使用時、分解保管を困難
にさせることから、使用者側にも大きなスペースを要求
させることになる。
第2の難点は、パレットを構成する部品の一部破損の際
の部品交換が容易でないことである。
これは、部品組付が煩雑になっていることに原因して、
使用者が簡単に補修できないためである。
さらなる難点は、洗浄、消毒の際、その複雑構造が、パ
レットの全域を均一に洗浄、消毒を困難にさせることで
ある。
従って、アル□製パレットの特性の一つである耐水およ
び耐消毒薬特性を充分に活用するに至っていない。
それ故に、本考案の目的は、簡単な構造で、充分な強度
を確保させ、さらに、前述した不具合を解消させたパレ
ットを提供することにある。
本考案はこれらの目的を達成するため、次のような構成
を有する。
すなわち、複数のデツキボードの下端にそれぞれフラン
ジを有する弾性変形可能な支持片を備え、これらデツキ
ボードと直角に固定される脚の上面に前記フランジと係
合する部分を設け、この係合により、デツキボードと脚
を固定させることを特徴とするパレットである0本考案
におけるデツキボード及び脚はアルミニウムの押出型材
よりなり、デツキボードの支持片や脚の係合部分を型材
に一体成形し、または相似形の部品を用い、これら型材
に簡単な切欠や孔明けを施すのみで、両者の係合が容易
にできるようにしている。
本考案の実施例を述べる○ 第1図に示されるようにパレット1は、複数個のデツキ
ボード2と脚3とより構成される。
複数個のデツキボード2は、所定間隔をとって並設され
、該デツキボード2の長手方向とは直角に配される脚3
に支持される。
デツキボード2は、第2図に示されるように、上壁面4
より離間した支持片5 、6 、5’、 6い垂下する
ような形に押出された対のアルミ型材より成る。
デツキボード2の両側壁を形成する支持片5.6′の下
端には外向きの7ランジ7 、7’を一体成形させる。
又、対向する両支持片6,5′には溝8を設ける。
対向する支持片5′、6には、互いに係合する部分が設
けられる。
支持片6には、その内方へと突出する香付山部16を設
け、支持片5′には外向きの香付山部17を形成させる
山部16の谷には、山部17が入り込む形に、対のデツ
キボードを組合せる。
互いに係合するこの山部16.17は、相互が密着する
ようにし、両者があたかも一体に動くようにする。
脚3は、第2図に示すように、中空形状をなし、その内
壁面には、対向する突片9を設けて、剛性を保持させる
とよい。
脚3の上壁面10には、対の離間したその長手方向に一
体に延在する角状の突起11を設ける。
線対の突起11には、次のような形状が得られるように
加工される。
突起11は、第1の突起12、第2の突起13および第
3の突起14となるように、夫々が離間するように切断
される。
第1の突起12の第2の突起13と向い合う面には、脚
3の上壁面10に沿う溝15を形成させる。
同様に、第3の突起14の第2の突起13と向い合う面
には、脚3の土壁面10に沿う溝18が形成される。
溝15,18は、デツキボード2のフランジ7.7′を
収納させるに適する大きさであり、又、デツキボード2
の支持片5′、6の溝8の巾は、突起13の巾に合せ、
該突起13が溝8に嵌合可能にさせる。
前述した如き第1−3突起からなる組を、脚3に支持さ
れようとするデツキボード2の数に応じた数だけ、脚3
の上壁面に形成させる。
次に、デツキボード2の脚3への取付を説明する。
山16,17を組合せた後、第1の突起12の溝15に
、デツキボードの支持片5の7ランジ7を挿入し、次い
で、支持片6の溝8を第2の突起13内に嵌合させなが
ら、他方の支持片6′を内方に、弾性変形させて、他方
の支持片6′のフランジ7′を、第3の突起14の溝1
8に収容させる。
デツキボード2の突起11に沿う方向の動きおよび上下
方向の動きは、支持片5,6′の7ランジT。
7′と突起12,14の溝i5,18との嵌合により制
約され、さらに、デツキボード2のその長手方向の動き
は、第2の突起13と支持片5′、6の溝8との嵌合に
より制約され、かくして、デツキボード2は、脚3に強
固に支持されることになる。
隣り合う次のデツキボード2は、次の突起の組に、同様
に支持される。
又、一つのパレット1には、複数個の脚3が用いられる
が、同様にして、夫々、デツキボードを脚に支持させる
第4図に本考案の別の実施例を示す。
第2図に示す例では、脚3の支持片5,6′に設けたフ
ランジ7.7′が外向きに延在していたが、本例では、
一方のフランジ26が内向きに成形される。
この内向きフランジ26は、好1しくは、かぎ状にする
脚3の上壁面10には、一方の面に上壁面10に沿う溝
27を有する第1の突起19と、第1の突起19とは離
間して設けられ且つ第1の突起19と対向する而には、
上壁面に沿う溝21を有する第2の突起20が設けられ
る。
かように形成された第1および第2の突起19,20の
組を、取付けられようとするデツキボードの数に応じて
、脚3の上壁面10に形成させる。
又、第1の突起19は、デツキボード2の支持片5′、
6の溝8を受けるに充分な長さを有する。
かように形成されたデツキボード2ば、支持片22の内
向きフランジ26を、第1の突起19の溝2Tに係合さ
せながら、支持片5′、6の溝8を突起19に嵌合させ
、次いで、他方の支持片22を内方に弾性変形させなが
ら、他方の支持片22のフランジ23を、第2の突起2
0の溝21に嵌合させる。
かくして、デツキボード2ば、脚3に支持され、且つ脚
およびデツキボードの長手方向に沿うデツキボード2の
動きは、支持片により制約される。
前述した槽底で、フランジおよび溝の大きさ及び形状は
、両者の嵌合を可能にし且つ強固に係合されるように選
択される。
又、デツキボードの脚からの取外しは、一方のフランジ
が溝から離脱可能な範囲迄、一方の支持片を弾性変形さ
せ、フランジを溝から解放し、次いで、他方のフランジ
を溝から外し、同時に、突起と支持片の溝とを離すこと
で可能である。
デツキボード2の上壁面には、合成樹脂或いは、合成ゴ
ムからなる滑り止25を嵌め込むとよい。
第5図に別の実施例を示す。
本例は、中空の型材からなり且つその下壁に垂下する対
の支持片26.26’を有するデツキボード2に対し、
その上壁10および中空型材の内部の水平壁27に設け
た孔2B 、29を有する脚3を組合せた例である。
支持片26,26’には、その下端に外方に向いたフラ
ンジ30.30’を形成する。
上壁10の孔28は、対の支持片26 、26’を通す
に適する大きさであり且つ水平壁27の孔の大きさは、
その対向する縁が支持片26 、26’のフランジ30
゜30′と係合する大きさとする。
この例に於ては、デツキボード2の支持片26,26’
を孔28の内に挿入しながら、一方のフランジ26を、
下方の孔29の縁にかけ、次いで、他方のフランジ30
′を内方に変位させるように支持片26′を弾性変形さ
せ、フランジ30′を水平壁29の下方へ動かし、外方
を解放させ原形に復帰させ、フランジ30′と水平壁2
7の縁とを係止させる。
第6図に示す例は、デツキボード2が脚3の上壁面10
に載置され、この脚3上のデツキボード2は、バンド3
1により脚3に固定される。
バンド31は、デツキボード2の外形に沿う形状を有す
る。
バンド31の外側壁には、その下端に、外向きフランジ
32,32’を設ける。
脚3には、バンドの外側壁と同位置に孔33,33’を
設ける。
デツキボード2を脚3上に位置させた後、デツキボード
2の上面にバンド31をかげ、次いで、バンド31の側
壁の一方のフランジ32を孔33に挿入して、フランジ
32と孔33の縁とを係止させ、次いで、他方の側壁を
弾性変形させながら、フランジ32′を孔33′に差し
込む。
バンド31と脚3との組付きは、デツキボード2を脚3
に固定させることになる。
前述した実施例は、脚の上面にデツキボードを着脱自在
に固定させるようにしたが、同一手段を用いて、脚の下
面にもデツキボードを固定し、両面デツキとさせること
もできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はパレットの斜視図、第2図はデツキボードと脚
との取付関係を示す部分斜視図、第3図は第2図に示す
例の組付状態を示す部分断面図、第4図は第2図に示す
例の部分変形例を示す断面図、第5図は他の実施例を示
す部分斜視図、第6図は別の実施例を示す部分斜視図で
ある。 図中、1・・・・・・パレット、2・・・・・・デツキ
ボード、3・・・・・・脚、5 、5’、 6 、6’
、26 、26′−・・・・・支持片、7 、7’、
30 、30’、 32 、32’・・・・・・フラン
ジ、15,1B、29’、33,33/−・・・・・溝
および孔0

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)複数個のデツキボードと脚とを有するアルミ製パ
    レットに於いて、前記デツキボードは、その下端にフラ
    ンジを有する弾性変形可能な支持片を備え、前記脚は前
    記フランジと係合する部分を有し、前記支持片を弾性変
    形させながら前記部分に係合させることにより、前記デ
    ツキボードと前記脚とを固定させることを特徴とするパ
    レット。
  2. (2)前記デツキボードは対の部材からなり、該対の部
    材の対接する壁部には互いに組合う段部を有し、且つ夫
    々の外側の壁部の下端にフランジが設けられていること
    を特徴とする第1項記載のパレット。
  3. (3)前記脚の中空部に水平壁を設け、前記脚の上壁と
    前記水平壁の夫々に孔をあげ、前記デツキボードの支持
    片のフランジを前記上壁の孔を介して前記水平壁へと延
    在させ、該フランジを前記水平壁の孔の縁に係止させる
    ことを特徴とする第1項記載のパレット○
  4. (4)前記デツキボードがバンドを有し、前記バンドの
    支持片下端にフランジを設け、該フランジを、前記脚の
    土壁に設けた孔に係止させることを特徴とする第1項記
    載のパレット。
JP16772077U 1977-12-15 1977-12-15 パレツト Expired JPS589863Y2 (ja)

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JP16772077U JPS589863Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 パレツト

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JP16772077U JPS589863Y2 (ja) 1977-12-15 1977-12-15 パレツト

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Publication Number Publication Date
JPS5493967U JPS5493967U (ja) 1979-07-03
JPS589863Y2 true JPS589863Y2 (ja) 1983-02-23

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ID=29168186

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