JPS58973B2 - 形状出現性に優れた二軸延伸成形容器 - Google Patents

形状出現性に優れた二軸延伸成形容器

Info

Publication number
JPS58973B2
JPS58973B2 JP53099539A JP9953978A JPS58973B2 JP S58973 B2 JPS58973 B2 JP S58973B2 JP 53099539 A JP53099539 A JP 53099539A JP 9953978 A JP9953978 A JP 9953978A JP S58973 B2 JPS58973 B2 JP S58973B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
propylene polymer
orientation
polymer layer
container
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53099539A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5529448A (en
Inventor
矢崎仁一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP53099539A priority Critical patent/JPS58973B2/ja
Publication of JPS5529448A publication Critical patent/JPS5529448A/ja
Publication of JPS58973B2 publication Critical patent/JPS58973B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0207Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
    • B65D1/0215Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features multilayered

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、優れた剛性、低温衝撃強度及び透明性に加え
て、優れた形状出現性を有する二軸延伸成形容器及びそ
の製造方法に関し、より詳細には、容器の外側に比較的
低配向のプロピレン系重合体層と、その内側に比較的高
配向のプロピレン系重合体層とを備えて成る二軸延伸成
形容器及びその製造法に関する。
従来、結晶性のプロピレン系重合体の筒状パリソンを、
その軸方向に延伸すると共に、その内部に流体を吹込ん
で、二軸方向に延伸成形して成るブロー成形容器は、優
れた剛性、低温衝撃強度及び透明性を有することが知ら
れているが、この容器の成形は、容器壁面の分子配向が
有効に行われるように比較的低い温度で行われるため、
容器首部に密封に必要なビード、ネジ等の突出部や、容
器胴部に容器内容物の表示のための刻印やデザインのた
めの凹凸模様等を、成形時に賦与することが困難乃至不
可能であるという不便があった。
従来、容器首部の密封に必要なビード、ネジ等の突出部
を備えた二軸延伸成形容器も既に知られている。
このような延伸成形容器は、ポリプロピレン等の延伸配
向可能な樹脂を射出成形により、首部にビード、ネジ等
を備えた有底パリソン(プリフォーム)に予じめ成形し
、次いでこの有底パリソンを別の金型内に保持して軸方
向に延伸すると共に、流体の吹込により周方向に延伸す
ることにより製造されている。
しかしながら、このような延伸成形法は、成形を射出成
形と延伸ブロー成形との2段に行わねばならず、操作が
煩瑣で、生産性が低い等の欠点を免れない。
のみならず、最も重要なことには、このような成形法で
は、2段の成形を行なっても尚、容器胴部の壁面に前述
した凹凸模様の刻印やデザインを施こすことが困難であ
るという欠点を有している。
従って、本発明の目的は、優れた剛性、低温衝撃性及び
透明性に加えて、容器首部におけるビードやネジ等や容
器胴部の器壁における凹凸模様等の形成性、即ち形状出
現性にも際立って優れた二軸延伸成形容器を提供するに
ある。
本発明の他の目的は、延伸成形と同時に前述した凹凸形
状の成形が行われ、しかも延伸成形用金型の凹凸形状に
忠実に対応して凹凸形状の成形が行われている二軸延伸
成形容器及びその製造方法を提供するにある。
本発明の更に他の目的は、容器壁最外層に低配向のプロ
ピレン系重合体層、及びその内側に高配向のプロピレン
系重合体層を夫々備えていることに関連して、優れた剛
性、低温衝撃性、透明性及び凹凸形状出現性の組合せを
有する二軸延伸成形容器及びその製造方法を提供するに
ある。
本発明の更に他の目的は、容器壁最外層と容器壁最内層
とに低配向のプロピレン系重合体層、及びそれらの中間
に高配向のプロピレン系重合体層を夫々備え、前述した
緒特性に加えて、ピンチオフによる底部接合部の完全融
着性、即ち完全密封性に優れた二軸延伸ブロー成形容器
及びその製造法を提供するにある。
本発明によれば、結晶性プロピレン系重合体から成る二
軸延伸成形容器において、前記容器は外側に位置する比
較的低配向のプロピレン系重合体層と、前記低配向重合
体層よりも内側に位置する比較的高配向のプロピレン系
重合体層とを含有して成る積層構造物から成り、前記低
配向重合体層は容器壁最薄肉部分において式 %式%(1) 式中2及びmは夫々容器壁の面内軸方向及び面内周方向
における配向係数を表わす、 で定義される面内配向指数I0が0.1以下であり、且
つ前記高配向重合体層は容器壁最薄肉部分において面内
配向指数I0が0.2以上であることを特徴とする形状
出現性に優れた二軸延伸成形容器が提供される。
本発明によれば更に、結晶性プロピレン系重合体から成
るパリソン乃至はシートを、型内で且つ分子配向が固定
される成形温度で延伸成形することから成る二軸延伸成
形容器の製造方法において、分子配向が固定される成形
温度が異なる少なくとも2種類のプロピレン系重合体層
を備えた積層構造物としてパリソン乃至はシートを成形
し、前記パリソン乃至はシートを、少なくとも1個の凹
凸部を備えた型内で、前記成形温度の低いプロピレン系
重合体層が型内面と接触するような位置関係で、且つ前
記成形温度の高いプロピレン系重合体層の分子配向が固
定されるような温度条件下に延伸成形し、容器壁最薄肉
部分において、成形温度の高いプロピレン系重合体層に
面内配向指数I0が0.2以上となるような高配向及び
成形温度の低いプロピレン系重合体層に面内配向指数I
0が0.1以下となるような低配向を夫々与えると共に
、前記型の凹凸部に対応する凹凸部を延伸成形物に付与
することを特徴とする二軸延伸成形容器の製造方法が提
供される。
本発明の二軸延伸成形容器の一例を示す第1図において
、この容器1は上端が開口した密封用口部2、密封用口
部に肩部3を介して連なる胴部4、及びこの胴部に連な
る底部5から成っている。
この密封用首部2には内栓(図示せず)やキャップ(図
示せず)と係合さすべきビード6や、ネジ山7が設けら
れており、また胴部4の器壁には、内容品の品名、数量
等や製造メーカ名等を表示するための凹凸状の刻印8や
、凹凸状のデザイン9が設けられている。
更に容器底部5には、ピンチオフによる融着接合部10
が形成されている。
この二軸延伸成形容器においては、その器壁が座屈やそ
の他の変形に耐える剛性を有し、冷蔵時或いはその直後
の落下衝撃やゼイ化等に耐える衝撃強度を有し、更に内
容物を明確に透視し得る透明性を有することが要求され
る。
本発明の重要な特徴は、結晶性プロピレン糸車。
合体から成る二軸延伸成形容器1において、この器壁を
、第2図に示す拡大断面図に示す通り、外側に位置する
比較的低配向のプロピレン系重合体層11と、この低配
向重合体層11よりも内側に位置する比較的高配向のプ
ロピレン系重合体層12とを含有して成る積層構造物か
ら構成することにある。
即ち、剛性、低温衝撃性及び透明性に優れた延伸成形容
器を製造するためには、器壁を構成するプロピレン系重
合体を高度に延伸配向させること、即ち前述した面内配
向係数I0が0,2以上、好適には0.3以上となるよ
うに二軸配向させることが重要であり、一方このような
高度の配向が生じるような延伸成形条件では、容器首部
2や容器胴部4に、必要な凹凸形状6.7.8.9等を
明確に形成させることが困難となる。
一方、押出されたばかりのパリソンを直接型内で保持し
て、流体を吹込む所謂ダイレクトブロ一方式の成形容器
では、容器口部や容器胴部に型の凹凸形状に正確に対応
する凹凸形状を形成することが可能であるとしても、そ
の器壁に有効に分子配向を賦与することが到底困難であ
る。
本発明においては、プロピレン系重合体のパリソン乃至
はシートを、容器に延伸成形するに際し、このパリソン
乃至はシートを、成る一定の延伸成形条件下において、
比較的高配向を与える(高配向性)プロピレン系重合体
層と比較的低配向を与える(低配向性)プロピレン系重
合体層とを含有する積層構成とし、しかも、この比較的
低配向を与えるプロピレン系重合体層が容器最外層とな
る関係位置、即ち型の内面と接する側に位置するような
関係位置において、且つ低配向性プロピレン系重合体層
の面内配向指数が0.1以下となりしかも高配合性プロ
ピレン系重合体層の面内配向指数が0.2以上、特に0
.3以上となる延伸成形条件、特に温度条件下に、この
パリソン乃至はシートを延伸成形することにより、前述
した剛性、低温衝撃性及び透明性を優れたレベルに維持
しながら、しかも前述した凹凸形状の出現性に優れた二
軸延伸成形容器が得られるのである。
即ち、本発明は、延伸成形性能、特に延伸成形温度の異
なる少なくとも2種類のプロピレン系重合体層を備えた
積層構造物をパリソン乃至はシートとして使用し、この
積層構造物の最外層たるプロピレン系重合体層に低配向
、それよりも内側のプロピレン系重合体層に高配向を与
えるように延伸成形を行なうと、前述した新規な組合せ
特性を有する二軸延伸成形容器が得られるという新規知
見に特徴を有するものである。
本明細書において、面内配向指数I0とは、前記式(1
)から明らかな通り、容器壁表面の面内軸方向の配向係
数lとそれに直角な方向、即ち面内周方向における配向
係数mとの和を意味する。
この二次元方向の配向係数は、西島安則;高分子、■o
115、No6,175、ページ868(高分子学会発
行、1966年)に述べられているように、ケイ光性分
子の光学的異方性を利用し、熱可塑性樹脂である高分子
の固体変形に伴う分子配向あるいは溶融体での流動時の
分子配向の配向度、配向形式を定性的、定量的に求める
方法から得られ、今上記報文の内容に従い本発明の最終
容器の壁面内二次元配向を考えると二次元配向度は次式
:上式においてI〃(ω)は試料である熱可塑性樹脂系
から発するケイ光の偏光成分強度を表わし、〃は入射偏
光の振動方向と測光偏光方向が平行である事を示し、ω
は上記偏光の振動方向に対する試料の回転角を示す。
Kは試料分子軸と励起ケイ光の振動方向が平行である時
の最大励起確率、φは分子ケイ光収縮を示す。
lは最終容器壁面内の軸方向へ分子が配向している割合
、mはlと直角方向、即ち周方向へ分子が配向している
割合、nは面内無配向の割合を示し、l +m+ n
= 1である。
で定量的に表わすことが出来る。
本発明において、容器壁最外層を構成するプロピレン系
重合体層の面内配向指数I0が0.1を越える場合には
、型の凹凸形状に正確に対応する凹凸形状を備えた二軸
延伸成形容器は到底得られず、凹凸形状の高さの出現率
で求めた形状出現性が一般に60係以下、特に50受以
下となり、このような容器は、密封性能、キャップの締
めトルク、商品価値等が劣悪なものとなる。
この最外層を構成するプロピレン系重合体層は、完全に
無配向ではなく、低度に分子配向していることが、透明
性の点でも重要であり、一般に面内配向指数I0が0.
001以上、特に0.01以上であることが望ましい。
本発明において、プロピレン系重合体としては、プロピ
レンを主体とする単独重合体、共重合体或いはこれら同
志の、或いは他の重合体とのブレンド物が使用される。
好適なプロピレン系重合体としては、アイツタクチイッ
ク・ポリプロピレン、結晶性プロピレン−エチレン共重
合体、ポリプロピレンとプロピレン−エチレン共重合体
或いはポリエチレンとのブレンド物、結晶性プロピレン
共重合体とポリエチレンとのブレンド物等を挙げること
ができる。
プロピレン系重合体中に共重合体或いはブレンド物の形
で含有されるエチレン単位の量は全体の20重量係以下
、特に10重量係以下の範囲であることが望ましい。
本発明においては、成る一定の延伸成形条件下において
、比較的高配向を与えるプロピレン系重合体と比較的低
配向を与えるプロピレン系重合体とを選択し、積層構造
物として組合せることが重要であり、このために分子配
向が固定される成形温度が異なる少なくとも2種類のプ
ロピレン系重合体を選択する。
一般に、プロピレン系重合体の延伸成形を、プロピレン
系重合体の融解終了温度乃至はこれよりも低い温度で行
うと、延伸による分子配向が有効に行われ、この融解終
了温度よりも高い温度では、温度が高くなるにつれて、
分子配向の固定が生じにくいことが知られている。
一方、プロピレン系重合体の融解終了温度、乃至は延伸
成形温度は、ホモポリプロピレンの場合束も高く、プロ
ピレン系重合体中のエチレン含有量が高くなるにつれて
、この融解終了温度は低くなる傾向がある。
かくして、本発明においては前記高配向性プロピレン系
重合体としては、ホモポリプロピレン或いはエチレン含
有量の比較的少ないプロピレン−エチレン共重合体或い
はこれらのブレンド物等の融解終了温度乃至は延伸成形
温度の相対的に高い重合体を使用し、一方前記低配向性
プロピレン系重合体としては、上述したよりもエチレン
含有量の高いプロピレン−エチレン共重合体乃至はその
ブレンド物等の融解終了温度乃至は延伸成形温度の相対
的に低い重合体を使用することができる。
本発明において、プロピレン−エチレン共重合体として
は、これらが結晶性である限り、ランダム共重合体でも
、ブロック共重合体でも、或いはこれらの組合せ共重合
体でも用いることができる。
高配向性プロピレン系、重合体の融解終了温度乃至は延
伸成形温度THと低配向性プロピレン系重合体の融解終
了温度乃至は延伸成形温度TLとの間には、少なくとも
2℃、特に4℃以上の差があることが、両層間に前述し
た配向の差異を生じさせるために望ましい。
一方、△T=TH−TLの差異があまりにも大きくなる
と、パリソン乃至はシートの延伸成形操作が困難となっ
たり、また容器最外層の平滑性や透明性等が低下する傾
向があるので、この差異△Tは、20℃以下、特に15
℃以下であることがかかる見地から望ましい。
本発明においては、かくして、低配向性プロピレン系重
合体として、高配同性プロピレン系重合体よりも1乃至
10重量係だけエチレン含有量の大きいプロピレン−エ
チレン共重合体乃至はそのブレンド物を用いることが望
ましい。
本発明に使用するプロピレン系重合体は、熔融押出が可
能で且つフィルムを形成するに足る分子量を有する限り
、任意のものを用いることができ、一般にメルトインデ
ックM1が0.1乃至20、特に0.5乃至3の範囲に
あるものが使用される。
これらのプロピレン系重合体層の少なくとも一方には、
それ自体公知の配合剤、例えば白色乃至着色顔料、充填
剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防止剤、滑剤等を
それ自体公知の処方に従って配合することができる。
本発明に用いる積層構造物において、低配向性プロピレ
ン系重合体層PLが容器とした最外層となり、高配向性
プロピレン系重合体層PHがこれより内側に位置すると
いう条件を満足する限りにおいて、任意の配置をとるこ
とができ、更に必要に応じてそれ自体公知の酸素バリヤ
ー性樹脂層B、接着剤層Aを介在させることができる。
このような積層構成の適当な例を、最外層から最内層の
順に示すと、PL/PHの2種2層構成、PL/PH/
PLの2種3層構成から、PL/PH/A/B/A/P
H/PLの4種7層構成に至る迄、種々の積層構成をと
ることができる。
本発明においては、前述した低配向性プロピレン系重合
体層PLと高配向性プロピレン系重合体層PHとは、極
めて優れた層間接着性を示すばかりではなく、この層間
接着性が、PHの延伸条件下においても失われないこと
が本発明の顕著な利点の一つでもある。
本発明において、容器最外層及び容器最内層を、前述し
た低配向性プロピレン系重合体層PLとし、それらの中
間層として高配向性プロピレン系重合体層PHを設ける
と、極めて多くの利点が達成されることがわかった。
即ち、得られた延伸成形容器の種々の機械的乃至は物理
的性質が厚み方向に極めてバランスされた状態となり、
容器全体としての機械的強度等が向上するばかりではな
く、容器の寸法安定性、特に比較的高温での寸法安定性
や、透明性等もかなり向上する。
のみならず最も重要なことには、このような低配向性プ
ロピレン系重合体層を容器の最内側となる部分に設ける
と、ピンチオフによる底部接合部の完全融着性乃至は完
全密封性に際立って優れた二軸延伸フ七−成形容器が得
られることである。
即ち、ポリプロピレンの延伸成形容器では、延伸配向さ
れたポリプロピレンのフィルムがヒートシール性(熱封
着性)に乏しいことからも明らかな通り、ピンチオフ接
合部の熱融着性に乏しく、この部分でピンホールによる
密封不良や、或いはそうでない場合にも落下衝撃による
接合部の剥離等を生じる傾向が著しく大である。
これに対して、本発明のこの態様においては、第3図に
示す通り、高配向のプロピレン系重合体層12を間に狭
んで、低配向のプロピレン系重合体の外層11aと、内
層11bとを設けたことにより、ピッチオフによる接合
部10において、この低配向の内層11b同志が極めて
強固に熱融着され前述した欠点が極めて有効に解消され
るのである。
本発明において、延伸成形操作の作業性や、形状出現性
の点では、高配向性プロピレン系重合体層の厚みtPH
と低配向性プロピレン系重合体層の厚みtPLとの比に
は一定の制限を設けることが好ましく、一般に tPH: tPL=io : i乃至50:1特に
3:1乃至10:1 の範囲とするのが望ましい。
即ち、高配向性プロピレン系重合体層の厚みが上記範囲
を越えると、十分に凹凸形状を発現させることが困難と
なる場合があり、一方この厚みが上記範囲よりも小さい
と、パリソンやシートの延伸成形に際し、作業性が低下
して、透明性や平滑性に優れた容器を得ることが屡々困
難となる。
尚、酸素バリヤー性樹脂層Bとしては、それ自体周知の
酸素バリヤー性樹脂、例えばエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体、各種ナイロン或いはそのコポリアミド、或
いはこれらのブレンド物を使用することができ、また接
着剤層Aとしては酸変性のオレフィン樹脂、特に酸変性
プロピレン系重合体を用いることができる。
本発明において、積層パリソン乃至は積層シートの成形
は、上述した点を除けば、それ自体周知の手段で容易に
行なうことができる。
例えば多層多重ダイを使用する共押出法により、パリソ
ン或いはシートの成形を行なうことができる。
また、これらのパリソンやシートの二軸延伸成形容器へ
の成形も、少なくとも1個の凹凸部を内面に備えた型を
使用し、延伸成形温度の低いプロピレン系重合体層PL
が型内面と接触するような位置関係において、延伸成形
温度の高いプロピレン系重合体層PHの延伸成形温度で
成形を行なう点を除けば、それ自体公知の条件下に延伸
成形を行なうことができる。
即ち、このパリソン乃至はシートの延伸成形は、一般に
高配向性プロピレン系重合体PHの融解終了温度以下で
、低配向性プロピレン系重合体PLの融解終了温度より
も高い温度で好適に行われる。
パリソンの延伸ブロー成形は、金型内でパリソンを軸方
向に機械的に伸長延伸すると同時に或いはこれに引続い
てパリソンを流体圧によって膨張させることにより容易
に行われ、また、シートの延伸成形は型内で、シートを
プラグアシスト成形圧空成形すること等により容易に行
われる。
本発明を次の例で説明する。
実施例 1 直径が65mm、有効長さが1430mmのスクリュー
を有する中間層用押出機にプロピレン単独重合体(メル
トインデックス1.0、融点163℃)を供給して、重
合体温度を230℃に溶融し、直径40mm、有効長さ
800mmのスクリューを有する内外層用押出機にエチ
レン含有量4モル%のプロピレン−エチレン共重合体(
メルトインデックス1.4、融点156℃)を供給し共
重合体温度を210℃に溶融し、三層用ダイを用いて三
層パリソンを共押出した後、該パリソンを水槽にて10
0℃2以下に冷却した後一定長さのパリソン(外径32
mm;外層:プロピレン重合体厚さ0.5 mm :中
間層:プロピレン−エチレン共重合体、厚さ5 mm
: 内層:プロピレン重合体、厚さ0.5 mm)を成
形した。
次いで、該パリソンを加熱オーブンにて169〜172
℃に加熱した後、軸方向に約3倍延伸し、続いてこの延
伸されたパリソンを金型内にて中空成形し重量30g、
内容量500ccの積層ボトルを得た。
得られたボトルの最薄内部での外層、中間層及び内層の
配向指数I0がそれぞれ0.08.0.28及び0.0
8であり、型に対する凹凸、ネジ山等の出現率は、85
%と極めて良好であり、他の性質も秀れていた。
結果を以下衣1に示す。比較例 1 実施例1で使用したプロピレン単独重合体を通常の押出
機にて重合体温度を230℃に溶融して外径32mm、
厚さ0.6 mmの一定長さのパリソンを成形した。
次いで、該パリソンを加熱オーブンにて1694〜17
2℃に加熱した後、軸方向に約3倍延伸し、続いて延伸
されたパリソンを金型内にて中空成形し、重量30g、
内容量500ccの単層ボトルを得た。
得られたボトルの最薄内部での配向指数I0が0.28
であり、型に対する凹凸、ネジ山等の出現率は40%と
少く、ピンチオフ部の融着強度も、200、g/10m
mと低い値であった。
又、透明性、低温衝撃強度に於ても実施例1よりも劣っ
ていた。
実施例 2 中間層にエチレン含有量4モル%のプロピレン−エチレ
ン共重合体(メルトインデックス1.4、融点156℃
)、内外層にエチレン含有量7モル%のプロピレン−エ
チレン共重合体(メルトインデックス1.5、融点15
0℃)を用いた他は、実施例1と同じような方法でパリ
ソンを得た。
次いで該パリソンを、加熱オーブンにて、158〜16
3℃に加熱した後、実施例1と同様な積層ボトルを得た
得られたボトルの最薄内部での、外層、中間層及び内層
の配向指数I0がそれぞれ0.06.0.25及び0.
06であり、型に対する凹凸、ネジ山等の出現率は、9
0%と極めて良好であった。
他の特性値は、表1に示す。
比較例 2 実施例2に用いたエチレン含有量4モル%のプロピレン
−エチレン共重合体のみで、同様に行ったものは、配向
指数が0.25であり、特性値を表1に示す。
実施例 3 中間層に、プロピレン単独重合物(メルトインデックス
1.0、融点163℃)、内外層にエチレン含有量7モ
ル%のプロピレン−エチレン共重合体(メルトインデッ
クス1.5、融点150℃)を用いた他は実施例1と同
様な方法でパリソンを得た。
次いで該パリソンを加熱オーブンにて169〜172℃
に加熱した後、実施例1と同様な積層ボトルを得た。
得られたボトルの最薄内部での外層、中間層及び内層の
配向指数I0がそれぞれ0.01.0.28゜0.01
であり型に対する凹凸、ネジ山等の出現率は97%と極
めて良好でピンチオフ部の融着強度も1kg/10m/
m以上であった。
又、プロピレン単独重合体のものより、透明性、低温衝
撃強度が良くなっている。
但し、成形性において若干の偏肉容器となった。
実施例 4 最外最内層に、エチレン含有量7モル%のプロピレン−
エチレン共重合体、内外層にエチレン含有量4モル%の
プロピレン−エチレン共重合体、中間層にエチレン−酢
ビのケン化物(エバール)、内外層と中間層との間に、
変形ポリプロピレン(接着層)を用いた4種7層のパリ
ソンを、公知の共押出成形法(4台の押出機を用うる)
により得た。
ここに各層の厚みは最外層、最内層者0.5%厚、内外
層釜2.5m/m厚、中間層0.2m/m厚、変性ポリ
プロピレン0.1%であった。
次いで、該パリソンを、加熱オーブンにて158〜16
3℃に加熱した後、実施例1と同様な積層ボトルを得た
得られたボトルの最薄白部での最外、最内層及び内層、
外層の配向指数I0は、夫々0.08.0.08、。
0.28.0.28であり、型に対する凹凸、ネジ山等
の出現率は90%と極めて良好であった。
又、透明性、剛性、低温強度も良好で、かつ、ガス透過
性も極めて小さい値であった。
実施例 5 直径65%、有効長さ1430m/mの中間層用押出機
にプロピレン単独重合体(タルトインデックス2.0、
融点163℃)を供給して、重合体温度を220℃に溶
融し、直径40m/m、有効長さ800 m/mの内外
層用押出機にエチレン含有量4モル%のプロピレン−エ
チレン共重合体(メルトインデック2.0、融点156
℃)を供給し、共重合体温度を220℃に溶融し、三層
用T−ダイを用いて厚み1.0%の共押出しシートを得
た。
次いでこのシートを、加熱オーブンにて、155〜16
0℃に加熱した後、ダイスとパンチによる圧空延伸成形
を行い、口径110m/mφ、深さ60m/mのカップ
成形品を得た。
得られたカップの最薄白部での外層、中間層及び内層の
配向指数I0は、それぞれ、0.08.0.32.0.
08であり0.5 %〜2m/m深さの凹凸の出現率は
95%と良好で、内面ポリプロピレン(融点150℃)
を有する他の物質(アルミ箔)と張り合わせたシールテ
ープでのヒートシール性は、180℃2秒にて完全シー
ルが出来た。
中間層材に使用したプロピレン単独重合体のみのカップ
では、配向指数I0が0.33であり、前記凹凸の出現
率は、70%と悪くなり、前記ヒートシールテープでの
ヒートシール性は180℃5秒にてシールが可能となっ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の二軸延伸成形容器の一例を示す一部断
面図、第2図は第1図に示す容器壁の拡大断面図、第3
図は同容器底部の融着接合部の拡大断面図である。 1・・・・・・容器、2・・・・・・密封用首部、3・
・・・・・肩部、4・・・・・・胴部、5・・・・・・
底部、6,7,8.9・・・・・・凹凸形状、10・・
・・・・融着接合部、11・・・・・・低配向重合体層
、12・・・・・・高配向重合体層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 結晶性プロピレン系重合体から成る二軸延伸成形容
    器において、前記容器は外側に位置する比較的低配向の
    プロピレン系重合体層と、前記低配向重合体層よりも内
    側に位置する比較的高配向のプロピレン系重合体層とを
    含有して成る積層構造物から成り、前記低配向重合体層
    は容器壁最薄肉部分において式 %式% 式中l及びmは夫々容器壁の面内軸方向及び面内周方向
    における配向係数を表わす で定義される面内配向指数I0が0.1以下であり、且
    つ前記高配向重合体層は容器壁最薄肉部分において面内
    配向指数I0が0.2以上であることを特徴とする形状
    出現性に優れた二軸延伸成形容器。 2 比較的低配向のプロピレン系重合体層が0.01乃
    至0.1の面内配向指数を有する特許請求の範囲第1項
    記載の容器。 3 比較的高配向のプロピレン系重合体層が0.3以上
    の面内配向指数を有する特許請求の範囲第1項記載の容
    器。 4 比較的高配向のプロピレン系重合体層の融解終了温
    度THと比較的低配向のプロピレン系重合体層との間に
    は4乃至15℃の温度差がある特許請求の範囲第1項記
    載の容器。 5 比較的低配向のプロピレン系重合体層は、比較的高
    配向のプロピレン系重合体層よりも1乃至10重重量上
    チレン含有量の多いプロピレン−エチレン系共重合体乃
    至はそのブレンド物から形成されている特許請求の範囲
    第1項記載の容器。 6 容器最外層及び容器最内層が、比較的低配向のプロ
    ピレン系重合体層から構成され、それらの中間層として
    比較的高配向のプロピレン系重合体層が存在する特許請
    求の範囲第1項記載の容器。 7 比較的高配向のプロピレン系重合体層の厚みtPH
    と比較的低配向のプロピレン系重合体層の厚みtPLと
    が tPH:tPL=3:1乃至10:1 の比にある特許請求の範囲第1項記載の容器。 8 結晶性プロピレン系重合体から成るパリソン乃至は
    シートを、型内で且つ分子配向が固定される成形温度で
    延伸成形することから成る二軸延伸成形容器の製造方法
    において、 分子配向が固定される成形温度が異なる少なくとも2種
    類のプロピレン系重合体層を備えた積層構造物としてパ
    リソン乃至はシートを成形し、前記パリソン乃至はシー
    トを、少なくとも1個の凹凸部を備えた型内で、前記成
    形温度の低いプロピレン系重合体層が型内面と接触する
    ような位置関係で、且つ前記成形温度の高いプロピレン
    系重合体層の分子配向が固定されるような温度条件下に
    延伸成形し、容器壁最薄肉部分において、成形温度の高
    いプロピレン系重合体層に面内配向指数I0が0.2以
    上となるような高配向及び成形温度の低いプロピレン系
    重合体層に面内配向指数I0が0.1以下となるような
    低配向を夫々与えると共に、前記型の凹凸部に対応する
    凹凸部を延伸成形物に付与することを特徴とする二軸延
    伸成形容器の製造方法。
JP53099539A 1978-08-17 1978-08-17 形状出現性に優れた二軸延伸成形容器 Expired JPS58973B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53099539A JPS58973B2 (ja) 1978-08-17 1978-08-17 形状出現性に優れた二軸延伸成形容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP53099539A JPS58973B2 (ja) 1978-08-17 1978-08-17 形状出現性に優れた二軸延伸成形容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5529448A JPS5529448A (en) 1980-03-01
JPS58973B2 true JPS58973B2 (ja) 1983-01-08

Family

ID=14249990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53099539A Expired JPS58973B2 (ja) 1978-08-17 1978-08-17 形状出現性に優れた二軸延伸成形容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58973B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101855289A (zh) * 2007-11-13 2010-10-06 普瑞曼聚合物株式会社 拉伸片材用丙烯类树脂组合物和含有该组合物的拉伸片材以及热成型体

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5529448A (en) 1980-03-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6312772B1 (en) Multilayer laminate formed from a substantially stretched non-molten wholly aromatic liquid crystalline polymer and non-polyester thermoplastic polymer
AU618770B2 (en) Transparent gas-barrier multilayer structure
WO1981001265A1 (fr) Recipient multicouche et son procede de fabrication
JPH0813499B2 (ja) 多層容器及びその製造法
CN101588901A (zh) 用于通过拉伸吹塑而生产容器的预制件
MXPA06000110A (es) Diseno de base para pasteurizacion.
JPH0617136B2 (ja) ガスバリヤ−性に優れた2軸配向容器
JPH0369783B2 (ja)
JPS63218352A (ja) 積層構造物
US4675219A (en) Process for drawing plastic laminates
SE468381B (sv) Flerskikts straeckt polyesterflaska samt foerfarande foer framstaellning daerav
JP3227301B2 (ja) 無カール性多層フィルムとその製造方法
US4766019A (en) Carbonated beverage can and method for producing a carbonated beverage can
JPH0552251B2 (ja)
JPS58973B2 (ja) 形状出現性に優れた二軸延伸成形容器
JPH057266B2 (ja)
JP2001139041A (ja) チュ−ブ容器およびその製造法
JP3678112B2 (ja) 耐熱性容器
JPH0376646B2 (ja)
JP2001328614A (ja) 耐熱性容器及びその製造法
JP6458109B2 (ja) 低カール性多層フィルム
JP2001252972A (ja) 耐熱性及び耐衝撃性容器及びその製造方法
JPH101149A (ja) 多層チューブ容器
JP4532617B2 (ja) 耐熱性及び耐衝撃性容器
JPS61152542A (ja) 延伸成形プラスチツク容器