JPS589697Y2 - 暖房装置 - Google Patents

暖房装置

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JPS589697Y2
JPS589697Y2 JP1979084309U JP8430979U JPS589697Y2 JP S589697 Y2 JPS589697 Y2 JP S589697Y2 JP 1979084309 U JP1979084309 U JP 1979084309U JP 8430979 U JP8430979 U JP 8430979U JP S589697 Y2 JPS589697 Y2 JP S589697Y2
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JP
Japan
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thermally responsive
lever
fan
base frame
flow rate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979084309U
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English (en)
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JPS563317U (ja
Inventor
勝 上田
Original Assignee
日本ランコ株式会社
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Publication date
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば温水ボイラに蓄えられた温水を放熱器
に導入し、ファンで゛強制的に温風を吹き出す暖房装置
に係り、特にその温度制御に関するものである。
従来、この種の暖房システムでは、暖房開始時において
はファンのスピードを強運転させ、或程度温度が上昇す
るとファンのスピードを弱に切換えることにより、室温
を−・定に保つ方法が採られている。
しかし、この方法では、放熱器に常時全開流量の温水が
流入しており、設定温度に達しまた後はファンのスピー
ドコントロールだけで室内温度を維持しようとするため
、部屋の大きさおよび暖房負荷の容量等により室内にお
ける温度分布のバラツキが大きく、かつファンのスピー
ドの切換操作により第1図の如く温度差が大きいため
に不快感を感しさせる欠点がみられる。
また、暖房中の外気温度とのか九合いで暖房容量が勝る
と、ファンのスピードコントロールだけでは室温のコン
トロールがしきれず、第2図のように温度が−L昇する
場合もみられる。
そこで、本考案の目的は、ファンの速度制御とともに放
熱器へ導入される温水流量を制御することにより、ヒ記
従来の欠点を解消することにある。
以下本考案の一実施例を図面について説明する。
第4図および第5図において、1は基板、2はその上面
に設けられた画状の基枠で、その上壁前部に熱応動素子
3が設けられている。
熱応動素子3は、温度変化に応じて膨張、収縮する液体
をベロースで内部に封入した素子本体4と、この素子本
体4内の液体を導管5を介して導いた感温部6と、素子
本体4内のベロースの膨張、収縮動作に応じて進退する
応動部としてのプランジャ7とから構成されている。
また、前記基枠2には、−側壁に軸受8を介してカム軸
9が、両側壁間に支軸10がそれぞれ設けられている。
カム軸9の内端部には温度設定カム11が、外端部には
指針12が設けられている。
また支軸10には第1のレバー13の両側板が回動自在
に支持されている。
第1のレバー13には、その−側板の上部に前記温度設
定カム11と接するローラ14が、両側板間に第2のレ
バー15の両側板を回動自在に支持する連結軸16が設
けられている。
第2のレバー15には、前部に切起し片17と前端部を
上方へ向って折返しその切起し片17に対向する調整ね
じ18を有する折曲片19が、両側板に前記支軸10に
対する逃げ孔20が、他側板の上部に先端が前記基枠2
の外部へ突出しその先端に調整ねじ21を有する延設板
22がそれぞれ設けられている。
また、前記基枠2の他側壁外面には前記調整ねじ21に
より切換動作されるスイッチ23が設けられ、このスイ
ッチ23にリード線24を介してファンが接続されてい
る。
なお、25は第2のレバー15と基枠2の上壁との間に
介装されたスプノングである。
この場合、前記熱応動素子3、温度設定カム11.第1
のレバー13、第2のレバー15およびスプリング25
で熱応動機構37が構成されている。
また、前記基板1の下面にはシール環26を挾んだ取付
盤27を介して流量制御弁28が設けられている。
流量制御弁28は、取付盤27に弁筒29の上端部が嵌
合固着され、この弁筒29内に環状の弁座30が固着さ
れているとともに、その弁座30に対して接離する弁体
31が設けられている。
弁体31の中心には上端部が前記シール環26の中心を
貫通して上方へ突出した弁杆32の下端部がストップリ
ング33により係止されている。
弁杆31の上端部は前記第2のレバー15の後端下面に
当接されているとともに、C字状の板ばね34で互いに
連結されている。
また、前記弁筒29には、その上端部に温水器に蓄えら
れた温水を導く導管35が、下端開口部にその温水を放
熱器に供給する導管36がそれぞれ設けられている。
次に動作を説明する。
いま、温度設定カム11の設定温度に比して室温が低い
と、感温部6でその温度変動が検知されることにより素
子本体4内の液体が収縮する。
これに伴って素子本体4内のベローズが収縮するため、
スプリング25の力により第2のレバー15は連結軸1
6を支点として第4図中反時計方向へ回動し、その前端
の切起し片17がプランジャ7を押し上げるとともに、
後端が弁杆32を押し下げる。
弁杆32が押し下げられると、弁体31と弁座30との
開度が大きくなるため、温水流量が増大し暖房能力が高
められる。
同時に、第2のレバー15が第4図中反時計方向へ回動
することにより、調整ねじ21がスイッチ23を切換え
る。
すると、ファンの回転速度は高速に切換えられる。
この場合、設定温度に対する温度差が何度に達すればフ
ァンの速度を切換えるかを調整ねじ21の調整により予
め設定しておく。
そして、暖房動作により室温が上昇してくると、感温部
6でその温度が検知されることにより素子本体4内の液
体が膨張する。
これに伴って、ベローズを介してプランジャブが押し下
げられるため、スプリング25に抗して第2のレバー1
5は連結軸16を支点として第4図中時計方向へ回動し
、その後端が板ばね34を介して弁杆32を引き上げる
弁杆32が引き上げられると、弁体31と弁座30との
開度が狭くなるため、温水流量が減少する。
同時に、第2のレバー15が第4図中時計方向へ回動す
ることにより、調整ねじ21を介してスイッチ23が切
換えられ、ファンが低速に切換えられる。
従って室温は第3図の如く制御される。
なお、弁体31が弁座30を完全に閉じた状態において
、仮に室温が更に上昇した場合を考える。
この場合、室温の上昇により第2のレバー15は第4図
中時計方向へ回動するため、弁杆32には更に上方へ引
き上げられる力が働く。
しかし、弁体31は弁座30に当接した状態にあり、こ
れ以上弁杆32が上昇できないため、板ばね34が開い
て破損を防いでいる。
次に、設定温度の可変操作について説明する。
設定温度の可変操作はカム軸9を回すことにより行つ。
まず、設定温度を高くする場合は、温度設定カム11の
半径が小さくなる方向つまり第4図中時計方向にカム軸
9を回すと、温度設定カム11の外周に沿ってローラ1
4が追従するため、第1のレバー13は支軸10を支点
として第4図中反時計方向へ回動する。
すると、この第1のレバー13に連結軸16を介して支
持された第2のレバー15が全体的に下方へ押し下げら
れる。
従って、弁杆32が下降するため弁体31と弁座30と
の開度は大きくなると同時に、プランジャ7に対して切
起し片17が下降するため、高温域で室温が維持される
一方、設定温度を低くする場合は、温度設定カム11の
半径が大きくなる方向つまり第4図中反時計方向にカム
軸9を回すと、前記説明とは逆に第1のレバー13は時
計方向に回動し、第2のレバー15は全体的に上方へ引
き上げられる。
従って、弁杆32が上昇するため弁体31と弁座30と
の開度は狭められると同時に、プランジャ7に対して切
起し片17が上昇するため、低温域で室温が維持される
本考案によれば、熱応動機構の変位に基づき、放熱器へ
導入される温水流量を制御する流量制御弁とファンの回
転速度を変化させるファン制御器とを併設したので、つ
まり室内の温度制御を流量制御とファンの速度制御とで
行うので、例えば室温が設定温度に対して低下すると流
量制御弁によって温水流量が増大しかつファンの速度が
高速となり、一方室温が設定温度に対して上昇すると温
水流量が減少しかつファンの速度が低速となるため、設
定温度に対する応答性に優れ、しかも設定温度に対する
変動誤差を第3図の如く小さい範囲に抑えることができ
、また、熱応動機構を、基枠、温度設定カム、熱応動素
子、第1および第2のレバー、スプリングとから構成し
たので、温度設定カムによって設定温度を任意に選択す
ることができる。
また、第2のレバーと流量制御弁の弁体とをばねで連結
すれば、流量制御弁の弁体に閉塞方向への一定以上の力
が作用したとしてもそのばねの作用によって熱応動機構
及び流量制御弁等の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来例による制御特性図、第3図
は本考案による制御特性図、第4図は本考案の一実施例
を示す断面図、第5図は側面からみた場合の断面図であ
る。 2・・・・・・基枠、3・・・・・・熱応動素子、7・
・・・・・応動部としてのプランジャ、11・・・・・
・温度設定カム、13・・・・・・第1のレバー、15
・・・・・・第2のレバー、23・・・・・・ファン制
御器としてのスイッチ、25・・・・・・スプリング、
28・・・・・・流量制御弁、31・・・・・・弁体、
34・・・・・・ばね、37・・・・・・熱応動機構。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)温水を導入する放熱器からの温風をファンにより
    強制的に吹き出す暖房装装置において、室温の変動に応
    じて変位する熱応動機構と、この熱応動機構の変位に基
    づき前記放熱器へ導入される温水流量を制御する流量制
    御弁と、前記熱応動機構の変位に基づき切換制御され前
    記ファンの回転速度を変化させるファン制御器とを具備
    し、前記熱応動機構は、基枠と、この基枠に設けられた
    温度設定カムおよび熱応動素子と、前記基枠に回動自在
    に支持され前記温度設定カムにより回動変位する第1の
    レバーと、この第1のレバーに回動自在に支持され前記
    熱応動素子の応動部により回動変位し前記流量制御弁の
    開度を制御するとともに前記ファン制御器を切換制御す
    る第2のレバーと、この第2のレバーを前記熱応動素子
    の応動部へ付勢するスプリングとから構成されているこ
    とを特徴とする暖房装置。
  2. (2)前記第2のレバーと前記流量制御弁の弁体とをば
    わで連結したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の暖房装置。
JP1979084309U 1979-06-20 1979-06-20 暖房装置 Expired JPS589697Y2 (ja)

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JP1979084309U JPS589697Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20 暖房装置

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JP1979084309U JPS589697Y2 (ja) 1979-06-20 1979-06-20 暖房装置

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JPS563317U JPS563317U (ja) 1981-01-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2685480B2 (ja) * 1988-04-01 1997-12-03 株式会社日立製作所 温水暖房空気調和機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4822143U (ja) * 1971-07-22 1973-03-13

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JPS4822143U (ja) * 1971-07-22 1973-03-13

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