JPS589607Y2 - 土砂沈殿装置 - Google Patents
土砂沈殿装置Info
- Publication number
- JPS589607Y2 JPS589607Y2 JP1978098787U JP9878778U JPS589607Y2 JP S589607 Y2 JPS589607 Y2 JP S589607Y2 JP 1978098787 U JP1978098787 U JP 1978098787U JP 9878778 U JP9878778 U JP 9878778U JP S589607 Y2 JPS589607 Y2 JP S589607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sediment
- water
- regular intervals
- storage box
- horizontal plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Sludge (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は土木工事現場等で排水する泥水から土砂を取り
除く土砂沈殿装置に関するものである。
除く土砂沈殿装置に関するものである。
従来のこの種の装置は、第１図に示すように上蓋を切取
って側面に排水口１を設けたドラム鑵２を２〜３個用い
るか、又は第２図に示すように排水口３と内部に仕切り
板４を有するノンチタンク５を用いて、排水ポンプ６か
ら送られてきた泥水を順次溢水させながら、泥水に含ま
れる土砂を各ドラム鑵２内又はノンテタンク５内に沈殿
させて取り除くように横取されていたので、溢水が流下
する時生ずる波及び乱流によりドラム鑵２内又はノツチ
タンク５内に沈殿しかけた土砂が再び浮遊して下段へ放
流され十分な土砂沈殿ができず、土砂を含んだ泥水を放
流するという欠点があった。
って側面に排水口１を設けたドラム鑵２を２〜３個用い
るか、又は第２図に示すように排水口３と内部に仕切り
板４を有するノンチタンク５を用いて、排水ポンプ６か
ら送られてきた泥水を順次溢水させながら、泥水に含ま
れる土砂を各ドラム鑵２内又はノンテタンク５内に沈殿
させて取り除くように横取されていたので、溢水が流下
する時生ずる波及び乱流によりドラム鑵２内又はノツチ
タンク５内に沈殿しかけた土砂が再び浮遊して下段へ放
流され十分な土砂沈殿ができず、土砂を含んだ泥水を放
流するという欠点があった。
本考案はこれらの欠点を除去するため一沈殿槽の叶１１
上部から被処理水を導入しその他側から排水する間に、
該被処理水に含まれろ土砂を沈殿除去するようにした土
砂沈殿装置において、上記沈殿槽内に、上部は一定間隔
にて、また最下部のみは上部の略２倍の間隔にて層状に
重ね合せた水平板を上記水の流れ方向に一定間隔をおい
て数列設置して、沈殿槽内を流れる泥水の波動及び乱流
の発生を防止し土砂沈殿を容易にすると共に、上記層状
水平板の列間の底面付近に井桁状の垂直仕切部を有する
取出し可能な沈殿物収容箱を設置して、沈殿した土砂の
再浮遊を防ぐようにしたもので、以下図面について詳細
に説明する。
上部から被処理水を導入しその他側から排水する間に、
該被処理水に含まれろ土砂を沈殿除去するようにした土
砂沈殿装置において、上記沈殿槽内に、上部は一定間隔
にて、また最下部のみは上部の略２倍の間隔にて層状に
重ね合せた水平板を上記水の流れ方向に一定間隔をおい
て数列設置して、沈殿槽内を流れる泥水の波動及び乱流
の発生を防止し土砂沈殿を容易にすると共に、上記層状
水平板の列間の底面付近に井桁状の垂直仕切部を有する
取出し可能な沈殿物収容箱を設置して、沈殿した土砂の
再浮遊を防ぐようにしたもので、以下図面について詳細
に説明する。
第３図は本考案の実施例を示す装置の斜視図、第４図は
同しくその平面図、第５図は第４図Ａ−Ａ線断面図であ
る。
同しくその平面図、第５図は第４図Ａ−Ａ線断面図であ
る。
図中７は沈殿槽５内の流水の波及び乱流を打消すために
設けた層状の水平板で、沈殿槽５の一側から他側に向っ
て、一定間隔をおいて数列設置されている。
設けた層状の水平板で、沈殿槽５の一側から他側に向っ
て、一定間隔をおいて数列設置されている。
この水平板Ｔは−その上部が沈殿槽５内に生ずる波の波
長λの１／２λの幅の一定間隔で取り付けられ、その最
下部のみが上部の略２倍の間隔をもって取り付けである
。
長λの１／２λの幅の一定間隔で取り付けられ、その最
下部のみが上部の略２倍の間隔をもって取り付けである
。
Ｔ′は水平板７の上下間隔を保持する間隔保持板。
８は上記水平板７の列間の底面付近に取出し可能に設置
した沈殿物収容箱で、その内部は沈殿した土砂が再び流
水の中に巻き込まれないように井桁状の垂直仕切板８′
で隔離されている。
した沈殿物収容箱で、その内部は沈殿した土砂が再び流
水の中に巻き込まれないように井桁状の垂直仕切板８′
で隔離されている。
なお、この隔離１１′！／トさな収容箱を井桁状に組み
合せることによっても可能である。
合せることによっても可能である。
９は沈殿槽５の一側上部に設けられた排水ポンプより泥
水を導くホース、１０は沈殿槽５が満水になり溢水時に
流量測定を行なうことが出来るようにした仕切り板、１
１は仕切り板１０より溢水した水の排水口である。
水を導くホース、１０は沈殿槽５が満水になり溢水時に
流量測定を行なうことが出来るようにした仕切り板、１
１は仕切り板１０より溢水した水の排水口である。
このような構造になっているからホース９より導入され
た泥水は水平板７の間隙を通って排水口１１に達するが
５層状になった水平板７の上部により泥水の波動及び乱
流の発生が防止されるので。
た泥水は水平板７の間隙を通って排水口１１に達するが
５層状になった水平板７の上部により泥水の波動及び乱
流の発生が防止されるので。
沈殿槽５内は静流となり泥水中の土砂沈殿が容易に行な
われるとともに、水平板７の間隔が広がった最下部によ
り下部の水の速度が低下し、沈殿物収容箱８の上部に浮
遊する土砂が水流により下部へ流出するのが防止され、
土砂の沈殿が促進される。
われるとともに、水平板７の間隔が広がった最下部によ
り下部の水の速度が低下し、沈殿物収容箱８の上部に浮
遊する土砂が水流により下部へ流出するのが防止され、
土砂の沈殿が促進される。
又一度沈殿した土砂は沈殿物収容箱８内に蓄積され、し
かも垂直仕切板８′の作用により泥水中に巻込まれて再
び浮遊することはない。
かも垂直仕切板８′の作用により泥水中に巻込まれて再
び浮遊することはない。
この沈殿物収容箱８に一定量蓄積された沈殿物は、適宜
収容箱８を沈殿槽５から取出して廃棄することができる
のである。
収容箱８を沈殿槽５から取出して廃棄することができる
のである。
以上説明したように本考案によれば、水平板の上部によ
り泥水の波動及び乱流の発生を効果的に防止でき、沈殿
槽内の水流を静流となし泥水中の土砂沈殿を容易になし
得るとともに、水平板の最下部の間隔を上部の略２倍と
したため、下部の水の速度が低下し沈殿物収容箱上部に
浮遊する土砂が水流により下部へ流出するのを防止でき
、土砂の沈殿を更に促進できる。
り泥水の波動及び乱流の発生を効果的に防止でき、沈殿
槽内の水流を静流となし泥水中の土砂沈殿を容易になし
得るとともに、水平板の最下部の間隔を上部の略２倍と
したため、下部の水の速度が低下し沈殿物収容箱上部に
浮遊する土砂が水流により下部へ流出するのを防止でき
、土砂の沈殿を更に促進できる。
また井桁状の垂直仕切部の作用により、沈殿物収容箱内
に乱流が発生したり水流が入り込んだりしないため、−
峻沈殿した土砂が再び流水の中に巻込まれることがない
等の利点があり、土木工事現場等に使用して、排水する
泥水とともに土砂を下水管内等に排水し環境を汚染する
ことがない等の実用上顕著なる効果がある。
に乱流が発生したり水流が入り込んだりしないため、−
峻沈殿した土砂が再び流水の中に巻込まれることがない
等の利点があり、土木工事現場等に使用して、排水する
泥水とともに土砂を下水管内等に排水し環境を汚染する
ことがない等の実用上顕著なる効果がある。
第１図はドラム鑵を用いた従来の土砂沈殿装置の斜視図
、第２図はノンテタンクを用いた従来の土砂沈殿装置の
斜視図、第３図は本考案の土砂沈殿装置の斜視図、第４
図は同じく平面図、第５図団司しく第４図Ａ−Ａ線断面
図である。 ７・・・水平板、８・・・沈殿物収容箱、８・・・垂直
仕切板。
、第２図はノンテタンクを用いた従来の土砂沈殿装置の
斜視図、第３図は本考案の土砂沈殿装置の斜視図、第４
図は同じく平面図、第５図団司しく第４図Ａ−Ａ線断面
図である。 ７・・・水平板、８・・・沈殿物収容箱、８・・・垂直
仕切板。
Claims (1)
- 沈殿槽の一側上部から被処理水を導入しその他側から排
水する間に該被処理水に含まれる土砂を沈殿除去するよ
うにした土砂沈殿装置において、上記沈殿槽内に、上部
は一定間隔にて、また最下部のみは上部の略２倍の間隔
にて層状に重ね合わせた水平板を上記水の流れ方向に一
定間隔をおいて数列設置し、上記層状水平板の列間の底
面付近に、井桁状の垂直仕切部を有する取出し可能な沈
殿物収容箱を設置したことを特徴とする土砂沈殿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978098787U JPS589607Y2 (ja) | 1978-07-18 | 1978-07-18 | 土砂沈殿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1978098787U JPS589607Y2 (ja) | 1978-07-18 | 1978-07-18 | 土砂沈殿装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5516828U JPS5516828U (ja) | 1980-02-02 |
| JPS589607Y2 true JPS589607Y2 (ja) | 1983-02-22 |
Family
ID=29034884
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1978098787U Expired JPS589607Y2 (ja) | 1978-07-18 | 1978-07-18 | 土砂沈殿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589607Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59196435U (ja) * | 1983-06-13 | 1984-12-27 | 株式会社 新興製作所 | ロ−ルペ−パ−用容器 |
| JP5198909B2 (ja) * | 2008-03-12 | 2013-05-15 | 三ツ星ベルト株式会社 | 油浄化装置と油浄化方法 |
| JP2017127834A (ja) * | 2016-01-22 | 2017-07-27 | 戸田建設株式会社 | 簡易粉塵処理装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4995263A (ja) * | 1973-01-16 | 1974-09-10 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4711863U (ja) * | 1971-03-08 | 1972-10-12 |
-
1978
- 1978-07-18 JP JP1978098787U patent/JPS589607Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4995263A (ja) * | 1973-01-16 | 1974-09-10 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5516828U (ja) | 1980-02-02 |
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