JPS5896027A - 免疫複合体の除去剤および除去方法 - Google Patents

免疫複合体の除去剤および除去方法

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JPS5896027A
JPS5896027A JP56192716A JP19271681A JPS5896027A JP S5896027 A JPS5896027 A JP S5896027A JP 56192716 A JP56192716 A JP 56192716A JP 19271681 A JP19271681 A JP 19271681A JP S5896027 A JPS5896027 A JP S5896027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
human immunoglobulin
blood
container
antibody
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Pending
Application number
JP56192716A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Hosoda
細田 健治
Hideaki Suzuki
英明 鈴木
Ryoichi Hasegawa
長谷川 了一
Takaaki Kubota
窪田 貴明
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Teijin Ltd
Original Assignee
Teijin Ltd
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Publication date
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  • External Artificial Organs (AREA)
  • Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、免疫抱合体病患者の廂液、癩漿あろいけその
仲の体液中に存在する免役複合体(すなわら抗原抗体接
合物)の除去剤及びこの除去部を用いた除去手段に関す
るものである。
免4t9252合体病とは、慢性関節リウマチ、全身性
エリテマトーテス、模性糸球体腎炎、腫瘤等の内因性の
自己抗原VCよる疾病並びに急性糸球体腎炎、白穐病等
の外来性抗原による疾病をいう。免疫複合体の形成は、
生体の防御反応の1つである。健康人では免疫複合体の
形成後、網内系細胞又は別の食細胞にとりこまれて速や
かに処理されるものであ7−、。シかるに、抗原刺激が
持続して免疫複合体が大量に発生したり、網内系等によ
って処理し得ない性状K tfると、免疫複合体は結合
組織、J′!Tl管壁、関節ある。(・は腎などに沈着
して障害が発生することKなる。そねゆえ、疾病の進行
な阻+)−L、またその症状な軽減ぜしめ、史には治癒
を早めろためにも、免疫複合体をJll′1lyI中や
仙の体液中から積極的に除去してやることが望ましい。
1−かしながら、現在までσ、核技術は、このような皿
ffi trどの体液中に含まれる不要f、c、崩害な
免疫複合体のみを選択的に取り出し、除去することは極
めてむずかしいことで友・つた。
本発明者は、かかる事情に鑑みて、免疫複合体を選択的
に除去する方法を開発すべく鋭童研究の結果、抗ヒトイ
j、 /グロブリンFcフラグメント抗体を支持体に固
定することによって、血液中等に台土れている免疫複合
体を選択的に除去し得ることを見い出し、本発明に到達
したものである すなわち、本発明は、抗ヒトイムノグロブリンFcフラ
グメント抗体を不溶性の支持体に担持させてtcる免疫
複合体の除去剤、ならびにこの除去剤を用いて血液中、
血漿中または他の体液中に右在ゴる免疫複合体を除去し
、浄化せしめろ方法である。
本発明を訝明する。
本発明に供する抗ヒトイムノグログリン抗体は、ヒトイ
ムノグロブリン(IgG、 IgM、 IgA。
IgE及びIgD’)をパパイン等の蛋白分解酵素によ
り加水分解し、カラム精製により得られたFc分画成分
を、動物(兎、山羊、羊、馬等)に免疫することにより
得られ、る。また、細胞融合等の手法も利用可能である
。このよ5Kして調製した抗血清または精製抗体を不溶
性の支持体に担持(固定)せしめて免疫複合体の除去剤
とするものであ、る。この抗抑清または精製抗体の担持
できる支持体の好ましい例として、管状物。
繊維状物、膜状物、活性炭、シリカビーズ等の無機物、
アカローフヒーヌ等の天然多糖類、ポリ 7 り リ 
ル 際’、EVA  樹月h 、  pvz、   ポ
 リ エ チレン、ホリカーボネート等の合成物があげ
られる。これらの支持体に前L【!抗ヒ) Fc抗体を
固定せしめることによって免疫4合体除去剤を製造する
ことができる。抗ヒトFc抗体と支持体との結合法は任
意てt〜るが、例★はハロケン化シアン、カルホパジイ
ミド、グルタールフルテヒド。
エビフルルヒドリン等を用いた化学結合法や架橋法また
は包括法等があげらJする。
本発明の免疫複合体の除去剤を用いて、血液や血漿に存
在する免疫複合体の除去方法は、この除去剤を支持体ご
と容器に収納し、この容器に血液(血漿等)を導入し、
容器内で血液(血漿等)が除去剤と接触せしめ、血液(
血漿等)中の免疫複合体と抗ヒトイムノクロプリンFc
分画成分抗体とが結合するように容器内で血液(血漿等
)を滞留させ、浄化した而#(血漿等)を容器から排出
させることによって達成できる9本発明の除去剤(支持
体)を容器に収納して  5− 血漿からヴ:疫蝮合体を除去する具体例を第1図に示す
送血キューブ1を通じて血漿分離装置2に血液が入り、
この装置を通過中に血液が血球を高濃度に含む成分と血
漿とに分離され、この血漿がチューブ3を通り、免疫複
合体除去剤が収納された容器4に送液される。容器内に
おける血漿は支持体に固定された抗体と血漿中の免疫複
合体とが結合・除去される。浄化地漿は、血漿分離装置
から血漿返還チューブ5を通じて取り出され、返送チュ
ーブ6にtiり出された高濃度血球を有する血液成分と
合流して、血液返還チューブ7を通じて静脈に返還せし
めらねろことになる。
本発明に従えは、血液などの体液中に存在する不普で有
害な免疫袢合体は、容器内に保持さt]ている抗ヒトイ
ムノグロブリンFcフラグメント抗体との接触により選
択的に結合せしめられることとなろ。この際、浦液など
の体液中の有用な物質は伺等除去されることt「(、前
記免疫 6− 抱合体のみが効果的に除去さ矛1石。
従って、未発明け、全身性エリテマトーデス。
慢性関節リウマチ、ハ―性糸球体腎炎、腫瘍、急性糸球
体腎炎、白血病等の免疫複合体量の治療または症状の軽
減に有効に用いらオ]る。
実施例1 ヒトグロブリンのIgGFcフラグメントを家兎に免疫
して得らftた抗ヒトIgGFcフラグメント血清を、
硫安塩析、DEAEセルロースで精製し、かくて得られ
た抗ヒ)IgGFcフラグメント′抗1体をCNB r
法によってセファローズ−4Bに固定し、これを用いて
S L E 、I者抽清中の免疫初合体の吸着除去振と
5実験を行なった。抗ヒ)IgGFcフラグメント抗体
固定セファローズ−4B05−にS L E患者、lf
[l清2 mlを加えて、37℃において3時間振とう
し、振とう前後の血清中の免疫複合体量を面小板凝集反
応法によりTiterを調べた。この以下に結果を示す
SLK患者血清のTiterは振とう前が32倍、振と
5後が8倍であるから、この処理によって血清中の約7
5係の免疫複合体が除去されたことが判明した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の1実施例を示す概略図である。図
面において、 1 ・・・・・・血液供給チュー7 2・・・・・・血漿分離装置 3・・・・・・血漿送液チューブ 4・・・・・・免疫複合体除去剤を含む容器5・・・・
・・血漿返還チューブ 6・・・・・・返送チューブ 7・・・・・・而液返還チューブ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (11抗ヒトイムノグロブリンFcフラグメント抗体を
    不溶性の支持体に担持→シしめてなる免疫複合体の除去
    剤。 (2)  免疫膓合体が存在する面沿、血漿または他の
    体液を、抗ヒトイムノグロブリンFcフラグメント抗体
    を固定せしめた支持体に接触せしめて、該血液、該血漿
    または該他の体液から免&E rM合体を除去せしめる
    方法1、(3)  抗ヒトイムノグロブリンFcフラグ
    メント抗体を固定せしめた支持体を収納した容器に、免
    疫複合体が4存する拘液、血漿または他の体液を輸送手
    段により輸送し、該容器内において免疫複合体を該支持
    体に含ま+する抗ヒトイムノグロブリンFcフラグメン
    ト抗体と結合せしめ、免痺・接合体が除去された。1′
    111液、血漿または他の体液を該容器より採り出すこ
    とからなる特許請求の範囲第2項記載の免疫複合体を除
    去せしめる方法。 (4)抱液を濾過して血球を高濃度に含む処理血液と血
    漿とに分離し、該血漿を抗ヒトイムノグロブリンFcフ
    ラグメント抗体を担持した支持体と接触上しめることを
    特徴とする特許請求の範囲第2項記載の免疫複合体を除
    去せしめる方法2.
JP56192716A 1981-12-02 1981-12-02 免疫複合体の除去剤および除去方法 Pending JPS5896027A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63212369A (ja) * 1986-11-21 1988-09-05 イムレ コーポレイション 循環免疫複合体の抗原特異的除去

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63212369A (ja) * 1986-11-21 1988-09-05 イムレ コーポレイション 循環免疫複合体の抗原特異的除去

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