JPS589518Y2 - 電力変換装置 - Google Patents
電力変換装置Info
- Publication number
- JPS589518Y2 JPS589518Y2 JP2744778U JP2744778U JPS589518Y2 JP S589518 Y2 JPS589518 Y2 JP S589518Y2 JP 2744778 U JP2744778 U JP 2744778U JP 2744778 U JP2744778 U JP 2744778U JP S589518 Y2 JPS589518 Y2 JP S589518Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- commutation
- capacitor
- control element
- switching control
- reactor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、直流電力を交流電力に変換する電圧転流方式
インバータ装置に関するものである。
インバータ装置に関するものである。
一般的な電圧転流方式インバータ装置の回路図を第1図
に示す。
に示す。
ブリッジインバータIV1゜■v2のオン・オフ動作に
よって生じる直流電流のリップル分が直流電源側から流
出する割合を小さくするための直流リアクトル1とバラ
ストコンデンサ2とを直流電源に対して直列接続する。
よって生じる直流電流のリップル分が直流電源側から流
出する割合を小さくするための直流リアクトル1とバラ
ストコンデンサ2とを直流電源に対して直列接続する。
またブリッジインバータ■■1.■■2は、各アーム毎
に、例えば、スイッチング制御素子3、転流リアクトル
4、転流コンデンサ5からなる強制転流回路を有する。
に、例えば、スイッチング制御素子3、転流リアクトル
4、転流コンデンサ5からなる強制転流回路を有する。
このインバータ装置を、(直流入力電圧)/(出力電流
)(1、即ち、低電圧大電流領域で使用する場合、転流
時の重なり時間が増大するため、転流に必要な各スイッ
チング制御素子の逆バイアス時間が短かくなることが知
られている。
)(1、即ち、低電圧大電流領域で使用する場合、転流
時の重なり時間が増大するため、転流に必要な各スイッ
チング制御素子の逆バイアス時間が短かくなることが知
られている。
これは、転流回路の転流リアクトルのもれインダクタン
スと配線上の漂遊インダクタンスとにより、第2図の転
流動作波形に示すように、スイッチング制御素子の通電
電流が瞬時に立ち上らなかったり、あるいは立ち下らな
かったりするため、第2図のaの重なり時間が増大し、
転流に必要な転流コンデンサの電荷が放電するため、ス
イッチング制御素子にとって、第2図のbに示したよう
に十分な逆バイアス(オフ)時間が得られない。
スと配線上の漂遊インダクタンスとにより、第2図の転
流動作波形に示すように、スイッチング制御素子の通電
電流が瞬時に立ち上らなかったり、あるいは立ち下らな
かったりするため、第2図のaの重なり時間が増大し、
転流に必要な転流コンデンサの電荷が放電するため、ス
イッチング制御素子にとって、第2図のbに示したよう
に十分な逆バイアス(オフ)時間が得られない。
このため、転流コンデンサの容量を極力大きくする必要
があり、従って転流時の損失が増大するため、インバー
タ装置の効率が低下する。
があり、従って転流時の損失が増大するため、インバー
タ装置の効率が低下する。
本考案は上述した欠点を除去するためになされたもので
、低電圧大電流領域で使用する電圧転流方式インバータ
の転流時における重なり時間の増大を抑えて転流損失が
減少する電力変換装置を提供することを目的とする。
、低電圧大電流領域で使用する電圧転流方式インバータ
の転流時における重なり時間の増大を抑えて転流損失が
減少する電力変換装置を提供することを目的とする。
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第3図において、直流電源に対して直流リアクトル1と
バラストコンデンサ2aとを直列接続する。
バラストコンデンサ2aとを直列接続する。
このバラストコンデンサ2aに並列にバラストコンデン
サ2bを接続する。
サ2bを接続する。
これらバラストコンデンサ2a 、2bの+側及び−側
をそれぞれ最短距離で撚線または束ねて配線する。
をそれぞれ最短距離で撚線または束ねて配線する。
スイツチング制御素子3と転流コンデンサ5との間及び
スイッチング制御素子6と転流コンデンサ7との間も上
述と同様に最短距離で撚線または束ねて配線する。
スイッチング制御素子6と転流コンデンサ7との間も上
述と同様に最短距離で撚線または束ねて配線する。
なお、転流コンデンサ5,7に並設したバラストコンデ
ンサ2bはバラストコンデンサ2aの一部を用いたもの
である。
ンサ2bはバラストコンデンサ2aの一部を用いたもの
である。
さらに、スイッチング制御素子3と転流リアクトル4と
の間及び転流リアクトル4とスイッチング制御素子6と
の間も上述と同様に配線する。
の間及び転流リアクトル4とスイッチング制御素子6と
の間も上述と同様に配線する。
以上の配線をインバータ■■1に対して行い、インバー
タ■■2に対しても同様に配線する。
タ■■2に対しても同様に配線する。
なお、インバータ■■2については、図面上は配線を省
略している。
略している。
転流回路の配線において、前述したように、上下アーム
に関して対になる(転流時の通電電流の向きが相反する
)配線を撚線または束ねることにより、配線上の漂遊イ
ンダクタンスは、相殺、低減できる。
に関して対になる(転流時の通電電流の向きが相反する
)配線を撚線または束ねることにより、配線上の漂遊イ
ンダクタンスは、相殺、低減できる。
また、バラストコンデンサの1部を、転流コンデンサに
対して並置配線することにより、転流時の直流電源側イ
ンピーダンスによる電圧ドロップを低減できるため、転
流コンデンサの電荷を有効に利用できる。
対して並置配線することにより、転流時の直流電源側イ
ンピーダンスによる電圧ドロップを低減できるため、転
流コンデンサの電荷を有効に利用できる。
以上説明したように本考案によれば、強制転流回路にお
ける配線上の漂遊インダクタンスが低減できるので、低
圧大電流領域で使用する場合、転流時における重なり時
間の増大をおさえることができ、転流コンデンサの電荷
を有効に利用できる。
ける配線上の漂遊インダクタンスが低減できるので、低
圧大電流領域で使用する場合、転流時における重なり時
間の増大をおさえることができ、転流コンデンサの電荷
を有効に利用できる。
従って、転流コンデンサ容量を増すことなく、転流能力
の向上がはかれ、転流損失も比較的小さくできる。
の向上がはかれ、転流損失も比較的小さくできる。
第1図は、一般の電圧転流方式インバータ回路図、第2
図は、第1図の回路図における転流動作波形図、第3図
は本考案の一実施例を示す回路配線図である。 1・・・・・・直流リアクトル、2,2a、2b・・・
・・・バラストコンデンサ、3,6・・・・・・スイッ
チング制御素子、4・・・・・・転流リアクトル、5,
7・・・・・・転流コンデンサ、8・・・・・・転流抵
抗、9,10・・・・・・帰還用整流素子。
図は、第1図の回路図における転流動作波形図、第3図
は本考案の一実施例を示す回路配線図である。 1・・・・・・直流リアクトル、2,2a、2b・・・
・・・バラストコンデンサ、3,6・・・・・・スイッ
チング制御素子、4・・・・・・転流リアクトル、5,
7・・・・・・転流コンデンサ、8・・・・・・転流抵
抗、9,10・・・・・・帰還用整流素子。
Claims (1)
- 直流電源に接続されたバランスコンデンサ及び直流リア
クトルからなるフィルタ回路と、転流リアクトル及び転
流コンデンサからなる転流回路と、ブリッジ接続したス
イッチング制御素子とを有し、直流電力を交流電力に変
換するものにおいて、前記バラストコンデンサの一部を
前記転流コンデンサに対して並列接続し、かつ、前記バ
ランスコンデンサと前記バラストコンデンサの一部との
間、前記転流コンデンサと前記スイッチング制御素子と
の間及び前記転流リアクトルと前記スイッチング制御素
子との間の転流時に相反する向きに電流が流れる対とな
る配線を撚線としたことを特徴とする電力変換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2744778U JPS589518Y2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | 電力変換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2744778U JPS589518Y2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | 電力変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54131031U JPS54131031U (ja) | 1979-09-11 |
JPS589518Y2 true JPS589518Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=28871574
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2744778U Expired JPS589518Y2 (ja) | 1978-03-06 | 1978-03-06 | 電力変換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589518Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-03-06 JP JP2744778U patent/JPS589518Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54131031U (ja) | 1979-09-11 |
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