JPS5894842A

JPS5894842A - メス

Info

Publication number: JPS5894842A
Application number: JP56193836A
Authority: JP
Inventors: 茂関口
Original assignee: SANSHIYAIN MEDICAL SAPURAI KK
Current assignee: SANSHIYAIN MEDICAL SAPURAI KK
Priority date: 1981-12-02
Filing date: 1981-12-02
Publication date: 1983-06-06

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】医療用メスで、主として刃がディスポーザプルタイプの
ものに関する。

近時刃の部分がディスポーザブルのメスが広く利用され
ている。これは数種の替刃を用意しておき、適宜軸に付
は替えて使用するものである。ところで、従来のメスは
刃部（正確にいえば替刃ホルダー）と軸とが一体化され
ており、かつ、刃は軸と一直線状となるように設定され
ていた。そのため手術中、切開部位によってメスを持つ
手の角度、方向、位置等を変えなければならず、その角
度、方向によりては力の加減が離しかつたり、刃先が見
えにくくなって扱いに（くなる等の欠点があった。また
、ディスポーザブルタイプの場合、手術中の刃の交換は
主に看躾婦が行なうが、その作業は必らずしも容易では
な（、しかも迅速性を要求されるところから手指を傷付
けてしまうことがしばしば起きていた。

本発明はこれらの欠点を除去するため罠なされたもので
、その目的は刃の角度、方向を自由自在に変更すること
ができ、安全で極めて使い勝手がよいメスを提供するこ
とにある。

本発明は刃部と軸管とを別体とし、刃部の末端には球状
体を設け、該球状体を細管先端部において緊締保持し、
また、緩締状態の際に刃部が軸管に対して旋回自在かつ
脱離可能になしたことを特徴とするメスであり、図面は
その実施例な示すものである。先ず第１図及び第２図に
示す第１実施例について説明するく、１は通常金属製の
細管でチャック機構を内蔵している。

軸管１は前半部２、後半部３、エンドキャップ４からな
り、前半部２の内壁は外に向けてテーバ状にし、その下
端には、円の両側を平行に除去した形状にて管内を狭め
た挿通部２ａを設けである。後半部３は、前半部２に対
し回動自在な状態にてこれに一体化されていて、その内
壁には酸ネジを刻設しである。エンドキャップ４は後半
部３の後端に螺じ込む。５は前半部２＠から軸管１円に
差し入れられるチャック杆で、そのテーバ状のヘッド５
ａにおいて後述する球状体を抱持する。そのために、ヘ
ッド５ａから胴体５ｂにかけて中空にするとともに数条
のスリン）５ｃが入れられる。また、チャック杆５の下
半部５ｄは、円柱の側面を平行面にて除去した形状にお
いて、即ち、断面が上記前半部２下端の挿通部２ａと同
一形状においてその側面弧状部に螺刻する。６は替刃ホ
ルダーで、替刃装着手段は特に問わず、従来のメスにお
ける方式をそのまま採用することができる。そうすれば
、替刃７も従来のものをそのまま利用できる８は替刃ホ
ルダー６の端部に頚部９を介して固定した球状体で、滑
りに（いという意味において合成樹脂製とすることが好
ましい。第３図に示す第２実施例は、第１冥施例におい
て軸管ｌの長さを延長することができるようにしたもの
で、後半部３とエンドキャップ４との関に補助軸ｌＯを
着脱自在九介装したものである。例えば、シ冒−トサイ
ズにおいて軸長１１　ｃ　ｍのものを１８ｃｍ程度にす
る。第４図に示す第３実施例は替刃と替刃ホルダーとを
一体化したもので、ディスポーザブルの刃体１１に球状
体８を形成しである。その他の構成は上記実施例に準す
る。以上の実施例においては、チャッキングに際して後
半部３を回動するが、そこに左ネジ方式を採用してもよ
い。その理由は、メス使用中把持部に反時計方向の回動
力が加わりがちであり、そのような力が加わるとチャッ
キング力が弱まって刃が動いてしまうので、かかる事態
の発生を防止せんがためである。第５図に示す第４冥施
例は、球状体８の固定方法の別例を示すものである。即
ち、軸管１の側壁に、球状体８が埋入しうる大きさの孔
１２を設け、また、孔１２から軸管１の先端開口部に至
る切割１３を形成しである。この切割１３の幅は孔１２
の直径よりも小であって、頚部９がスライド移動可能な
ものとなす。

そして、軸管１の先端開口部は縮径化し、そこから球状
体８が脱は出ることがないようにし、また、後端の内壁
に酸ネジを切る。１４は軸管１に挿通し、その先端にお
いて球状体８を押圧する押圧棒である。押圧棒１４の後
端には螺設するとともに、軸管１と同径に肥大させた把
持部を設ける。

本発明の詳細な説明するに、第１実施例の場合は、チャ
ック杆５を軸管１の前半部２に差し入れ、チャック杆５
の下半部５ｄを前半部２内の挿通部に挿通する。次いで
、前半部２を固持して後半部３を回動させれば、チャッ
ク杆５の螺刻した下半部５ｄと後半部３ＦＰ３の酸ネジ
とがかみ合って、チャック杆５が軸管１内に徐々に引き
込まれていく、軸管１は通常かかる状態にしておく。そ
して、ヘッド５ａが軸管１内に引き込まれる前に、替刃
７を装着したあるいは装着してない替刃ホルダー６の球
状体８をヘッド５ａＫ押し込めば、スリン）５ｃがある
ためにヘッド５ｍが拡開して球状体８がそこに収まる。

その状態から後半部３を更に回動してい（と、ヘッド５
畠も軸管１内に引き込まれ、球状体８はヘッド５ａ＆Ｃ
確固と保持される。刃の角度、方向を変える罠は、軸管
１の後半ＩＢ３を逆に回動してチャック杆５を軸管１か
ら露出させ、チャッキング力が弱まったところで替刃ホ
ルダー６を所望角度、方向に旋回し、再び後半部３を回
動してチャッキング丁ればよい。替刃７は適宜交換する
。第２笑施例の場合も上記したところに準するが、更に
必要に応じて後半部３とエンドキャップ４との関に補助
軸１０を螺じ付け、軸長な長くする。第３実施例の場合
は適宜刃体ｔｉを交換して使用する。その他は上記した
ところに準する。第４笑施例の場合は、替刃ホルダー６
ないし刃体１１の球状体８を細管１１１！壁の孔１２か
ら差し入れ、そのまま管内をスライドさせて球状体８を
軸管１の先端開口部に位麹させる。そして、後端開口部
から押圧棒１４を挿入し、螺進させることにより球状体
８を押圧して替刃ホルダー６ないし刃体１１を所望角度
、方向にて固定する。刃の角度、方向変更は押圧棒１４
を螺退させて行なう。なお、以上いずれの実施例におい
ても、メスは右手で扱うために軸管１に反時計方向の１
動力が加わりがちであるので、左ネジ方式を採用してお
けばその力は球状体８に対し【緊締力として作用するこ
とＫなり、′刃がグラつくおそれは皆無となる。

本発明は上述した通りであって、次のような優れた効果
を有する。

（イ）刃の角度、方向を自由に変更でき、また、罹災に
固定できるので、深部手術、遠隔切開等にも適した使い
易いメスとなしうる。

（ロ）一本の軸管でシ璽−トサイズとロングサイズとを
兼用でき、更に替刃、刃体な交換することにより多樵多
様な使い分けが可能となる。

（ハ）左ネジ方式を採用すれば刃の固定状態が緩むおそ
れが皆無となる。

四取扱いが容易で広範囲な使用に耐え、安全、迅速かつ
正確な手術が可能である。

（ホ）替刃と替刃ホルダーとを一体化した刃体な採用す
るときは、切傷のおそれある替刃交換作業が不要となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の正面図、ｊＩ２図はその分
解正面図、第３図乃至第５図はそれぞれ別個の実施例の
部分正面図である。符号の１！明

Claims

【特許請求の範囲】（１）刃部と軸管とを別体とし、刃部の末端には球状体
を設け、該球状体を細管先端部において緊締保持し、ま
た、緩締状態の際に刃部が軸管に対して旋回自在かつ脱
離可能になしたことを特徴とするメス。（２１軸管内に刃部の球状体を抱持するチャック機構を
８鼠した特許請求の範囲第１項記載のメス。（３）軸管側壁に球状体が埋入しつる大きさの孔を設け
るとともに、線孔から先端開口部に至る孔の直径より小
の幅の切割を形成し、また、軸管の末端から抑圧禅を螺
じ込んだ特許請求の範囲第１項記載のメス。（４）刃部が球状体を形成した替刃ホルダーと替刃とか
らなる％ｔＶ−請求の範８第１項、第２項又は第３項記
載のメス。（５）刃部が刃自体に球状体を形成した刃体からなる特
許請求の範囲第１項、＃！２項又は第３項記載のメス。（６）軸管に軸管延長用の補助軸を介装可能にした特許
請求の範囲第１項、１１４２項、第３項、第４項又は第
５項記載のメス。（７）球状体緊締に左ネジ方式を採用した特許請求の範
囲第１項、第２項、第３項、第４項、第５項又は第６項
記載のメス。