JPS589467Y2 - 耐火用母線支持構体 - Google Patents
耐火用母線支持構体Info
- Publication number
- JPS589467Y2 JPS589467Y2 JP1976176592U JP17659276U JPS589467Y2 JP S589467 Y2 JPS589467 Y2 JP S589467Y2 JP 1976176592 U JP1976176592 U JP 1976176592U JP 17659276 U JP17659276 U JP 17659276U JP S589467 Y2 JPS589467 Y2 JP S589467Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bus bar
- fireproof
- support structure
- support
- support member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Installation Of Bus-Bars (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は耐火用母線支持構体に係る。
従来のバスダクトは、断面矩形状の金属製ダクト内に、
その内面上下に長手方向に適宜間隔をおいて合成樹脂製
の複数の導体支持構体を取付け、これらに導体すなわち
バスバーを支持させて構成されている。
その内面上下に長手方向に適宜間隔をおいて合成樹脂製
の複数の導体支持構体を取付け、これらに導体すなわち
バスバーを支持させて構成されている。
上記構成の従来のバスダクトにおいて、導体支持構体は
例えばポリエステル等の合成樹脂により構成され、消防
法により定められた条件試験温度約３００℃における耐
熱性を示す。
例えばポリエステル等の合成樹脂により構成され、消防
法により定められた条件試験温度約３００℃における耐
熱性を示す。
しかし乍ら、母線支持構体について、最近きびしい耐火
基準が課せられることとなり、８４０℃３０分間の耐火
性が要求されることとなった。
基準が課せられることとなり、８４０℃３０分間の耐火
性が要求されることとなった。
本考案においてはそれに充分合格できる耐火母線支持構
体を提供する。
体を提供する。
以下図面につき本考案の詳細を説明する。
本考案の支持構体は第１図、第２図に示す支持部材を１
対使用して構成される。
対使用して構成される。
すなわち第１，２図において、部材は縦長の矩形状横断
面をなし、複数筒の縦方向切欠１をその上縁にそなえた
金属製又は磁器製基板２と、切欠１にそれぞれ挿入固着
され、母線を抱持する如く深いほぼＵ字状の断面を有す
る支持金具３とより成る。
面をなし、複数筒の縦方向切欠１をその上縁にそなえた
金属製又は磁器製基板２と、切欠１にそれぞれ挿入固着
され、母線を抱持する如く深いほぼＵ字状の断面を有す
る支持金具３とより成る。
而して、金具３は第２図に示すように両側壁板４の上縁
、両側縁には母線挿入時その絶縁層を損傷しないように
彎曲部５，６がそれぞれ設けられており、その底壁板７
の両端にも下方に垂下する彎曲部８が設けられている。
、両側縁には母線挿入時その絶縁層を損傷しないように
彎曲部５，６がそれぞれ設けられており、その底壁板７
の両端にも下方に垂下する彎曲部８が設けられている。
本考案の支持構体は前記の如き支持部材をそれぞれ母線
９の上下両縁に係合させて構成される。
９の上下両縁に係合させて構成される。
第３図はダクトの天板を除去して示されており、上縁に
係合させた支持部材のみが現われている。
係合させた支持部材のみが現われている。
なお、この図において図示の簡略化のため支持金具３は
省略されている。
省略されている。
なお、各母線には支持部材と係合する部分およびその近
傍に耐火絶縁層１０が施されている。
傍に耐火絶縁層１０が施されている。
この耐火絶縁層はマイカテープを例えば３層内層にポリ
エステルテープを例えば６層外層に巻回して構成するの
が最適である。
エステルテープを例えば６層外層に巻回して構成するの
が最適である。
巻回すべき区域は支持部材係合部を含み少くとも１０Ｃ
ｒｒＬとし、沿面距離を維持する如くする。
ｒｒＬとし、沿面距離を維持する如くする。
なお、前記の耐火絶縁層は、支持部近傍の絶縁上弱点と
なる部分にのみ設ければよく、他の部分は空気により良
好な絶縁状態に保たれるので設ける必要はない。
なる部分にのみ設ければよく、他の部分は空気により良
好な絶縁状態に保たれるので設ける必要はない。
上記構成の本考案支持構体は、支持部材が金属製又は磁
器製であり、母線には耐火絶縁が施されているので、前
記したきびしい耐火基準に充分適合するものとなし得る
。
器製であり、母線には耐火絶縁が施されているので、前
記したきびしい耐火基準に充分適合するものとなし得る
。
さらに、支持部材となる金属製又は磁器製基板２の切欠
１には、上縁および側縁を滑らかに彎曲させた支持金具
３が装着しであるので、母線挿入時に母線と切欠の縁部
が直接に接触することはなく、母線は前記の滑らかな彎
曲面に沿って挿入されるので、その耐火絶縁層に損傷を
生じることはなく、絶縁層の損傷に基く耐火性能の低下
を来すことはない。
１には、上縁および側縁を滑らかに彎曲させた支持金具
３が装着しであるので、母線挿入時に母線と切欠の縁部
が直接に接触することはなく、母線は前記の滑らかな彎
曲面に沿って挿入されるので、その耐火絶縁層に損傷を
生じることはなく、絶縁層の損傷に基く耐火性能の低下
を来すことはない。
第１図Ａは本考案における支持部材の正面図、同図Ｂは
その側面図、第２図Ａはその支持金具の平面図、同図Ｂ
はその断面図、第３図は本考案支持構体の一例を示す斜
視図である。 ２・・・・・・基板、３・・・・・・支持金具、９・・
・・・・母線、１０・・・・・・耐火絶縁層。
その側面図、第２図Ａはその支持金具の平面図、同図Ｂ
はその断面図、第３図は本考案支持構体の一例を示す斜
視図である。 ２・・・・・・基板、３・・・・・・支持金具、９・・
・・・・母線、１０・・・・・・耐火絶縁層。
Claims (1)
- 母線保合用の切欠を有する金属製又は磁器製の支持部材
を母線の上縁下縁にそれぞれ係合させ、前記各部材によ
り母線をダクト内に支持するものにおいて、母線の支持
部材に係合する部分およびその長手方向の近傍の区域に
耐火絶縁層を施し、切欠と母線との間には上縁および側
縁を彎曲させた支持金具を介在させたことを特徴とする
耐火母線用支持構体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976176592U JPS589467Y2 (ja) | 1976-12-31 | 1976-12-31 | 耐火用母線支持構体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976176592U JPS589467Y2 (ja) | 1976-12-31 | 1976-12-31 | 耐火用母線支持構体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5395199U JPS5395199U (ja) | 1978-08-03 |
| JPS589467Y2 true JPS589467Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=28783919
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976176592U Expired JPS589467Y2 (ja) | 1976-12-31 | 1976-12-31 | 耐火用母線支持構体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS589467Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5936104Y2 (ja) * | 1975-11-07 | 1984-10-05 | 住友電気工業株式会社 | 耐火バスダクト |
-
1976
- 1976-12-31 JP JP1976176592U patent/JPS589467Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5395199U (ja) | 1978-08-03 |
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