JPS58944A - 芳香族アミンのアルキル化並びにアラルキル化 - Google Patents

芳香族アミンのアルキル化並びにアラルキル化

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JPS58944A
JPS58944A JP57102330A JP10233082A JPS58944A JP S58944 A JPS58944 A JP S58944A JP 57102330 A JP57102330 A JP 57102330A JP 10233082 A JP10233082 A JP 10233082A JP S58944 A JPS58944 A JP S58944A
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formula
reaction
alkyl
acid
phenyl
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JP57102330A
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フレデリツク・ハロルド・ハウエル
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Novartis AG
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Ciba Geigy AG
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C209/00Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton
    • C07C209/68Preparation of compounds containing amino groups bound to a carbon skeleton from amines, by reactions not involving amino groups, e.g. reduction of unsaturated amines, aromatisation, or substitution of the carbon skeleton

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ラルキル化並びにこのようにして製造される芳香族アミ
ン類に関する。
アニリンは通常は20 0’C以上、しかし特別に活性
なオレフィンを用い,生成時に水を厳密に除去できれば
それ以下の低い温度でアルキル化が可能であることは知
られている〇 本発明の目的は特別に活性なオレフィンや高温度に頼る
ことなく、従来法より穏やかな条件下に種々のアルキル
化剤を用いてオルト又はバラアルキル化アニリンを生成
する新規な方法を提供す〜ることである。
芳香族アミンとアルキル化剤との反応を酸触媒の存在下
に酸性水媒体中で行なうと、前記目的が完全に達せられ
既知の方法の限界を越えられることが意外にも発見され
た。
本発明によって弐Iの化合物 並びにその有機又は無機酸塩或いはその金属塩錯体を生
成する方法が提供される0但し、式i中nは1,2又は
3であり、R1はH、ハロゲ:/、CF’。
CCt3、C1 ないしC,の直鎖若しくは分岐鎖のア
ルキル又は、フェニル、R2はH、ハロゲン、又はcl
ないしC,の直鎖又は分岐鎖アルキルであり、ZはNH
2基に対しオルト又はパラ位に結合された次式をもつ残
基である。
3 ■ 一C−R。
」 へ (式中R3はH又はCIないしC,の直鎖アルキル、R
4はC1ないしC4の直鎖アルキル又はフェニルそして
R,はC1ないしC8の直鎖若しくは分岐鎖アルキル又
はフェニル或いはR3とR4及び/又はR4とR,は、
それらが結合されている炭素原子と一緒になってシクロ
ヘキシレン環であっても良い) か5る方法は式■を有する芳香族アミン(式中R8とR
2は前記と同じ)と、式■のアミンのベンゼン環のNH
2基に対してオルト又はパラ位にZ残基・を導入するこ
との可能なアルキル化剤(I[l)の3モル以下とを反
応することより成る。か\る反応は、酸触媒の存在下に
用いた酸の量に対し少くとも30重量%の水含量となる
ような酸性水媒体中で昇温して行うと効果的であり、所
望によって式1の化合物を有機若しくは無機酸の塩又は
金稿塩錯体に転化しても良い〇 アミン■とアルキル化剤■とのモル比は1o:1ないし
1:3の範囲で変化できる。過剰のアミンUが用いられ
た時には、過剰量は・例えば蒸溜番こよって回収して再
循環できる。
R8基とR2基がハロゲンである場合はF、Ct・Br
、Iの何れでも良く、好ましくはF又はCtが良い。R
,基とR2基がC8ないしC6のアルキル残基なら、例
えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル・n
−ブチル、5ec−ブチル、イソブチル、t−ブチル、
n−ペンチル又はネオペンチル基であって良い。好まし
いアルキル基R+4Rzはメチルとエチルである。
R3基とR4基がC1ないしC4のアルキル残基である
なら、例えばメチル、エチル、n−プロピル又はn−ブ
チル基であって良いO R6基がC1からC8の直鎖文は分岐鎖アルキル基であ
るなら、例えばメチル、エチル、n−プロピル、   
 ゛イソプロピル、n−ブチル、5eC−ブチル、イソ
ブチル、n−ペンチル、ネオペンチル、n−ヘキシル、
n−へブチル、又はn−オフチル基であって良い。R8
とR3又はR4と83両残基がそれらの結合した炭素原
子と一緒に一個ってシクロヘキシル残基を形成している
なら、Z残基は、例えば1−メチル−シクロヘキシ−1
−イル、1−玉子ルーシクロヘキシー1−イル、又は1
−フェニル−シクロヘキシ−1−イル残基であって良い
0 R8とR6両残基がそれらの結合した炭素原子と一緒に
なってシクロヘキシレン残基を形成し、R6残基がその
結合した炭素原子と共に前記シクロヘキシレン残基に連
結されてもう1つのシクロ・\キンレン残基を形成して
いるなら、2残基はアダマント−1−イル残基であって
良い〇 本発明の方法によって生成できる式■の好ましい生成物
は・nとR1が前記の定義を有し、R2がHであり、R
3がH又はCH3であり、 R,がCH3であり・R6
がC1ないしC8のアルキル・又はフェニルである生成
物である。本発明の方法によって生成できる更に好まし
いものは、nが前記定義を有し、R1がl(又はハロゲ
ン好ましくはCtであり、R2がHであり、FL3がH
又はCH3であり、R4がCH3であり・R5がC8な
いしC6のアルキル又はフェニルである生成物である〇 式1の化合物の塩として好適なものは、例えば塩酸塩、
奥酸塩、硫酸塩、隣酸塩、メタンスルフォン酸塩、p−
トルエンスルフォン酸塩、ぎ酸塩、しゆう酸塩、アジピ
ン酸塩及びイソフタル酸塩である。金属塩錯体の例は、
塩化亜鉛及び塩化すず錯塩である。
本発明の方法で生成できる式■の化合物の例を挙げると
・4−t−ブチル−アニリン、4−(1゜1.3.3−
テトラメチルブチル)−アニリン、4−(アダマント−
1−イル)−アニリン、4−クミルアニリン、2−クミ
ルアニリン、2−イソプロピルアニリン、4−イソプロ
ピルアニリン、2.4−ジイソプロピルアニリン、2.
6−ジイソプロピルアニリン、2,4.6−1−リイソ
ブロピルーアニリン、4−シクロへキシルアニリン、4
−(1−メチルシクロヘキシ−1−イル)−アニリン・
4−t−ブチル−2−メチルアニリン、4−クミル−2
−メチルアニリン、2−クミル−5−メチルアニリン、
2−クミル−4−メチルアニリン、4−クミル−2,6
−シメチルアニリン、4−クミル−2−エチルアニリン
、4−クミル−2,6−ジニチルアニリン、4−クミル
−2−イソプロピルアニリン、4−クミル−2,6−ジ
イソプロピルアニリン、4−クミル−2−5ee−ブ千
ルアーニリン、4−クミル−2−エチル−6−メチルア
ニリン、4−クミル−2−イソプロヒル−6−メチルア
ニリン、4−クミル−2−Bec−ブチル−6−メチル
アニリン、4−クミル−2−sec−7’チル−6−ニ
チルアニリン、4−クミル−2−フェニルアニリン、2
−クロロ−4−’t−ブチルアニリン、4−(アダマン
ト−1−イル)−2−クロロアニリン、2−クロロ−4
−クミルアニリン、2−クロロ−4−クミル−5−メチ
ルアニリン、4−t−ブチル−2,6−ジクロロアニリ
ン、4−(アダマント−1−イル)−2,6−ジクロロ
アニリン、4−クミル−2,6−ジクロロアニリン、4
−クミル−2,3−ジクロロアニリン、4−クミル−2
,5−ジクロロアニリン、2−ブロモ−4−クミルアニ
リン、4−クミル−2−フルオロアニリン、4−クミル
−3−フルオロアニリン、4−クミル−2−トリフルオ
ロメチルアニリン、及び4−クミル−2−トリクロロメ
チルアニリンである。
式■の芳香族アミンと弐■のアルキル化剤との反応は、
好ましくは共触媒として金属塩の存在下、所望によって
は加圧、下に−行うと効果力5あるOアミン■と反応さ
れるアルキル ばオレフィン基/、水酸基、アミノ基,ノ10ゲ′ン基
又はエーテル基の゛ような活性点を有しており・これは
アルキル化反応の過程で除去、転移又cマ転位される。
反応はカルボニウムイオン機構で進trと推定されるの
で、アルキル 序は第1級又は第2級カルボニウムイオンを供与するも
のより第3級のものを供与する牛)の力5良G)0本発
明の方法の必須要件は、使用する酸を基準として少(と
も30重量%の水が反応混合物中番こ存在することであ
るO酸に比例した実質的量の水の存在が、反応混合物を
均質溶液と成らしめるために重要である0好ましG)例
として塩酸力5酸触媒として使用されて良く、市販の濃
塩酸(36重量%)の場合HCtqこ対して水の量が、
64重量%であって好都合である。反応混合物全電番こ
比して大過剰j   ・の水は、一定の又応益容積での
生産効率力)ら観て避けるべきことは当然であるO所望
なら、反応中に不活性であるような他の溶媒が更に存在
しても良い。
該反応は昇温下例えば30°から200℃好ましくは1
00°から190℃の範囲の温度にて行なうと効果があ
る。約110℃以上の反応温度を用いるときは、例えば
密閉ガラス反応器のような適切な耐圧容器又はタンタル
張り反応器のような耐酸圧力容器中で加圧反応を行うと
よい。好ましくは100気圧以下の何れかの圧力を用い
ると良い。
本発明の方法の他の必須要件は、触媒として酸を用いを
ことである。酸は無機又は有機又はその部分塩であって
良い。このような酸の例を挙げると塩素酸、硫酸、オ・
ルト燐酸、アルキル、アリル−又はアラルキル置換無機
酸〜例えばメタン−又はエタン−スルホン酸、ベンゼン
スルホン酸、p−トルエンスルホン酸及びメタン燐酸ニ
ジクロロ酢酸、トリクロロ酢酸、又はトリフルオロ酢酸
がある。存在する酸触媒と芳香族アミンのモル比率はモ
ル比率は、0.25から1.“5、特に0.5から1.
0の範囲が好ましい。好ましい酸は塩酸である0アルキ
ル化反応は共触媒の存在下に実行されるのが好ましく、
か\る共触媒は元−素周期律表のII,III又は■族
の金属の塩、酸化物、水酸化物又は炭酸塩であるのが良
い。このような金属の中好ましl,Nものは, Mg 
、 Cd’ 、 Zn 、 At, Fe 、 Co及
びNiである。金属塩としては反応触媒となる酸と共通
なイオンを持つものが好ましく、例えばノ10ゲン化物
、硫酸塩又は燐酸塩であって良い。もし金属の炭酸塩、
酸化物又は水酸化物が共触媒として使用される時には、
酸が金属と塩を形成することを考えてアルキル化反応触
媒として必要な量以上に十分に添加すべきであ.る0金
属塩は芳香族アミン1モル当たり、高々1.0モル、特
に0.25から0、5モルの範囲の濃度で存在するめが
良いO共触媒として好ましいハロゲン化金属はZnCl
2であるOアルキル化反応の終了後アルキル化芳香族ア
ミンは塩基で処理して酸又は酸/金属塩錯体を除去する
。この目的に適当な塩基はアルカリ金属の水酸化物、炭
酸塩、重炭酸塩及び水酸化アンモニウムである。好まし
い塩基は水酸化アンモニウムとナトリウムである0これ
ら塩基は共触媒がZnCl2の時には格別に好ましいも
ので、この場合最初沈澱した塩基性亜鉛塩は過剰の塩基
と共に容易に再溶解されるのでアルキル化芳香族アミン
を容易に分離することかで・きる・ 弐■のアミン類の例を挙げるとアニリン・Olm、及び
p−トルイジン、0−エチルアニリン、0−イソプロー
ピルアニリン、o −5ee−ブチルアニリン、〇−及
びm−フルオロアニリン、0−クロロアニリン、0−ブ
ロモアニリン、2,6−シスチルアニリン、2,6−ジ
エチルアニリン、2゜6−ジインプロピルアニリン、2
−エチル−6−メチルアニリン、2−メチル−6−イツ
ブロピルアニリン、2−5ee−ブチル−6−メチルア
ニリン、2−5ee−ブチル−6−エチルアニリン、2
−クロロ−5−メチルアニリン、2−クロロ−6−メチ
ルアニリン、5−クロロ−2−メチルアニリン、2−フ
ェニルアニリン、2,6−ジクロロアニリン、2.3−
ジクロロアニリン、2,5−ジ8りOロアニリン、2−
トリフルオロメチルアニリン、2−トリクロロメチルア
ニリンである。
本発明の方法で用いられごアルキル化剤■は式■を有す
る芳香族アミンのベンゼン核に2残基を導入することの
可能なオレフィン、アルコール、アルキルアミン、ハロ
ゲン化アルキル、又はエーテルであって良い。アルキル
化剤■中に含まれる活性中心は水素、OH・ハロゲン、
オレフィン結合或いは3級炭素原子付のNH2基であっ
て良い。アルキル化剤■の例を挙げると、 a)オレフィン類: 直鎖若しくは分岐鎖のオレフィン、環状オレフィン又は
フェニル置換オレフィンでも良い。芳香族アミンの(ア
ル)アルキレーションに適したオレフィン類の例は、プ
ロピレン、ブテン−1、ブテン−2(シス又はトランス
)、ペンテ−ンー1、ペンテン−2(シス又はトランス
)、ヘキセン−1、ヘキセン−2(シス又はトランス)
・ヘプテン−1、オクテン−1、インブチレン、2−メ
チルブテン−1,2−メチルペンテン−1,2,4−ジ
メチルペンテン−1,m、s−ジメチルヘキセン−1,
2,4,4−トリメチルペンテン−1゜2.4.4−ト
リメチルペンテン−2(ジイソブチレン)、シクロヘキ
セン、1−メチル−シクロへキー1−セン、1−エチル
シクロへキー1−セン、1−フェニルシクロベキ−1−
セン、スチレン、α−メチルスチレンである。
b)アルコール類: 直鎖若しくは分岐鎖アルコール、環状アルコール又はフ
ェニル置換アルカノールであっテ良い01級、2級又は
3級アルコールが用いうる0特に3級アルコールは2級
より好ましいものであり・また2級アルコールは1級ア
ルコールより好ましい。しかしながら成る種の1級アル
コールはプロセス条件により好ましい2級又は3級カル
ボニウ、ムイオンに成る様に転位できる事が認められよ
う。
芳香族アミンのアルキル化に適したアルコールの例とし
ては、インプロパツール、n−ブタノール、イソ−ブタ
ノール、lN1e−ブタノール、tert−ブタノール
、2−メチルブタン−2−オール、1−メチルシクロヘ
キサン−1−オール、1−メチルシクロヘキサン−2−
オール、1−イソプロピルシクロヘキサン−2−オール
、−α、α−ジメチルペンシルアルコール、2,5−ジ
メチルヘキサン−2−オール、2,4−ジメチルペンタ
ン−2−オール及びl−アダマンタノールである。
C)アミン類: 3級炭素原子にアミノ基の付いた3級アルキル置換アミ
ン類は芳香族アミンのアルキル化に用いつる0例として
はtert−ブチルアミンがあるo7d)ハロゲン化物
: ハロゲン化アルキルは1級、2級又は3級で良い。直鎖
又は分岐鎖を有して良く、アルキル、シクロアルキル又
はフェニルアルキルのハロゲン化物でも良い。か\る化
合物の例はtert−ブチルクロリド、2,4.4−ト
リメチル−2−クロロペンクン又はα、α−ジメチルベ
ンジル−クロリドである。
e)エーテル類ニ ジアルキル又はアノにキルフェニルエーテルが良い。例
としてはα、α−ジメチールベンジルメチルエーテル及
ヒフェニルtert−フfルエーテルかア・る。
前記アルキル化剤の中、オレフィン類とアルコール類が
好適である〇一般に3級カルボニウムイオンを与えるア
ルキル化剤が好ましい。特に姓ましいアルキル化剤とし
ては、インブチレン、ジイソブチレン、プロピレン及び
α−メチルスチレンが挙げられる〇 本発明の方法はアルキル−、フェニル−、ハロアルキル
−1及びハロ核等広範囲の置換芳香族アミンのアルキル
化又はアラルキル化に適用されるものであり、アニリン
自体から置換基がヘンゼン環の炭素原子に付加したよう
な多重置換アニリンにまで適用できる。
これに対して先行技術の方法ではアニリン又はその短線
な誘導体例えばp−アミノフェノール、o−又はp−ア
ニシジン或いはアンスラニル酸エステルに対してのみし
か適用できなかった〇本発明の方法は巾広い分子量を持
つ広範囲のアルキル化剤すなわちC3からC10のオレ
フィン、アルコール、アミン、ハロゲン化物及ヒエーテ
ルヲ用いることができ、しかも反一応の温度と圧力条件
は公知の方法に比べて穏やかなものである〇式Iの化合
物は染料中間体、プラスチ゛ツク添加剤(例えば英国特
許明細書第1347008号を参照の事)、ゴムやオイ
ル添加剤等並びlこ生物活性化合物(例えば英国特許明
細書第1219698号及び1250224号を参照)
の製造に有用である。
以下に実施例をあげてこの発明を説明するが、特に示さ
ぬ限り部及び百分率は重量基準であり、表示した圧力は
ミリバール争位(mb)である。
実施例1 279部のアニリンと222部の3級ブチルアルコール
と前もって102部の無水塩化亜鉛を溶解させた153
部の36%塩酸水溶液とを14のタンタル張りオートク
レーブ中に密封し175℃で90時間攪拌した。反応混
合物は冷却後オートクレーブから出し15 ’00部の
水に溶解した750   □部の水酸化すl−11ウム
で処理した0有機相は分離後水洗し蒸溜してmb2o7
0−150℃ の留分を407部得た。蓋部物のGLC
分析の結果は以下の成分を含有していたニアニリン7.
2重量%、p  tert −ブチルアニリン82重量
%(文献値す、9.228−230℃、m、p、 −1
7℃)、2,4−ジーtert −ブチルアニリン4.
6重量%。p−t−ブチルアニリンの収率は75%であ
る。
実施例2 実施例1に記載のtert−ブチルアルコールの代りに
ジイソブチレン336部を用いて同様の反応を行なった
0蓋部番こよりmb2o60−180’Cの留分を41
1部得たがそのGLC分析結果は以下の百分率組成を有
していた。アニリン21.9重量%・p−tert−ブ
チルアニリン2.5重量%・p−(1゜1.3.3−テ
トラメチルブチル)アニリン71.4重量%、未知物質
4.2重量%op−(1,1,3゜3−テトラメチルブ
チル)アニリンの収率は48%である。前記留分を分留
し、mb2o153−4℃で純粋なp (L 1.3+
3−テトラメチルブチル)アニリンを得た(文献値、m
by112 115℃)0重量百分率組成は以下の通り
であった。
炭素 水素 窒素 測定値        81.89  II、29 6
.96計算値(C,、H23Nとして)  81−89
 11.29 6.82実施例3 14.0部のアニリンと15.3部の36%塩酸と10
.2部の塩化亜鉛と11.4部の1−アダマンタノール
とをガラス管中に密封し、揺動オートクレーブ中に設置
した後窒素で20気圧に加圧した0175℃で33時間
揺動しまた後反応生成物を100部の水に溶解した50
部の水酸化ナトリウムで分解し、13.3部の4−(1
−アダマンチル)アニリンをmb07174−6℃にて
得た。収率は78%であった。エタノールで結晶化する
と無色板状となりm、p、 106−8℃(文献値10
5℃)で、以下の重量百分率組成であった。
炭素 水素 窒素 測定値         84.30 9.07 6.
08計算値(CI6H21Nと′して)  84.53
 9.31 6.16実施例4 1・8.6部のアニリンと20.4部の36%塩酸と1
3.6部の塩化亜鉛と23.6部のα−メチルスチレン
とを攪拌しながら24時間還流した。実施例3と同様に
処理し、32.9部の4−クミルアニリンをmb417
5−80℃ にて留出した( GLCにより93%純度
基準で収率は78%)0 精製はN−アセチル誘導体m、p、129−31℃の加
水分解で行なわれ、純粋な4−クミルアニリンはmb、
166−8℃ であり以下の重量百分率組成を有した〇 炭素 水素 窒素 測定値          85.23 8.19 6
.66計算値(Cl5HI7N  として)   85
.26 8.11 6.63実施例5 78.6部のアニリンと38.0部のp−1ルエンスル
ホン酸1水塩と25部の水と23.6部のα−メチルス
チレンとを攪拌しながら24時間還流した0反応後に依
絶存在する有機相をエーテルで希釈して分離し、水相は
水酸化すl−IJウム水溶液でアルカリ性とした。有機
相は次いでエーテルを分離し14.6部のmb2618
6−214℃ 留分を得た。
GLC分析により留分は以下の成分を含有していた02
−クミルアニリン15.1tj−量%、α−メチルスチ
レン2量体21.5重量%、4−クミルアニリン60.
2重量%。
実施例6 9.3部のアニリンと10.2部の36%塩酸と6.8
部の塩化亜鉛と12.6部のプロピレンとをカラス管に
密封し揺動オートクレーブ中に設置した後窒素で60気
圧に加圧し7:o175℃で60時間揺動した後反応生
成物を50部の水中の25部の水酸化ナトリウムで処理
し・蓋部により19.5部のmb2(1120−155
℃留分を得た。留分はGLC分析すると下記の成分を有
していた。アニリン0.9重量%、0−イソプロピルア
ニリン2.3重量%、p−イソプロピルアニリン2.3
重量%、2.6−ジイツブロピルアニリン5.0重量%
、2,4−ジイソプロピルアニリン7.5重量%、2 
、4 、6−トIJイソプロピルアニリン64.1重量
%。
これまでの実施例に記載した一般的方法が第1表に要約
した実施例7から27での調製においても同様に用いら
れている。
特許出願人 チバーガイギー アクチェンゲゼルシャフト第1頁の続

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  式lを有する化合物並びにその有機若しくは
    無機酸塩又は金属塩錯体の製造方法であって、(式■中
    nは1,2又は3でありR1はH・ハロゲン、CF、、
    CCt、・C0ないしC6の直鎖若しくは分岐鎖アルキ
    ル又はフェニルであり、R2はH、ハロゲン又はC1な
    いしC6の直鎖若しくは分岐鎖アルキルであり、2はN
    T(2基に対してオルト又はパラ位に結合された次式を
    有する残基である3 −C−R。 4 〔式中R3はH又はC1ないしC4の直鎖アルキルであ
    り、R4はC3ないしC4のに鎖アルキル又はフェニル
    であり・R3はC1ないしC8の直鎖若しくは分[1ア
    ルキル又はフェニルであり、或いはR3とR4及び/又
    はR4とR5はそれらが結合されている炭素原子と一緒
    になってシクロヘキシレン環であっても良い]) 式■を有する芳香族アミンと、 (式■中R1とR2は前記と同じ) 弐■のアミンのNH2基に対してオルト又はパラ位のベ
    ンゼン核にZ残基を導入させることのできるアルキル化
    剤(III)の3モル以下とを反応させるに当たり、酸
    触媒の存在下に、用いる酸の量を基準にして少くとも3
    0重量%の水含量となるような酸性水媒体中で昇温下に
    該反応を行なうことから成り、且つ所望によっては式■
    の化合物を有機又は無機酸の塩或いは金属塩錯体に転化
    してもよいことを特徴とする式■及びその誘導体の製造
    方法。 (2)  アミン■とアルキル化剤■とのモル比が10
    :1.ないしl:3である特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 (3)  式■の化合物のnとR,は特許請求の範囲第
    1項記載の通りであり、IIL2はHであり、R3はH
    又はCH,であり、R4はCH3であり、R6はC3な
    いしC8のアルキル又はフェニルである特許請求の範囲
    第1項記載の方法〇 (4)式Iの化合物のれは特許請求の範囲第1項記載の
    通りであり、R1はH又はハロゲンであり・R2はHで
    ありs R4はH又はCH,であり、R4はCH3であ
    りs R5はCIないしC8のアルキル又はフェニルで
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5)前記反応各30°ないし250℃の温度範囲で行
    なう特許請求の範囲第1項記載の方法。 (6)前記反応1100°ないし190℃の温度範囲で
    行なう特許請求の範囲第1項記載の方法0(7)前記反
    応温度が110℃以上であり且つtoo%圧より低い高
    圧で反応させる特許請求の範囲第1項記載の方法。 (8)前記酸触媒が塩酸である特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 (9)前記反応が元素周期律表[1,III又は■族の
    金属の塩、酸化物、水酸化物又は炭酸塩を共触媒として
    存在させて行なう特許請求の範囲第1項記載の方法0 0Q  前記金属塩が芳香族アミン1モル当たり1モル
    以下の濃度で存在する特許請求の範囲第9項記載の方法
    。 0υ 前記共触媒がZ11CL2である特許請求の範囲
    第9項記載の方法0 021  前記アルキル化剤■が式…の芳香族アミンの
    ベンゼン核にZ残基を導入させることのできるオレフィ
    ン、アルコール、アルキルアミン、ハロゲン化アルキル
    又はエーテルである特許請求の範囲第1項記載の方法0 (13)前記アルキル化剤がイソブチレン、ジイソブチ
    レンプロピレン又はα−メチルスチレンである特許請求
    の範囲第1項記載の方法。
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