JPS589267B2 - スタ−リングエンジンに適用されるシ−ル装置 - Google Patents

スタ−リングエンジンに適用されるシ−ル装置

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JPS589267B2
JPS589267B2 JP51005682A JP568276A JPS589267B2 JP S589267 B2 JPS589267 B2 JP S589267B2 JP 51005682 A JP51005682 A JP 51005682A JP 568276 A JP568276 A JP 568276A JP S589267 B2 JPS589267 B2 JP S589267B2
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JP
Japan
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pressure
seal
ring
leakage
working fluid
Prior art date
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JP51005682A
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English (en)
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JPS5289741A (en
Inventor
菅原英祐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Piston Ring Co Ltd
Original Assignee
Nippon Piston Ring Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Piston Ring Co Ltd filed Critical Nippon Piston Ring Co Ltd
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Priority to US05/759,701 priority patent/US4093239A/en
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Expired legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02GHOT GAS OR COMBUSTION-PRODUCT POSITIVE-DISPLACEMENT ENGINE PLANTS; USE OF WASTE HEAT OF COMBUSTION ENGINES; NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02G1/00Hot gas positive-displacement engine plants
    • F02G1/04Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type
    • F02G1/043Hot gas positive-displacement engine plants of closed-cycle type the engine being operated by expansion and contraction of a mass of working gas which is heated and cooled in one of a plurality of constantly communicating expansible chambers, e.g. Stirling cycle type engines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えばスターリングエンジン用として好適な
シール装置に関する。
特に、スターリングエンジンは、最近自動車公害が重要
視されるにつれ、その排気清浄性が良いことから注目さ
れ、更にトルク特性、騒音、燃費が優れ、耐久性、整備
性もガソリン機関より良いといわれる為、一層その開発
が期待され始めている。
特に作動流体を空気から高圧の水素或いはヘリウムに換
えたことと熱交換器の温度効率の上昇によって熱効率も
内燃機関のそれと等しいか、それを上回るような値を持
つに至っている。
ところが、高圧密閉の水素やヘリウムのような低分子量
の小さい作動流体を採用することによって、シリンダよ
りの作動流体の漏洩が新たな問題となっている。
即ち、分子量が小さい為にピストンロツドとシリンダ壁
とのシール部からも漏洩し易くなっていることが実用化
に大きな隘路となっている。
ところが、従来のゴム材によるロールソックス型のもの
ではシールは完全だが反面その材質から耐久性、耐候性
に大きな問題があった。
そこで本発明は、スライディングシール形式に改良を加
えることによって、シールを完全にすると共に、剛久性
のあるシール装置を得ることを目的とする。
即ち、本発明は往復動するピストンロンドに対してブロ
ックシール部を設け、且つ該ブロックシール部より漏洩
した作動流体を1台の圧縮機により加圧してシリンダ室
へ決められたタイミング時間内に戻すように構成した返
還サイクルを形成したシール装置を提供するものである
以下、一実施例を図面と共に詳述する。
図1に於いて、例えば複動式スターリング機関のシリン
ダ室の下部と垂下するピストンロツド1が示される。
そして本発明のシール装置の主要部は、図に示されるよ
うに、シールブロックと漏洩流体の返還サイクルに分れ
ていて作動流体の洩れを完全にシールし、必要なら下方
に液体シール部が構成される。
最初の段階に設けられるシール部分は、ブロックシール
部2であって、シリンダ側よりブッシュ20、ブレーカ
ーリング21が設けられ、中心となるシールブロック2
2群が後に続いている。
なおブレーカーリング21は、一応無潤滑で洩れをブッ
シュ20と共に前段階的に防止するもので、シールブロ
ック22群の負担を軽減する。
シールブロック22は、ピストンロツド1へ接触して、
洩れを防ぐロツドパッキングリング220と、該ロツド
パッキングリング220と面接触してロツドパッキング
リング220が摩耗や破損した際にその保護と救助の役
を果すバックアップリング221を設ける。
ロツドパツキングリング220とバックアップリング2
21の構造は共に同じであって、ドーナツ状のリング片
を半径方向などに分割したものを該リング220の円周
溝223内へ嵌入したリングコイル224によって、円
の中心部へ圧縮力を加えるように構成されており、従っ
てピストンロツド1が上下動して、仮令軸心より外れて
ブレても、ブロツク片222とリングコイル224との
共同作用により、シール作用を大きな抵抗を受けること
なしに円滑に行なうことができる。
又、シールブロック2の下方には必要なら減圧室3が設
けられても良く、減圧室3は拡大されているので作動流
体は大きな圧力損失を生じてシリンダ内との圧力調整を
行なうことができる。
減圧室3の下方には必要に応じて第2段階の液体シール
部4が設けられても良く、完全に作動流体を外部へ洩ら
すことがないように備えられる。
そして液体シール部4としては、液体シール室6を挾ん
で、上方に中間シールユニット5と、下方に液体用シー
ル部7が設けられる。
中間シールユニット5は、上方から、シールブロック2
と同様に、ロツドパッキングリング50が数段配置され
、続いてスクレーパリング51が備えられている。
ロツドパッキングリング50は、減圧室3からの作動流
体の洩れ分を抑制して圧力損失を増加させ、後に続くス
クレーパリング51の活動を助ける。
即ち、スクレーパリング51は、ロッドパッキングリン
グ50をベースとして、ピストンロッド1と接触する面
に真ちゅう等により製作されたリング511が嵌着され
ているもので、下方の液体シール室6に於いて、ピスト
ンロツド1に附着した液体を該リング511によって拭
払するために構成される。
尚液体としては、ピストンロッド1と非親和性の、表面
張力の大きいもの、例えば水銀やオイルが好ましい。
液体シール室6の下方には、液のシールとして、シール
リング70とOリング71との組合せシール、■パッキ
ン73などの液体用シール部7が設けられている。
また、本発明の重要な構成の一つとして洩れた作動流体
が各部分に滞溜するのを、及び漏洩をできるだけ抑制す
るために、シールブロック部2より漏洩した作動流体を
シリンダ室内へ戻すリターンパイプ31が設けられる。
作動流体の戻り回路は、図2で示すように、シールブロ
ック2から漏洩圧力Pvでリターンパイプ31を引出し
圧縮機Cに入る。
圧縮機Cでα分加圧された戻し圧力PA=PV+αは、
タイミングバルブT−Vが開いた時にシリンダ室内に押
し込められる。
タイミングバルブT−Vは圧力検出器Pかクランク角検
出器Rにより適宜時期開放又は閉鎖される。
又、作動流体が長期に亘って使用した際に減少した場合
は、予備タンクTを設けておいて適宜補給することもで
きる。
尚、図1では、リターンパイプ31は、シールブロック
群22を通り、減圧室3を経由して外側へ増り出されて
いる。
そして、リターンパイプ31を増り出す位置は、シリン
ダ室に近い所では、戻す場合、まだ漏洩圧力PVが高い
ので室内の圧力PCに対して+αの圧力を圧縮機で加圧
するのみでピストンのサイクルの広い範囲に亘って戻す
タイミング(再循環タイミングと呼ぶ)を長くとれるの
で有利である(図3参照)。
即ち、シリンダ室内の圧力PCより+α分高く昇圧すれ
ば、高い漏洩圧力PVは、図3でみてサイクルの上方の
高い室内圧力PCへ押し込めるので、押し込めのタイミ
ング時間Tcを長くとれる。
ところが、漏洩圧力P■を高くするとコンプレツサの強
度上の問題が発生し、シール装置としてはコストが高く
なり適当でないものとなるので、できるだけ取出し位置
はシリンダ室から遠くの位置に設けるのが好しいという
ことになり、これら2つの相反する条件を満す配置が期
待される。
そこで、最適なものとして、圧縮機の条件により、取り
出し口の位置を決める。
(1)通常圧縮機の圧縮比がε〉2となると圧縮熱が発
生し、そのためシリンダを水冷にする必要があった。
(2)戻し圧力PA=PC十αと漏洩圧力との差△P=
PA−PVが大きいと多段圧縮の必要がある。
そこで(1)に対しては空冷方式の範囲にとどめるよう
圧縮比ε≦2として空冷方式とする。
又、(2)に対しては、1段圧縮にて加圧できる範囲内
の△Pを求める。
(例えばシリンダ圧120kg/cm’に対して取り出
し圧PV2kg/cm’では多段とせねばならず、コス
トの大きな上昇を招く。
)従って、ε=2を最大限の圧縮比として許容される圧
力比を求めると圧縮機内の圧縮は断熱変化として PVvV一PAvAkから vV,VA:圧縮前後の容
積 ”A/PV = ( VV/VA ) k,圧縮比:ε
=vV/VA=2 k=1.4を代入して、PA/Pv=21、4#2.6
3P〃え二0.38 そこで、戻し圧力PAが1 0 0 kg/cm’であ
るなら、洩れの増出口の漏洩圧力Py = 3 8 k
g/cm’となる。
シリンダ室へ押し込む場合の圧力PAは、シリンダ室の
圧力PCより高くなければならないので、この場合のシ
リンダ室の圧力PCが100kg/cm’より小さい値
以下の範囲で押込みが可能となる(図3で斜線の範囲内
)。この押し込みのタイミング時間Tcの設定は、従っ
て高圧・低圧部(低圧部ではタイミング時間Tcが短く
なり不適当。
)の領域を除いた範囲が選ばれることになり、室内圧P
の平均圧力付近は波形が対称的な為に制御し易く選択し
易い。
又、洩れ量は多くないので小型の圧縮機をあてることが
できる。
このように、本発明は、シールブロックと戻し構成のシ
ール部を備えてシールの完全を期すと共にシールブロッ
ク部より洩れた作動流体をシリンダ室へ戻すという経済
的で有効なリターン構成を備えることによって、たとえ
分子量の小さい流体を取扱うスターリング機関に於いて
も充分に実用に供することのできるシール装置を得るこ
とが可能となる。
特に1台の圧縮機でもってエンジンサイクルに対し、合
理的な戻し構成を備えることによって経済的で実用的な
効果を一層促進できる。
更に、シールブロックの他に前記漏洩流体の戻し構成を
設けたために、ピストンロツド部に対するシール部の長
さを短縮でき、従ってエンジンの寸法を小さくとれ、エ
ンジンそのものを小型化できるという特有の効果を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はシリンダ室より垂下したピストンロツド1に対
し、シール部を設けた本発明の一実施例を示す。 第2図はシールブロック部2より漏洩した作動流体をシ
リンダ室内へ、機関の周期と関連して戻す機構の概念図
を示す。 第3図は機関サイクルに対して漏洩流体を戻すタイミン
グ時間を表示したものを示す。 2・・・・・・ブロックシール部、220・・・・・・
ロツドパッキングリング、3・・・・・・減圧室、31
・・・・・・リターンパイプ、4・・・・・・液体シー
ル部、5・・・・・・中間シールユニット、6・・・・
・・液体シール室、7・・・・・・液体用シール部、C
・・・・・・圧縮機、T.V・・・・・・タイミングバ
ルブ、P・・・・・・圧力検出器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スターリングエンジンのシリンダとピストンロツド
    1とのシール装置に於いて、シリンダより垂下したピス
    トンロツド1に対して、ブロックシール部2を設け、且
    つ該ブロックシール部2より漏洩した作動流体を1台の
    圧縮機により加圧してシリンダ室へ決められたタイミン
    グ時間内に戻すように構成した返還サイクルを形成した
    ことを特徴とするスターリングエンジンに適用されるシ
    ール装置。
JP51005682A 1976-01-21 1976-01-21 スタ−リングエンジンに適用されるシ−ル装置 Expired JPS589267B2 (ja)

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JP51005682A JPS589267B2 (ja) 1976-01-21 1976-01-21 スタ−リングエンジンに適用されるシ−ル装置
US05/759,701 US4093239A (en) 1976-01-21 1977-01-17 Piston rod sealing arrangement for a stirling engine
DE2702428A DE2702428B2 (de) 1976-01-21 1977-01-21 Dichtungsanordnung für die Kolbenstange einer Hochdruckhubkolbenmaschine

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JP51005682A JPS589267B2 (ja) 1976-01-21 1976-01-21 スタ−リングエンジンに適用されるシ−ル装置

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JPS5289741A JPS5289741A (en) 1977-07-27
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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