JPS589079B2 - 耐火繊維熱絶縁組成物 - Google Patents

耐火繊維熱絶縁組成物

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JPS589079B2
JPS589079B2 JP52042124A JP4212477A JPS589079B2 JP S589079 B2 JPS589079 B2 JP S589079B2 JP 52042124 A JP52042124 A JP 52042124A JP 4212477 A JP4212477 A JP 4212477A JP S589079 B2 JPS589079 B2 JP S589079B2
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    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/24Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing alkyl, ammonium or metal silicates; containing silica sols
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、「湿式パック」として知られている含水包装
に使用されるのに特に適した耐火繊維熱絶縁組成物に関
する。
典型的な耐火繊維熱絶縁ブランケットは比較的柔軟でか
つ弾性があり垂直に置いたとき自己支持能力は事実上な
い。
しかし、応用例によっては、耐火繊維組成物を自己支持
させそれで最終製品(たとえば、燃焼室用ライニング)
を外部の支持体なしに垂直に位置させることが必要とな
る。
自己支持耐火繊維組成物を製造する従来の提案では繊維
ブランケットに種々の固着組成物、たとえば珪酸固着剤
を含浸させたものがある。
この固着剤含浸耐火繊維ブランケットを所望形状に成形
しその後、固着剤を加熱硬化して剛的な自己支持体を形
成する。
このような従来の成形可能なブランケットは典型的には
「湿式パック」状に包装される。
水性固着剤系を含浸したブランケットは合成樹脂袋等、
気密かつ耐水容器内に包装される。
この方式では、固着剤は本質的に未硬化のままであり、
そして成形可能な製品はたゾちに出荷され又貯蔵され得
る。
ブランケットを据付けるため、容器を開けて、含浸ブラ
ンケットをその後所望形状に成形し固着剤を硬化させる
しかし、「湿式パック」形式の包装にはいくつかの問題
点を有する。
湿式パックは据付けられるまでは可撓性と成型性をとと
めねばならないので、含浸用固着剤は非ゲル形式でなけ
ればならない。
しかし、このような非ゲル固着剤の粒子は乾燥中繊維ブ
ランケットの表面に移転しやすい。
そのため、形成された成型品は固着剤がその外面層にあ
るだけで、固着剤を繊維ブラケット体中に保持している
ゲル化固着剤系で製造された物品よるもかなり弱い物品
となる。
さらに、出荷及び貯蔵中に、湿式パックの繊維は低温に
さらされて固着剤の水部分を凍結させることがよくある
このような凍結により固体固着剤材料を固着剤系及び繊
維ブランケット体から出て凝結させる。
これによりまた製品をかなり弱化させる。
耐火繊維湿式パックの用途の1つに自動車のタービンエ
ンジンブロックにたいする熱絶縁がある。
しかし、従来の湿式パック繊維熱絶縁組成物をエンジン
ブロックの金属面に良好に付着させるのは困難である。
良好な付着ができないと、絶縁の熱効果率が大幅に減退
する。
本発明の目的は、従来の湿式パック装置の欠点を解消し
、凝固温度にさらされた後も安定であり、さらに最終成
型物品の乾燥中固着剤の移転を少なくし、又自動車のエ
ンジンに使用される形式の金属表面に強力に付着する耐
火繊維熱絶縁用湿式パック装置を提供する。
従って、本発明は、固着剤含浸耐火繊維ブランケットを
含む耐火繊維熱絶縁組成物において、固着剤は、15な
いし30重量パーセントの固形分を含有する25ないし
95容量パーセントのコロイドシリカ水懸濁液と、5な
いし12容量パーセントのエチレングリコールと、70
パーセントまでの添加水を有する固着剤系であり、この
場合前記シリカは平均粒径が10ナノメータより小さい
粒子であることを特徴とする耐火繊維熱絶縁組成物を提
供する。
本発明の耐火繊維ブランケット・水性無機固着剤系は出
荷及び貯蔵のため耐水かつ気密容器内に収容されるよう
特に適しており、またその後開包されて所望形状に成型
され乾燥されて硬化固着剤により一体に結合された固形
繊維塊を形成する。
一実施例によれば、固着剤系は15重量パーセントの固
形分を含有する67体積部のコロイドシリカ懸濁液と、
8体積部のエチレングリコールと、25体積部の添加水
より成る。
これらは凍結して溶解後安定しておりしかも乾燥中の固
着剤の移転がきわめて少ないことが判明している。
また、自動車のエンジン鋳物に使用される形式の金属表
面に付着する。
本発明による耐火繊維熱絶縁組成物の主たる一成分は、
岩綿、鉱質綿または鉱滓綿、セラミック繊維等種々の人
造耐火繊維材より構成される耐火繊維ブランケットであ
る。
この繊維材は典型的にはカルシウム、アルミニウムのけ
い酸塩及び2価または3価金属酸化物を主とする組成物
メルトより成る。
特に好ましいのは、アルミナ及びシリカまたはチタニア
、ジルコニアもしくはクロミア等少量の添加酸化物を有
するアルミナ及びシリカを主とするメルトにより形成さ
れた人造アルミノ・シリケート繊維である。
後者の材料の典型例は商標−CERAFIBERJ及び
[FIBERCHROMEJとしてジョンズ・マンビル
コーポレーションにより販売される耐火繊維である。
実施例において、ブランケットの耐火繊維材は全体がア
ルミノ・シリケート繊維により構成される。
ここで使用される繊維体は、製品がその最終利用形態と
しての「ブランケット」を言う。
しかし、「ブランケット」なる言葉は、「ブランケット
」なる名称で市場で販売されるような繊維体に限定され
るものではない。
むしろ、繊維体が実際に織られ、マット状にされ、フエ
ルト状にされまたはこのような形状に形成されるかを問
わず、一般に「ブランケット」に関連のある比較的広く
て平担な細長い形状を有するすべての繊維体を含むもの
である。
繊維の形態ははじめ収集された繊維状になっているかま
たは繊維は圧縮され、縫ってあるかまたは「ブランケッ
ト」状に形成されている。
このような形状及び形成技術は当業者にとって周知であ
り、一般に同等な製造技術及び具体的形状はすべて本発
明の範囲内に入る。
本発明による耐火繊維熱絶縁組成物の新規な成分は、固
形分が凍結及び溶解時にも著しく沈降せず、また固形分
が乾燥時ブランケットの表面に容易に移転しない固着剤
系である。
この固着剤系は、臨界粒度のコロイドシリカ水懸濁液と
、エチレングリコールと、水との3つの基本成分を含み
、最後の成分はコロイドシリカ水懸濁液部分として組入
れた水より成り、好適実施例において、また添加水を含
む。
コロイドシリカ水懸濁液は本質的に、重量が15パーセ
ントないし30パーセント範囲の固形分懸濁液と水中に
分散されたシリカ粒子より成る。
この発明にとって重要なことは、シリカの平均粒度が1
0ナノメータ(nm)以下であることである。
シリカ粒子の普通の「カット」の上方の境界は限界が1
0nmと考えられる。
わずかに大きい寸法(ほとんどの場合、約1nmまで大
きい)の若干の粒子(10パーセント以下)もあり得る
これは、約90パーセントまたはそれ以上の粒子すべて
が約1nm範囲内の粒度を有する「カット」としてシリ
カ粒子群を分類する普通の商業的やり方を表している。
従って、たとえば、4〜5nm及び7〜8nmの1カッ
ト」がある。
このようなカットは、9〜10nm「カット」となるよ
うに、この発明の範囲内である。
しかし、12〜13nmカット等大きな粒子のカットは
固着剤の移転傾向を少なくしないからこの発明では効果
的ではない。
さらに、きわめて小さい粒度により、大きな粒度シリカ
により結合されたブランケットよりも、乾燥後きわめて
大きい強さを有する製品が得られることが判明している
コロイドシリカ水懸濁液は固着系剤の体積25パーセン
トないし95パーセント、なるべくは体積60パーセン
トないし95パ一セントとして存在する。
懸濁液の固形シリカ分は懸濁液の重量15パーセントな
いし30パーセント、なるべくは重量15パーセントな
いし20パーセントの範囲内である。
無定形シリカの比重は2.2であるから、これが懸濁液
の体積7.4パーセントないし16.4パーセント、な
るべくは体積7.4パーセントないし10.2パーセン
トのシリカ分に等しいものとして容易に計算できる。
また、全体として固着剤系の体積1.9パーセントない
し15.6パーセント、なるべ<4.1パーセントない
し15.6パーセントに等しい。
通常、市場におけるコロイドシリカ懸濁液はまた、一般
にコロイド懸濁液を安定化する少量の添加剤を含む。
この添加剤は本発明の固着剤系の作動に影響しないから
ここでは考慮しない。
本発明の目的からすれば、コロイドシリカ分以外の懸濁
液部分は本質的にすべて水であると考えることができる
本発明による固着剤系の第2の成分は、体積5パーセン
トないし12パーセント、なるべくは体積6パーセント
ないし9パーセントの量で存在するエチレングリコール
である。
(化学式がC2H4(OH)2でまた1,2エタンジオ
ールとして知られている)適当なエチレングリコールは
典型的な、市場で得られるエチレングリコールで1ある
市場のエチレングリコールが実際にエチレングリコール
と水との混合物である場合もある。
これを本発明に使用する場合、この混合物の水部分は本
系統において添加水として別個に計算し、エチレングリ
コール成分は純エチレングリコールとして設定すべきで
ある。
従って、エチレングリコールと水との50対50の混合
物を10体積パーセント本系統に使用すれば、ここには
5体積パーセントのエチレングリコールと5体積パーセ
ントの添カ水とが存在することになる。
本発明による固着剤系の第3成分は水である。
コロイドシリカ懸濁液は、固着剤系にもとずく約21.
5ないし88体積パーセントの水に等しい、懸濁液にも
とすく約84ないし93体積パーセントの水より成る。
この量はそれ自身本発明の目的としては十分な水である
ので、この成分の添加水部分はOパーセントまで低くし
得る。
しかし、添加水があることが好ましい。
この添加水は固着剤系の70体積パーセントほどを構成
し得る。
なるべくは、添加水は系統の10ないし40体積パーセ
ントとして存在する。
添加水は特別処理する必要はなく、水道水等普通の飲用
水で十分間に合う。
本発明による改良湿式パックは次のように調整される。
固着剤系はコロイドシリカ水懸濁液と、エチレングリコ
ールと、添加水とを一諸に混合して形成される。
この混合物を、耐火繊維ブランケットを浸す大型おけま
たは槽内に入れる。
また、この固着剤系を貯槽より吸み出しブランケットに
噴霧する。
固着剤含浸ブランケットは直ちに気密で耐水性容器、な
るべくは合成樹脂袋に入れる。
しかし、より好ましいのは、まず含浸ブランケットを圧
縮ロールに通して圧縮し余分の固着剤を絞り出し、これ
を気密かつ耐水性容器に包装する前にブランケットの厚
みを正確にとる。
また、固着剤系に、約50ないし200ppmの量の殺
菌剤等を入れ湿式パック内にバクテリアや菌類の成長を
防止することが望ましい。
このような投入処置は、系統のpHが比較的高い場合に
は、高いpHは生物の成長を防止するので、必要ではな
い。
本発明の組成物と製品とを説明するため、次表で3つの
「湿式パック」ブランケットの物性を比較する。
本発明によるブランケット(試料A)の固着剤系は、(
ナルコ・ケミカル・カンパニにより番号[1115Jで
販売される)15重量パーセントのシリカ(シリカの平
均粒径4nm)を含有する67体積パーセントの市場の
コロイドシリ力懸濁液と、25体積パーセントの水道水
と、8体積パーセントのエチレングリコールとから成る
この固着剤系を使用して、上記ジョンズ・マンビル・コ
ーポレーションにより商標cERAFIBERとして販
売される合成アルミノ・シリケート繊維で作られたブラ
ンケットを飽和させた。
この実験的に製造した湿式パックを2つの市場の耐火繊
維湿式パックと比較した。
試験試料Bはヨーロッパで製造され、明らかに固着剤の
移転を防止するため添加した未確認の有機材部分を含有
する湿式パック絶縁物である。
試験試料Cは米国で製造された市販の湿式パックである
両市販製品において、固着剤は平均粒径が10nmより
も大きいシリカ部分から成るものと思われる。
これら試料にはエチレングリコールは何ら検出されなか
った。
本発明の試験プランケツ・とヨーロッパ産のブランケッ
トとは共に呼称厚み2.54Cr(1インチ)であり、
一方米国のブランケットは厚みが1.27cr(1/2
インチ)であった。
次の表は3つの試料の夫々物性を示すとともに本発明に
よる湿式パックの改良を示す。
表1 物理的性質 密度 湿式 乾式 固層創甲の 試料 gm/cr3 1b/ft3 9m/cd3
1b/fI3 固形分、Wt.%A I.1
1 69.4 0.271 16.9
9.46B 1.05 65.6
0.263 16.4 約10*C
O.90 56.2 0.259 16.2
9.40*試料Bの有機成分の抽出が実験的に
困難なため固着剤の固形分は正確に決定できなかった。
従って上記数字は試料Bの固着剤中の固形分の妥当と思
われる概算量を表わす。
表2 熱的性質 *乾燥による収縮% 焼成による収縮%
982C I093C I204C
1260C 982℃に において
において において において おける
試料 L T L T
L T L T L
T 灼熱減量係A O.64 5.1
1,9 0 2.6 4.5 4.4
5.2 4.7 6.0 3.3B O
.38 4.2 1,7 0 3、4
4.4 6.0 9.4 6.6 9.
9 5.4C O.58 7.7 2.3
3.5 2.9 10.7 4.8 16.0
4.8 14.8 1.5* 収縮測定はブラ
ンケットの長さを(L)とし、厚みを(T)とする。
表3 破断係数 乾式
焼成後 24時
間 凍結なし 凍結後
983C 1093C
I204C 1260C試料 N/cm2
psi N〆cm2 psi N/cm2 p
si N/cm2 psi N/cm2 psi
N/cm2 psiA 80 117
64 93 37 53 4
6 66 79 115 51
75B 68 99 40
58 73 106 60 87
59 85 58 85C
17 25 19 27 2
7 39 32 47 39
50 50 72表2の資料から明らかな
ように、本発明の湿式パックは試験された性質の範囲全
体に亘り米国の湿式パック(試料C)よりもかなり収縮
が小さく、強さは太きい。
さらに、本発明による湿式パックの熱的性質は、一般に
、特に約1100℃以上の温度における材料の焼成後に
おいて、ヨー田ノパの湿式パック(試料B)の熱的性質
よりも良好である。
なお、高温でのヨーロッパの材料の収縮は本発明による
材料の収縮の1倍半の大きさであることがよくあった。
凍結・溶解性が表3に示されている。
本発明による湿式パックでは、破断係数の面から測定し
て強さが20係減少したにすぎなかった。
ヨーロッパの湿式パック(試料B)では強さが40係以
上減少した。
(市販の米国の湿式パック(試料C)は強さがわずか増
大したようにみえたが、この材料の全体強さは他の2つ
の材料のいずれの強さよりもかなり低いので凍結・溶解
性にもとずく比較は無意味である。
)従って、この発明の材料は特に高温において、従来の
市販の材料よりもかなり良い熱的性質を示していること
が分る。
さらに、凍結及び溶解によトり大きな影響をうけないの
で、貯蔵及び出荷に際してきわめて優れた温度安定性が
得られる。
繊維熱絶縁の接着性を試験するため、本発明の典型的湿
式パック組成物を自動車のタービンエンジンに使用され
る形式の金属鋳物試料に用いて乾燥させた。
後に金属と絶縁物を分離させようと試みたが、これらは
堅く付着して絶縁物は引き裂かない限り除去できなかっ
た。
この発明の組成物の優秀性を表わす他の例が下記の表4
に示されている。
3つの材料の実験用試料を厚みが2.5cr(1インチ
)の耐火繊維ブランケットを用いて形成した。
この繊維は商標CERAFIBERとして販売される前
記アルミノ・シリケート繊維である。
試料Dは、平均粒度が4nmで9.5重量パーセントの
シリカ固形物と8重量パーセントのエチレングリコール
とによって作られた固着剤系(すなわち、本発明の固着
剤系)を含んでいる。
試料Eはシリカの平均粒度が15nmであることを除き
同じであった。
試料Fはエチレングリコールを含有しない点を除き試料
Eと同じであった。
これら3つの試料の物理的性質を次表で示す。
表4 物理的性質 破
断係数 1093℃で
乾式 焼成後 凍結なし 凍結後 24時間 乾
燥密度試料 N/Cm2 psi N/Cr2 p
si N/cm2 psi 9m/an3 lb
/ft3D 80 117 64
94 46 66 0.27
16.9E 47 69 56
82 58 85 0.25
15.6F 27 39 22
32 19 28 0.25
15.6本発明の湿式パック熱絶縁包装は、気密で耐水
性の容器、なるべく可撓合成樹脂袋に入れられる上記熱
絶縁組成物から成る。
他の容器、たとえば、適当な被覆材で密閉したクラフト
紙製袋または箱、金属箔容器等を使用してもよい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固着剤含浸耐火繊維ブランケットを含む耐火繊維熱
    絶縁組成物において、前記の固着剤は15ないし30重
    量パーセントの固形分を含有する25ないし95容量パ
    ーセントのコロイドシリカ水懸濁液と、5ないし12容
    量パーセントのエチレングリコールと、70パーセント
    までの添加水とを有する固着剤系であり、前記シリカは
    平均粒径が10ナノメータよりも小さい粒子の形状のも
    のであることを特徴とする耐火繊維熱絶縁組成物。 2 特許請求の範囲第1項に記載の耐火繊維熱絶縁組成
    物において、前記の固着剤系は、60ないし95容量パ
    ーセントのコロイドシリカ水懸濁液と、5ないし12容
    量パーセントのエチレングリコールと、1ないし35容
    量パーセントの添加水とを有することを特徴とする耐火
    繊維熱絶縁組成物。 3 特許請求の範囲第1項または第2項のいずれかに記
    載の耐火繊維熱絶縁組成物において、シリカは平均粒径
    が6ナノメータよりも小さい粒子状であることを特徴と
    する耐火繊維熱絶縁組成物。 4 特許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかに記
    載の耐火繊維熱絶縁組成物において、15パーセントの
    固形分を含む67容量パーセントのコロイドシリカ水懸
    濁液と、8容量パーセントのエチレングリコールと、2
    5容量パーセントの添加水とを有し、前記シリカは平均
    粒径が6ナノメータよりも小さい粒子状であることを特
    徴とする耐火繊維熱絶縁組成物。
JP52042124A 1976-04-14 1977-04-14 耐火繊維熱絶縁組成物 Expired JPS589079B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/676,776 US4040847A (en) 1976-04-14 1976-04-14 Temperature stable fibrous insulation composition and "wet" package formed thereof
US000000676776 1976-04-14

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Publication Number Publication Date
JPS52135354A JPS52135354A (en) 1977-11-12
JPS589079B2 true JPS589079B2 (ja) 1983-02-18

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Application Number Title Priority Date Filing Date
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US (1) US4040847A (ja)
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DE (1) DE2715696C3 (ja)
DK (1) DK164577A (ja)
FI (1) FI64566C (ja)
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GB (1) GB1541157A (ja)
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