JPS589050B2 - エンカダイ2テツニヨル イルメナイトノセイセイ - Google Patents
エンカダイ2テツニヨル イルメナイトノセイセイInfo
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- JPS589050B2 JPS589050B2 JP50046598A JP4659875A JPS589050B2 JP S589050 B2 JPS589050 B2 JP S589050B2 JP 50046598 A JP50046598 A JP 50046598A JP 4659875 A JP4659875 A JP 4659875A JP S589050 B2 JPS589050 B2 JP S589050B2
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- titanium
- iron
- carbon
- fecl2
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- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01G—COMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
- C01G49/00—Compounds of iron
- C01G49/10—Halides
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B1/00—Preliminary treatment of ores or scrap
- C22B1/02—Roasting processes
- C22B1/08—Chloridising roasting
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C22—METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
- C22B—PRODUCTION AND REFINING OF METALS; PRETREATMENT OF RAW MATERIALS
- C22B34/00—Obtaining refractory metals
- C22B34/10—Obtaining titanium, zirconium or hafnium
- C22B34/12—Obtaining titanium or titanium compounds from ores or scrap by metallurgical processing; preparation of titanium compounds from other titanium compounds see C01G23/00 - C01G23/08
- C22B34/1204—Obtaining titanium or titanium compounds from ores or scrap by metallurgical processing; preparation of titanium compounds from other titanium compounds see C01G23/00 - C01G23/08 preliminary treatment of ores or scrap to eliminate non- titanium constituents, e.g. iron, without attacking the titanium constituent
- C22B34/1209—Obtaining titanium or titanium compounds from ores or scrap by metallurgical processing; preparation of titanium compounds from other titanium compounds see C01G23/00 - C01G23/08 preliminary treatment of ores or scrap to eliminate non- titanium constituents, e.g. iron, without attacking the titanium constituent by dry processes, e.g. with selective chlorination of iron or with formation of a titanium bearing slag
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P10/00—Technologies related to metal processing
- Y02P10/10—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions
- Y02P10/122—Reduction of greenhouse gas [GHG] emissions by capturing or storing CO2
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は塩素化剤としてFeCl3を用い、寸だ固体の
炭素質材料および1酸化炭素からなる群のうち少くとも
1つから選んだ還元剤を用いる、チタン含有鉱石中の鉄
成分の選択的塩素化方法に関する。
炭素質材料および1酸化炭素からなる群のうち少くとも
1つから選んだ還元剤を用いる、チタン含有鉱石中の鉄
成分の選択的塩素化方法に関する。
そのFeCl3はその選択的塩素化の結果生ずるFeC
l2の酸化により製造することができ、それにより再循
環操業ができる。
l2の酸化により製造することができ、それにより再循
環操業ができる。
先行技術として、Muskat による米国特許2,
1 8 4,8 8 4は、塩素ガスもしくは塩素ガス
と塩化水素もしくはホスゲンとの混合物を用いるチタン
含有鉱石の従来の精製(B enef iciat i
on )を説明している。
1 8 4,8 8 4は、塩素ガスもしくは塩素ガス
と塩化水素もしくはホスゲンとの混合物を用いるチタン
含有鉱石の従来の精製(B enef iciat i
on )を説明している。
長年の間、イルメナイト(チタン鉄鉱)のようなチタン
含有鉱石のチタン成分と鉄成分の効果的分離を目的とす
る技術に多犬の注目が払われた。
含有鉱石のチタン成分と鉄成分の効果的分離を目的とす
る技術に多犬の注目が払われた。
非選択的塩素化技術すなわち2つの金属を同時に塩素化
し、次いでその塩化物を互いに分離する技術は、十分に
効果的であることが証明され、それは今日2酸化チタン
(TI02 )顔料の製造に、特に4塩化チタン(T
rCl4)の酸化を含む所謂”塩化物“法により、実施
されている。
し、次いでその塩化物を互いに分離する技術は、十分に
効果的であることが証明され、それは今日2酸化チタン
(TI02 )顔料の製造に、特に4塩化チタン(T
rCl4)の酸化を含む所謂”塩化物“法により、実施
されている。
しかしながら、このような技術は、鉱石中の鉄の含有量
によっては、慣習的に主として塩素からなる高価な塩素
化剤のかなり多量が、商業的価値を殆ど持たない副産物
である塩化鉄の生成に消費されるので、希望するところ
よりはるかに能率が低いものである。
によっては、慣習的に主として塩素からなる高価な塩素
化剤のかなり多量が、商業的価値を殆ど持たない副産物
である塩化鉄の生成に消費されるので、希望するところ
よりはるかに能率が低いものである。
鉄分を選択的に塩素化し.それにより純度を高めだすな
わち精製したT i0 2部分を生成させることを含む
鉱石中の鉄およびチタン成分を分離する他の技術が考案
された。
わち精製したT i0 2部分を生成させることを含む
鉱石中の鉄およびチタン成分を分離する他の技術が考案
された。
たとえば典型的な精製技術によれば、イルメナイトのよ
うな鉱石は(鉱石の全重量に対して)重量で1%から1
2係の炭素と混合され、少くとも500℃まで加熱され
、そして塩素化剤に曝露される。
うな鉱石は(鉱石の全重量に対して)重量で1%から1
2係の炭素と混合され、少くとも500℃まで加熱され
、そして塩素化剤に曝露される。
普通に使用されるその塩素化剤は塩素ガスであるが、塩
素と塩化水素およびホスゲンとを混合したような他の塩
素化剤も技術において知られている。
素と塩化水素およびホスゲンとを混合したような他の塩
素化剤も技術において知られている。
このような精製技術は商業的に重要な若干の限度を達成
したけれども、塩化鉄の副産物の生成とそれに付随する
塩素の消費に関連する問題を軽減するには役立たなかっ
た。
したけれども、塩化鉄の副産物の生成とそれに付随する
塩素の消費に関連する問題を軽減するには役立たなかっ
た。
排出物処理問題を解決するだめの1つのアプローチは、
その塩化鉄を金属鉄もしくはある形の酸化鉄に変換し、
それにより塩素分を塩素ガスとして回収することである
けれども、そのような変換は経済的な形でおこなうのが
困難である。
その塩化鉄を金属鉄もしくはある形の酸化鉄に変換し、
それにより塩素分を塩素ガスとして回収することである
けれども、そのような変換は経済的な形でおこなうのが
困難である。
以下に述べられる明細において、塩化第2鉄(FeCl
3)を使用する鉄成分の選択的塩素化により、チタン含
有鉱石中のチタンおよび鉄成分を分離するだめの循環法
についての本出願者の発見について説明する。
3)を使用する鉄成分の選択的塩素化により、チタン含
有鉱石中のチタンおよび鉄成分を分離するだめの循環法
についての本出願者の発見について説明する。
この塩化第2鉄(FeCl3)はその工程中の必要量を
満足させる量が、鉱石中の鉄成分の塩素化により生成す
る塩化第1鉄(FeCl2)の酸化により製造される。
満足させる量が、鉱石中の鉄成分の塩素化により生成す
る塩化第1鉄(FeCl2)の酸化により製造される。
本発明によれば、チタン含有物質中のチタンおよび鉄成
分を、その鉄成分は塩素化されるけれどもチタン成分か
らは認知できる正味量の塩化チタンを生成しないような
方法で分離するだめの循環式塩素化/酸化法を提供する
。
分を、その鉄成分は塩素化されるけれどもチタン成分か
らは認知できる正味量の塩化チタンを生成しないような
方法で分離するだめの循環式塩素化/酸化法を提供する
。
その塩素化は還元剤としての固体の炭素質材料もしくは
1酸化炭素ガスもしくはその混合物の存在下でおこなわ
れる。
1酸化炭素ガスもしくはその混合物の存在下でおこなわ
れる。
還元剤が固体の炭素質材料から本質的になる場合、それ
はその全炭素含量がチタン含有物質中の鉄成分と結合し
た酸素に対して、少くとも2酸化炭素を生成するだめの
化学量論的量に等しく、そして、その酸素に対して一酸
化炭素を生成するだめの化学量論的量より少いかもしく
は大体等しい量を使用する。
はその全炭素含量がチタン含有物質中の鉄成分と結合し
た酸素に対して、少くとも2酸化炭素を生成するだめの
化学量論的量に等しく、そして、その酸素に対して一酸
化炭素を生成するだめの化学量論的量より少いかもしく
は大体等しい量を使用する。
還元剤が1酸化炭素ガスを含存する場合、それは前述の
酸素を2酸化炭素に変換するに必要なより多量に供給す
る。
酸素を2酸化炭素に変換するに必要なより多量に供給す
る。
還元剤中に固体の炭素質材料が本質的に存在しない場合
、1酸化炭素ガスは前述の酸素に対して2酸化炭素を生
成するだめの化学量論的量より多量に供給することにな
る。
、1酸化炭素ガスは前述の酸素に対して2酸化炭素を生
成するだめの化学量論的量より多量に供給することにな
る。
選択的塩素化は塩素化剤としてFeC13を、好適には
そのチタン含有物質中の鉄成分に対して大体化学量論的
量を使用する。
そのチタン含有物質中の鉄成分に対して大体化学量論的
量を使用する。
塩素化中に保持する温度は、それにより生成するFeC
I2の露点によりきまるもので、液体のFeC l2が
蓄積するのを避けるように十分に高くなければならない
。
I2の露点によりきまるもので、液体のFeC l2が
蓄積するのを避けるように十分に高くなければならない
。
本発明の実施においては塩素化中少くとも950℃の高
温に保持する。
温に保持する。
塩素化を行う最高温度は、主としてエネルギー経済およ
び塩素化のおこなわれる容器の構造材料により制限され
る。
び塩素化のおこなわれる容器の構造材料により制限され
る。
現在実際の限度は約1300℃である。塩素化中に保持
する温度は好適には1000℃から1100℃である。
する温度は好適には1000℃から1100℃である。
塩素化剤として用いるFeCl3は、本発明の選択的塩
素化により生成する塩化鉄であるFeC12を酸素を含
有する混合ガスにより酸化して得られるということが本
発明の重大な特徴である。
素化により生成する塩化鉄であるFeC12を酸素を含
有する混合ガスにより酸化して得られるということが本
発明の重大な特徴である。
このようにしてFeCl2はFe203とFeC13に
酸化し、Fe2O3を除去したのち再循環することがで
きる。
酸化し、Fe2O3を除去したのち再循環することがで
きる。
本発明の方法はまた、従来の塩化物法から廃物として直
接得られるFeC13を使用して実施することもでき、
そのだめ本発明の方法を従来の塩化物法と組合わせて操
業することが可能となる。
接得られるFeC13を使用して実施することもでき、
そのだめ本発明の方法を従来の塩化物法と組合わせて操
業することが可能となる。
以下に説明する本発明の詳細に関連して、問題のチタン
含有物質を表わすために選ばれた理想的な場合の化学式
である化学式FeTi03が用いられているのを気付か
れるであろう。
含有物質を表わすために選ばれた理想的な場合の化学式
である化学式FeTi03が用いられているのを気付か
れるであろう。
実験式は周知のように鉱石資源によって相互に変動する
。
。
この点において、チタン含有物質は鉱石であるというこ
とは本質的ではないけれども、通常それは少くとも鉱石
資源に由来するので、”鉱石″の語をここでは普通のよ
うに使用する。
とは本質的ではないけれども、通常それは少くとも鉱石
資源に由来するので、”鉱石″の語をここでは普通のよ
うに使用する。
化学弐FeCl3は本明細書を通じて便宜上塩化第2鉄
そのものおよびよく知られた2量体Fe2C16を指す
ために使用する。
そのものおよびよく知られた2量体Fe2C16を指す
ために使用する。
鉱石中のチタンから鉱石中の鉄の最後の微量まで分離す
ることは本質的ではないけれども、高品質の精製物を提
供するために、鉄をFeCI2に変換することにより、
重量で鉱石中の鉄の少くとも約75%を分離することが
望ましい。
ることは本質的ではないけれども、高品質の精製物を提
供するために、鉄をFeCI2に変換することにより、
重量で鉱石中の鉄の少くとも約75%を分離することが
望ましい。
“本質的に完全に”の語がこれに関連して本明細書を通
じて用いられる場合、重量で鉱石中の鉄の少くとも約7
5%の転化を意図しているものと理解すべきである。
じて用いられる場合、重量で鉱石中の鉄の少くとも約7
5%の転化を意図しているものと理解すべきである。
鉱石中の鉄を重量で少くとも85%分離した鉱石が明ら
かに好適であり、それを本発明の方法により製造するこ
とは通常困難ではない。
かに好適であり、それを本発明の方法により製造するこ
とは通常困難ではない。
また、ここで鉱石中の鉄成分の選択的塩素化について言
及する場合、これは鉱石中の少量の他の金属の正味の塩
素化は必ず除外するものと解釈するつもりではないこと
も注目される。
及する場合、これは鉱石中の少量の他の金属の正味の塩
素化は必ず除外するものと解釈するつもりではないこと
も注目される。
ある条件の下では、選択的塩素化反応の生成物すなわち
Fecl2、もしくは主塩素化剤FeC13はそれ自身
で鉱石中のチタンの若干を塩素化することができる。
Fecl2、もしくは主塩素化剤FeC13はそれ自身
で鉱石中のチタンの若干を塩素化することができる。
できるだけ多量のチタンが精製された鉱石中に残留する
ことが望ましいので、塩化チタンが実際に生成すること
はもちろん出来るだけ避けるべき条件である。
ことが望ましいので、塩化チタンが実際に生成すること
はもちろん出来るだけ避けるべき条件である。
本明細書の開示にしたがった製造条件の適切な判断によ
る選択は、塩化チタンの正味の生成量が重量でチタン含
有鉱石中のチタンの約10%を超えないように操業する
ことを容易に可能にするものであり、したがって“塩化
チタンの有意の正味の生成量がない”という表現がここ
で使用されている。
る選択は、塩化チタンの正味の生成量が重量でチタン含
有鉱石中のチタンの約10%を超えないように操業する
ことを容易に可能にするものであり、したがって“塩化
チタンの有意の正味の生成量がない”という表現がここ
で使用されている。
多くの場合、そしてそれが好適であるが、その百分率は
5%もしくはそれより少く、すべての実際の目的に対し
て無視できる量である。
5%もしくはそれより少く、すべての実際の目的に対し
て無視できる量である。
本発明の方法は次の反応にしたがって表わすことができ
る(明細書中のすべての反応の場合におけるように、そ
れはローマ数字の表示で引用される): (1) 4FeTi03+4C(またはCO)+302
■4Ti02+2Fe2 o3+4CO(またはC02
)反応(I)は、下記に再循環操業に必要な化学量論的
量で表わした、FeC13を用いるFeTi03中の鉄
成分の選択的塩素化すなわち反応(n)、およびそれに
よって生成したF e C l 2の酸化すなわち反応
(釦を加え合せた結果である。
る(明細書中のすべての反応の場合におけるように、そ
れはローマ数字の表示で引用される): (1) 4FeTi03+4C(またはCO)+302
■4Ti02+2Fe2 o3+4CO(またはC02
)反応(I)は、下記に再循環操業に必要な化学量論的
量で表わした、FeC13を用いるFeTi03中の鉄
成分の選択的塩素化すなわち反応(n)、およびそれに
よって生成したF e C l 2の酸化すなわち反応
(釦を加え合せた結果である。
:(■) 4 F e T iO s + 4 C (
またはCO)+8FeCl3−4T i02 + 1
2F e C 12 +4CO(またはC02)(1)
12FeC12+302’:;2Fe203+8F
eC13鉱石中に存在するチタンは重要な意義をもって
反応にあうからないので、鉄に対して種々の割合のチタ
ンを含有する鉱石を用いることができ、反応EiQI)
〜(1)は実際の反応物の組成を表わすように変形され
ることが理解されるであろう。
またはCO)+8FeCl3−4T i02 + 1
2F e C 12 +4CO(またはC02)(1)
12FeC12+302’:;2Fe203+8F
eC13鉱石中に存在するチタンは重要な意義をもって
反応にあうからないので、鉄に対して種々の割合のチタ
ンを含有する鉱石を用いることができ、反応EiQI)
〜(1)は実際の反応物の組成を表わすように変形され
ることが理解されるであろう。
本発明の方法にしたがって反応(n)をおこなうだめの
好適な技術には、気相中におけるFeCl3の使用が含
まれる。
好適な技術には、気相中におけるFeCl3の使用が含
まれる。
そのF e C 13は好適には反応(■)にしたがっ
て、容積で少くとも20%の量の酸素を含むガス混合物
たとえば空気により反応(II)の?eCIを酸化する
ことにより製造される。
て、容積で少くとも20%の量の酸素を含むガス混合物
たとえば空気により反応(II)の?eCIを酸化する
ことにより製造される。
反応(II)に用いられるFeC13は塩素ガスによる
FeCl2の直接塩素化によって製造することもできる
けれども、このルートは塩素が比較的高価な反応物であ
るため特に経済的に有利ではない。
FeCl2の直接塩素化によって製造することもできる
けれども、このルートは塩素が比較的高価な反応物であ
るため特に経済的に有利ではない。
FeCl3は如何なる源泉から得られたものでも固体の
FeC13の加熱により直接気化させることができる。
FeC13の加熱により直接気化させることができる。
次いでFeC13蒸気は反応器中で鉱石と還元剤たとえ
ば炭素もしくは1酸化炭素との混合物と接触させる。
ば炭素もしくは1酸化炭素との混合物と接触させる。
反応(II)の間に生成するFeCI2は反応(■)の
間に消費されるFeCI2の量と近似する。
間に消費されるFeCI2の量と近似する。
反応(■)の間に生成されるFeCl2は、たとえば不
活性ガスを通すことにより取出し、凝縮することができ
る。
活性ガスを通すことにより取出し、凝縮することができ
る。
もし希望ならば、鉱石/還元剤の混合物は最初にFeC
13と接触させずに500℃以上の温度に加熱し、主と
して鉄分の予備還元を開始させることができる。
13と接触させずに500℃以上の温度に加熱し、主と
して鉄分の予備還元を開始させることができる。
さらに、0.01より大きい(CO2)/(CO)比で
は、有意の正味の塩化チタンを生成することなく、鉄を
本質的に完全に転化させることが発見された。
は、有意の正味の塩化チタンを生成することなく、鉄を
本質的に完全に転化させることが発見された。
精製は〔CO2 〕/〔CO〕比が増すにつれて良くな
るので、それ相応のCO2分圧を保持することが望まし
い。
るので、それ相応のCO2分圧を保持することが望まし
い。
高いC02の分圧はこの技術の熟練者には周知の種々の
方法により得ることができる。
方法により得ることができる。
反応QI[)において生成物として生ずるFeCI2は
、950℃以上の温度で次の反応式にしたがってT10
2 および炭素と平衡反応してT r C 14および
Feを生成する: (V) Ti02+2C+2FeCl2t4TiCl
4+2Fe+2CO この反応式は化学量論的には、酸化鉄の還元に消費され
ない過剰の炭素はT iC 14を生成する結果となり
、一方CO量すなわちCOの分圧の増大は反応を抑制す
る傾向を生ずることを示す。
、950℃以上の温度で次の反応式にしたがってT10
2 および炭素と平衡反応してT r C 14および
Feを生成する: (V) Ti02+2C+2FeCl2t4TiCl
4+2Fe+2CO この反応式は化学量論的には、酸化鉄の還元に消費され
ない過剰の炭素はT iC 14を生成する結果となり
、一方CO量すなわちCOの分圧の増大は反応を抑制す
る傾向を生ずることを示す。
CO2の存在はCO2が炭素と反応しそれによってCO
の分圧を増大するので、反応(■)を抑制するのに大き
く寄与する。
の分圧を増大するので、反応(■)を抑制するのに大き
く寄与する。
したがって、塩素化剤としてFeCI3を使用する場合
、最小限可能な量の炭素すなわち鉱石中の鉄成分と結合
している酸素に関して化学量論的に大体等しいか、もし
くはそれより少い量を使用するのが有利である。
、最小限可能な量の炭素すなわち鉱石中の鉄成分と結合
している酸素に関して化学量論的に大体等しいか、もし
くはそれより少い量を使用するのが有利である。
本発明を添付の図面を参照してさらに例証しよう。
第1図を参照すると、〔CO2 〕/〔CO〕が0.0
01から10まで変化するにつれて,TiCl4に転化
されるTiO2の量が減少することが分る。
01から10まで変化するにつれて,TiCl4に転化
されるTiO2の量が減少することが分る。
(〔CO2)/(CO)比は、イルメナイト(FeTi
O3)のFeCl3による塩素化反応に対して加えられ
る炭素の量を変化させることによって変化させることが
できる。
O3)のFeCl3による塩素化反応に対して加えられ
る炭素の量を変化させることによって変化させることが
できる。
炭素が増加するほど前記比は低くなる。
)これは1050℃で計算されだが、1500℃におい
ても本質的に同じ関係が存在することが見出された。
ても本質的に同じ関係が存在することが見出された。
第2図を参照すると、塩化鉄の装入物すなわちFeCl
3および鉱石炭素混合物を入れた細長い石英管1からな
る単純なタイプの固定層式反応塔が使用されている。
3および鉱石炭素混合物を入れた細長い石英管1からな
る単純なタイプの固定層式反応塔が使用されている。
これらはシリカウール2もしくは同様な多孔質材料によ
ってそれぞれの位置に保持することができる。
ってそれぞれの位置に保持することができる。
アルゴン、ヘリウムもしくはその類似物のような不活性
ガスの気流が配管3を通って入り、系中のパージガスと
して用いられ生成するF e C 12を取出し捕集す
るのを助ける。
ガスの気流が配管3を通って入り、系中のパージガスと
して用いられ生成するF e C 12を取出し捕集す
るのを助ける。
排出ガスは配管4を通って運び出される。
一部分カットして示した据え付けのヒーターもしくは炉
5がその細長い石英管1を受け入れ密閉するように設け
られている。
5がその細長い石英管1を受け入れ密閉するように設け
られている。
ヒーターはたとえば数個のセクションからなる電熱ヒー
ターであり、図示されていないが熱電対もしくは他の装
置を典型的に取付けて、装入物がかけられる予め定めだ
温度を測定し記録する。
ターであり、図示されていないが熱電対もしくは他の装
置を典型的に取付けて、装入物がかけられる予め定めだ
温度を測定し記録する。
操作においては、装入物を図示のように管に入れ、パー
ジガスを流し始め、管をヒーター中へ十分に挿入して鉱
石/炭素のブレンドしたものが最初に熱せられる。
ジガスを流し始め、管をヒーター中へ十分に挿入して鉱
石/炭素のブレンドしたものが最初に熱せられる。
950℃以下の温度で鉱石の若干の還元が始まる。
それから管をさらに炉中へ挿入し塩化鉄挿入物を蒸発さ
せる。
せる。
管を炉中へすなわち図において左から右へ緩慢に連続的
に挿入すると、F e C 13蒸気の流れが発生し鉱
石/炭素混合物を通って接触する結果となる。
に挿入すると、F e C 13蒸気の流れが発生し鉱
石/炭素混合物を通って接触する結果となる。
若干の塩化鉄および/もしくは他の物質が管1の壁に凝
縮するのが認められるかも知れないけれども、どうある
にしても、不活性ガス、FeCl2、末反応のFeCl
3および多分若干の塩化チタンからなる排出ガスが生ず
る。
縮するのが認められるかも知れないけれども、どうある
にしても、不活性ガス、FeCl2、末反応のFeCl
3および多分若干の塩化チタンからなる排出ガスが生ず
る。
その排出ガス、もつと重要に云えば、そのFeCl2成
分は図示されていない適当な手段により捕集することが
できる。
分は図示されていない適当な手段により捕集することが
できる。
この目的には簡単な水浴凝縮器の装置を使用することが
できる。
できる。
第3図は鉱石もしくは鉱石および炭素の固定層をF e
C I3の定常流中で反応させるために用いることの
できる立型石英反応塔を示す。
C I3の定常流中で反応させるために用いることの
できる立型石英反応塔を示す。
この場合、全体として6で示した立型石英反応塔はセク
ション10および11からなる炉内に位置する上部セク
ション7および8と下部セクション9からなる。
ション10および11からなる炉内に位置する上部セク
ション7および8と下部セクション9からなる。
予め定めた量のCOもしくはCOおよびCO2混合物の
気流は、配管12より反応塔に入り、配管14の壁にあ
る孔13を通り、そしてシリカウール15を通って外方
へ出て、次いで反応塔の下部セクション9の中の加熱さ
れた鉱石もしくは鉱石/炭素のブレンドしたものと接触
する。
気流は、配管12より反応塔に入り、配管14の壁にあ
る孔13を通り、そしてシリカウール15を通って外方
へ出て、次いで反応塔の下部セクション9の中の加熱さ
れた鉱石もしくは鉱石/炭素のブレンドしたものと接触
する。
反応塔の上部セクション7の中で支持部16により保持
された位置にある加熱されたFeCl2は、配管17よ
り反応塔に入る予め定めた量の02 もしくはCl2と
反応する。
された位置にある加熱されたFeCl2は、配管17よ
り反応塔に入る予め定めた量の02 もしくはCl2と
反応する。
それにより生成したFeCl3蒸気は支持部16を通過
し、支持部18により保持された位置にあるシリカウー
ル15を通過して、反応塔の下部セクション9中の鉱石
もしくは鉱石/炭素のブレンドしたものと接触する。
し、支持部18により保持された位置にあるシリカウー
ル15を通過して、反応塔の下部セクション9中の鉱石
もしくは鉱石/炭素のブレンドしたものと接触する。
塩素化反応で生成したpecl2,排出ガス、微量のT
iCl4および末反応のFeCl3はシリカフリット(
silicafrit) 19を通過する。
iCl4および末反応のFeCl3はシリカフリット(
silicafrit) 19を通過する。
そのFeCl2は容器20中で凝縮され、一方FeCl
4の生成したものは排出ガスとともに配管21を通って
、氷/塩浴もしくは他の慣用の方法で凝縮させることが
できる。
4の生成したものは排出ガスとともに配管21を通って
、氷/塩浴もしくは他の慣用の方法で凝縮させることが
できる。
第4図は鉱石と炭素の流動層をFeCl3の定常流中で
反応させるために用いることのできる立型石英反応塔を
示す。
反応させるために用いることのできる立型石英反応塔を
示す。
全体として22で示した反応塔は、セクション24およ
び25からなる炉内に位置する上部セクション23と、
セラミックのヒーター27内に位置する下部セクション
26からなる。
び25からなる炉内に位置する上部セクション23と、
セラミックのヒーター27内に位置する下部セクション
26からなる。
反応塔の下部26においては固体FeCl2の層は配管
28より入ってくる計量した02 ガスと接触する。
28より入ってくる計量した02 ガスと接触する。
両者は反応し、その結果生じたFeCl3蒸気は次に上
方へ進んで鉱石/炭素混合物と接触する。
方へ進んで鉱石/炭素混合物と接触する。
その鉱石/炭素混合物はまた配管29より入ってくる不
活性ガスおよび1酸化炭素を含有する混合ガスとも接触
する。
活性ガスおよび1酸化炭素を含有する混合ガスとも接触
する。
鉱石の選択的塩素化により生ずるFeCl2は配管30
を通過して容器31に集められる。
を通過して容器31に集められる。
また第4図において、不活性ガスは配管32に導入する
ことができる。
ことができる。
鉱石/炭素混合物は粗粒のシリカフリット33によりそ
の位置に保持される。
の位置に保持される。
シリカウールの充填物34は、材料を反応塔22の中の
その位置に保持し、層から吹飛ばされた粒子が通過する
のを防止するために図示のように用いられる。
その位置に保持し、層から吹飛ばされた粒子が通過する
のを防止するために図示のように用いられる。
第4図の装置の操作においては、希望する粒度および割
合の鉱石と炭素を混合し、反応塔上部セクション23に
装入する。
合の鉱石と炭素を混合し、反応塔上部セクション23に
装入する。
下部セクション26は粗砕したFeCl2のカラムで充
填する。
填する。
微少量の水分およびFeCl3は、配管28よりアルゴ
ンのパージガスを流しながらFeCI2の沸点以下で加
熱することにより反応塔から除去することができる。
ンのパージガスを流しながらFeCI2の沸点以下で加
熱することにより反応塔から除去することができる。
次いで配管29より不活性ガス流を通しながら、上部セ
クション23の温度をたとえば950℃もしくはそれ以
上に上げて鉱石の予備還元を開始する。
クション23の温度をたとえば950℃もしくはそれ以
上に上げて鉱石の予備還元を開始する。
この加熱は還元をおこなうために1時間もしくはそれ以
上続けられる。
上続けられる。
次いで配管28よりFeCl2層中へO2を希望の速度
で計量して入れることにより、FeCl2の酸化を開始
させる。
で計量して入れることにより、FeCl2の酸化を開始
させる。
閉塞防止のためにアルゴンを32から系の中へ通す。
それにより製造されたFeC13を鉱石/炭素混合物と
接触させる間に、アルゴンと1酸化炭素の混合物を配管
29より希望の速度で計量して供給する。
接触させる間に、アルゴンと1酸化炭素の混合物を配管
29より希望の速度で計量して供給する。
鉱石中の鉄成分の選択的塩素化により生成したFeCl
2は、上方のシリカウール充填物34を通過し、アルゴ
ン気流により配管30を通って容器31まで運ばれ、そ
こで凝縮する。
2は、上方のシリカウール充填物34を通過し、アルゴ
ン気流により配管30を通って容器31まで運ばれ、そ
こで凝縮する。
反応した層は反応塔22から取出し、水で洗浄し鉄およ
びチタンを分析する。
びチタンを分析する。
主としてFe203のみからなるFeCl2の反応した
層は反応塔の下部セクション26から取出し、31で集
めたFeCl2 と取り換える。
層は反応塔の下部セクション26から取出し、31で集
めたFeCl2 と取り換える。
本発明の実施において使用されるチタン含有物質は、広
範な種類の源泉から得られる鉄/チタンの酸化物鉱石で
あり、あるいは他の酸化鉄および酸化チタンを含有する
物質である。
範な種類の源泉から得られる鉄/チタンの酸化物鉱石で
あり、あるいは他の酸化鉄および酸化チタンを含有する
物質である。
本発明の方法は、鉄成分の選択的塩素化すなわち精製を
包含するので、比較的多量の鉄を含有する低品位鉱石を
容易に処理できることは明らかである。
包含するので、比較的多量の鉄を含有する低品位鉱石を
容易に処理できることは明らかである。
便宜上、本発明の実施のため問題のチタン含有物質を説
明するために、ここでは化学式FeTiO,を用いた。
明するために、ここでは化学式FeTiO,を用いた。
これは典型的に、大体等モル量の鉄およびチタンを含有
する本当のイルメナイト鉱石に相当する化学式である。
する本当のイルメナイト鉱石に相当する化学式である。
実際には、チタンの回収を経済的に魅力的にするに十分
なチタンを含有するものであれば、如何なるチタン含有
物質も用いることができる。
なチタンを含有するものであれば、如何なるチタン含有
物質も用いることができる。
したがって重量で少くとも10係、そして好適には少く
とも20%のチタンを含有する物質が最もよく用いられ
る。
とも20%のチタンを含有する物質が最もよく用いられ
る。
その物質中の鉄の量もまた通常重量で少くとも10%、
典型的には少くとも20%であるけれども、鉄をはるか
に少く含有する鉱石は処理できないという実際上の理由
は何もない。
典型的には少くとも20%であるけれども、鉄をはるか
に少く含有する鉱石は処理できないという実際上の理由
は何もない。
一般にイルメナイト鉱として言われ、約20〜50係の
チタンおよび10〜50%の鉄を含有する酸化物チタン
含有鉱石は、そのチタンの回収を最も経済的におこなう
ことができるような比較的低コストで広く入手できるの
で、本発明に使用するために好適なチタン含有材料に相
当する。
チタンおよび10〜50%の鉄を含有する酸化物チタン
含有鉱石は、そのチタンの回収を最も経済的におこなう
ことができるような比較的低コストで広く入手できるの
で、本発明に使用するために好適なチタン含有材料に相
当する。
しかしながら色々な種類のイルメナイト鉱、鉱滓および
残渣もまた、このような材料のいずれかの混合物も含め
て、本発明にしたがって有効に処理できることが理解さ
れるべきである。
残渣もまた、このような材料のいずれかの混合物も含め
て、本発明にしたがって有効に処理できることが理解さ
れるべきである。
本発明の精製方法の工程において起る実際の反応は、使
用するチタン含有物質の化学組成に応じて極めて複雑な
反応であることが理解されるであろう。
用するチタン含有物質の化学組成に応じて極めて複雑な
反応であることが理解されるであろう。
この点において、本明細書に記載されている反応は、起
っている主要な化学変化を代表させているつもりであり
、第2次的な反応すなわち副反応も起り得る可能性を除
外するものと解釈すべきではない。
っている主要な化学変化を代表させているつもりであり
、第2次的な反応すなわち副反応も起り得る可能性を除
外するものと解釈すべきではない。
一般に、十分な表面積があると還元および選択的塩素化
反応を合理的な速度で起させ易いので、チタン含有材料
は粒状もしくは少くとも多孔性であることが望ましい。
反応を合理的な速度で起させ易いので、チタン含有材料
は粒状もしくは少くとも多孔性であることが望ましい。
砂鉱およびその類似物は、その小さい粒度の故に、さら
に粒度を小さくすることなく、典型的にそのまゝ用いる
ことができる。
に粒度を小さくすることなく、典型的にそのまゝ用いる
ことができる。
しかしながら塊状の鉱石では、なんらかの形の粉砕工程
が一般に必要であり、その場合粉砕の程度および費用は
反応速度を有利にする程度とバランスをとらなければな
らない。
が一般に必要であり、その場合粉砕の程度および費用は
反応速度を有利にする程度とバランスをとらなければな
らない。
1mmもしくはそれより小さいオーダーの粒子が一般に
最も有用である。
最も有用である。
便利のために、粒状材料はもし必要ならばたとえば炭素
およびバインダーによりブリケットに成形することがで
きる。
およびバインダーによりブリケットに成形することがで
きる。
本発明の実施において使用される固体の炭素質材料は、
炭素そのものたとえば木炭、石炭もしくはコークスであ
り、あるいはそれは加熱した場合還元剤として適する形
の炭素もしくは炭素化合物を生成する他の如伺なる材料
でもよい。
炭素そのものたとえば木炭、石炭もしくはコークスであ
り、あるいはそれは加熱した場合還元剤として適する形
の炭素もしくは炭素化合物を生成する他の如伺なる材料
でもよい。
本質的に炭素からなる材料が、副反応を少くしもしくは
除くために好適である。
除くために好適である。
好適には、固体の炭素質材料はまた大きい表面積を与え
るために、粒状もしくは少くとも多孔性の形で用いられ
る。
るために、粒状もしくは少くとも多孔性の形で用いられ
る。
しかしながら、使用する装置によっては、炭素の粉末も
しくは他の極端に小さい粒度の粒子、すなわち50μ以
下の粒子は、反応塔から著しく多量に吹飛ばされる結果
となる傾向がある。
しくは他の極端に小さい粒度の粒子、すなわち50μ以
下の粒子は、反応塔から著しく多量に吹飛ばされる結果
となる傾向がある。
この理由のため、幾分大きいすなわち0.1〜10mm
の炭素粒子が、特に粒子が多孔性である場合最も有用で
ある。
の炭素粒子が、特に粒子が多孔性である場合最も有用で
ある。
本発明の製造方法の実施に用いられる塩素化剤すなわち
FeCl3の全量は、もちろん鉱石の鉄分の本質的に全
部を塩素化させるために十分でなければならない。
FeCl3の全量は、もちろん鉱石の鉄分の本質的に全
部を塩素化させるために十分でなければならない。
FeCl2だけが生成されるところでは、これは鉄1原
子当り約2モルのFeCl3を意味する。
子当り約2モルのFeCl3を意味する。
能率をよくするために、もし必要でなければ、この精製
工程の間、水分およびFeCl3の1部分を消費する他
の物質が反応塔の中に存在しないことを確実にすること
が望ましい。
工程の間、水分およびFeCl3の1部分を消費する他
の物質が反応塔の中に存在しないことを確実にすること
が望ましい。
本発明の方法はバッチ式もしくは連続式のいずれかによ
り、広汎な種類の反応器を用いておこなうことができる
。
り、広汎な種類の反応器を用いておこなうことができる
。
流動層操作は連続的操作にとって有利である。
使用する装置の種類および種々の反応物質を供給し混合
する方法いかんにより、ここに指定する鉱石、炭素およ
びFeCl3の必要な割合は、反応の期間を通じて必ず
しも保持する必要はない。
する方法いかんにより、ここに指定する鉱石、炭素およ
びFeCl3の必要な割合は、反応の期間を通じて必ず
しも保持する必要はない。
たとえば1つもしくはそれ以上の材料の間歇的添加およ
び/あるいは1つもしくはそれ以上の材料の取出しおよ
び再循環のだめの方法を工夫することができる。
び/あるいは1つもしくはそれ以上の材料の取出しおよ
び再循環のだめの方法を工夫することができる。
本発明の方法は大気圧もしくはそれより僅かに高い方で
操作する方法により例示される。
操作する方法により例示される。
しかしながら、大気圧以下もしくは大気圧以上も用いる
ことができる。
ことができる。
使用する装置の性質に関係なく、本方法において発生す
るFeC12の全量を集めること自体に困難が経験され
る。
るFeC12の全量を集めること自体に困難が経験され
る。
これは通常の凝縮技術は若干のFeCl2を大気中へも
しくは水分との反応により失なわせる傾向があるので、
特に実験室もしくは他の小規模の操作に対してそうであ
る。
しくは水分との反応により失なわせる傾向があるので、
特に実験室もしくは他の小規模の操作に対してそうであ
る。
この理由のため、塩素化した鉄のパーセントを、残渣と
して残る鉄の量から確認することがしばしばもつと正確
である。
して残る鉄の量から確認することがしばしばもつと正確
である。
下記の実施例はこのようにして定量した転化率を示す。
一方、実施に際しては、鉱石/炭素の混合物の残渣を灼
熱して炭素を燃焼し去り、そののち鉄およびチタンを化
学分析することが包含される。
熱して炭素を燃焼し去り、そののち鉄およびチタンを化
学分析することが包含される。
次いでこれらを最初の鉱石の分析と比較する。
別法として、残渣は磁気分離にかけて炭素および他の非
磁性物質を鉄/チタン部分から除去し、そののち各部分
を分析することができる。
磁性物質を鉄/チタン部分から除去し、そののち各部分
を分析することができる。
本発明は次の実施例によりさらに例証される。
それらの中で部数および百分率は別に指定しない限り重
量による。
量による。
鉱石の分析について報告されているTiO2およびFe
の値は、試料によって変動があるため約1%以内で
正確であると考えなければならない。
の値は、試料によって変動があるため約1%以内で
正確であると考えなければならない。
この中のメッシュの大きさはアメリカ標準ふるいの大き
さである。
さである。
ガスの流速は室温で測定する。
実施例 1
メッシュの大きさ−60+160のチタン含有砂鉱(分
析値は64.6%T102,22.3%全Fe,21.
5%Fe3+で、少量のSiO2および他の酸化物を含
有する)の試料50.0gを乾燥した粒状の炭累3.5
gとブレンドし、第2図に示すような(内径42mmの
)細長い石英管に装入する。
析値は64.6%T102,22.3%全Fe,21.
5%Fe3+で、少量のSiO2および他の酸化物を含
有する)の試料50.0gを乾燥した粒状の炭累3.5
gとブレンドし、第2図に示すような(内径42mmの
)細長い石英管に装入する。
管の断面を満たしているそのブレンドは、シリカウール
により所定の位置に保持する。
により所定の位置に保持する。
炭素は標準の実験室級の木炭(アメリカ,ニュージャー
シー州,フェア・ローン,フィッシャー・サイエンティ
フィック・カンパニ・FisherSeientifi
c Company,Fair Lawn,New
Jersey,U−S−AよりDarco■G−60活
性炭の商標名で販売)である。
シー州,フェア・ローン,フィッシャー・サイエンティ
フィック・カンパニ・FisherSeientifi
c Company,Fair Lawn,New
Jersey,U−S−AよりDarco■G−60活
性炭の商標名で販売)である。
それは400メッシュよりはるかに小さい粒径と約65
0m2/gの表面積が特徴である。
0m2/gの表面積が特徴である。
次に市販品として入手できる試薬級の無水のFeCl3
232gを管に装入し、いくつかの部分で1050℃に
加熱する。
232gを管に装入し、いくつかの部分で1050℃に
加熱する。
120分間、蒸発したFeC13を、約200cc/m
inの速度で流れるアルゴンの気流により反応塔中へ送
る。
inの速度で流れるアルゴンの気流により反応塔中へ送
る。
FeCl2,微少量のT s c 14および末反応の
F e C l sは冷却し凝縮させて集める。
F e C l sは冷却し凝縮させて集める。
実験の終りにおいて、残った鉱石/炭素層から塩化物ガ
スをなくするためにアルゴン気流を用いる。
スをなくするためにアルゴン気流を用いる。
31.9gの残った鉱石/炭素層は2つの部分に磁気分
離する。
離する。
その磁性部分は1.0gあり、分析すると8 0.O%
Ti02と13.2%Feを含有することがわかる。
Ti02と13.2%Feを含有することがわかる。
非磁性部分は約900℃で空気中で灼熱すると30.3
.9の精製物があとに残り、その分析値は94.5%T
I02と3.6%Fe2 03である。
.9の精製物があとに残り、その分析値は94.5%T
I02と3.6%Fe2 03である。
鉱石中の最初の鉄分およびチタン分と、反応層の両方の
部分の中の各々の相対的割合とに基づいて、その精製物
は末反応の鉱石中のTiの91.1%およびFeの8.
0%を保有することが分かる。
部分の中の各々の相対的割合とに基づいて、その精製物
は末反応の鉱石中のTiの91.1%およびFeの8.
0%を保有することが分かる。
実施例 2
装置は第3図に示したタイプのものである。
反応塔の下部セクションに、実施例1において説明した
チタン含有砂鉱100gと、主な不純物として約2%の
いおうを含有しメッシュの大きさ−80+120の石油
コークス7.1gとをブレンドしたものを装入する。
チタン含有砂鉱100gと、主な不純物として約2%の
いおうを含有しメッシュの大きさ−80+120の石油
コークス7.1gとをブレンドしたものを装入する。
市販品として入手できる、典型的には99.5%純度の
固体粒状のFeCI2の過剰量を反応塔の上部に装入す
る。
固体粒状のFeCI2の過剰量を反応塔の上部に装入す
る。
その鉱石/炭素混合物を、約100cc/minの速度
で流れるアルゴン気流中で1050℃に加熱し、ついで
約238cC/minの速度で流れるCOの気流と15
分間接触させる。
で流れるアルゴン気流中で1050℃に加熱し、ついで
約238cC/minの速度で流れるCOの気流と15
分間接触させる。
COを流し続ける間にその混合物をFeCl3と接触さ
せる。
せる。
そのFeC13は、500℃に予熱され0.301g/
minの速度で流れるCl2の気流と100分間にわた
って接触させたFeC12から発生されるものでこれに
より全量で138gのFeCl3がつくられるそのCO
気流は還元および塩素化の間に全量で31.6.9のC
Oを供給する。
minの速度で流れるCl2の気流と100分間にわた
って接触させたFeC12から発生されるものでこれに
より全量で138gのFeCl3がつくられるそのCO
気流は還元および塩素化の間に全量で31.6.9のC
Oを供給する。
反応の完了後、アルゴンの気流を60分間再開する。
次いで反応塔を冷却したのち、残渣層を取出し空気中で
900℃で灼熱し、そして分析する664.6gの精製
物が得られ、それは95.3%TiO2および3.0%
Fe203を含有することがわかる。
900℃で灼熱し、そして分析する664.6gの精製
物が得られ、それは95.3%TiO2および3.0%
Fe203を含有することがわかる。
鉱石中の最初の鉄分およびチタン分と、精製物中の各々
の相対的割合とにもとづいて、その精製物は反応させな
い鉱石中のTiの95.3%および鉄の6,1%を保有
することが決定される。
の相対的割合とにもとづいて、その精製物は反応させな
い鉱石中のTiの95.3%および鉄の6,1%を保有
することが決定される。
実施例 3
チタン含有砂鉱に固体の炭素をブレンドせず、そしてC
OO代りに容積で約1%のCO2を含有するCOとCO
2の混合物の同量を使用する以外は、実施例2の操作法
の通りにおこなった。
OO代りに容積で約1%のCO2を含有するCOとCO
2の混合物の同量を使用する以外は、実施例2の操作法
の通りにおこなった。
反応塔から取出した精製物は63.9gで、分析値は9
5.9%Ti02および1.8%Fe203である。
5.9%Ti02および1.8%Fe203である。
その精製物は末反応の鉱石中のTiの94.9%および
Feの3.6%を保有することが決定される。
Feの3.6%を保有することが決定される。
実施例 4
本発明の選択的塩素化により生成するFeCI2を再循
環できることを示すために、2つの本質的には同一のバ
ッチ式の塩素化実験を、実施例2に説明した市販のFe
Cl2を用いておこなう。
環できることを示すために、2つの本質的には同一のバ
ッチ式の塩素化実験を、実施例2に説明した市販のFe
Cl2を用いておこなう。
これらの実験は再循環用のFeC12を生成するもので
それは後の実験において市販のFeCl2の代りに使用
する。
それは後の実験において市販のFeCl2の代りに使用
する。
市販のFeCl2からのFeCl3による塩素化FeC
l3がFeCl2を02と反応させることにより発生し
、COが塩素化の前および間に15分間60cc/mi
nの速度で流れること以外は、実施例2の操作法の通り
におこなった。
l3がFeCl2を02と反応させることにより発生し
、COが塩素化の前および間に15分間60cc/mi
nの速度で流れること以外は、実施例2の操作法の通り
におこなった。
55cc/minの速度で流れ、全量で11.2gのO
2を供給する02の気流を、500℃のFeC12に全
体で156分間接触させる。
2を供給する02の気流を、500℃のFeC12に全
体で156分間接触させる。
これは反応層に約152gのFeC13を供給する。
反応塔を冷却したのち残渣層を取出し、空気中で900
℃で灼熱し、そして分析する。
℃で灼熱し、そして分析する。
63.9gの精製物が得られ、その分析値は9 6.0
%Ti02および2.1%Fe2O3である。
%Ti02および2.1%Fe2O3である。
第3図の容器20に凝縮するFeCl2は後の実験のだ
めの出発材料として集める。
めの出発材料として集める。
上述の操作法を繰返し、65.9.9の精製物を得る。
その分析値は92.1%TiO2および3.5%Fe2
O3である。
O3である。
再循環用のFeCl2からのFeCl3による塩素化前
の実験から得られた再循環用のFeCI2を用いて上述
の操作法を繰返す。
の実験から得られた再循環用のFeCI2を用いて上述
の操作法を繰返す。
そのFeCl2は使用する前に、アルゴン存在下でその
融点以上に加熱して微量のFeCl3および水分を除去
する。
融点以上に加熱して微量のFeCl3および水分を除去
する。
そののち固化させ乳鉢および乳棒により粗砕する。
得られた精製物は648gで、その分析値は96.8%
Ti02および1.6%Fe2O3である。
Ti02および1.6%Fe2O3である。
その精製物は未反応の鉱石中のTiの97.0%および
Feの3.2%を保有することが決定される。
Feの3.2%を保有することが決定される。
1.9gのTiCl4 も捕集される。
反応塔の上部セクション中のFeCl2の反応層は末反
応のFeCl2および副産物のFe203を含有するこ
とが認められる。
応のFeCl2および副産物のFe203を含有するこ
とが認められる。
そのFe2O3は水で溶解することにより末反応のFe
Cl2を除去し、空気中で加熱して乾燥し、分析する。
Cl2を除去し、空気中で加熱して乾燥し、分析する。
それは末反応の鉱石中の鉄の量の98.5%に相当する
量の鉄を含有する。
量の鉄を含有する。
第3図の容器に凝縮するFeCl2の重量は、反応塔の
上部セクション中で酸化により消費されるFeCl2の
重量の87.5%に等しい。
上部セクション中で酸化により消費されるFeCl2の
重量の87.5%に等しい。
FeC12のロスは非能率的な凝縮の原因による。
実施例 5
使用した装置は第4図に示したタイプのものである。
実施例2において説明した市販のFeCl2467gを
反応塔の下部セクションに装入する。
反応塔の下部セクションに装入する。
実施例1において説明したチタン含有砂鉱200gと、
実施例2の石油コークス14.0gのブレンドしたもの
を反応塔の上部セクションに装入する。
実施例2の石油コークス14.0gのブレンドしたもの
を反応塔の上部セクションに装入する。
その鉱石/炭素混合物を1 1 2 0 cc/min
の速度で流れるアルゴン気流により流動化させる。
の速度で流れるアルゴン気流により流動化させる。
その流動する混合物を1050℃に加熱し、この温度で
60分間保持する。
60分間保持する。
同時にそのFeCl2を500℃に加熱する。
加熱されたFeC12を263cc/minの速度で流
れる02の気流と60分間にわたって接触させ、それに
より全体で20.7gの02を供給する。
れる02の気流と60分間にわたって接触させ、それに
より全体で20.7gの02を供給する。
その酸化の結果、約280gのFeCl3の中間物が生
成し、それは鉱石/炭素混合物と接触する。
成し、それは鉱石/炭素混合物と接触する。
同時に、その流動する鉱石/炭素混合物は、7 4 c
c/ mi nの速度で60分間流れるCOの気流と接
触させ、それにより全体で5.1gのCOを供給する。
c/ mi nの速度で60分間流れるCOの気流と接
触させ、それにより全体で5.1gのCOを供給する。
鉱石/炭素混合物の流動は反応の間中監視し、層の粘着
は起らない。
は起らない。
そののちCOおよび02のガス流を停止し、アルゴンを
別の60分間流しつづける。
別の60分間流しつづける。
反応塔を冷却させ、そののち残渣層を取出し、空気中で
900℃で灼熱し分析する。
900℃で灼熱し分析する。
精製物は134gであり、分析値は95.2%T102
および3.4%Fe2o3である。
および3.4%Fe2o3である。
その精製物は末反応の鉱石中のTiの98.8%および
Feの7.2係を保有することが決定される。
Feの7.2係を保有することが決定される。
TiCl4の生成は無視できる量であることが認められ
る。
る。
実施例 6
使用した装置は第4図に示したタイプのものである。
鉱石/炭素混合物の組成は、連続式精製法において到達
する層の組成を模倣するように選定する。
する層の組成を模倣するように選定する。
実施例2のFeCl2565gを反応塔の下部セクショ
ンに装入する。
ンに装入する。
メッシュの大きさ−60+160に粉砕したチタン含有
原鉱石(分析値は32.9%の全Fe,29.O%Fe
2+,44.4%TiO2で、残りは主としてSi02
,A12O3 およびMgOからなるもの)100g、
それと同じ鉱石の精製物(分析値は7. 8 % F
e 2 03,7 6.0%T i0 2で残りは主と
してS i02 2 Al2 03およびMgOからな
るもの)でメッシュの大きさ−60+160のもの10
0g、および実施例2において説明した石油コークス9
.2gの混合物を使用する。
原鉱石(分析値は32.9%の全Fe,29.O%Fe
2+,44.4%TiO2で、残りは主としてSi02
,A12O3 およびMgOからなるもの)100g、
それと同じ鉱石の精製物(分析値は7. 8 % F
e 2 03,7 6.0%T i0 2で残りは主と
してS i02 2 Al2 03およびMgOからな
るもの)でメッシュの大きさ−60+160のもの10
0g、および実施例2において説明した石油コークス9
.2gの混合物を使用する。
その鉱石/炭素混合物は1 1 2 0 cc/ mi
nの速度で流れるアルゴンガスの気流により流動化させ
る。
nの速度で流れるアルゴンガスの気流により流動化させ
る。
その流動する混合物を1050℃に加熱し、この温度で
120分間保持する。
120分間保持する。
同時に、そのFeCl2を500℃に加熱する。
加熱されたFeCl2を、227cc/minの速度で
流れるO2の気流と60分間にわたって接触させ、それ
により全体で17.8gの02を供給する。
流れるO2の気流と60分間にわたって接触させ、それ
により全体で17.8gの02を供給する。
その酸化の結果、約241gのFeCl3が生成し、そ
の流動する鉱石/炭素混合物は74cc/minの速度
で60分間流れるCOの気流と接触させ、それにより全
体で5.1gのCOを供給する。
の流動する鉱石/炭素混合物は74cc/minの速度
で60分間流れるCOの気流と接触させ、それにより全
体で5.1gのCOを供給する。
鉱石/炭素混合物の流動は反応の間中監視し、層の粘着
は起らない。
は起らない。
そののちCOおよび02のガス流を停止し、アルゴンを
別の60分間流しつづける。
別の60分間流しつづける。
反応塔を冷却させ、そののち残渣層を取出し、空気中で
950℃で灼熱し分析する。
950℃で灼熱し分析する。
これにより得られた精製物は147gであり、分析値は
8 2. 6 % T t 02および3,2%Fe2
03である。
8 2. 6 % T t 02および3,2%Fe2
03である。
計算によればその精製物は出発材料中のTiの本質的に
全部とFeの86係を保有する。
全部とFeの86係を保有する。
反応塔の上部セクション中の反応したFeCl2層は、
末反応のFeCl2および副産物のFe203を含有す
ることが認められる。
末反応のFeCl2および副産物のFe203を含有す
ることが認められる。
そのFe203は水で溶解することにより末反応のFe
Cl2を除去し、空気中で乾燥し、分析する。
Cl2を除去し、空気中で乾燥し、分析する。
それは出発材料中の鉄の含有量と本質的に当量の量の鉄
を含有する。
を含有する。
第3図の容器に凝縮するFeCl2中のFeO量は、反
応塔の上部セクション中で酸化により消費されるFeC
12中のFeの量の91.9%に等しい。
応塔の上部セクション中で酸化により消費されるFeC
12中のFeの量の91.9%に等しい。
FeC12のロスは非能率的な凝縮の原因による。
第1図は計算値にもとづいて本発明の還元/塩素化法の
選択性におよぼす(CO2)/(CO)の値の影警を実
証する。 第2,3および4図は本発明の方法の実施のために使用
できる実験室装置の種々の型式を一定の尺度ではなく図
式図で図解したものである。
選択性におよぼす(CO2)/(CO)の値の影警を実
証する。 第2,3および4図は本発明の方法の実施のために使用
できる実験室装置の種々の型式を一定の尺度ではなく図
式図で図解したものである。
Claims (1)
- 1 塩化第1鉄を入れた第1の反応帯に酸化剤を通じ、
それにより塩化第1鉄を塩化第2鉄に酸化すること、そ
してその際にその第1の反応帯の温度を塩化第2鉄の沸
点より高く保持すること、その塩化第2鉄をチタン含有
物質および還元剤を入れた第2の反応帯に通すこと、そ
の還元剤は固体の炭素質材料および1酸化炭素ガスから
なるグループのうちから少くとも1つを選択したもので
あること、その固体炭素質材料中の炭素の量がチタン含
有物質中の鉄成分に結合した酸素を2酸化炭素に転化す
るだめの化学量論的量より多く、そしてその酸素を1酸
化炭素に転化するだめの化学量論的量より少いかもしく
は大体において等しいこと、その1酸化炭素ガスの量が
少くともその酸素の残量を2酸化炭素に転化するに十分
であること、その第2の反応帯の温度が少くとも950
℃であり、それによりそのチタン含有物質中の鉄成分を
塩素化して塩化第1鉄を生成させること、および塩化第
1鉄を第1の反応帯へ再循環させることを含む、チタン
含有物質中の鉄成分を選択的に塩素化するだめの循環式
方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US46253574 US3926614A (en) | 1974-04-19 | 1974-04-19 | Ilmenite beneficiation with fecl' 3 'glaeser; hans hellmut |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS50141511A JPS50141511A (ja) | 1975-11-14 |
JPS589050B2 true JPS589050B2 (ja) | 1983-02-18 |
Family
ID=23836796
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50046598A Expired JPS589050B2 (ja) | 1974-04-19 | 1975-04-18 | エンカダイ2テツニヨル イルメナイトノセイセイ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JPS589050B2 (ja) |
BR (1) | BR7502391A (ja) |
CA (1) | CA1038630A (ja) |
DE (1) | DE2516807A1 (ja) |
GB (1) | GB1493724A (ja) |
ZA (1) | ZA752513B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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CA1212549A (en) * | 1982-06-01 | 1986-10-14 | Alan D. Crosby | Production of metal chlorides |
US4540551A (en) * | 1984-08-08 | 1985-09-10 | Scm Corporation | Two stage chlorination of titaniferous ore with FeCl3 reclamation |
FR2630724B1 (fr) * | 1988-04-29 | 1990-07-13 | Atochem | Procede de synthese du chlorure ferrique |
BR9005383A (pt) * | 1989-10-31 | 1991-09-17 | Du Pont | Processo para beneficiamento de material transportando titanio contendo ferro |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US1994367A (en) * | 1928-07-03 | 1935-03-12 | Sulphide Corp | Treatment of oxide iron ores and other materials containing iron in oxide form |
US1917789A (en) * | 1930-02-26 | 1933-07-11 | Bacon | Recovery of sulphur and iron oxide |
US2184885A (en) * | 1938-04-30 | 1939-12-26 | Pittsburgh Plate Glass Co | Treatment of titanium ores |
US2480184A (en) * | 1947-07-08 | 1949-08-30 | Union Carbide & Carbon Corp | Beneficiation of ores by the removal of iron |
US2762700A (en) * | 1949-08-23 | 1956-09-11 | Richard J Brooks | Production of ferrous chloride and metallic iron powder |
US2758019A (en) * | 1951-11-03 | 1956-08-07 | Nat Lead Co | Separation of iron from titaniferous iron ores |
US2747987A (en) * | 1952-02-27 | 1956-05-29 | Nat Lead Co | Process for separating iron values from titaniferous iron material |
US3244509A (en) * | 1961-08-22 | 1966-04-05 | M H Hoepli | Halide process for extraction of iron from iron-oxide-bearing materials |
US3118732A (en) * | 1962-01-29 | 1964-01-21 | Glidden Co | Cyclic process for producing titanium dioxide pigment |
US3699206A (en) * | 1970-03-23 | 1972-10-17 | Dunn Inc Wendell E | Process for beneficiation of titaniferous ores |
-
1974
- 1974-04-19 US US46253574 patent/US3926614A/en not_active Expired - Lifetime
-
1975
- 1975-04-16 CA CA224,795A patent/CA1038630A/en not_active Expired
- 1975-04-16 DE DE19752516807 patent/DE2516807A1/de not_active Withdrawn
- 1975-04-18 BR BR7503045A patent/BR7502391A/pt unknown
- 1975-04-18 ZA ZA00752513A patent/ZA752513B/xx unknown
- 1975-04-18 GB GB1604975A patent/GB1493724A/en not_active Expired
- 1975-04-18 JP JP50046598A patent/JPS589050B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
BR7502391A (pt) | 1976-03-09 |
US3926614A (en) | 1975-12-16 |
GB1493724A (en) | 1977-11-30 |
CA1038630A (en) | 1978-09-19 |
AU8019575A (en) | 1976-10-21 |
ZA752513B (en) | 1976-03-31 |
DE2516807A1 (de) | 1975-10-30 |
JPS50141511A (ja) | 1975-11-14 |
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