JPS5888686A - 地震報知装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は地震の発生を報知する装置の改良に関するも
のである。

工場、建物等多くの人がいる場所では、地震のの初期微
動（縦振動）を検出する装置を設置し、地震の初期微動
が検出されると、サイレンを鳴動させたり、自動放送を
行ったり［７て、そこにいる人々に報知することが行わ
れている。

しかし、この検出装置は常時応動可能にされているので
、夜間に多く通行する大形トラック等の振動で誤動作す
ることがあり、その結果、サイレンの鳴動等で近所の人
々の睡眠を妨げ、迷惑を与えることになる。

この発明は上記不具合を改良するもので、当該場所に人
がいないとき、地震以外の振動を発する物体が通行する
とき等には聴覚報知を阻止することにより、誤動作によ
る騒音発生を防止１７、近所の人々に迷惑を与えないよ
うにすることができるようにした地震報知装＋Ｗを提供
することを目的とする。

以下、第１図及び第２図によりこの発明の一実施例を説
明する。

図中、［１１は工場、建物等の地表、（２）は地表（ｌ
＋ｉｉ設置された初期微動検出器で、（３）はそのケー
ス、（４）はケース（３）内に設けられた永久磁石、（
５）は永久磁石（４）に嵌装され上下に移動可能に設け
られた移動管、（６）は移動管＋５１　Ｖ１巻回された
コイル、（７）は移動管（５）をケース（３１に吊持す
る引きはね、（８）は初期微動の周波数成分だけを通過
させる周波数フィルタ、（９）は周波数フィルタ（８）
の出力の電圧レベルが所定値以上のとき出力かｒＨＪと
なる電圧フィルタ、（１０）はＲ−Ｓフリップフロップ
（以下メモリという）、（ＩＩ）はＮＯＴゲート、（１
２）は管理人室に設けられた切放スイッチで、（１２ａ
）はその出力、（１３）はザイレン等の警報器、（１４
）はあらかじめ設定された内容をスピーカ（１６）から
自動放送する自動放送装置、（１６）は管理人室に設け
られたリセットボタン、（１ηは工場、建物等に近接す
る道路に而して敲圃されたマイクロホン（図示しない）
からの音響信号、（１８）り音圧の一定値、（１９ｊは
入力Ａ〉入力Ｂのとき出力が１−Ｈ」となりそれ以外の
ときけ出力がｒＬＪとなる電圧比較器、（２０）はＯＲ
ゲート、（２＋１ｒ；ｌ一時刻イ８号ケ発するテイジタ
ル時＝＋、（２２１は複数個のボタンからなり地震報知
阻止を開始する時刻全設定する開始Ｉ＃ｊ刻設定器、（
割は同じく終了する時刻全設定する終了時刻設定器、（
２４１、（２５ｉは入力へ−人力Ｂのとき出力がｒＨＪ
となりそれ以外のときは出力がｒＬＪとなる一致検出器
、（２６）はメモ１月相）と同様のメモリである。

次に、この実施例の動作を説明する。

地震の初期微動（縦振動）がつ１］来すると、初期微動
検出器（２）は振動し、移動Ｉ′ｉ′１’（５ｉすなわ
ちコイル（６）はケース（３）及び引きはね（７）　ｋ
介して上下に振動する。そのため、コイル（６）にに振
動電比が発生する。この出力は周波藁、″フィルタ（８
）′＼送られ、初期微動の周波数成分だけが通過する。

これし↓、人の歩行、風圧等による振動のｊわＶを極力
分離するためである。次に、周波数フィルタ（８）の出
力電圧が所定値以上になると、電圧フィルタ（９）の出
力は［ＨＪとなり、メモリ（ｌｆｌ＋はセットされ、出
力Ｑは「Ｌ」となる。これで、ＮＯＴケ−１・（１１）
の出力はｒＨＪとなり、切放スイッチ出力（１２ａ）は
「１（」となる。出力（１２ａ）がｒＨＪと乃：ると、
工場、建物等の非常用発電機を起動したり、工作機械類
を停止したりする。

一方、警報器（１３）は鳴動し、自動放送装置（１４）
は動作して、スピーカ（１５）から例えは［地震が発生
し捷した。避難を開始してください」と放送し、工場従
業員又は建物居住者に避難誘導を行う。上述は通常の地
震報知阻止である。

ところが、工場、建物等に近接する道路を大形トラック
等が通行すると、初期微動検出器（２）の出力が周波数
フィルタ（８，及び′電圧フィルタ（９）を通過して誤
検出されることかある。その防止について説明する。

ディジタル時討伐１）の出力か、地震報知阻止開始時刻
（例えば２１時）になると、一致検出器（２４）の出力
はｒＨＪとなり、メモ１月ｒ）はセットされ、出力Ｑは
「Ｈ」となる。これで、ＯＲゲー）　（ｚｏ）の出力は
ｒ　ＨＪとなるので、メモリ（１０）はリセットされ、
出力（はｒＨＪとなり、ＮＯ′ｉダート（１１）の出力
げｒＬＪと力る。この状態は、ディジタル時占１’　（
２１！の出力が、地震報知阻止終了時刻（例えば６時）
になる寸で継続する。したがって、この間に大形トラッ
ク等の通行により電圧フィルタ（９）の出力がｒＨＪに
なっても、メモ！Ｊ　［＋ｕｌはセットされず、誤報知
は阻止される。ディジタル時開（２］）の出力が、地震
報知阻止終了時刻になると、一致検出器値一の出力はｒ
ＨＪと々す、メモリ（２６）はリセットされ、出力Ｑは
ｒＬＪになる。これで、ＯＲゲート（２０）の出力もｒ
ＬＪとなり、平常状態に復帰する。

一方、大形トラック等の通行による音響は音響信号０′
７）として入力され、その音圧が一定値（１８）（ｒ越
えると、電圧比較器（Ｉ９）の出力はｒＨＪとなり、上
述と同様にメモ１月１０１はリセットされ、大形トラッ
ク通過の振動による誤報知は阻止される。

なお、管理人がリセットボタン（１６）を閉成したとき
も、ＯＲゲー）　（２０）の出力１ｄ　ｒＨＪとなり、
地震報知をしないようにすることができる。

なお、次のように実施することも可能である。

（７）工場、建物等の無人検知を時間設定で行わず、タ
イムレコーダ、人間検知器、多くの扉の施錠状態等の検
知によって行う。

（イ）無人のときは無条件で地震報知を阻止するように
したが、これを大形トラック等が通行するとき（１圧比
較器（１９）の動作時）たけ阻止するようにする。

（■　大形トラック等が通行するとき電圧フィルタ（１
１）の感度を下げるようにする。

（勾　地震の王振ルｊ１に対しても適用する。

（４）初期微動検出器（２）は第１図のものに限らず、
ひずみ計宿を用い／こものにする。

（効、す１定の条件が成立したときメモリ（１０）をリ
セットするようＶこした力、これケメモリ（１０）の出
力が伝わらないようにして、初期微動検出器（２）、周
波数フィルタ（８）及び電圧フィルタ（９）が動作した
かどうか？確認できるようにする。

（→　工場、建物以外の場所Ｖヒも適用する。

以上説明したとあ・りこの発明では、地震の初期微動が
検出されるとこれを聴覚報知し、人がいないとき、地震
以外の撮動を発する物体か通行したとき等＆Ｃは、上記
報知を阻止するようにしたので、誤動作による騒音発生
を防止し、近所の人々に迷惑を与えないようにすること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明による地震報知装置の一実施例を示す
初期微動検出器の縦断面図、第２図に、同じくブロック
回路図である。 （２）・・・初期微動検出器、（８）・・・周波数フィ
ルタ、（９）・・・電圧フィルタ、ｌｏｌ・・・Ｒ−Ｅ
＋フリップフロップ、（１１）・・・ＮＯＴゲート、（
１３）・・・誓報器、（１４）・・・自動放送装置、（
１５）・・・スピーカ、（１７）・・・音響信号、（１
８）・・・一定値、（１９）・・・電圧比較器、（２ｕ
ｌ・・・ＯＲタケ−ト、（２１）・・・ティジタル時計
、（２２１・・・開始時刻設短冊、（割・・・薪丁時刻
設定器、（２４）　、　（２５）・・・一致検出器、（
２６１・・Ｒ−８フリツプフロツプなお、図中同一部分
ｔま同一符号により示す。 代理人　　　路　野　信　−（外１名）第１図 ・□　　１　） ・　　′、ｆ４ 第２図 １纜

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｆｉｌ　　所定の場所内に地震の初期微動検出器を設置
   し、それが動作するとこれ全聴覚報知するようにしたも
   のにおいて、所定条件が成立すると動作する条件検出装
   置、及びこの条件検出装置が動作すると上記報知を阻止
   する阻止装置を備えたことを特徴とする地震報知装置。 （２＋　　ＰＩＴ定の５Ｆ９ｒ内に人が存在しないこと
   を所定の条件とした特許請求の範囲第１項記載の地震報
   知装置。 （３）地震以外の振動を発する物体か通行したことを所
   定の条件とした特許請求の範囲第１項記載の地震報知装
   置。