JPS5888128A - 天然ガラス発泡成形体の製造方法 - Google Patents
天然ガラス発泡成形体の製造方法Info
- Publication number
- JPS5888128A JPS5888128A JP18341281A JP18341281A JPS5888128A JP S5888128 A JPS5888128 A JP S5888128A JP 18341281 A JP18341281 A JP 18341281A JP 18341281 A JP18341281 A JP 18341281A JP S5888128 A JPS5888128 A JP S5888128A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foamed
- particles
- natural glass
- foaming
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03B—MANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
- C03B19/00—Other methods of shaping glass
- C03B19/10—Forming beads
- C03B19/108—Forming porous, sintered or foamed beads
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は天然ガラス発泡成形体の製造方法に関する。
近年、省エネルギー的観点より断熱材の有効的利用が盛
んに行われてきておシ、また、その断熱材に関してもよ
シ断熱効果の大きい材料が種々開発されつ＼ある。特に
不燃という大きな利点を生かして、真珠岩、黒曙岩、松
脂岩などの天然ガラスの発泡粒を利用しての各種断熱材
は最近需要の増加が著しい傾肉にある。
んに行われてきておシ、また、その断熱材に関してもよ
シ断熱効果の大きい材料が種々開発されつ＼ある。特に
不燃という大きな利点を生かして、真珠岩、黒曙岩、松
脂岩などの天然ガラスの発泡粒を利用しての各種断熱材
は最近需要の増加が著しい傾肉にある。
これらの断熱材としての利用法は、原石を発泡し丸見泡
粒をバラ粒のま＼利用するものと、その発泡粒を接着さ
せて一体化し、集合体として利用するものなどがある。
粒をバラ粒のま＼利用するものと、その発泡粒を接着さ
せて一体化し、集合体として利用するものなどがある。
発泡粒をパラ粒の壕＼利用する方法としては、非定形空
間へ充填する場合などは効果があるが、内外壁面などに
利用する場合には一定の形を形成している方が施工性の
面から特に好ましい。したがって発泡粒を接着させ、あ
る一定の寸法のものを効率的に成形する方法が各種試み
られている。九とえば実開昭５３−５０７５９゜特開昭
４９−５２８０７ 、特開昭５０−１０４２１４等に見
られるごとく発泡粒の自己融着性を利用して効率的に成
形体を得る方法が提案されている。
間へ充填する場合などは効果があるが、内外壁面などに
利用する場合には一定の形を形成している方が施工性の
面から特に好ましい。したがって発泡粒を接着させ、あ
る一定の寸法のものを効率的に成形する方法が各種試み
られている。九とえば実開昭５３−５０７５９゜特開昭
４９−５２８０７ 、特開昭５０−１０４２１４等に見
られるごとく発泡粒の自己融着性を利用して効率的に成
形体を得る方法が提案されている。
壕九、特公昭１８−１９４２によれば、天然ガラスを主
成分とする発泡成形体を得る方法として、黒曙岩を８０
０〜１２００℃に加熱、ｍａｉ５せると同時に所要の形
状に圧縮成形して害鳥に成形体が得られることが明示さ
れている。
成分とする発泡成形体を得る方法として、黒曙岩を８０
０〜１２００℃に加熱、ｍａｉ５せると同時に所要の形
状に圧縮成形して害鳥に成形体が得られることが明示さ
れている。
★九、一般に黒層岩、真珠岩、松脂岩およびシラス等の
膨張性天然ガラスは、５Ｏ−Ｏ〜１３００℃に加熱する
ことによシ発池＊＊することは周知であシ、さらに発泡
膨張時に粒子相互が融着する性質を利用することによシ
、発泡成形体を得ることができることもよく知られてい
るところである。
膨張性天然ガラスは、５Ｏ−Ｏ〜１３００℃に加熱する
ことによシ発池＊＊することは周知であシ、さらに発泡
膨張時に粒子相互が融着する性質を利用することによシ
、発泡成形体を得ることができることもよく知られてい
るところである。
ところが、従来一般的におこなわれているように８００
〜１３００℃に昇温した温度雰囲気中に原石を投入し発
泡させ、軽量発泡成形体を成形すると、実際には発泡粒
子間が密に充填されず、かなり粒子間空隙のある成形体
となり、成形体としての熱伝導率が大きく、せっかく断
熱効果の優れた発泡粒を用いながら集合体にすることに
よって断熱効果を低下させてしまう傾向くあった。
〜１３００℃に昇温した温度雰囲気中に原石を投入し発
泡させ、軽量発泡成形体を成形すると、実際には発泡粒
子間が密に充填されず、かなり粒子間空隙のある成形体
となり、成形体としての熱伝導率が大きく、せっかく断
熱効果の優れた発泡粒を用いながら集合体にすることに
よって断熱効果を低下させてしまう傾向くあった。
この発明は上記問題点に着目しなされたものであシ、そ
Ｏ目的は発泡粒の発泡倍率が高く、しかも粒子間が密に
融着し粒子間空隙が少なく、断熱性能が極めて優れ九天
然ガラス発泡成形体を提案するにある。
Ｏ目的は発泡粒の発泡倍率が高く、しかも粒子間が密に
融着し粒子間空隙が少なく、断熱性能が極めて優れ九天
然ガラス発泡成形体を提案するにある。
この発明の要旨は、天然ガラス粒を加熱し発泡せしめ、
これを加圧し融着せしめ発泡成形体を製造するに幽り、
天然ガラス粒の加熱温度をｌθ℃〜５０℃／分の速度で
昇温せしめることを４１黴とする天然ガラス発泡成形体
の製造方法である。
これを加圧し融着せしめ発泡成形体を製造するに幽り、
天然ガラス粒の加熱温度をｌθ℃〜５０℃／分の速度で
昇温せしめることを４１黴とする天然ガラス発泡成形体
の製造方法である。
この方法を用いゐことによって、従来の加熱温度条件下
での原石の発泡性よりも更に発泡性が約５０％向上し、
発泡時の発泡粒の流動性が向上し変形性にも寄与するこ
とにより発泡粒子間は変形性の向上し九尭泡粒子によっ
て充分に充填され、発泡粒の断熱効果を十分生かしきっ
た優れた断熱材としての成形体を得ることができる。
での原石の発泡性よりも更に発泡性が約５０％向上し、
発泡時の発泡粒の流動性が向上し変形性にも寄与するこ
とにより発泡粒子間は変形性の向上し九尭泡粒子によっ
て充分に充填され、発泡粒の断熱効果を十分生かしきっ
た優れた断熱材としての成形体を得ることができる。
原石の発泡性が向上する理由として種々考えられるが、
昇温速度を調整することによって原石の内部含水状態の
変化による溶融時の粘性変化、あるいは内ｗ残音応力Ｏ
Ｉｌ和により応力集中が回避され、均−発泡に寄与する
ことなども理由の一つと考えられる。
昇温速度を調整することによって原石の内部含水状態の
変化による溶融時の粘性変化、あるいは内ｗ残音応力Ｏ
Ｉｌ和により応力集中が回避され、均−発泡に寄与する
ことなども理由の一つと考えられる。
本発明において、原料でもゐ天然ガラス粒としては、黒
曙岩、真珠岩、松脂岩、あるいはシラスなどの粒体が利
用でするが、これらが主成分（５０％以上）であれば他
の成分が搗大して４ｈ−＆しつかえない。特にこれらの
中で黒曙看が最も効果的である。
曙岩、真珠岩、松脂岩、あるいはシラスなどの粒体が利
用でするが、これらが主成分（５０％以上）であれば他
の成分が搗大して４ｈ−＆しつかえない。特にこれらの
中で黒曙看が最も効果的である。
ま九、本発明の昇温速度は発泡温度まで１０〜ｂ
は６０℃／ｗｉｎ以上の昇温速度では従来の原石の発泡
性と比較して向上が小さく、もしくは同勢で発泡粒の変
形性に寄与せず粒子間が充填されず効果がほとんど無い
。特に好ましい昇温速度は１５〜ｂ 以下、本発明を実施例、および比較例を用いて説明する
。
性と比較して向上が小さく、もしくは同勢で発泡粒の変
形性に寄与せず粒子間が充填されず効果がほとんど無い
。特に好ましい昇温速度は１５〜ｂ 以下、本発明を実施例、および比較例を用いて説明する
。
（実施例１）
粒径α８〜１．２１ＥＩに粉砕、篩分けし九黒曙岩粒体
１１ｍ５ｇを、１５０ｍ（長さ）Ｘ１００ｓ＋ｓ（巾）
Ｘ５Ｇｍ（高さ）の密閉式ステンレス製蓋枠に投入し、
マツフル炉を用いて炉内温度を１０５０℃まで１５℃／
ｗｉｎ で昇温し発泡成形体を得、その成形体の内部状
態を観察したところ、発泡粒子間はすべて充填され、さ
らに蓋枠のコーナ一部もすべて充填されてシシ、その成
形体の比重は０．１５であった。を九、仁の時の昇温速
度と同じ条件で原石１個の発泡倍率（発泡倍率＝発泡後
の発泡粒子の体積／発泡前の１石の体積）を測定し九と
ころ、約４０倍であった。
１１ｍ５ｇを、１５０ｍ（長さ）Ｘ１００ｓ＋ｓ（巾）
Ｘ５Ｇｍ（高さ）の密閉式ステンレス製蓋枠に投入し、
マツフル炉を用いて炉内温度を１０５０℃まで１５℃／
ｗｉｎ で昇温し発泡成形体を得、その成形体の内部状
態を観察したところ、発泡粒子間はすべて充填され、さ
らに蓋枠のコーナ一部もすべて充填されてシシ、その成
形体の比重は０．１５であった。を九、仁の時の昇温速
度と同じ条件で原石１個の発泡倍率（発泡倍率＝発泡後
の発泡粒子の体積／発泡前の１石の体積）を測定し九と
ころ、約４０倍であった。
（ｌＩ論何例２
粒＠ｔＳ〜＆５ｍに粉砕、簡分けした黒曙者粒体１１Ｌ
５ＩＩを、実施例１で用いたものと同じ形状、寸法の蓋
枠に投入し、マツフル炉を使用して炉内温度を１０５０
℃壕で３５℃／ｗｉｎで昇温し発泡成形体を得、その成
形体を観察したところ、発泡粒子間はすべて充填され、
しかも蓋枠コーナ一部も完全く充填されて幹シ、その時
の成形体比重はα１３であつ九。オ九実施例１と同様、
原石１個を１０５０℃壕で３５℃／ｍｉ ｎ で昇温さ
せ発泡倍率を測定したところ、約４８倍であつ九。
５ＩＩを、実施例１で用いたものと同じ形状、寸法の蓋
枠に投入し、マツフル炉を使用して炉内温度を１０５０
℃壕で３５℃／ｗｉｎで昇温し発泡成形体を得、その成
形体を観察したところ、発泡粒子間はすべて充填され、
しかも蓋枠コーナ一部も完全く充填されて幹シ、その時
の成形体比重はα１３であつ九。オ九実施例１と同様、
原石１個を１０５０℃壕で３５℃／ｍｉ ｎ で昇温さ
せ発泡倍率を測定したところ、約４８倍であつ九。
（比較例１）
実施例１と同じ黒曙岩粒体と蓋枠を用い、従来の製造法
にならい既に１０５０″ＣＫ昇温しているマツフル炉内
に移し、加熱発泡して発泡成形体を得九。得られた成形
体を観察したところ、発泡粒子間Ｋかな夛多くの空隙が
存在し、さらに、蓋枠の各コーナ一部が充填されていな
い現象も生じていた。この時と同じ条件、すなわち１０
５０℃の温度中へ原石１個を入れて発泡倍率を測定した
ところ、約２７倍であつ九。
にならい既に１０５０″ＣＫ昇温しているマツフル炉内
に移し、加熱発泡して発泡成形体を得九。得られた成形
体を観察したところ、発泡粒子間Ｋかな夛多くの空隙が
存在し、さらに、蓋枠の各コーナ一部が充填されていな
い現象も生じていた。この時と同じ条件、すなわち１０
５０℃の温度中へ原石１個を入れて発泡倍率を測定した
ところ、約２７倍であつ九。
（比較例２）
実施例２と同じ黒曙岩粒体を同量用いて、同じ蓋枠を使
用して炉内温度を１０５０℃まで６０℃／ｗｉｎの昇温
速度で加熱し、得られた成形体の内部状態を観察し九と
ころ、発泡粒子間にかなシ多くの空隙が存在し、壕九比
較例１と同じように蓋枠コーナ一部が充填されておらず
、外観および内部状態とも不要な成形体しか得られなか
った。
用して炉内温度を１０５０℃まで６０℃／ｗｉｎの昇温
速度で加熱し、得られた成形体の内部状態を観察し九と
ころ、発泡粒子間にかなシ多くの空隙が存在し、壕九比
較例１と同じように蓋枠コーナ一部が充填されておらず
、外観および内部状態とも不要な成形体しか得られなか
った。
また、原石１個を同じ発泡温度条件下で発泡させ、発泡
倍率を測定したところ、約３０倍であった。
倍率を測定したところ、約３０倍であった。
（比較例３）
比較例２において、昇温速度のみを１０５０℃まで５℃
／ｍｉｎの速度で加熱し、その他は全く同じ条件で得ら
れた成形体を観察したところ、比較例２と同様に発泡粒
子間にかなシ多くの空隙が存在し、蓋枠コーナ一部も未
充填であった。この時の昇温速度条件下での原石１個の
発泡倍率は約２８倍であつ九。
／ｍｉｎの速度で加熱し、その他は全く同じ条件で得ら
れた成形体を観察したところ、比較例２と同様に発泡粒
子間にかなシ多くの空隙が存在し、蓋枠コーナ一部も未
充填であった。この時の昇温速度条件下での原石１個の
発泡倍率は約２８倍であつ九。
本発明は以上の如く、原石を加熱し発泡させる過程にお
いて、加熱温度の昇温速度を１０〜ｂく向上させ、成形
体と成す時に発泡粒子間を充分に充填することができる
ので、極めて断熱性に優れた発泡成形体とすることがで
きる。しかも、昇温適度の調整は製造設備上では極めて
容易に設計でき得るので、その実用的価値は極めて大で
ある。
いて、加熱温度の昇温速度を１０〜ｂく向上させ、成形
体と成す時に発泡粒子間を充分に充填することができる
ので、極めて断熱性に優れた発泡成形体とすることがで
きる。しかも、昇温適度の調整は製造設備上では極めて
容易に設計でき得るので、その実用的価値は極めて大で
ある。
特許出願人 旭化成工業株式金社
代理人 入門 知
Claims (1)
- （１） 天然ガラス粒を加熱し発泡せしめ、これを加
圧し融着せしめ発泡成形体を製造するに轟り、天然ガラ
ス粒の加熱温度を１０℃〜５０℃／分の速度で昇温させ
ることを特徴とする天然ガラス発泡成形体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18341281A JPS5888128A (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 天然ガラス発泡成形体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18341281A JPS5888128A (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 天然ガラス発泡成形体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5888128A true JPS5888128A (ja) | 1983-05-26 |
Family
ID=16135320
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18341281A Pending JPS5888128A (ja) | 1981-11-16 | 1981-11-16 | 天然ガラス発泡成形体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5888128A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7459208B2 (en) * | 2001-08-20 | 2008-12-02 | Advanced Minerals Corporation | Foam glass product |
| US8465814B2 (en) | 2006-03-21 | 2013-06-18 | Imerys Filtration Minerals, Inc. | High strength foam glass |
| US8936850B2 (en) | 2010-07-19 | 2015-01-20 | Imerys Filtration Minerals, Inc. | Foam glass having a low coefficient of thermal expansion and related methods |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51130413A (en) * | 1975-05-08 | 1976-11-12 | Oo Kee Emu Enjiniaringu Kk | Manufacture of lightweight foam materials |
-
1981
- 1981-11-16 JP JP18341281A patent/JPS5888128A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51130413A (en) * | 1975-05-08 | 1976-11-12 | Oo Kee Emu Enjiniaringu Kk | Manufacture of lightweight foam materials |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7459208B2 (en) * | 2001-08-20 | 2008-12-02 | Advanced Minerals Corporation | Foam glass product |
| US8465814B2 (en) | 2006-03-21 | 2013-06-18 | Imerys Filtration Minerals, Inc. | High strength foam glass |
| US8936850B2 (en) | 2010-07-19 | 2015-01-20 | Imerys Filtration Minerals, Inc. | Foam glass having a low coefficient of thermal expansion and related methods |
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