JPS588797A - 潤滑油剤 - Google Patents
潤滑油剤Info
- Publication number
- JPS588797A JPS588797A JP10628381A JP10628381A JPS588797A JP S588797 A JPS588797 A JP S588797A JP 10628381 A JP10628381 A JP 10628381A JP 10628381 A JP10628381 A JP 10628381A JP S588797 A JPS588797 A JP S588797A
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- JP
- Japan
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- lubricant
- compound
- ch2ch2o
- compd
- straight
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イし
本発明は水に対して溶解性又は自己り一ケ有し、また高
温で使用してもタール状物質の生成の少ない新規な潤滑
油剤に関する。
温で使用してもタール状物質の生成の少ない新規な潤滑
油剤に関する。
金属の加工(たとえば圧延、プレス、引抜き。
及び切削等)においては金属と工具間の焼付き防止等の
ために潤滑油剤が使用され、また、繊維の製造、加工等
においても、繊維と機械、繊維と繊維の接触部分におい
て繊維が切断されるのを防止する等の目的で潤滑油剤が
使用されている。
ために潤滑油剤が使用され、また、繊維の製造、加工等
においても、繊維と機械、繊維と繊維の接触部分におい
て繊維が切断されるのを防止する等の目的で潤滑油剤が
使用されている。
機械金属工業、繊維工業等の各種の工程で使用されるこ
の種の潤滑油剤としては、従来鉱油、高級アルコールの
エステル類、高級脂肪酸のエステル類、天然油脂類等の
水不溶性タイプの潤滑油剤、或いは高級アルコール−や
高級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加体等の水溶性タ
イプの潤滑油剤、又はこれらの潤滑油剤の混合物等が使
用されてきた。
の種の潤滑油剤としては、従来鉱油、高級アルコールの
エステル類、高級脂肪酸のエステル類、天然油脂類等の
水不溶性タイプの潤滑油剤、或いは高級アルコール−や
高級脂肪酸のアルキレンオキサイド付加体等の水溶性タ
イプの潤滑油剤、又はこれらの潤滑油剤の混合物等が使
用されてきた。
しかしながら、水不溶性タイプの潤滑油剤は、潤滑効果
は優れているが、使用後の油剤の洗浄除去性が劣り、ま
た、高温で1吏用された場合にはタール状物質が生成し
繊維−ヤ金属等の表面に付着残存するなどの欠点があっ
た。また、従来の水溶性タイプの潤滑油剤は洗浄除去性
は優れているが、潤滑効果が不十分である欠点があった
。またこれらの両者を混合した混合タイプの潤滑油剤は
、一般に水溶性潤滑油剤による潤滑効果の阻害作用が大
きくて、十分な潤滑効果を示さない欠点があった。
は優れているが、使用後の油剤の洗浄除去性が劣り、ま
た、高温で1吏用された場合にはタール状物質が生成し
繊維−ヤ金属等の表面に付着残存するなどの欠点があっ
た。また、従来の水溶性タイプの潤滑油剤は洗浄除去性
は優れているが、潤滑効果が不十分である欠点があった
。またこれらの両者を混合した混合タイプの潤滑油剤は
、一般に水溶性潤滑油剤による潤滑効果の阻害作用が大
きくて、十分な潤滑効果を示さない欠点があった。
かくして、水に可溶性又は乳化性であり、かつ潤滑効果
の優れた潤滑油剤の開発が要望され、これにこたえる潤
滑油剤として高級アルコールアルキレンオキザイド付加
体と高級脂肪酸等とノエステル化物、或いは高級アルコ
ールアルキレンオキサイド付加体の末端ヒドロキシル基
を低級アルキル基で封鎖したエーテル化物が提案された
。しかし、前者はエステル構造を有するため加水分解さ
れやすく品質の安定性に難赤あった。また後者はエーテ
ル化物を合成する際収率が低く、壕だ副生混入する不純
物を除去するだめに複雑な後処理工程が必要となり製造
コストが高くなり、潤滑油剤として使用するに経済性の
面で不利であった。
の優れた潤滑油剤の開発が要望され、これにこたえる潤
滑油剤として高級アルコールアルキレンオキザイド付加
体と高級脂肪酸等とノエステル化物、或いは高級アルコ
ールアルキレンオキサイド付加体の末端ヒドロキシル基
を低級アルキル基で封鎖したエーテル化物が提案された
。しかし、前者はエステル構造を有するため加水分解さ
れやすく品質の安定性に難赤あった。また後者はエーテ
ル化物を合成する際収率が低く、壕だ副生混入する不純
物を除去するだめに複雑な後処理工程が必要となり製造
コストが高くなり、潤滑油剤として使用するに経済性の
面で不利であった。
本発明者らは、従来の潤滑油剤における上記の欠点を改
良するために鋭意研究を重ねだ結果、アルコール或いは
アルキルフェノール等のアルキレンオキサイド伺加体と
アセトアルデヒド又はバラアルデヒドから合成される特
定の構造を有するアセタール化合物が、水溶性又は水乳
化性に優れ、しかも優れた潤滑効果を有する事を見出し
、本発明を完成した。すなわち本発明は、一般式 〔但し、R′及びR″は同じでも異ってもよく、それぞ
れ炭素数3〜.2乙の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基
又は直鎖若しくは分岐鎖のアルクニル基又はアルキル置
換基を有するフェニル基である。X及びYは同じでも異
ってもよく、何れも−C! H2CI−(20−及び−
OH2CH−0−をHs それぞれ/単位と数えた場合、−01−12cI(20
−及のオキシアルキレン鎖でありその末端の酸素原子が
〕Q HCH3の↓会メチル基に隣接する炭素原子と結
合している。〕 で示される化合物を含有する潤滑油剤である。
良するために鋭意研究を重ねだ結果、アルコール或いは
アルキルフェノール等のアルキレンオキサイド伺加体と
アセトアルデヒド又はバラアルデヒドから合成される特
定の構造を有するアセタール化合物が、水溶性又は水乳
化性に優れ、しかも優れた潤滑効果を有する事を見出し
、本発明を完成した。すなわち本発明は、一般式 〔但し、R′及びR″は同じでも異ってもよく、それぞ
れ炭素数3〜.2乙の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基
又は直鎖若しくは分岐鎖のアルクニル基又はアルキル置
換基を有するフェニル基である。X及びYは同じでも異
ってもよく、何れも−C! H2CI−(20−及び−
OH2CH−0−をHs それぞれ/単位と数えた場合、−01−12cI(20
−及のオキシアルキレン鎖でありその末端の酸素原子が
〕Q HCH3の↓会メチル基に隣接する炭素原子と結
合している。〕 で示される化合物を含有する潤滑油剤である。
一般式CI)で示される本発明の必須化合物はアルコー
ル又はアルキルフェノール等のアルキレンオキサイド付
加体とアセトアルデヒド或いは、パラアルデヒドを原料
として、塩酸、硫酸、塩化カルシウム、臭化水素、p−
トルエンスルホン酸、三弗化ホウ素、リン酸、イオン交
換樹脂、モレキュラシーブ、塩化アルミニウム等の酸性
触媒あるいは脱水剤の存在下にアセタール化する事によ
り合成することができる。
ル又はアルキルフェノール等のアルキレンオキサイド付
加体とアセトアルデヒド或いは、パラアルデヒドを原料
として、塩酸、硫酸、塩化カルシウム、臭化水素、p−
トルエンスルホン酸、三弗化ホウ素、リン酸、イオン交
換樹脂、モレキュラシーブ、塩化アルミニウム等の酸性
触媒あるいは脱水剤の存在下にアセタール化する事によ
り合成することができる。
一般& CI)で示される本発明の必須化合物の合成原
料に用いられるアルキレンオキサイド付加体は、炭素数
3〜2乙の直鎖又は分岐鎖アルキル基又はアルケニル基
を有する7価アルコール又は、アルキル置換基を有する
フェノールの7モル当りに、エチレンオキザイド又はエ
チレンオキザイドとプロピレンオキサイドを2〜100
モル付加する事により合成することができる。
料に用いられるアルキレンオキサイド付加体は、炭素数
3〜2乙の直鎖又は分岐鎖アルキル基又はアルケニル基
を有する7価アルコール又は、アルキル置換基を有する
フェノールの7モル当りに、エチレンオキザイド又はエ
チレンオキザイドとプロピレンオキサイドを2〜100
モル付加する事により合成することができる。
該アルキレンオキサイド付加体の原料に用いられるアル
コールの炭素数は3〜.27でなければならず、フェノ
ールはアルキル置換基を有する構造でなければならない
。またアルキレンオキサイドの付加モル数は2〜100
でなければならない。ここでアルコールの炭素数が2未
満あるいはフェノールがアルキル置換基を有し々い場合
、これを原料として合成したアセタール化物を潤滑油剤
として使用しても、十分な潤滑効果を有しない。 、 またアルコールの炭素数が26を越える場合又はアルキ
レンオキサイドの付加モル数が2未満の場合には、これ
を原料として合成したアセタール化物は水に対する溶解
性又は乳化性が失なわれ潤滑油剤として使用した後の洗
浄性が悪化する。更にアルキレンオキサイドの付加モル
数が700を越えるとこれを原料としたアセタール化物
が高粘度な液体又は固体となり、取扱い時の作業性が低
下する。
コールの炭素数は3〜.27でなければならず、フェノ
ールはアルキル置換基を有する構造でなければならない
。またアルキレンオキサイドの付加モル数は2〜100
でなければならない。ここでアルコールの炭素数が2未
満あるいはフェノールがアルキル置換基を有し々い場合
、これを原料として合成したアセタール化物を潤滑油剤
として使用しても、十分な潤滑効果を有しない。 、 またアルコールの炭素数が26を越える場合又はアルキ
レンオキサイドの付加モル数が2未満の場合には、これ
を原料として合成したアセタール化物は水に対する溶解
性又は乳化性が失なわれ潤滑油剤として使用した後の洗
浄性が悪化する。更にアルキレンオキサイドの付加モル
数が700を越えるとこれを原料としたアセタール化物
が高粘度な液体又は固体となり、取扱い時の作業性が低
下する。
そして、前記一般式CI)で特定される化合物を必須成
分として、本発明はすぐれた潤滑効果を有し、しかも高
温で使用してもタール状物質の生成かなく、捷だ使用後
の間層油剤の洗浄除去性が優れている。
分として、本発明はすぐれた潤滑効果を有し、しかも高
温で使用してもタール状物質の生成かなく、捷だ使用後
の間層油剤の洗浄除去性が優れている。
なお本発明の必須化合物は、前述した製造方法で合成す
ることができるが、その他の製造方法として、アルコー
ル又はアルキルフェノールのアルキレンオキサイド付加
体とアルケニルエーテル(例えばブチルビニールエーテ
ル等)トから酸性触媒の存在下で合成することもできる
し、また該アルキレンオキサイド付加体とアセチレンと
から酸化銀 三弗化ホウ素の存在下で合成する事もでき
る。
ることができるが、その他の製造方法として、アルコー
ル又はアルキルフェノールのアルキレンオキサイド付加
体とアルケニルエーテル(例えばブチルビニールエーテ
ル等)トから酸性触媒の存在下で合成することもできる
し、また該アルキレンオキサイド付加体とアセチレンと
から酸化銀 三弗化ホウ素の存在下で合成する事もでき
る。
すなわち本発明の必須化合物は最終的に特許請求範囲に
示す構造を有する事が必要であるがその合成はいかなる
製造方法によるものであってもよく、製造条件を問わな
い。
示す構造を有する事が必要であるがその合成はいかなる
製造方法によるものであってもよく、製造条件を問わな
い。
本発明の間層油剤は、使用に当り一般式CI)で示され
る化合物の一種を単独で用いてもよく、又二種類以上を
混合して用いてもよいし、或いは従来より公知の潤滑油
剤と適宜々割合で混合して使用してもよい。また従来よ
り、しばしば潤滑油剤と混合して用いられる帯電防止剤
、糊剤、柔軟剤、防錆剤その他の添加剤と混合して用い
る事もできる。
る化合物の一種を単独で用いてもよく、又二種類以上を
混合して用いてもよいし、或いは従来より公知の潤滑油
剤と適宜々割合で混合して使用してもよい。また従来よ
り、しばしば潤滑油剤と混合して用いられる帯電防止剤
、糊剤、柔軟剤、防錆剤その他の添加剤と混合して用い
る事もできる。
次に、本発明の必須化合物の製造例及び本発明の実施例
をあげて説明するが、本発明はこれらの製造例及び実施
例によりなんら限定されるものではない。
をあげて説明するが、本発明はこれらの製造例及び実施
例によりなんら限定されるものではない。
製造例 1
市販のオキソアルコール〔三菱油化株式会社商品名 ド
パノール、23、炭素数/、2と/3のオキソアルコー
ルの混合物(平均分子量/タフ)〕の1モルに対して、
エチレンオキサイドを平均3モル付加せしめた化合物の
32乙りを還流器付のIQ、反応フラスコに入れ、石油
エーテルを/IOfと触媒として硫酸をO≠タグ加え加
熱し、石油エーテルを蒸発還流させた。これにパラアル
デヒド4&ii’を70時間かけて徐々に添加し、その
間石油エーテルと共沸して溜出する水層を分離した。さ
らに同温度で7時間保って反応を完結させた。
パノール、23、炭素数/、2と/3のオキソアルコー
ルの混合物(平均分子量/タフ)〕の1モルに対して、
エチレンオキサイドを平均3モル付加せしめた化合物の
32乙りを還流器付のIQ、反応フラスコに入れ、石油
エーテルを/IOfと触媒として硫酸をO≠タグ加え加
熱し、石油エーテルを蒸発還流させた。これにパラアル
デヒド4&ii’を70時間かけて徐々に添加し、その
間石油エーテルと共沸して溜出する水層を分離した。さ
らに同温度で7時間保って反応を完結させた。
これにアルミナ−酸化マグネシウム系吸着剤を/と1添
加して攪拌処理し、その後濾過して触媒を除去した。
加して攪拌処理し、その後濾過して触媒を除去した。
更に、この反応混合物中の石油エーテルと未反応のパラ
アルデヒドをロータリーエバポレーターを用いて減圧溜
]kした。処理後の生成物は、無色透明の液体で332
7が得られた。
アルデヒドをロータリーエバポレーターを用いて減圧溜
]kした。処理後の生成物は、無色透明の液体で332
7が得られた。
この生成物はアセタール価を測定して純度を求めた結果
、アセタール化合物含有量り。係であった。本化合物は
一般式〔■〕におけるR′及びR″が炭素数72と73
の混合アルキル基であり、X及びY カ(0HtOH2
0)3である本発明の必須化合物であった。
、アセタール化合物含有量り。係であった。本化合物は
一般式〔■〕におけるR′及びR″が炭素数72と73
の混合アルキル基であり、X及びY カ(0HtOH2
0)3である本発明の必須化合物であった。
製造例 2
ドパノール23の1モルに対して、エチレンオキサイド
を平均40モルプロピレンオキサイドを平均/1モル付
加せしめた化合物、37tグ、石油エーテル 、rp
y、硫酸 。/f/、ハラアルデヒド:/31i′を原
料にして、製造例1と同様の条件で反応させた後、処理
した。処理後の生成物は、無色透明の液体で367fが
得られた。
を平均40モルプロピレンオキサイドを平均/1モル付
加せしめた化合物、37tグ、石油エーテル 、rp
y、硫酸 。/f/、ハラアルデヒド:/31i′を原
料にして、製造例1と同様の条件で反応させた後、処理
した。処理後の生成物は、無色透明の液体で367fが
得られた。
この生成物はアセタール価を測一定して純度を求めた結
果、アセタール化合物含有量74’%であった。
果、アセタール化合物含有量74’%であった。
本化合物は一般式CI)におけるR′及びR〃が炭素数
/2と/3の混合アルキル基であり、XとYが−OH2
0H20−と−CH20H−0−ノ混合鎖H3 であり、これらオキシアルキレン鎖単位の合計が7tの
ものを主成分とする本発明の必須化合物であった。
/2と/3の混合アルキル基であり、XとYが−OH2
0H20−と−CH20H−0−ノ混合鎖H3 であり、これらオキシアルキレン鎖単位の合計が7tの
ものを主成分とする本発明の必須化合物であった。
製造例 3
オレイルアルコールの1モルに対して、エチレンオキサ
イドを平均4モル付加せしめた化合物:j32f/、石
油エーテル:/♂oy、 硫酸O4≠72、バラアル
デヒド:gxyを原料にして、製造例1と同様の条件で
反応させた後、処理した。処理後の生成物は、淡黄色透
明の液体で!231Fが得られた。
イドを平均4モル付加せしめた化合物:j32f/、石
油エーテル:/♂oy、 硫酸O4≠72、バラアル
デヒド:gxyを原料にして、製造例1と同様の条件で
反応させた後、処理した。処理後の生成物は、淡黄色透
明の液体で!231Fが得られた。
この生成物はアセタール価を測定して純度を求めた結果
、アセタール化合物含有鼠がrz%であった。
、アセタール化合物含有鼠がrz%であった。
本化合物は、一般式CI)におけるR′及びR7′が炭
素数/どのアルケニル基であり、X及びYが(−0H2
0H20−)3である本発明の必須化合物であった。
素数/どのアルケニル基であり、X及びYが(−0H2
0H20−)3である本発明の必須化合物であった。
ノニルフェノールの7モルに対して、エチレンオキサイ
ドを平均10モル、プロピレンオキザイドを平均2モル
付加せしめた化合物を2を反応フラスコに77乙v入れ
触媒としてp−トルエンスルホン酸を0.j7f/加え
to℃に加熱した。
ドを平均10モル、プロピレンオキザイドを平均2モル
付加せしめた化合物を2を反応フラスコに77乙v入れ
触媒としてp−トルエンスルホン酸を0.j7f/加え
to℃に加熱した。
これにブチルビニルエーテル1ooyを30分間かけて
添加し、その後さらに同温度に約7時間保って反応させ
た。この反応混合物中のブチルビニルエーテル含有量を
ガスクロマトグラムを用いて測定し07%以下になった
のを確認してから常温に冷却した。
添加し、その後さらに同温度に約7時間保って反応させ
た。この反応混合物中のブチルビニルエーテル含有量を
ガスクロマトグラムを用いて測定し07%以下になった
のを確認してから常温に冷却した。
次にこれにアルミナ−酸化マグネシウム系吸着剤をty
添加して触媒を吸着除去した。引続いてこの反応生成物
中の低沸物をロータリーエバポレーターを用いて減圧溜
去した。得られた生成物は無色透明な液体で77≠7で
あった。
添加して触媒を吸着除去した。引続いてこの反応生成物
中の低沸物をロータリーエバポレーターを用いて減圧溜
去した。得られた生成物は無色透明な液体で77≠7で
あった。
この生成物は、アセタール価を測定して純度を求めた結
果、アセタール化合物含有量72%であった。この化合
物は一般式CI)におけるR′及びR“がノニル基置換
フェニル基であり、XとYが −0H20H20−と
−CH2−CH−0−の混合銀14s であす、これらオキシアルキレン鎖単位の合計が72の
ものを主成分とする。従って、この化合物は本発明の必
須化合物である。
果、アセタール化合物含有量72%であった。この化合
物は一般式CI)におけるR′及びR“がノニル基置換
フェニル基であり、XとYが −0H20H20−と
−CH2−CH−0−の混合銀14s であす、これらオキシアルキレン鎖単位の合計が72の
ものを主成分とする。従って、この化合物は本発明の必
須化合物である。
本発明の性能試験
本発明の実施例として上記製造例の/〜tで得た化合物
自体を選びこれら本発明の実施例と比較例として選んだ
従来公知の脂肪酸エステル系潤滑油剤につき、摩擦係数
、水溶性及びタール化率を次の方法で評価し本発明の潤
滑油剤の効果を明らかにした。
自体を選びこれら本発明の実施例と比較例として選んだ
従来公知の脂肪酸エステル系潤滑油剤につき、摩擦係数
、水溶性及びタール化率を次の方法で評価し本発明の潤
滑油剤の効果を明らかにした。
(1)摩擦係数の測定
振f型油性摩擦試験機(神鋼造機株式会社)を用い、全
荷重300グ、単一試験片垂直荷重1031i’、接触
面最大荷重/ / / kfl / M、測定温度20
0℃で摩擦係数を測定した。
荷重300グ、単一試験片垂直荷重1031i’、接触
面最大荷重/ / / kfl / M、測定温度20
0℃で摩擦係数を測定した。
(2)水溶性
本発明の化合物及び比較例の化合物をそれぞれ試験管に
Jml!とり、水3yrtlを加え7分間攪拌した。そ
の後5分間静置し状態を観察し、溶解又は均一に乳化1
ツた場合は(○)二層に分離した場合は(×)とした。
Jml!とり、水3yrtlを加え7分間攪拌した。そ
の後5分間静置し状態を観察し、溶解又は均一に乳化1
ツた場合は(○)二層に分離した場合は(×)とした。
(3)タール化率
試料約22を直径g −t man 、深さ10wnの
シャーレに精秤し、200℃の回転式熱風乾燥機中で5
時間加熱処理して揮発残渣の量を求めこれをタール化率
とした。
シャーレに精秤し、200℃の回転式熱風乾燥機中で5
時間加熱処理して揮発残渣の量を求めこれをタール化率
とした。
次に評価結果を第1表に示す。
第 / 表
第1表に示す通シ、本発明の必須化合物(実施例1〜4
)は、摩擦係数が従来公知の潤滑油剤の中で最も優れた
脂肪酸エステル系と同様に低く、j間層効果が良い。し
かも、高温におけるタール化率が少ないので、高温便用
時の材料に対するこげつきや汚損が少ない。また、水溶
性が良いので使用後に洗浄除去が容易であり作業効率が
向上する。
)は、摩擦係数が従来公知の潤滑油剤の中で最も優れた
脂肪酸エステル系と同様に低く、j間層効果が良い。し
かも、高温におけるタール化率が少ないので、高温便用
時の材料に対するこげつきや汚損が少ない。また、水溶
性が良いので使用後に洗浄除去が容易であり作業効率が
向上する。
特許出願人 三菱油化株式会社
代 理 人 弁理士 堀 正 雄
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1一般式 〔但し、R′及びR“は同じでも異ってもよくそれぞれ
炭素数3〜.2Aの直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基又
は直鎖若しくは分岐鎖のアルケニル基又はアルキル置換
基を有するフェニル基である。X及びYは同じでも異っ
てもよをそれぞれ/単位と数えた場合、−01LOH2
0−100単位のオキシアルキレン鎖であリソの末端の
酸素原子か一0HOHsのメチル基に隣接する炭素原子
と結合している。〕 で示される化合物を含有する潤滑油剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10628381A JPS588797A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 潤滑油剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10628381A JPS588797A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 潤滑油剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS588797A true JPS588797A (ja) | 1983-01-18 |
Family
ID=14429736
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10628381A Pending JPS588797A (ja) | 1981-07-09 | 1981-07-09 | 潤滑油剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588797A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0512501A2 (de) * | 1991-05-08 | 1992-11-11 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verwendung von Acetalen |
-
1981
- 1981-07-09 JP JP10628381A patent/JPS588797A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0512501A2 (de) * | 1991-05-08 | 1992-11-11 | Hoechst Aktiengesellschaft | Verwendung von Acetalen |
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