JPS588729Y2 - 洋服用芯 - Google Patents

洋服用芯

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Publication number
JPS588729Y2
JPS588729Y2 JP1979078542U JP7854279U JPS588729Y2 JP S588729 Y2 JPS588729 Y2 JP S588729Y2 JP 1979078542 U JP1979078542 U JP 1979078542U JP 7854279 U JP7854279 U JP 7854279U JP S588729 Y2 JPS588729 Y2 JP S588729Y2
Authority
JP
Japan
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core
main body
chest
bulge
bias
Prior art date
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Expired
Application number
JP1979078542U
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English (en)
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JPS55180719U (ja
Inventor
谷春良
Original Assignee
谷 春良
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Publication date
Application filed by 谷 春良 filed Critical 谷 春良
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は身体の線に十分フィツトし、且つ胸部等の膨ら
みが形成容易にして形ぐずれしにぐい洋服用の芯に係る
本考案者は先に「適宜の傾斜角度をもつバイヤス生地に
より、所望形状の芯本体を形成し、この芯本体のアーム
ホールに切り込みを入れると共に、この切り込みを覆う
当て芯の一辺を切り込みの一辺に縫着し、更にアームホ
ールの下部の弧状部をテープの張着により追い込んで胸
部の膨らみを出した背広等の洋服用芯」を考案している
(実公昭51−53770・・・実用新案登録第125
2235号)。
しかしかかる先の考案においては胸部増芯としてバイヤ
スを用いれば伸縮性に乏しく1本体芯1と同方向のバイ
ヤスの時は、表地身頃とミシンで縫い合せる時伸び量が
多く、ラベル返り線が彎曲する等支障がある。
フロントのスレーキ及ヒ毛芯は本体芯と同じ方向のバイ
ヤスであるから中心線方向には良く伸びるが復元性に乏
しく、フロント部の薄く柔らかく、丸味を望むものに支
障があり、且つ折り目しわの消滅に難点があり、又別の
問題点としてアームホールの下部の弧状部をテープの張
着により追い込んで胸部の膨らみを出す方法を採用して
いるが、か\る操作は毛芯の素材によって左右のその部
分を同一形態にするのは比較的に困難なことであった。
本考案はかかる欠点の解消を目的として本体芯と増芯の
バイヤス傾斜を合掌状態とすると共に身体の線に合った
膨らみを出すために本体芯及び増芯に斜めのダーツを入
れたものである。
以下図面を用いて実施例を説明する。
第1図は本体芯1に胸部増芯2.肩部増芯3、フェルト
芯4、スレーキ芯5の各増芯を添い合わせて縫いつけた
芯体の裏面図である。
イ、イ′はミシンによる縫い目である。
第2図は本体芯1、胸部増芯2.スレーサ芯5の各芯の
単独の分解平面図であり、それぞれのバイヤス方向、ダ
ーツの入る場所等を示している。
Xは本体芯1の中心線。Y、Y・・・・・・は芯地の経
糸の方向を示す線分で中心線Xに対し角度θをなすバイ
ヤスに裁断されている。
バイヤスの角度θは15°、20°、25°、、 30
0その他任意に定めることができる。
胸部増芯2はその経糸Y’、Y’・・・が中心線Xに対
して角度θをなすバイヤスに裁:Iされているが、本体
芯1の経糸の方向と増芯2の経糸の方向は中ノC15X
に対して反対方向になっている。
増芯5はスレー生地であって本体芯1とは経糸の方向が
反対方向〔増芯2とは同方向〕になるようバイヤスに裁
断スる。
本体芯1はその中辺脇部口から斜めに切り込みダーツを
二まで入れて縫い合わせ胸部のふくらみを出した後、ア
ームホール11の下部の弧状部12に縦動テープ布ハを
縫い着ける。
これにより口。二のダーツにより生じた胸部の膨らみが
押し出されて消滅せぬように防止する。
又胸部増芯20下部ホから本体芯1の二と同じ位置であ
るへ筐でダーツを入れて縫い合わせると共に前部トから
チ1で切り込みダーツを入れ、ダーツ口、二、ダーツホ
、へで生じた膨らみを圧迫しない様にする。
以上述べた如き裁断、加工を本体芯1.増芯2,5に施
した後、第1図に示す様に本体芯1と胸部増芯2を重ね
合わすと両者の経糸の方向は反対となり経糸が各細部全
面が合掌状態になる。
スレー生地である増芯5の経糸も本体芯1の経糸とは反
対力向になり合掌状態となる。
3は肩部増芯、4はフェルト地であり肩周辺、前肩ぐせ
の形態の保持に役立つもので、その性格上増芯3は肩周
辺に強い張りを必要の場合は経糸方向に裁断する。
柔か味を持つ張りを必要の時は本体芯1の経糸と反対方
向のバイヤスに裁断する。
前襟付は部分は、伸びと変形を防止するために本体芯1
の土に増芯2゜3.4を重ね合わせて細かくミシン縫い
イをして固定する。
本体芯1と2,3,4,5の増芯を縫い合わせた表側の
平面図を第3図Aに同側面図をBに示す。
本考案による洋服用芯は以上述べた如く本体芯1と増芯
2,5が反対方向になるバイヤスに裁断して縫い合わせ
であるから中心線X方向に不要な伸びを生じることがな
く、適邑量の伸縮性を発揮し、ラベル130反り線2が
彎曲することがない。
又合掌状態の経糸がささえ合って膨らみをもち、膨部ボ
リュームが失われることがなく、表地身頃と□シンで縫
い合わせる場合も支障がない。
更に増芯5も本体芯1と反対方向のバイヤスに裁断し巾
広く本体芯1の裾までの長さにして、経糸が合掌状態に
なるよう縫い合わせであるからフロント全体の伸び量が
適量となりフロント全体が適度のやわらかみと丸みをも
ち身体にフィツトすることができるようになる。
又本体芯1にはダーツ口。二を入れて縫着すると共に網
地テープへをアームホール11の下部の弧状部12に縫
着することにより、胸部の膨らみを出しであるから、縦
地テープを接着しアイロンで追い込む等の操作を要せず
如何なる毛芯梁材でも左右同じ形態にすることができ、
胸部の膨らみを強調することができて従来の加工芯の如
く、シャーリングをして、表地素材に対し余裕量を加減
する必要がなく、前芯を子状態にして表地身頃も手加減
を要せず縫い合せることが出来る。
更に本考案による芯は適量の伸縮を保ち多種のシルエッ
トに無理なく添うことが出来て、極めて寸法安定性が高
いので品質の低い芯地を使用してもその機能を損うこと
がなく、コストダウンにも寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る芯体の裏面図であり、第
2図は本体芯、増芯の各単独の分解平面図である。 又第3図Aは本体芯に増芯を縫い合わせた表側の平面図
、同Bは同側面図である。 符号の説明、1・・・・・・本体芯、2・・・・・・胸
部増芯、3・・・・・・肩部増芯、4・・・・・・フェ
ルト芯、5・・・・・・スレーキ増芯、11・・・・・
・アームホール、12・・・・・弧状部、13・・・・
・・ラベル、X・・・・・・本体芯の中心線、Y。 Y′・・・・・好糸、e・・・・・・バイヤス角度、ロ
ニ、ホヘ。 トチ・・・・・・ダーツ、ハ・・・・・・縦地テープ、
Z・・・・・・ラベルの反り線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 芯の中心線Xに対しバイヤスに裁断した本体芯1と、本
    体芯1とは反対方向のバイヤスに裁断した増芯2,5と
    をバイヤス傾斜が合掌状態になるよう重合し1本体芯1
    に中辺脇部口からダーツ口。 二を入れると共にアームホール11の下部の弧状部12
    に縦地テープへを縫い付けて成る洋服用芯。
JP1979078542U 1979-06-09 1979-06-09 洋服用芯 Expired JPS588729Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979078542U JPS588729Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09 洋服用芯

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JP1979078542U JPS588729Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09 洋服用芯

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Publication Number Publication Date
JPS55180719U JPS55180719U (ja) 1980-12-25
JPS588729Y2 true JPS588729Y2 (ja) 1983-02-17

Family

ID=29311992

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JP1979078542U Expired JPS588729Y2 (ja) 1979-06-09 1979-06-09 洋服用芯

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JPS55180719U (ja) 1980-12-25

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