JPS588711B2 - 蓄熱材料 - Google Patents

蓄熱材料

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Publication number
JPS588711B2
JPS588711B2 JP53083902A JP8390278A JPS588711B2 JP S588711 B2 JPS588711 B2 JP S588711B2 JP 53083902 A JP53083902 A JP 53083902A JP 8390278 A JP8390278 A JP 8390278A JP S588711 B2 JPS588711 B2 JP S588711B2
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JP
Japan
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heat storage
weight
storage material
nucleating agent
silicofluoride
Prior art date
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Expired
Application number
JP53083902A
Other languages
English (en)
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JPS5442379A (en
Inventor
クラウス・ガヴロン
ヨハン・シユレーデル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Koninklijke Philips Electronics NV
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Filing date
Publication date
Application filed by Koninklijke Philips Electronics NV filed Critical Koninklijke Philips Electronics NV
Publication of JPS5442379A publication Critical patent/JPS5442379A/ja
Publication of JPS588711B2 publication Critical patent/JPS588711B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K5/00Heat-transfer, heat-exchange or heat-storage materials, e.g. refrigerants; Materials for the production of heat or cold by chemical reactions other than by combustion
    • C09K5/02Materials undergoing a change of physical state when used
    • C09K5/06Materials undergoing a change of physical state when used the change of state being from liquid to solid or vice versa
    • C09K5/063Materials absorbing or liberating heat during crystallisation; Heat storage materials

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Primary Cells (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、蓄熱媒体としての塩類水化物(塩類含水化合
物)および核発生剤を基礎とした蓄熱材料に関するもの
である。
塩類水化物すなわち塩類含水化合物(含水塩)は、例え
ば、熱ポンプ、太陽エネルギー収集装置、遠隔加熱装置
および熱回収装置と協力して加熱および冷却系用に非常
に適した蓄熱材料である。
例えば、ドイツ特許公開第2517920号公報は、蓄
熱媒体として塩類水化物を有する潜熱蓄積装置を開示す
る。
しかしながら、期待される目的に適合した、異なった融
点を有する追加の蓄熱材料を解決することが大いに要求
される。
本発明の目的はそれ故、塩類水化物および核発生剤を基
礎とした蓄熱材料を提供することである。
本発明によればこの日的は、この蓄熱材料が蓄熱媒体と
しての塩素酸リチウム−3水化物(LiC103・3H
20)と、核発生剤としての過塩素酸カリウムおよび/
または珪弗化ナトリウム、珪弗化カリウム、または珪弗
化バリウムとを含むことで達成される。
すなわち、その特別に高い融解熱(393J/cr3)
とその有利な融点(8℃)とのために、塩素酸リチウム
−3水化物LiCIO3・3H20が特に冷却目的のた
め、非常に好適の蓄熱材料であるように思われる。
しかしながら、この塩素酸リチウム−3水化物が、約6
Cまで過冷却されるまでは結晶しないとへう欠点を有す
る。
この過冷却のため、蓄積される潜熱(融解熱)をその融
点において、回収することが可能でない。
その結果、蓄熱の不完全な作動と、連結されたエネルギ
ー系(装置)(例えば、熱ポンプ)の効率の可成りの低
減とをもたらす。
それ故、本発明の他の目的は、核発生剤として少量のK
CIO4(約2重量%)を添加することによって過冷却
を除去することである。
例えば、KCIO4なしでは、2℃(すなわち6℃の過
冷却において)においては、1時間後でも、結晶化が起
らないのに対して、2重量%のKC104がLiCl0
3・3H20に添加されれば、この蓄熱集塊全体が1℃
だけの過冷却においてほんの2、3分後にすでに凝結し
た。
なお、KCIO4が4重量%を越えると、それ以上の効
果が飽和して得られず、又経済的にも無意味となり不可
である。
4重量%を上限とする。さらに別の好適ではあるが、し
かし幾分効率の低い、核発生剤は、ナトリウム、カリウ
ムおよびバリウムの六弗化珪酸塩すなわち珪弗化水素酸
塩である。
Na2SiF6に対しては0,68重量%より大きい濃
度において、K2SiF6に対しては0.15重量%よ
り大きい濃度において、さらにBaSiF6に対しては
2.2X1−2%より大きい濃度において、それらは、
約8℃から約2〜3℃まで過冷却性を低減させる。
2〜3℃の少しの過冷却しか差がない場合には、これら
の核発生剤はKCIO,よりも少量で有効でありかつK
CIO,よりも高価でないので、これらの核発生剤を用
いることはそれ故有利である。
しかし、前記の珪弗化水素酸塩が倒れも2重量%を越え
ると、それ以上効果が飽和し、又経済的にも無意味とな
り、2重量%で十分であり、これを上限とする。
上述のことに鑑みて、塩素酸リチウム3水化物LiC1
03・3H20における水100グに対する、下記の混
合比にて核発生剤を用いることが有利である。
すなわち、KCIO4 1.7〜4重量%、 特に1.9〜2.5重量%、 Na2SiF6 0,7〜2重量%、 特に0.9〜1.5重量%、 K2SiF6 0.15〜2重量%、 特に0.3〜1.0重量%、 BaSiF6 0.02〜2重量%、 特に0.05〜1,0重量% 本発明をさらに図面について説明する。
第1図の材料はLiCIO3・3H20であり、この材
料自体が蓄熱材料である。
又、第1図及び第2図とそれらの説明とにおいて、核発
生剤の使用量はそれぞれ、 KCIO4:1.9重量%、 Na2SiF6:0.9重量%、 K2SiF6:0.3重量%、 BaSiF6:0.05重量% である。
これらの図面において、 aは、核発生剤を用いない場合の LiCl03・3H20を表わす。
bは、核発生剤KCIO4を用いた場合のLiCl03
・3H20を表わす。
Cは、核発生剤Na2SiF6、K2SiF6、BaS
iF6のうちのいずれかを用いた場合のLiCl03・
3H20を表わす。
第1図は、LiCl03・3H20が8℃(矢が上を指
す)において融解する一方、凝結に際し(矢が下を指す
)多少明白な過冷却を生ずる。
第2図において、これらの系a,bおよびCの曲線は、
明瞭にするためその時間において互いに相対的にその位
置を変える。
第1図におけるように、こ〜でまた、核発生剤を有しな
い、aの系に対する過冷却の効果と、核発生剤を含む、
bの系およびCの系に対する過冷却の効果とは、明らか
に顕著である。
以上要するに本発明においては、塩素酸リチウム−3水
化物は、蓄熱媒体として用いられ、過塩素酸カリウムお
よび/または珪弗化水素酸ナトリウム塩(すなわち、珪
弗化ソーダ)、珪弗化水素酸カリウム塩(すなわち、珪
弗化カリウム)または珪弗化水素酸バリウム塩(すなわ
ち、珪弗化バリウム)が(過冷却を避けるため)核発生
剤として用いられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、LiCIO3・3H20の熱含量の図表、す
なわち温度に対する融解熱および比熱(固体、液体)の
依存を示し、第2図は、冷却曲線、すなわち時間に対す
る冷却の相対的変化を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 蓄熱媒体としての塩類水化物と、核発生剤とから或
    る蓄熱材料において、蓄熱媒体としての塩素酸リチウム
    3水化物と、核発生剤としての過塩素酸カリウムおよび
    /または珪弗化ナトリウム、珪弗化カリウムまたは珪弗
    化バリウムとを含むことを特徴とする蓄熱材料。 2 核発生剤として、水100vに対して、■,7〜4
    重量%の量の過塩素酸カリウムを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項および第2項記載の蓄熱材料。 3 核発生剤として、水1001に対して、0.7〜2
    重量%の量の珪弗化ナ}Jウムを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の蓄熱材料。 4 核発生剤として、水1001に対して、0.15〜
    2重量%の量の珪弗化カリウムを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の蓄熱材料。 5 核発生剤として、水100グに対して、0.02〜
    2重量%の量の珪弗化バリウムを含むことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の蓄熱材料。
JP53083902A 1977-07-13 1978-07-10 蓄熱材料 Expired JPS588711B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE2731573A DE2731573C3 (de) 1977-07-13 1977-07-13 Wärmespeichermittel

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5442379A JPS5442379A (en) 1979-04-04
JPS588711B2 true JPS588711B2 (ja) 1983-02-17

Family

ID=6013791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP53083902A Expired JPS588711B2 (ja) 1977-07-13 1978-07-10 蓄熱材料

Country Status (5)

Country Link
US (1) US4189393A (ja)
JP (1) JPS588711B2 (ja)
DE (1) DE2731573C3 (ja)
FR (1) FR2397448A1 (ja)
GB (1) GB2001097B (ja)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE2731573B2 (de) 1980-02-07
GB2001097A (en) 1979-01-24
DE2731573C3 (de) 1980-10-02
FR2397448A1 (fr) 1979-02-09
GB2001097B (en) 1982-03-24
FR2397448B1 (ja) 1984-11-09
DE2731573A1 (de) 1979-01-18
US4189393A (en) 1980-02-19
JPS5442379A (en) 1979-04-04

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