JPS588653B2 - 配電線自動化装置 - Google Patents
配電線自動化装置Info
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- JPS588653B2 JPS588653B2 JP2073076A JP2073076A JPS588653B2 JP S588653 B2 JPS588653 B2 JP S588653B2 JP 2073076 A JP2073076 A JP 2073076A JP 2073076 A JP2073076 A JP 2073076A JP S588653 B2 JPS588653 B2 JP S588653B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- loop
- loop point
- feeder
- points
- point lock
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Remote Monitoring And Control Of Power-Distribution Networks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は変電所バンクに連繋される多数のフィーダの区
分点およびこれらフイーダを結ぶループ点に夫々開閉器
と事故捜査器を組合せ配置し多重ループ系統に構成した
配電系統において、非常発生時の系統の運用変更に対し
各ループ点の動作機能を一斉指令により停止可能とした
配電線自動化装置に関する。
分点およびこれらフイーダを結ぶループ点に夫々開閉器
と事故捜査器を組合せ配置し多重ループ系統に構成した
配電系統において、非常発生時の系統の運用変更に対し
各ループ点の動作機能を一斉指令により停止可能とした
配電線自動化装置に関する。
変電所バンクに連繋される多数のフィーダ間を適宜結合
し多重ループに構成した配電系統では各区分点では常閉
開閉器と事故捜査器を組合せ、各フイーダを結ぶループ
点では常開開閉器と事故捜査器を組合せ配置し事故区間
の切離しおよび事故区間以降の健全区間に対する負荷融
通を可能にし各区間の停電を極力最小限にするようにし
ている。
し多重ループに構成した配電系統では各区分点では常閉
開閉器と事故捜査器を組合せ、各フイーダを結ぶループ
点では常開開閉器と事故捜査器を組合せ配置し事故区間
の切離しおよび事故区間以降の健全区間に対する負荷融
通を可能にし各区間の停電を極力最小限にするようにし
ている。
しかして、かような系統において各ループ点に常開開閉
器と組合せ用いられる事故捜査器はループ点両側のフイ
ーダ電圧の有無を情報源および動作電源として開閉器り
制御を行なうものであるから事故発生時変電所側しゃ断
器の再閉路並びに再再閉路動作が必ず行なわれることが
前提とされている。
器と組合せ用いられる事故捜査器はループ点両側のフイ
ーダ電圧の有無を情報源および動作電源として開閉器り
制御を行なうものであるから事故発生時変電所側しゃ断
器の再閉路並びに再再閉路動作が必ず行なわれることが
前提とされている。
ところが、例えば台風又は襲雷が原因する事故発生時に
は変電所側の保護を考え再閉路継電器をロックして前記
変電所側しゃ断器による再閉路並びに再々閉路を行なわ
ない所謂系統の運用変更を行なうことがあるが、このよ
うな場合には各ループ点に対しその機能の停止を行なわ
ないとかかるループ点の事故捜査器は片側電圧無の状態
が一定時間続くのを条件に常開開閉器を投入してしまい
事故の波及を拡大される虞れがあった。
は変電所側の保護を考え再閉路継電器をロックして前記
変電所側しゃ断器による再閉路並びに再々閉路を行なわ
ない所謂系統の運用変更を行なうことがあるが、このよ
うな場合には各ループ点に対しその機能の停止を行なわ
ないとかかるループ点の事故捜査器は片側電圧無の状態
が一定時間続くのを条件に常開開閉器を投入してしまい
事故の波及を拡大される虞れがあった。
このため従来ではかような状況下で各ループ点の機能を
停止させるには人手によるノーヒューズプレーカを切る
などの現地操作が必要であり、このため多数のループ点
をロックさせるには多くの人手と時間を要するため極め
て非能率的であるとともに不経済な欠点があった。
停止させるには人手によるノーヒューズプレーカを切る
などの現地操作が必要であり、このため多数のループ点
をロックさせるには多くの人手と時間を要するため極め
て非能率的であるとともに不経済な欠点があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、非常発生時
の系統の運用変更に対し各ループ点の機能停止を一斉指
令により可能とし、ループ点ロックを能率的に且つ経済
的にできる配電線自動化装置を提供することを目的とす
る。
の系統の運用変更に対し各ループ点の機能停止を一斉指
令により可能とし、ループ点ロックを能率的に且つ経済
的にできる配電線自動化装置を提供することを目的とす
る。
以下、本発明の一実施例を図に従い説明する。
ところで、まず本発明が適用される多重ループ配電系統
について第1図に従い説明すると、1,2は配電用変電
所の高圧母線で、このうち母線1にはしゃ断器11,1
2を介しフイーダ3,4が連繋され、まだ母線2にはし
ゃ断器21,22を介しフイーダ5,6が連繋されてい
る。
について第1図に従い説明すると、1,2は配電用変電
所の高圧母線で、このうち母線1にはしゃ断器11,1
2を介しフイーダ3,4が連繋され、まだ母線2にはし
ゃ断器21,22を介しフイーダ5,6が連繋されてい
る。
そして、フイーダ3は区分点101,102に常閉開閉
器が捜入され区間111,112,113に3分割され
、フイーダ4は区分点103,104に常閉開閉器が捜
入され区間121,122,123に3分割されている
。
器が捜入され区間111,112,113に3分割され
、フイーダ4は区分点103,104に常閉開閉器が捜
入され区間121,122,123に3分割されている
。
同様にしてフイーダ5は区分点201,202に常閉開
閉器が捜入され区間211,212,213に3分割さ
れ、フイーダ6は区分点203,204に常閉開閉器が
捜入され区間221,222,223に3分割されてい
る。
閉器が捜入され区間211,212,213に3分割さ
れ、フイーダ6は区分点203,204に常閉開閉器が
捜入され区間221,222,223に3分割されてい
る。
また、前記フイーダ3の区間112とフイーダ4の区間
122の間のループ点7に常開開閉器が捜入され、同様
にしてフイーダ3の区間113とフイーダ5の区間21
3の間のループ点8およびフイーダ4の区間123とフ
イーダ6の区間223の間のループ点9に夫々常開開閉
器が捜入されている。
122の間のループ点7に常開開閉器が捜入され、同様
にしてフイーダ3の区間113とフイーダ5の区間21
3の間のループ点8およびフイーダ4の区間123とフ
イーダ6の区間223の間のループ点9に夫々常開開閉
器が捜入されている。
まだ前記フィーダ5の区間212および前記フイーダ6
の区間222も図示しないループ点を介し他のフイーダ
に連繋されている。
の区間222も図示しないループ点を介し他のフイーダ
に連繋されている。
この場合各区分点101,102,103,104,2
01,202,203,204はいずれも同一構成であ
るので、ここでは区分点101を例にとりその具体的構
成を簡単に説明する。
01,202,203,204はいずれも同一構成であ
るので、ここでは区分点101を例にとりその具体的構
成を簡単に説明する。
第2図aに示すよう区間111と区間112間に常閉開
閉器1001を捜入し、まだ区間111および112に
夫々三相変圧器2001、変圧器保護用ノーヒューズブ
レーカ2002および三相全波整流器2003よりなる
三相電源変圧器2000を接続し、これら変圧器200
0の直流出力端に事故捜査器4001を接続し両区間1
11,112の電圧変化に応じその出力接点aを閉じ前
記常閉開閉器1001の操作コイル1002に操作指令
を与えるようにしている。
閉器1001を捜入し、まだ区間111および112に
夫々三相変圧器2001、変圧器保護用ノーヒューズブ
レーカ2002および三相全波整流器2003よりなる
三相電源変圧器2000を接続し、これら変圧器200
0の直流出力端に事故捜査器4001を接続し両区間1
11,112の電圧変化に応じその出力接点aを閉じ前
記常閉開閉器1001の操作コイル1002に操作指令
を与えるようにしている。
ここで、1003は開閉器近傍に短絡事故が発生したと
き短絡電流を検出する変流器1004はこの変流器10
03の出力を全波整流する整流器で、前記短絡事故によ
り電源電圧が降下したときも操作コイル1002の動作
を保障するものである。
き短絡電流を検出する変流器1004はこの変流器10
03の出力を全波整流する整流器で、前記短絡事故によ
り電源電圧が降下したときも操作コイル1002の動作
を保障するものである。
また、前記区分点101は第3図aに示すよう電柱先端
部に前記常閉開閉器1001、操作コイル1002、変
流器1003、整流器1004を収容するケース100
0を設け、その下段に三相電源変圧器2000を設け、
最下部に事故捜査器4001を収容するケース4000
を設けるよう構成している。
部に前記常閉開閉器1001、操作コイル1002、変
流器1003、整流器1004を収容するケース100
0を設け、その下段に三相電源変圧器2000を設け、
最下部に事故捜査器4001を収容するケース4000
を設けるよう構成している。
またループ点1は第2図bに示すよう区間112と区間
122の間に常開開閉器1001を捜入しまた区間11
2および122に夫々三相変圧器3001、変圧器保護
用ノーヒューズブレーカ3002および三相全波整流器
3003に加えコンデンサ3004、変成器3005お
よびコンデンサ3006からなり、ループ点ロック指令
に対応する所定高周波だけを通す変成器形フィルターを
付加した三相電源変圧器3000を接続している。
122の間に常開開閉器1001を捜入しまた区間11
2および122に夫々三相変圧器3001、変圧器保護
用ノーヒューズブレーカ3002および三相全波整流器
3003に加えコンデンサ3004、変成器3005お
よびコンデンサ3006からなり、ループ点ロック指令
に対応する所定高周波だけを通す変成器形フィルターを
付加した三相電源変圧器3000を接続している。
そして変成器形フィルターの一端を接地し、これら電源
変圧器3000の直流出力端側に事故捜査器5001を
接続し両区間112,122の電圧変化に応,しその出
力接点aを閉じ前記常開開閉器1001の操作コイル1
002に操作指令を与えるようにし、また前記フィルタ
ーの出力端に受信器5002を接続し、フィルターを介
し抽出されるループ点ロック指令により前記捜査器50
01の機能を停止するようにしている。
変圧器3000の直流出力端側に事故捜査器5001を
接続し両区間112,122の電圧変化に応,しその出
力接点aを閉じ前記常開開閉器1001の操作コイル1
002に操作指令を与えるようにし、また前記フィルタ
ーの出力端に受信器5002を接続し、フィルターを介
し抽出されるループ点ロック指令により前記捜査器50
01の機能を停止するようにしている。
ここで1003および1004は上述と同様な変流器お
よび整流器なのでその説明を省略する。
よび整流器なのでその説明を省略する。
なおこの場合のループ点7は第3図aの区分点101と
同様に、電柱先端部に常閉開閉器1001、操作コイル
1002、変流器1003、整流器1004を収容する
ケース1060を設け、その下段に変成器形フィルター
を付加した三相電源変圧器3000を設け、最下段に事
故捜査器5001、受信器5002を収容するケース5
000を設けるよう構成している。
同様に、電柱先端部に常閉開閉器1001、操作コイル
1002、変流器1003、整流器1004を収容する
ケース1060を設け、その下段に変成器形フィルター
を付加した三相電源変圧器3000を設け、最下段に事
故捜査器5001、受信器5002を収容するケース5
000を設けるよう構成している。
更にループ点8,9はこのうちループ点8を例にとり簡
単に説明すると、第2図cに示すよう区間113と区間
213間に常開開閉器1001を捜入し、また区間11
3および213に夫々三相変圧器2001、変圧器保護
用ノーヒューズブレーカ2002および三相全波整流器
2003よりなる三相電源変圧器2000を接続し、こ
れら変圧器2000の直流出力端に事故捜査器6001
を接続し両区間113,213の電圧変化に応じその接
点出力aを閉じ前記常開開閉器1001の操作コイル1
002に操作指令を与えるようにしている。
単に説明すると、第2図cに示すよう区間113と区間
213間に常開開閉器1001を捜入し、また区間11
3および213に夫々三相変圧器2001、変圧器保護
用ノーヒューズブレーカ2002および三相全波整流器
2003よりなる三相電源変圧器2000を接続し、こ
れら変圧器2000の直流出力端に事故捜査器6001
を接続し両区間113,213の電圧変化に応じその接
点出力aを閉じ前記常開開閉器1001の操作コイル1
002に操作指令を与えるようにしている。
まだ後述するが、中央装置13より連繋される通信線1
6に受信器6002を接続し、中央装置13から前記通
信線16を介し送られて来るループ点ロック指令により
、前記事故捜査器6001の機能を停止するようにして
いる。
6に受信器6002を接続し、中央装置13から前記通
信線16を介し送られて来るループ点ロック指令により
、前記事故捜査器6001の機能を停止するようにして
いる。
ここで、1003および1004は前述と同様な変流器
および整流器なのでその説明を省略する。
および整流器なのでその説明を省略する。
またこの場合のループ点8は、第3図bに示すよう電柱
先端部に前記常開開閉器1001、操作コイル1002
、変流器1003、整流器1004る収容するケース1
000を設け、その下段に順に三相電源変圧器2000
、そして、事故捜査器6001、受信器6002を収容
するケース6000を設け、最下部に増架線161と接
地線162からなる通信線16を配線するよう構成して
いる。
先端部に前記常開開閉器1001、操作コイル1002
、変流器1003、整流器1004る収容するケース1
000を設け、その下段に順に三相電源変圧器2000
、そして、事故捜査器6001、受信器6002を収容
するケース6000を設け、最下部に増架線161と接
地線162からなる通信線16を配線するよう構成して
いる。
勿論他のループ点9についてもループ点8と同様に構成
されている。
されている。
次に再び第1図に戻って、13は支社又は営業所に設置
される中央装置で、この中央装置13は通信線14をも
って高圧結合器15を介しフイーダ4に接続され、この
フイーダ4と太地間を伝送路として前記ループ点7に向
け、ループ点ロック指令用の所定高周波出力を送出する
ようにし、同様にして通信線16をもって前記ループ点
8,9に接続され前記ループ点8,9に向けループ点ロ
ック指令用の所定高周波出力を送出するようにしている
。
される中央装置で、この中央装置13は通信線14をも
って高圧結合器15を介しフイーダ4に接続され、この
フイーダ4と太地間を伝送路として前記ループ点7に向
け、ループ点ロック指令用の所定高周波出力を送出する
ようにし、同様にして通信線16をもって前記ループ点
8,9に接続され前記ループ点8,9に向けループ点ロ
ック指令用の所定高周波出力を送出するようにしている
。
なお、この場合ループ点7とループ点8,9とは異なる
方法によってロックされるよう述べられているが、いず
れか一方の方法に統一して一括ロックするようにしても
よいことは勿論である。
方法によってロックされるよう述べられているが、いず
れか一方の方法に統一して一括ロックするようにしても
よいことは勿論である。
またここで高圧結合器15は、第2図dに示すようコン
デンサ3004、変成器3005およびコンデンサ30
06からなり、前記中央装置13からの所定高周波出力
をフイーダ4側に送り出すように構成している。
デンサ3004、変成器3005およびコンデンサ30
06からなり、前記中央装置13からの所定高周波出力
をフイーダ4側に送り出すように構成している。
またかかる高圧結合器15は第3図cに示すよう電柱に
装置されている。
装置されている。
次に以上のように構成した本発明の作用を述べると、ま
ず第1図に示しだ多重ループ配電系統を簡単に説明する
と、いま区間111で事故が発生した場合、しゃ断器1
1がしゃ断されると、区分点101,102では両側区
間が夫々無電圧になるのを条件に、第2図aに示す事故
捜査器4001により常閉開閉器1001が開放される
。
ず第1図に示しだ多重ループ配電系統を簡単に説明する
と、いま区間111で事故が発生した場合、しゃ断器1
1がしゃ断されると、区分点101,102では両側区
間が夫々無電圧になるのを条件に、第2図aに示す事故
捜査器4001により常閉開閉器1001が開放される
。
その後しゃ断器11が再閉路されるも事故継続により再
しゃ断されると、ループ点7,8では片側電圧無の状態
が一定時間続くのを条件に第2図bおよび第2図cに示
す事故捜査器5001,6001により常開開閉器10
01が夫々閉成され、もってループ点7を介し区間11
2が、およびループ点8を介し区間113が夫々充電さ
れ事故区間以降の健全区間に負荷が融通される。
しゃ断されると、ループ点7,8では片側電圧無の状態
が一定時間続くのを条件に第2図bおよび第2図cに示
す事故捜査器5001,6001により常開開閉器10
01が夫々閉成され、もってループ点7を介し区間11
2が、およびループ点8を介し区間113が夫々充電さ
れ事故区間以降の健全区間に負荷が融通される。
次に区間112で事故が発生した場合しゃ断器11がし
ゃ断されると、区分点101,102では両側区間が夫
々無電圧になるのを条件に第2図aに示す事故捜査器4
001により常閉開閉器1001が開放される。
ゃ断されると、区分点101,102では両側区間が夫
々無電圧になるのを条件に第2図aに示す事故捜査器4
001により常閉開閉器1001が開放される。
その後しゃ断器11が再閉路されると同区分点101で
は片側区間の電圧有を条件に事故捜査器4001により
常閉開閉器1001が投入されるが、この条件でいまだ
区間112の事故が継続しているとしゃ断器11が再し
ゃ断されるとともに区間101の常閉開閉器1001も
開放され以後その投入をロックされる。
は片側区間の電圧有を条件に事故捜査器4001により
常閉開閉器1001が投入されるが、この条件でいまだ
区間112の事故が継続しているとしゃ断器11が再し
ゃ断されるとともに区間101の常閉開閉器1001も
開放され以後その投入をロックされる。
一方ループ点8では片側電圧無の状態が一定時間続くの
を条件に第2図cに示す事故捜査器6001により常開
開閉器1001が閉成され、もってループ点8を介し区
間113が充電され負荷融通され、またしゃ断器11の
再々閉路により区間111も充電される。
を条件に第2図cに示す事故捜査器6001により常開
開閉器1001が閉成され、もってループ点8を介し区
間113が充電され負荷融通され、またしゃ断器11の
再々閉路により区間111も充電される。
この場合事故区間112に接続されるループ点γでは勿
論その閉成は阻止されるものである。
論その閉成は阻止されるものである。
次に区間113で事故が発生した場合、しゃ断器11が
しゃ断されると区分点101,102では両側区間が夫
々無電圧になるのを条件に第2図aに示す事故捜査器4
001により常閉開閉器1001が開放される。
しゃ断されると区分点101,102では両側区間が夫
々無電圧になるのを条件に第2図aに示す事故捜査器4
001により常閉開閉器1001が開放される。
その後しゃ断器11が再閉路されると、まず区分点10
1では片側区間の電圧有を条件に事故捜査器4001に
より常閉開閉器1001が投入され次いで区分点102
でも同様に開閉器1001が投入されるが、この条件で
いまだ区間113の事故が継続しているとしゃ断器11
が再しゃ断され区分点101,102の開閉器1001
が開放され、このうち区分点102の開閉器1001は
投入ロツクされる。
1では片側区間の電圧有を条件に事故捜査器4001に
より常閉開閉器1001が投入され次いで区分点102
でも同様に開閉器1001が投入されるが、この条件で
いまだ区間113の事故が継続しているとしゃ断器11
が再しゃ断され区分点101,102の開閉器1001
が開放され、このうち区分点102の開閉器1001は
投入ロツクされる。
そして、この状態からしゃ断器11が再々閉路されると
、区分点101の開閉器1001のみ投入されもって区
間111,112の充電が行なわれる。
、区分点101の開閉器1001のみ投入されもって区
間111,112の充電が行なわれる。
次に例えば台風又は襲雷等の非常発生により変電所側の
再閉路継電器がロックされ系統の運用が変更された場合
、まず中央装置13より通信線14にループ点ロック指
令用の所定高周波出力が送出されると、同高周波出力は
高圧結合器15を介しフイーダ4と大地間を伝送路とし
てループ点7では第2図bに示すようにコンデンサ30
04、変流器3005およびコンデンサ3006からな
る変成器形フィルタにより前記高周波出力のみを抽出可
能としているので、同フィルタを介し前記ロック指令用
の高周波出力が受信器5002により受信され、もって
事故捜査器5001の機能が停止されることになる。
再閉路継電器がロックされ系統の運用が変更された場合
、まず中央装置13より通信線14にループ点ロック指
令用の所定高周波出力が送出されると、同高周波出力は
高圧結合器15を介しフイーダ4と大地間を伝送路とし
てループ点7では第2図bに示すようにコンデンサ30
04、変流器3005およびコンデンサ3006からな
る変成器形フィルタにより前記高周波出力のみを抽出可
能としているので、同フィルタを介し前記ロック指令用
の高周波出力が受信器5002により受信され、もって
事故捜査器5001の機能が停止されることになる。
一方、前記中央装置13より通信機16にもループ点ロ
ック指令が送出されると同指令は通信線16を介しルー
プ点8,9に向け送られる。
ック指令が送出されると同指令は通信線16を介しルー
プ点8,9に向け送られる。
すると、ループ点8,9では第2図Cに示すよう前記ロ
ック指令が受信器6002で受信され事故捜査器600
1の機能が停止されることになる。
ック指令が受信器6002で受信され事故捜査器600
1の機能が停止されることになる。
このように、ループ点に受信器5002を設け、例えば
営業所に設置された中央装置13から送られて来るロッ
ク指令により受信器が事故捜査器5001の機能を停止
させる(例えば電源回路をOFFにする)ので、変電所
が再閉路しない場合には、中央装置13からループ点ロ
ック指令を出すだけで、すべてのループ点7,8.9は
一斉に機能を停止する。
営業所に設置された中央装置13から送られて来るロッ
ク指令により受信器が事故捜査器5001の機能を停止
させる(例えば電源回路をOFFにする)ので、変電所
が再閉路しない場合には、中央装置13からループ点ロ
ック指令を出すだけで、すべてのループ点7,8.9は
一斉に機能を停止する。
これにより、従来のように現地に行って人手でループ点
が投入しない様に操作する必要がない。
が投入しない様に操作する必要がない。
すなわち、従来のループ点7,8には第2図b,cに示
す受信器5002,6002、またループ点9にも受信
器が設けられていないので、各ループ点7,8.9の電
源条件(例えば区間112と122の電圧の有無)のみ
によりループ7の開閉器を投入する。
す受信器5002,6002、またループ点9にも受信
器が設けられていないので、各ループ点7,8.9の電
源条件(例えば区間112と122の電圧の有無)のみ
によりループ7の開閉器を投入する。
従って、従来配電線(例えば区間112)に事故が発生
しても変電所が再閉路しない場合には、ループ点7の事
故捜査器5001の機能により(片側無電圧継続)ルー
プ点(例えば7)の開閉器が投入され、事故が他のき線
へ波及ので、変電所が再閉路しない場合はループ点7が
投入しない様に例えば第2図bのノーヒューズブレーカ
3002を切るなどの現地操査が必要であった。
しても変電所が再閉路しない場合には、ループ点7の事
故捜査器5001の機能により(片側無電圧継続)ルー
プ点(例えば7)の開閉器が投入され、事故が他のき線
へ波及ので、変電所が再閉路しない場合はループ点7が
投入しない様に例えば第2図bのノーヒューズブレーカ
3002を切るなどの現地操査が必要であった。
さらにループ点7のように、中央装置13からのループ
点ロック指令を高圧結合器15、フイーダ4を介して伝
送するように構成することにより、ループ点の分布状態
が遠距離におよぶものに通信線を敷設するものに比べて
コストが比較的安くなる。
点ロック指令を高圧結合器15、フイーダ4を介して伝
送するように構成することにより、ループ点の分布状態
が遠距離におよぶものに通信線を敷設するものに比べて
コストが比較的安くなる。
またループ点8,9のように中央装置13からのループ
点ロック指令を通信線16により直接伝送する構成とす
ることにより情報を安定して能率よく伝送できる。
点ロック指令を通信線16により直接伝送する構成とす
ることにより情報を安定して能率よく伝送できる。
このように本発明によると変電所に連繋される多数のフ
イーダを区分点を介し所定区間に区分するとともに、各
フイーダ間をループ点を介し接続し多重ループに構成し
た配電系統において、配電用変電所に有する再閉路継電
器がロックされるような非常状態のとき、中央装置から
のループ点ロック指令を各ループ点に伝送して各ループ
点の機能停止を一斉に可能にしたので、従来のように人
手にたよっていたものに比べ能率的で且つ経済的である
。
イーダを区分点を介し所定区間に区分するとともに、各
フイーダ間をループ点を介し接続し多重ループに構成し
た配電系統において、配電用変電所に有する再閉路継電
器がロックされるような非常状態のとき、中央装置から
のループ点ロック指令を各ループ点に伝送して各ループ
点の機能停止を一斉に可能にしたので、従来のように人
手にたよっていたものに比べ能率的で且つ経済的である
。
この場合中央装置と各ループ点との信号伝送手段として
通信線により直接伝送、あるいはフイーダと中央装置の
間に高圧給合器を介して間接的に伝送することにより次
のような効果が得られる。
通信線により直接伝送、あるいはフイーダと中央装置の
間に高圧給合器を介して間接的に伝送することにより次
のような効果が得られる。
すなわち、前者は通信線を設けるため、情報を安定して
能率よく行えることから信頼性が向上し、まだ後者は通
信線を設けず高圧結合器をフイーダに電気的に接続する
だけであることから前者にくらべて経済的に有利となる
。
能率よく行えることから信頼性が向上し、まだ後者は通
信線を設けず高圧結合器をフイーダに電気的に接続する
だけであることから前者にくらべて経済的に有利となる
。
第1図は本発明による配電線自動化装置の一実施例を示
す系統図、第2図a,b,c,dは同実施例に用いられ
aは区分点b,cはループ点およびdは高圧結合器を夫
々示す回路図、第3図a,b,cは同実施例に用いられ
aは区分点およびループ点、bはループ点およびcは高
圧結合器を夫夫示す該略構成図である。 1,2・・・・・・母線、3,4,5,6・・・・・・
フィーダ、7,8,9・・・・・・ループ点、11,1
2,21,22・・・・・・しゃ断器、101,102
,103,104201,202,203,204・・
・・・・区分点、111,112,113,121,1
22,123211,212,213,221,222
,223・−・−・・・区間、13・・・・・・中央装
置、14,16・・・・・・通信線、15・・・・・・
高圧結合器、1001・・・・・・開閉器、1002・
・・・・・操作コイル、1003・・・・・・変流器、
1004・・・・・・整流器、2000,3000・・
・・・・三相電源変圧器、2001,3001・・・・
・・三相変圧器、2002,3002・・・・・・ノー
ヒューズプレーカ、2003,3003・・・・・・三
相全波整流器、3004,3006・・・・・・コンデ
ンサ、3005・・・変流器、4001,5001,6
001・・・・・・事故捜査器、5002,6002・
・・・・・受信器。
す系統図、第2図a,b,c,dは同実施例に用いられ
aは区分点b,cはループ点およびdは高圧結合器を夫
々示す回路図、第3図a,b,cは同実施例に用いられ
aは区分点およびループ点、bはループ点およびcは高
圧結合器を夫夫示す該略構成図である。 1,2・・・・・・母線、3,4,5,6・・・・・・
フィーダ、7,8,9・・・・・・ループ点、11,1
2,21,22・・・・・・しゃ断器、101,102
,103,104201,202,203,204・・
・・・・区分点、111,112,113,121,1
22,123211,212,213,221,222
,223・−・−・・・区間、13・・・・・・中央装
置、14,16・・・・・・通信線、15・・・・・・
高圧結合器、1001・・・・・・開閉器、1002・
・・・・・操作コイル、1003・・・・・・変流器、
1004・・・・・・整流器、2000,3000・・
・・・・三相電源変圧器、2001,3001・・・・
・・三相変圧器、2002,3002・・・・・・ノー
ヒューズプレーカ、2003,3003・・・・・・三
相全波整流器、3004,3006・・・・・・コンデ
ンサ、3005・・・変流器、4001,5001,6
001・・・・・・事故捜査器、5002,6002・
・・・・・受信器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 変電所に連繋される多数のフイータを区分点を介し
所定区間に区分するとともに各フイーダ間をループ点を
介し接続して多重ループ系統に構成したものにおいて、
中央にループ点ロック指令を送信する中央装置を設け、
前記各ループ点に、電源条件によって開閉器を匍脚する
事故捜査器と、前記中央装置から信号伝送路を介して送
られてくるループ点ロック指令を直接受信する受信器と
を夫々設け、この受信器がループ点ロック指令を受信す
ると前記事故捜査器の機能を停止させるように構成した
ことを特徴とする配電線自動化装置。 2 変電所に連繋される多数のフイーダを区分点を介し
所定区間に区分するとともに各フイーダ間をループ点を
介し接続して多重ループ系統に構成したものにおいて、
中央にループ点ロック指令を送信する中央装置を設け、
前記各ループ点に電源条件によって開閉器を制御する事
故捜査器と、前記中央装置からのループ点ロック指令を
受信する受信器とを設け、前記中央装置と前記フィーダ
とを電気的に接続する信号伝送路を設け、この信号伝送
路に前記中央装置からのループ点ロック指令を前記フイ
ーダ与える高圧結合器を設け前記受信器がループ点ロッ
ク指令を受信すると前記事故捜査器の機能を停止させる
ように構成したことを特徴とする配電線自動化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2073076A JPS588653B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 配電線自動化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2073076A JPS588653B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 配電線自動化装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52103650A JPS52103650A (en) | 1977-08-31 |
JPS588653B2 true JPS588653B2 (ja) | 1983-02-17 |
Family
ID=12035291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2073076A Expired JPS588653B2 (ja) | 1976-02-27 | 1976-02-27 | 配電線自動化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS588653B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5543922A (en) * | 1978-09-20 | 1980-03-28 | Tokyo Electric Power Co | Device for automating wiring work |
JPS5619338A (en) * | 1979-07-23 | 1981-02-24 | Tokyo Electric Power Co | Loop point time limiting accident searcher |
JPS58170321A (ja) * | 1982-03-31 | 1983-10-06 | 東京電力株式会社 | 配電線自動化方式 |
JPS59172927A (ja) * | 1983-03-22 | 1984-09-29 | 関西電力株式会社 | 配電線用区分開閉器制御装置 |
-
1976
- 1976-02-27 JP JP2073076A patent/JPS588653B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52103650A (en) | 1977-08-31 |
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