JPS5884149A - セメントの製造法 - Google Patents

セメントの製造法

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JPS5884149A
JPS5884149A JP18171081A JP18171081A JPS5884149A JP S5884149 A JPS5884149 A JP S5884149A JP 18171081 A JP18171081 A JP 18171081A JP 18171081 A JP18171081 A JP 18171081A JP S5884149 A JPS5884149 A JP S5884149A
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JP
Japan
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cement
gypsum
rotary kiln
sulfur
kiln
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JP18171081A
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JPH0233659B2 (ja
Inventor
石井 準一郎
弘 村上
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はセメントの製造法、さらに詳しくは石こうの供
給難とセメントの偽凝結の問題を解決できるセメントの
製造法に関する。
セメントはその凝結時間を調節するためS03含有埴を
約2重量%に調−する必要がある。従来のセメントタリ
ンカーはS03を約0.5重量%しか含有していないの
で、これを粉砕してセメントにするさい、タリンh−粉
砕工程で石こうを添加する必要がある。このさい用いら
れる石こうはニー水石こう(0a804・2’H,O)
であるが、このものの大部分は粉砕時にセメントミル内
の渇噌が約180℃、場合によっては約180℃に達す
るタメ半水石こう(CaSO41/2H,O)又は可溶
性無水石こう(caso4)Kなっている。これら半水
石こうや可溶性無水石こうは、それを含むセメントを水
と混練したときに、再び二水石こうになるため、セメン
トが偽凝結をひき起し易い欠点を有する。
また、石こうは現在化学工業、火力発電所等の産業副産
物として年間約550万トン生産されている。しかし、
近来我が国では石こうを不燃建材璽に用いる開発が進ん
だため、セメント産業への安定供給が困難となっており
、別の石こう源の供給が望まれている。
本発明者らは、前記石こうの供給難と偽凝結の問題を解
決するために実験を行った結果、セメント焼成プロセス
において、セメン1原料をサスペンションプレヒーター
ヲ経てロータリーキルンに供給し、さらにいおう又はい
おう含有化合物(以下いおう原料という)を単独でサス
ペンションプレヒーターのガスIM度y!t;850℃
以上の箇所からキルン出口端にいたるまでの部分に送入
することにより問題を解決できるとの知見を得て本発明
を完成するにいたった。
本発明に用いられるサスペンションプレヒーター付ロー
タリキルンとしてはロータリキルン尻と排気ガス排出口
との間に階段的に例えば4〜5段に復数個のサイクロン
を設け、サイクロンはこれと隣接するものと通気ダクト
とで連接され、ロータリキルンの排ガスとセメントクリ
ンカーの原料とが熱交換されるようにされている慣用の
ものが使用される。
その例を図1に示す。
いおう原料の投入口は、ロータリーキルン又はサスペン
ションプレヒータの排ガス通路で内部濡唯が850℃以
上の箇所であることが必要である。図1においてキルン
尻14およびロータリーキルン出口端15はいおう原料
投入口の一例であるが、送入箇所はできれば燃焼効率の
上カラロータリーキルン出口端であることが望ましく、
以下キルン尻ブレヒータの850℃以上の箇所の順であ
る。いおりの投入箇所が850℃以下であると、いおう
の燃焼熱が十分に利用できず、排気中にSO3が含まれ
て大気汚染するので好ましくない。
また、いおう原料の供給量は製造するセメントの種類に
もよるが、セメント中に必要トされるSO6の内その6
0〜100wt%に相当するtitが好ましい。60w
t%以下の場合−後で添加する工水せつこうの量が増え
るため、これがセメント粉砕時に半水せっどぅとなり偽
凝結をおこす原因となる。
本発明によれば産業界で不足気味の石こうを用いず、過
剰気味のいおう源を用いて、セメントクリンカ−に80
.として含有させることができる。
また、得られるセメントクリンカ−ΦのSO3が不溶性
無水石こうであるため、これを粉砕して得られるセメン
トを水と混練する時においても、工水石こうに転化しな
い。したがってセメントの偽凝結の発生がない。
さらにいおうの燃焼熱を利用することができる。
さらにまた大気汚染することなく、セメントクリンカ−
中に石こうを含有させることができる。
つぎに本発明を実権例について説明する。
実施例1−3、比較例 サスペンションプレヒータ付ロータリーキルンとしては
第1図に示すも9を扇いた。
いおりは重版の液体学体いおりを使用し、その投入口は
ロータリーキルン出口端15において燃料燃焼バーナー
と並置し、表1に示されるセメントクリンカ−原料との
配合割合でロータリーキルン内に吹きこんだ。得られた
それぞれのセメントクリンカ−を分析し、それぞれのセ
メントクリンカ−に石こう成分がほぼ2.0重置%とな
るように石こうを加え、得られた混合組成物を表1に示
される温度で比、表面積がほぼ&2 Q Q rM ’
/ fとなるように粉砕してセメントを得た。
ついでそれぞれのセメントをJISによって曲け’J 
サ(kg / tv ’ )及び圧縮強さくky/lr
n’)を、求め、さらKJI8R5201−1977の
凝結試験に準じて偽凝結について測定した。すなわち、
測定すべきセメントで標準軟度ペーストを調製し、これ
を深さ851111の型に注入し、経時的に降下棒を侵
入して侵入深さを求めた。この実験表2から明らかなよ
うに本発明のセメントクリンカ−より得だセメントは、
従来法たよって得た粉砕温度が低くてセメント品質上偽
凝結が生じなかったセメント(比較例1)及び粉砕温度
が高くて品質上偽凝結が生じたセメント(比較例2)と
対比して、強度上において優劣は認められなかったが、
偽凝結現象がおこらず品質上のトラブルを解消できるこ
とが認められた。
【図面の簡単な説明】
製造に用いられるセメントクリンヵー製造装置の概略図
である。 ■:ロータリキルン 2、8、4、5:サイクロン 6、7、8:通気ダクト 9:排気通路IO:キ嗜ン尻
    ll:キルン出ロ端l2:原料投入0    
18:燃焼バーナー14、15:いおう原料投入口 16:排気風市

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. サスペンションプレヒーター付ロータリーキルンを用い
    るセメント製造法において、セメント原料をサスペン7
    ヨンプレヒーターt−Uてロータリーキルンに供給し、
    さらにいおう又はい“おう含有化合物を単独でサスペン
    ションプレヒーターのガス調度が850℃以上の箇所か
    らキルン出目端にいたるまでの部分に送入して焼成し、
    得たクリンカーをそのまま又はこれに所望の石こうを加
    えて粉砕することを特徴とするセメントの製造法。
JP18171081A 1981-11-14 1981-11-14 セメントの製造法 Granted JPS5884149A (ja)

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JP18171081A JPS5884149A (ja) 1981-11-14 1981-11-14 セメントの製造法

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JP18171081A JPS5884149A (ja) 1981-11-14 1981-11-14 セメントの製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5884149A true JPS5884149A (ja) 1983-05-20
JPH0233659B2 JPH0233659B2 (ja) 1990-07-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011026174A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Taiheiyo Cement Corp 石膏を窯前に吹き込むことによるセメントクリンカの焼成方法
JP2011063451A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Mitsubishi Materials Corp セメントの製造方法
JP2013177314A (ja) * 2013-06-26 2013-09-09 Mitsubishi Materials Corp セメントの製造方法
JP5702872B1 (ja) * 2014-03-12 2015-04-15 住友大阪セメント株式会社 セメント組成物
JP2017193451A (ja) * 2016-04-18 2017-10-26 太平洋セメント株式会社 セメントクリンカの焼成方法及び焼成装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56104760A (en) * 1980-01-21 1981-08-20 Kobe Steel Ltd Calsinator for cement raw material

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