JPS5884144A - 電気化学、電気、電子および光学用のシ−ルガラスおよびシ−ル形成方法 - Google Patents

電気化学、電気、電子および光学用のシ−ルガラスおよびシ−ル形成方法

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JPS5884144A
JPS5884144A JP56181678A JP18167881A JPS5884144A JP S5884144 A JPS5884144 A JP S5884144A JP 56181678 A JP56181678 A JP 56181678A JP 18167881 A JP18167881 A JP 18167881A JP S5884144 A JPS5884144 A JP S5884144A
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JP
Japan
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glass
sealing
alkali metal
sealing glass
seal
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JP56181678A
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English (en)
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アンドリユ−・ハ−ツオグ
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Corning Glass Works
Original Assignee
Corning Glass Works
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Glass Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 用のシールガラス、およびこのシールガラスを用いたシ
ール形成方法に関する。
本発明のガラスは、ある種の電気化学、電気、電子およ
び光学用途のために必要とされるような高アルカリ金属
含量のガラス質材料とのシールを形成するために設計さ
れたものである。電気化学用途の一例としては、ある形
態のナトリウムー硫黄高効率バッテリにおけるナトリウ
ムイオン伝導性ガラス薄膜または電解質の使用が挙げら
れる。このようなガラスは高含量のNa20 を含んで
おり、低温非変形シールを必要とする。電気、電子およ
び光学分野においても同様に、回路板用にまたは表示系
、マイクロサーキット、磁気または光学記憶マトリック
ス、太陽エネにギー転換装置の透明囲いとして用いられ
る平坦なソータ石灰ガラス基体に封止する必要がある。
本発明のガラスの特に興味ある用途は、ナトリウムー硫
黄バツテリにおいて固体電解質として用見・られるナト
リウムイオン伝導性ガラスへの封止である。簡単に言え
ば、このようなバッテリは液体陽極、液体またはペース
ト状陰極、および選択的透過性を有し陽極と陰極とを分
離する固体電解質一七バレータまたは薄膜からなる。陽
極は溶融アルカリ金属、アルカリ金属アマルガムまたは
溶液のみからなる。陰極は液体硫黄と陽極金属の硫化物
とのみからなる。薄膜は、陽極金属のカチオンに対して
選択的に透過性であり、陽極または陰極のいずれかから
出る他のイオン、中性分子または電子を認め得る程に透
過させない。
陽極、陰極および薄膜要素は慣用的には液密および気密
ケース内に配置される。
通常は陽極として液体ナトリウムを用(・、陰極として
液体硫黄−硫化ナトリウム混合物、例えば多硫化ナトリ
ウムを用い、薄膜はナトリウムイオン伝導性セラミック
例えばβ−アルミナ、またはガラスから構成される装置
ナトリウムを、陰極としての液体硫黄に溶解してまたは
それとの混合物として用い名のが特に有用であることが
判明した。何故ならば、これらの二つの成分は、比較的
低い温度即ち約235°乃至285°Cで液体となりあ
る範囲の組成にわたって高い導電率を示すような広範囲
の混合物を形成するからである。
ナ) IJウムと硫黄は鉛と比較して入手が容易であり
比較的安価である。さらに、これらから作られたバッテ
リは、慣用的な鉛−酸バツテリにおける鉛および酸化鉛
の活性材料よりも数倍多い単位重量当りエネルギーを生
じる。従って、ナトリウム−硫黄バッテリは多くの用途
において鉛−酸バッテリの代りに用いられるようになる
と考えられる。
米゛国特許第3 、679.48(へ)に記されるよう
に、ある構造のアルカリ金属−硫黄バッテリにおいては
、開放端が共通ヘラグーに封止された束状の非常に薄い
中空ガラス繊維(細管)の形の電解質−セパレータ(薄
膜)が用いられる。これらの細管の他端は閉鎖しており
、そして陰極室内に含まれた溶融アルカリ金属硫化物中
に浸されている。これらの細管は液体アルカリ金属で満
たされ、陽極室と連通している。細管はナトリウムイオ
ン伝導性ガラスで作られる。シールガラスによって細管
を束状に保持しながら陽極液体と陰極液体とを完全に分
離するようになしている。
この用途において良好なシールを得るには、シールガラ
スは下記の三つの全般的所要条件を満たさなければなら
ない。
(1)シール工程中に細管が熱変形することなくそして
漏れのないシールを得るために、シールガラスの軟化点
は細管ガラスの歪み点よりもはるかに低くなければなら
ない。
(2)  シールガラスと細管の熱膨張率は、比較的応
力の残留していないシールを確保するように充分に調和
しなければならない。
(3)  シールはバッテリ操作中の液体アルカリ金属
およびアルカリ金属硫化物による侵触に対して高い抵抗
性を有しなければならない。
シールガラスにおいて最も望ましいもう一つの性質とし
て、バッテリ操作中に生じる内圧差に起因する変形に対
するシールの安定性を確保するために、バッテリの操作
温度(〜300°C)よりわずかに高いアニール点が必
要に。
なる、。
従来のガラス封止においては、封止ガラスが封止すべき
ガラスを湿めらせてそれとの強固な結合を形成するのに
充分に流動性となる温度に、シールガラスを加熱しなけ
ればならない。結合の形成には次の二つの全般的機構の
う゛ちのいずれかが含まれる:(1)単純表面接着また
は(2)拡散工程中の共通境界層の形成。
良好な湿潤と密な結合に必要な流動性を達成するには、
シールガラスをその軟化点よりも充分に高い温度、即ち
ガラスか10ポアズより低い、好ましくは102乃至1
0’ポアズ程度の低い粘度を示す温度に加熱しなけれ&
イならない。この方法はいくつかの欠点を有し、例えば (a)  4体シールガラスは封じ込めなし・限り所定
位置から流出し、または変形してしまい、この封じ込め
は多くの用途′にお(・て不可能である。
(13)シールガラスが結合する相手のガラスは、シー
ル温度、即ちシールガラスカ;充分に流動性になる温度
、よりも高℃・アニール温度または歪み点を有しなけれ
(了ならない。従ってこれらの2種のガラス間には大き
な粘度差が必要となり、そのため小さな粘度差しかない
ような潜在的に有用な組楔せのガラスを使用できた−1
゜(c)2種のガラス間の境界層の深さを毒1]御する
ことは極めて困難である。
全般に、境界層の熱膨張が封止される べき2種のガラスの熱膨張と密接に調和しない時に境界
層中に生じる応力を最小にするために、形成される境界
層の厚さは非常に薄くその深さは均一でなければならな
い。
表Iにす) IJウムー硫黄蓄電池用の薄膜として用い
られているガラスおよびそれと共に用いられているガラ
スの組成といくつかの物性を示す。ガラス組成は、/<
ツチから計算した酸化物に基づく重量%で示す。熱膨張
率は室温、通常約25°0乃至250℃の範囲について
示す。
jユ 薄膜   シールガラス Na2O27,845 BzOs         626     92.7
SiOz         54     28NaC
14,2− 熱膨張率(XIO/’(3)   124      
 126軟化点     (”0)   532   
    396アニ一ル点   (”O)   456
       280歪み点     (”O)   
429      248これらの2種のガラスは、こ
の種のガラスについて前記に示した三つの全般的所要条
件を満たす。しかし、比較的短期間の操作後にバッテリ
の不具合が生じ、これは通常シールガラスとの界面部の
薄膜−細管が破壊した結果生じることが観察された。慣
用的にはこの組合せのガラスには約380℃のシール温
度が用いられたが、しかしこの温度では特に大シール面
積(>1インチ)の場合には濃密性(leak tig
hneas )に関してぎりぎりの品質のシールが生じ
る。しかし、濃密性を改善するために3900乃至40
0℃付近の封止温度を用いると多くの細管がシール部で
高い脆性を示すことが判った。これらの所見から、バッ
テリ操作温度(〜300’0 )での長期使用または高
過ぎる封止温度のいずれかにより、シールガラスと薄膜
ガラスとの間に説明のできない相互作用が生じ、その結
果機械的強度が下がり終局的には不具合が生じると結論
づけられた。
本発明の目的は、粘性流れによる望ましく高い粘度即ち
約107乃至1013ポアズの範囲内の粘度、即ちほぼ
シールガラスのアニール点と軟化点との間の温度であり
但し封止されるべきガラスの歪み点よりは低い温度でガ
ラス体間に作られ得るシールを提供することである。
さらに本発明の目的・は、このような高(・粘度で一緒
に封止され得るガラス体用の可會ヒな組・酸物を提供す
ることである。
本発明のもう一つの目的は、高粘度で一緒に封止され得
るナトリウム−硫黄)(ツテリにおけるガラス細管およ
びガラス細管用のシールガラスとして用いるための組成
物を提供することである。
こ°れらの目的は、−緒に封止されるべきガラス体が密
接に調和した熱膨張率を有し、二つのガラス間に気密シ
ールを得るのに必要量゛ 不眠の相互拡散がこれら二つ
のガラス間に生じる場合に、最良に達成できる。従って
例えば〒つのガラスの熱膨張率が他のガラスの熱膨張率
に非常に近い値でありそして各ガラスがアルカリ金属ま
たは水素(またはヒドロニウム)イオンのいずれかを含
み、但し各ガラス内に存在するイオンの稽類が異なる場
合に、対をなすガラス体間に堅固なシールを形成できる
。−例を挙げれば、Na+イオン含有ガラスな「イオン
含有ガラスに封止でき、そして所望ならばアルカリ金属
イオンを各ガラス中に混合することができ、即ち二つの
組成物におけるNa” : K”4オン比が異なること
を条件にしてガラスはNa+およびrイオンの両方を含
むことができる。
二つまたはそれ以上のアルカリ金属イオンを含むガラス
組成物(混合アルカリガラス)は、本発明の第一の目的
を達成するのに興味ある多くの性質を示す。例えばガラ
ス組成における一つのアルカリ金属を他のものと置換え
ると、置換度合が50%で二つのアルカリ金属原子の数
が等しい時に、ある種の電気的および物理的特性が最大
値(例えば電気抵抗率)または最小値(例えば粘度)を
示すであろう。粘度を低下させるこの「混合アルカリ効
果」は、アルカリ金属含有ガラスを、アルカリ金属の素
中以外は同様の組成の別のアルカリ金属含有ガラスに封
止するのに非常に得策な王台に利用できる。効果の度合
は、存在するアルカリ金属の量に依存し、この量は少な
くとも組成物のlO力チオンチであることが望ましい。
シールガラス用途に望まれる粘度低重を確保するために
他の組成上の変更をなし得ることは明らかであろう。
最小の残留機械的応力にてガラス間に気密性を達成でき
るシールが良好である。応力を最小にするには、各ガラ
ス゛の熱膨張率を密接に調料させ、三者間の界面におけ
る反応層の厚さをできるだけ薄く均一にしなければなら
ない。これらの条件は、封止されるべき部分を最初に良
好に接触させ封止時間および温度をシール帯域全体にわ
たって均一に良好に制御する封止工程においてのみ達成
できる。表面を完全に合わせて最初に良好に接触させる
ことができない場合には、所望の低温で即ち10ポアズ
およびそれ以上のガラス粘度で封止するため−には、外
部圧力を用いて良好な接触を得なければならない。この
ような圧力は、外力によりまたは表面張力により適用で
きる。
この表面張力は例えば、焼結してシールを形成する微粒
子を含む分散液としてシールガラスを適用するフリット
封止の場合に生じる。
本発明の方法は、前記の特許第3,476.602号に
記される種類のナトリウム−硫黄バッテリに用いられる
多数の細管の封正に特に適用可能である。細管用に最も
普通に用いられるガラス組成物は硼酸ナトリウムの分野
のものであるから、アルカリ金属イオン交換反応に基づ
(シールが特に有用である。これらのガラスはかなり低
いアニール温度(〜450’0 )を示し、これらを−
緒に結合するシールはバッテリの操作温度である300
°Cで堅固でなければならない。言い換えれば、シール
ガラスは300℃ で少なくとも約1015ポアズの粘
度を示すべきであり、しかし450°Cより低い温度で
封止できるように充分に軟質でなければならない。これ
らの所要条件の故に、変形または封じ込めの問題を考慮
しない場合でも、先行技術において教示されるようにシ
ールを低いガラス粘度にて作るべき場合には、このよう
な用途に必要な粘度温度特性を示すガラスを配合するこ
とは、不可能ではないとしても、困難になる。
ナトリウム−硫黄バッテリlにおける細管の前記の破壊
問題をよりよく理解するために、前記の表Iに記載のシ
ールガラスと薄膜(細管)ガラスとの中間の、酸化物に
基づく重量係で表わした組成を有する一連のガラスを調
製した。これらのガラスを表Hに示す。表Iに示したガ
ラスと同様に、室温から250℃までの範囲にわたって
熱膨張率を測定した。
−J  峻 冊 Na2O含量が主安変数であるから、それを第1図のグ
ラフの横軸にとる。第1図は全ての組成物について熱膨
張率と軟化点(各々曲線aおよびb)k示す。曲線aは
、シールガラスと細管ガラスの熱膨張率は実質的に等し
いが、それらの中間のガラスは各々よシ一層低い熱膨張
率を示すことヲ茨わしている。この現象は正確には説明
されてはいないが、Hriscoe and Warr
en 、 Journal AmericanCera
mi c 5ociety 、  21巻、287 (
1936)に報告されるように「硼素変態Jと名づけら
れているN’a20 含量を有した硼素原子の配位の変
化に起因すると考えられる。この現象はまた約5乃至2
5%のNa2Of含む全ての組−酸物において示される
相分離の傾向によっても表わされる( 、、Shaw 
and Uhlman 、 JournalAmeri
can Ceramic 5ociety 、 51巻
、379(1968)]。
説明は別としても、熱膨張率の最小値があることから考
えると、細管ガラスからNa+イオンが除去されれば熱
−機械的応力全通して細管が破壊することは明らかであ
る。この作用は、より一層高いヒドロキシルイオン含量
の低Na2O含量シールガラスとの接触により、または
失透や水利やシールガラス表面上の何らかの工程に関連
する汚染によって時折形成される結晶質、界′面材1料
の存在によって、水素イオンとの交換によ、るナトリウ
ムイオンの移行を通して起こシ得る。曲線すは、細管ガ
ラスからNazob玉ある程度失なわれると、細管ガラ
スよシは高くはないとしても同等の粘度を有しそのため
300℃のバッテリ操作温度で応力が焼なましされ得な
いようなガラスが生じる。前記に記したように、例えば
封止工程中の場合のように、または長期にわたるバッテ
リの操作寿命中の場合のように、温度が比較的高い時に
、特に局部的な過温度地点が出現した時に、Na+イオ
ンの移行が生じ得る。
従って、細管ガラスからNa+イオンが失なわれると、
バッテリ寿命に関する非常に現実的な問題が生じる。
本発明は、細管ガラスの熱膨張率に非常に近い熱膨張率
を示しNa+イオン以外のアルカリ金属イオンを含むア
ルカリ金属硼酸塩シールガラス全用いることによって、
細管ガラスとシールガラス間にアルカリ金属イオン交換
による相互拡散が生じるようにし、こうして他の望まし
くないプロセスを軽減または排除し、前記の問題を軽減
するものである。
シールガラスと細管ガラスのアルカ1ノ金属酸化物含量
を各々示すに20およびC820値tモル量に基づいて
5乃至25%の間で変え友時にに20− B2O3およ
びC320−B2O3カー示す熱膨張率(室温乃至25
0°C)の変化全第2図に示す。細管ガラスの脆性につ
なカーる硼酸ナトリウムガラスの熱膨張率特性の最zj
X値は、前記および第1図に示すとおシである。第2図
は、K2O−B2O3ガラス系における最/J%値はさ
ほど著しくなく、C5zO−B2O3ガラスにおいては
実質的に最小値がない。Rb2O−B203系の範囲内
の組成を有するガラスが示す熱膨張率変化の曲線は第2
図の二つの曲線の間に入る。
従って、細管ガラスからの相互拡散によるNa+イオン
と、硼酸塩系シールガラスからのに、l1ltb+およ
びCs+のうちの少なくとも一つとの交換は、シールガ
ラスと細管ガラス間の熱膨張率の変動が比較的小さいよ
うに起こることができる。全般に、少なくとも二つの異
なるアルカリ金属イオンを含むガラス組成物は、相分離
および失透またはそのいずれ力・に関して高い安定性を
示し、より一層高い電気抵抗率を示す(「混合アルカリ
効果」)。便するに、こうして、異なるアルカリ金属イ
オンを含む二つのガラス間に密な機械的に安定なシール
を形成できる。
従って本発明におけるシールガラスとして作用できるガ
ラスは、全般的にR20−8203系の範囲内であり、
バッチから計算した酸化物に基づくモルチで表わして約
3乃至30チのR,20および60乃至95%のB2O
3からなり、凡20はに20 、 RbzO、C320
およびそれらの混合物のみからなり、任意的にはモルに
基づくB2O3含量の二分の−までがkl 203で置
換されてもよい基本組成を有するガラスであろう。
ガラスの溶融および形成品質の改善およびその物性の改
質のいずれかを達成するために、混和性材料例えば5i
Oz 、 NazO、アルカリ土類金属酸化物、C1お
よびFi少量だけ基礎組成に添加できる。さらに、組成
物中にNa 20が存在することが重要である。R20
: Na 20 モル比によってガラスの粘度が決まり
、全アルの安置に基づくと、Na2Oレベルは約0乃至
20モルチの範囲内になる。SiO2含量は全般的に1
0%を越えることはなく、アルカリ土類金属酸化物の合
計は5%を越えず、個々のC7およびFの量は通常5%
よシ低いであろう。しかし、このような外来添加物の合
計は30モル係を越えず、20チより低いのが最も望ま
しい。言い換えれば、R20+ B2O3の合計は全組
成物の少なくとも70%であろう。
熱膨張を考慮すると、C820含有ガラスが最も望まし
いと考えられる。しかし、セシウム含有バンチ材料は非
常に高価である。パッチ成分として適切なルビジウム含
有材料はさらに高価である。従って、実用上からすると
、Cs2O含量を低レベルに保ち、C820またはNa
2Oの他にもに20のような他のアルカリ金属酸化物を
組込んだ組成物が好ましい。ナトリウム−硫黄バッテリ
にガラスを用いる場合には、全R20含量を約20%に
押さえ、またセシウムイオンの拡散係数が低いことがら
C820Na2O組合せ物が好ましい。この要因により
、ガラス間に非常に薄い相互拡散層を形成でき、これは
前、記のように非常に望ましい。従来のソーダ石灰ガラ
スへの封止のようなバッテリ以外の用途には、カリウム
イオン含有カラスが好ましい。この種のガラスは、セシ
ウムを含有した場合には、カリウム−硫黄バッテリ(ナ
トリウム−硫黄バッテリとは異なって)の成分とのシー
ルを形成するのにも有用である。ナトリウム−硫黄バッ
テリに計イオン含有シールガラスを用いると、シールガ
ラス中のに+イオンと硫黄陰極液中のNa+イオンとの
間に交換反応が起こり、その結果前記の混合アルカリ効
果によりナトリウムイオン含有細管ガラスの電気抵抗が
増す。シールガラスは300℃にて少なくとも1015
ポアズの粘度、または言い換えれば300℃ より高い
歪み点を示すべきであるから、その軟化点は全般に40
0°Cより高いであろう。しかし、封止は、シールガラ
スが約107乃至t013ポアズの粘度を示す温度、即
ちほぼシールガラスのアニール点と軟化点との、間の温
度で行なわれる。
米国特許第3,829,331号および第3,877.
995号には、各々ナトリウム−硫黄およびカリウム−
硫黄バッテリにおける薄膜として用いるように設計され
たNa20−B203−7・ライド系およびに20− 
B203−・・ライド系の組成のガ   −ラスが記さ
れている。これらの米国特許には、これらの組成物と共
に用いるシールガラスについては全く記載しておらず、
また最も重要なことであるが、封止操作中にイオンの相
互拡散が起こって堅固なシールを生じるようにシールガ
ラスが薄膜ガラス中のNazOまたはに20以外のアル
カリ金属酸化物を含むべきであることについて全く記し
ていない。
前記の米国特許第3,829,331号および第3゜8
77.995号に記載のようなアルカリ金属硼酸塩タイ
プの薄膜ガラスと共に用いるためのシールガラスのパラ
メーターを示す、・(ツチから計算した酸化物に基づく
重量部で表わした幾つかのガラスを表■に示す。)・ラ
イドがどのカチオンと関連するかは知られていないから
、それらを単に使用パッチ材料で示す。用℃・られる実
際のパッチ成分は、酸化物、または他の成分と一緒に溶
融された時に適正な比率の所望酸化物に転化される他の
化合物のいずれの材料であってもよい。表に示したガラ
スは実験室試験のものであるがこれらの組成物が工業用
ガラス製造装置で溶融できることは理解されるであろう
。個々の成分の合計は100またはほぼ100であるか
ら、実用目的の全てにおいてこれらの成分は重量%で存
在すると考えることができる。
バッチ成分を配合し、より一層均−な溶融体を得るよy
にボールミル粉砕し、白金ルツボに入れた。ルツボを操
作温度1000℃の炉に入れ、攪拌しながら2時間保ち
、厚さ約5 myiのスラブに注入し、これを即座にア
ニーラ−に入れた。
表■にはガラス業界で通常用いる方法によって■1j定
した軟化点(’0 )および室温乃至250℃の範囲に
わたる熱膨張率をも示す。熱膨張率はx 10−77 
”(3単位で示す。
表■の組成を0.1%単位まで計算したモルチで示した
値を表III Aに示す。
表     ■ Nazo      1.7   −    −   
 16.0    8.7C82013,230,01
5,028,045,5B203    82.6  
 67.9   82.4   50,1   41.
88i022.5    2.1    2.6   
 4.3    2.7NaC1−−−1,61,3 軟化点 398 412 384 500 469熱膨
張率  136   136   141   125
   1366    7    8   9   1
0   11−一一一−−−−−−―−−−■■−―−
−■曙−−−−−−―−−−−−噌−NazO−1,8
0,521,317,113,0K20      2
.7   2.7   4.5   8.7  14,
2  19.5B20392.0  90.2  89
,7  63,5  62,2  61.08iOz 
      2.8   2.8   2.8   4
.0   4.0   4.0NaF       2
.5   2.5   2.5   2.5   2.
5   2.5軟化点 378 395 400 50
4 492 481熱膨張率  126  136  
133  126  126  136表     I
IIA 2345 一一−−−■―−−一■−−暉1    −−1−−―
−―■鴫■−−診      −一―−■■−Na20
    2.1    −     −    21.
9    14.5Cs20   3.6    9.
5    4.2    8.5    16.7+3
203   91.1   87,3   92.5 
  61.2    61.98iOz     3.
2    3.L    3.4    6.1   
  7.5NaC1−−−2,32,3 NazO−2,00,623,319,114,8に2
0    2.0   2゜0   3.3   6.
3  10.4  14.6B203   90.7 
 88,8  88,8  61.9  61.8  
61.7S’1023.2   3.2   3.2 
  4.5   4.6   4.2NaF     
4.1   4.1   4.1   4.0   4
.1   4.2表1に示したシールガラスと比較した
本発明のガラスの封止挙動の差を示すために、シールガ
ラスと薄膜(細管)ガラスの研磨片を、軽い圧力下に相
互に接触させながら450℃に加熱した。表1に示“し
たシールガラスは冷却後に薄膜ガラスから落ちてしまい
、シールガラス表面を分析するとそのNazO含量は変
化していないことが判った。二つのガラスを枠内で一緒
に溶融してみたが、さらに望ましくない結果が得られた
。これと反対に、本発明のガラスは薄膜ガラスとの強固
な非孔質シールを形成した。
いかなる特定使用温度にてもシール中の残留応力を最小
にするためにガラス組成を細かく調節していることが理
解されるであろう。
ガラスの熱膨張率を密接に調和させることは明らかに前
記の方向に向かう主要段階であるが、しかしこの作用は
必ずしも適正であるとは言えない。これは一部はガラス
形成中の熱履歴に依存する硼酸塩ガラスの構造変動に起
因するが、封止操作に用いる方法および封止工程中に捕
集される不純物のような要・因にも起因する。
前記により、細管ガラス組成物が前に述べたイオン相互
作用を受けるシールガラス中のアルカリ金属酸化物とは
異なるアルカリ金属酸化物を充分に高い含量(少なくと
も10重量%)だけ含む場合には、この改質されたまた
は基本的に異なった細管ガラス組成物と共に用いるため
のシールガラス組成物を調製できる。例えば本発明の封
止法は、窓に用いられるような、約15重量%のNa 
20  を含む従来のソーダ石灰ガラスにも適用できる
本発明の方法によって作られるシールは、同じアルカリ
金属を含むシールガラスおよび薄膜ガラスの使用と比較
して下記の長所を有する。
(a)  本発明のシールは相分離に対してより 一層
安定である。
(b)  本発明のシー・ルはより一層高い電気抵抗率
を示す。
(c)境界(界面)の深さは拡散反応によって制御され
る。
(d)  物性におけるシール挙動が改善される。
(e)  Na2O単独よシも混合アルカリシールによ
シ熱膨張の変化が小さい。
(f)  よシ一層低い封止温度を使用でき、そのため
熱変形が小さい。
(g)  アルカリ金属酸化物の混合比R20:Naz
Oによシガラス粘度を良好に制御できる。
(h)  全アルカリ金属酸化物含量(R20+ Na
zO)の変動により、シールガラスの熱膨張率を独立的
に制御できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は幾つかの硼酸ナトリウム系ガラス組成物の軟化
点および熱膨張率を示すグラフ、第2図は一連のに20
− B2O3およびC320−B203  ガラス組成
物の熱膨張率を示すグラフである。 いし心入                   軸重
dう入%へりに Fig、/ Fig、2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  バッチから計算した酸化物に基づくモルチで
    表わして約3乃至30%のR20および60乃至95チ
    のB2O3からなシ、FL20かに20、RbzOおよ
    びC820の群から選択された少なくとも一つのアルカ
    リ金属酸化物のみからなり、RzO十B2O3の合計が
    全組成の少なくとも70モルチであるシールガラスであ
    シ、このシールガラス中のアルカリ金属酸化物よシも小
    さなアルカリ金属を有した少なくとも10重量%のアル
    カリ金属、酸゛化物を含む基礎ガラスに封止するのに適
    切であり、前記シールガラスが封止されるべきガラスの
    アニール点よりも低い軟化点および基礎ガラスの熱膨張
    率と密接に適合する熱膨張率を有していることを特徴と
    するシールガラス。 +2120%のNazo、5%までのアルカリ土類金属
    酸化物、10チまでの5102.5%までのC1、およ
    び5チまでのFのみからなる群のうちの少なくとも−り
    をさらに含むこと全特徴とする特許請求の範囲第1項記
    載のシールガラス。 (3)  モルに基づいてB2O3含量の二分の−まで
    がAJzOaで置換されること全特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載のシールガラス。 (4)  前記基礎ガラスが慣用的なンーダ石灰ガラス
    であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のシ
    ールガラス。 (5)  前記シールガラスが450℃より低い軟化点
    を有し、最大R,20含量が約20%であシ、前記基礎
    ガラスがナトリウム硫黄バッテリにおける薄膜として用
    いられるNa 20−B203  系の範囲内の組成を
    有することを特徴とする特許請求の範囲第2項記載のシ
    ールガラス。 (6)  前記シールガラスが酸化物に基づくモルチで
    表わして約4乃至95%のR20および87.3乃至9
    1.1%のB2O3からなルコト全特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載のシールガラス。 (7)酸化物に基づくモルチで表わして約3乃至30チ
    のR20および60乃至95チのB2O3からなシ、R
    20かに20、Rb2OおよびCs 20 の群から選
    択された少なくとも一つのアルカリ金属酸化物のみから
    な9、)tzO+B2O3の合計が全組成の少なくとも
    70モルチであるシールガラスと、このシールガラス中
    のアルカリ金属酸化物よりも小さなアルカリ金属のみか
    らなる少なくとも10重量%のアルカリ金属酸化物を含
    む組成の基礎ガラスとの間に強い非孔質シール全形成す
    る方法であり、前記シェルガラスが基礎ガラスのアニー
    ル点よシも低い軟化点および基礎ガラスの熱膨張率と密
    接に適合する熱膨張率を有している前記方法において、
    /−ルガラスが約107 乃至1013ポアズの粘度を
    示す温度で前記/−ルガラスを前記基礎ガラスに接触さ
    せ、/−ルガラスからの大きなアルカリ金属イオンと基
    礎ガラス中の小さなアルカリ金属イオンとの交換tもた
    らすのに充分な時間だけ前記の接触を保つこと全特徴と
    する方法。 (8)  前記シールガラスが20チまでのNa 20
    .5%までのアルカリ土類金属酸化物、104  %ま
    での5iOz、 5%までのC4,および5チまでのF
    のみからなる群のうちの少なくとも一つをさらに含むこ
    と?特徴とする特許請求の範囲第7項記載の方法。 (9)  前記シールガラスが450℃よシ低い軟化点
    を有し、最大R20含量が約20チであり、前記基礎ガ
    ラスがナトリウム−硫黄バッテリにおける薄膜として用
    いられるNa2O方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02123673A (ja) * 1988-11-01 1990-05-11 Ngk Insulators Ltd ナトリウム−硫黄電池用ベータアルミナ管およびガラス接合方法
JPH0378975A (ja) * 1989-08-21 1991-04-04 Ngk Insulators Ltd ナトリウム―硫黄電池形成用接合ガラスリングおよび当該接合ガラスリングを用いた接合方法

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JP2504840B2 (ja) * 1989-08-21 1996-06-05 日本碍子株式会社 ナトリウム―硫黄電池形成用接合ガラスリングおよび当該接合ガラスリングを用いた接合方法

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