JPS588402Y2 - 穿孔棒差込み用ロツク装置 - Google Patents

穿孔棒差込み用ロツク装置

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JPS588402Y2
JPS588402Y2 JP16494781U JP16494781U JPS588402Y2 JP S588402 Y2 JPS588402 Y2 JP S588402Y2 JP 16494781 U JP16494781 U JP 16494781U JP 16494781 U JP16494781 U JP 16494781U JP S588402 Y2 JPS588402 Y2 JP S588402Y2
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JP
Japan
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cutting member
drilling rod
key
cutting
dial
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Expired
Application number
JP16494781U
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English (en)
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JPS5796710U (ja
Inventor
ミルトン・ロイド・ベンジヤミン
Original Assignee
エリクソン・ツ−ル・コンパニ−
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Publication date
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  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、調節自在の穿孔棒差込み用ロック装置に関す
るものである。
特に本考案は、切削要素がシャンク部を有し、そのシャ
ンク部は穿孔棒の孔内に軸線方向に滑動自在にキーをも
って固定され、かつ前記切削要素と螺着した軸線方向に
固定した回転するダイヤル部材によって軸線方向に調節
されるようになっている調節自在の穿孔棒差込み用ロッ
ク装置に関するものである。
本考案のロック装置は、穿孔棒の孔内のキーみぞの隣接
側面に切削要素の1側面をしつかり摩擦ロックさせる作
用をする切削要素にトルク力を加え、それによって穿孔
棒差込み装置を使用中に、切削要素は大幅切削(ヘビー
カット)をする間ですら、がたつき等の動作に対して正
確に調節位置にしつかりロックされているため、結果的
に液密穿孔操作ができる。
本ロック装置は、前記切削要素のロッキングは調節ダイ
ヤル部材を穿孔棒塵と固く摩擦係合させ、これを維持す
るに有効であり、穿孔棒差込み装置を使用中切削要素の
精密調節が維持される。
従来、回転力に対し、シャフト上にカラー、滑車、大歯
車等を保持するために止めねじを用いていた。
カップ、フラットおよびオーバル状の点止めわしの場合
にはねヒリに対する位置保持力は着座トルクにほぼ正比
例することは良く知られている。
円錐および咬合ポイント止めねじの場合には、円錐ポイ
ントあるいは咬合ポイントを横切るせん断力によって生
ずる余分のねじり保持力を具備させるため、通常シャフ
トの穴内に止めねじを設ける。
止めねじをキーと組合わせて用いる時には、止めねじの
直径は通常キー幅に等しく製作し、かつこの組合せにお
いて止めねじは、キーによって支持される部分上にねじ
り荷重を加えて軸線方向に部品を位置決めする。
軸線に一直線に一定間隔を置いた関係あるいは円周線上
に一定角間隔を置いた関係に放射状に設けた止めねじに
よって余分のねじり保持力を具備させるためシャフトを
押圧する2個あるいはそれ以上の止めねじを設けること
もまたよく知られている。
キーを用いて固定した部品を軸線方向に保持するに止め
ねじを使用するこれらの周知の方法のほかに、穿孔棒あ
るいは類似の工具支持部材の孔に軸線方向に滑動自在な
キーをもって固定した切削工具部材、また工具部材のシ
ャンクに螺着した軸線方向に固定した回転ダイヤル部材
によって調節される切削工具部材を設けることは例えば
下記の米国特許により公知である。
第2330692号 第2537517号 第3178969号 第3198079号 第3313187号 第3347115号 第3349648号 第3434376号 製作の経済性と1つの工具部材を他の工具部材へ交換す
る可能性とのため、工具部材キーは工具支持部材キーみ
ぞ内で幅方向に空隙を有し、したがって調節ダイヤル部
材を回転させて工具部材を調節した後は、大幅切削(ヘ
ビーカット)の負荷下に置かれる工具部材は、前記キー
およびキーみぞ空隙に起因するがたつきが生じたり、あ
るいはわずかな回転運動を受けることがあり、その結果
加工品の穿孔中に欠陥あるいは不精密さが生ずる。
前記諸特許では、ダイヤル部材は、ばね圧によってか、
あるいは工具部材、またはダイヤル部材を工具支持部材
と摩擦着座係合させているロックねし装置のどちらかに
よって、工具支持部材に向って着座させられている。
後者の場合には工具部材の精密調節はロックねし装置と
調節ダイヤル部材の頻繁な操作を必要とする。
止めねじをシャフト軸を通過する直線に沿って作用させ
るか、あるいはロックされる部材に関してシャフトを軸
方向に支持するようキーをもって固定したシャフトのキ
ー上に作用するシャフト等の部材の回転を防止するため
止めねじを用いる既知の方法とは異なり、本考案は、半
径方向に調節自在の切削部材を正確な調節位置にしつか
りロックするに非常に有効であり、かつ簡単な形の調節
自在の穿孔棒差込み等用のロック装置を提供する。
本考案のロック装置は、キーとキーみぞ間の幅方向の空
隙に関係なく如何なる回転運動に対しても部材をロック
するため、キーみぞの隣接側面に向ってキーの1つの側
面を固く圧するよう前記部材上にねじり力を加えるので
、軸線方向に滑動自在にキーをもって固定された部材と
連合させるのに有効である。
本考案は、穿孔棒の座に向って調節ダイヤル部材をその
着座位置に保持させるにさらに有効な特性を示すロック
装置を提供する。
本考案は、前述の切削部材にねじりロッキング力を用い
ることに加えて、ロック装置を切削部材とのロッキング
係合から解除する場合のほかは、調節ダイヤル部材を回
転させるのに抵抗する力を増加させるように、穿孔棒塵
に向って調節ダイヤル部材を密着させるため、切削部材
上に軸線方向の力をかけるのに付加的に有効な特性を示
す。
本考案を図面により説明する。
第1図および第2図において、穿孔棒1の一端にシャン
ク2を、他端部3に孔4を設ける。
この孔4は穿孔棒1の長軸とある角度をなすようにして
設ける。
前記孔4の一端に設けた端ぐり5は、止めねじ8によっ
て穿孔棒1内に着脱自在に保持させる穿孔棒差込み装置
7の環状部材6を受は入れ、この差込み7は米国特許第
3434376号に示された型式の切削部材10と螺着
させた調節ダイヤル部材9を有するものとするを可とす
る。
調節ダイヤル部材9を皿状ばね12によって環状部材6
の円錐座11に向って弾力的に着座させる。
前記米国特許第34.34376号により公知の如く、
ばね12は、ダイヤル部材9の中間部に設けたねじみぞ
によってダイヤル部材9のねじと切削部材10のねじと
の間の遊隙を縮める作用をなす。
切削部材10は孔4内に滑動自在に密嵌させた穿孔棒の
半径方向内方に位置するシャンク部15を有し、またク
ロスピン17の両端部によって形成されるキー16を有
する。
調節ダイヤル部材9を回転させて切削部材10を穿孔棒
の半径方向外方あるいは内方に動かす時には、キー16
は孔4内のキーみぞ中では移動自在であるが、切削部材
10の回転は阻止される。
切削部材10に切削刃19を配設する。
この刃19は切削部材10自体の一部分とするか、ある
いは切削部材10上に差込んでろう付するか、または周
知の如く切削部材10に着脱自在にクランプさせたタン
グステンカーバイド等の取換え自在の使い捨て差し込み
上に配設することができる(例えば米国特許第3697
187号に記載の如く)。
キー16を図示のクロスピン17の端部に設けずに、切
削部材10のキー庫内の普通の角キー、切削部材10内
のキー座中の半月キー等とすることができる。
前述の如く、切削部材10のシャンク部15を穿孔棒孔
4内に密に滑合させ、異った穿孔棒孔中への差込み装置
7あるいは切削部材10の交換の可能性を保持させなが
ら、シャンク部15の直径にこのような滑り嵌めをきっ
ちりできる公差を保持させることができる。
しかし孔中のキーみそは一般にブローチ削りによって形
成され、キーとキーみぞ幅との位置の相互関係として極
度にきっちりした公差を保持する必要を避けるため、公
隙を0゜002”あるいはそれ以上としてよく、シたが
って通常のロック装置では切削部材10はヘビーカット
する場合にはある程度のがた(チャツタ)があってもよ
い。
第3図に示す穿孔棒1内のロックねじ20は、切削部材
10をその調節位置にしつがリロックするため、点23
において切削部材10上の傾斜フラット21に対し衝接
する。
この点23は、切削部材軸心から離れているから、切削
部材10にねじリモメン)FDを加えて、切削部材10
を孔4内で回転させ、その結果少なくとも1つのキー1
6の1つの側面はキーみぞ18の隣接側面と固く係合す
る。
切削部材10を調節する時は、キーとキーみぞの咬合が
保持しながらダイヤル部材9の回転が充分できるように
ロックねヒ20を後退させればよい。
ロックねじ20の締付けが第1図および3図の如く右廻
りの時には、切削部材10上の点23に軸力を負わせ、
ダイヤル部材9を座11に向ってより緊密に係合させる
このようにすれば前述の如く切削部材10はしつかり動
かぬようにロックされるだけでなく、調節ダイヤル部材
9も座11に着座係合するようにしつかりロックされる
第4図は第3図に類似した実施例の断面図であるが、以
下の点だけが異っている。
すなわち単一キー16′とキーみぞ18′を有する切削
部材10′と切削棒1′とにロックねし20′を組合わ
せた点である。
ロックねし20′と傾斜フラット21′は孔4′の軸の
まわりのどこに位置させてもよい。
これらは何れの個所でもキー16′より見てキーみぞ1
8′の隣接側面に向ってキー16′のlっの側面を固く
着座させるようわじリモメントF’D’を加えているか
らである。
第5図の例においてはロックねし20″を孔4″の軸に
対し偏心的に配設し、かつキーみぞ18″の隣接側面に
対しキー16“の1つの側面を固く着座させるよう切削
部材10″上にねじりモメントF/ID/1を加えるた
め、切削部材10’沖の軸線方向に長いノツチ24の1
つの側にロックねし20″を位置させる。
この場合点23″はロックねし20″の軸と一致するが
、モメントアームD″を増加させまた切削部材10″と
ダイヤル部材9″上に作用して軸線方向の接近をさせる
ため、第1〜4図に示すように子端ロックわし20ある
いは20′に対しノツチ24の側面25を傾斜させる。
【図面の簡単な説明】
第1図は穿孔棒内へ調節差込みできる本考案の穿孔棒の
縦断面図、第2図は穿孔棒孔の軸を通過する平面によっ
て直径方向に切った拡大部分断面図、第3図は第2図線
3−3に沿って切った拡大部分断面図、第4図は第3図
に類似しているが、穿孔棒の単一キーみぞ中に設けた単
一キーを有する切削部材に適用したことだけが異なって
いる例の断面図、第5図は第4図に類似している他の実
施態様を示す断面図である。 1・・・・・・穿孔棒、2・・・・・・シャンク、4・
・・・・・孔、5・・・・・・端ぐす、6・・・・・・
環状部材、7・・・・・・穿孔棒差込み装置、8・・・
・・・止めねじ、9・・・・・・ダイヤル部材、10・
・・・・・切削部材、12・・・・・・皿状ばね、14
・・・・・・スロット、17・・・・・・クロスピン、
18・・・・・・キーみぞ、20・・・・・・ロックね
し。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも1つの縦方向のキーみぞを持つ孔を有する穿
    孔棒において、切削刃を有する外方部と、前記孔内に軸
    線方向に摺動可能に嵌合した内方部とを設けた切削部材
    を具え、その内方部には切削部材の回転を阻止するよう
    前記キーみぞ内に配置したキーを設け、さらに、前記切
    削部材と螺合する環状調節ダイヤル部材を具え、このダ
    イヤル部材は、軸線方向に移動を制約され、かつ前記孔
    の軸線を中心として回転可能であるように前記穿孔棒に
    対して取付け、ダイヤル部材の回転により前記切削部材
    の軸線方向位置を調節可能とし、また、穿孔棒内で前記
    切削部材に接触して前記キーの一側面を前記キーみぞの
    隣接側面に摩擦係合させるトルクを前記切削部材に負荷
    するロックねし手段を具え、前記切削部材には前記ダイ
    ヤル部材の内側に前記切削部材および孔の軸線に対して
    偏心的に前記ロックねし手段と係合する表面を設け、切
    削部材の前記表面とロックねし手段とは、ロックねし手
    段の軸線に対しても偏心的に係合させ、これにより切削
    部材に軸線方向内方に向かう力を負荷してその力により
    切削部材とダイヤル部材との間の螺合部を介してダイヤ
    ル部材を穿孔棒に対して摩擦的にロックする構造を特徴
    とする穿孔棒差込み用ロック装置。
JP16494781U 1981-11-06 1981-11-06 穿孔棒差込み用ロツク装置 Expired JPS588402Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16494781U JPS588402Y2 (ja) 1981-11-06 1981-11-06 穿孔棒差込み用ロツク装置

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JP16494781U JPS588402Y2 (ja) 1981-11-06 1981-11-06 穿孔棒差込み用ロツク装置

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Publication Number Publication Date
JPS5796710U JPS5796710U (ja) 1982-06-14
JPS588402Y2 true JPS588402Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=29523661

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JP16494781U Expired JPS588402Y2 (ja) 1981-11-06 1981-11-06 穿孔棒差込み用ロツク装置

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