JPS588345Y2 - 流体噴出ノズル - Google Patents

流体噴出ノズル

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Publication number
JPS588345Y2
JPS588345Y2 JP1977151696U JP15169677U JPS588345Y2 JP S588345 Y2 JPS588345 Y2 JP S588345Y2 JP 1977151696 U JP1977151696 U JP 1977151696U JP 15169677 U JP15169677 U JP 15169677U JP S588345 Y2 JPS588345 Y2 JP S588345Y2
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JP
Japan
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nozzle
internal hole
tip
orifice
nozzle tip
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Expired
Application number
JP1977151696U
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English (en)
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JPS5478913U (ja
Inventor
松本角造
Original Assignee
株式会社共立合金製作所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、製鉄プラントから送り出されてくる赤熱鋼板
に冷却水を噴射させる場合や栽培作物に散水する場合な
どに使用される流体噴出ノズルで、特に、流量(又はス
プレー衝突力)の分布状態、即ち、ノズルの噴出角度に
よって決められるスプレー巾方向での流量の分布状態の
均一化を指向して開発されたもので、砲弾形の内部穴を
有するノズルチップの先端に、前記内部穴に連通ずるオ
リフィスを切込み形成してなる流体噴出ノズルに関し、
従来実公昭51−22329号公報で知られているノズ
ルにおいては1オリフイスの切込み形状を先窄まりに形
成してスプレー分布巾を広げる事が考えられていたが、
このノズルにおいては第4図イのごとく、その両端の分
布量が多くなるものであり、また、特開昭50−151
709号公報で示されるノズルにおいては、ノズルチッ
プの内部穴の先端内面形状を、その中心部はど曲率の犬
なる多重曲率の彎曲面に形成し、オリフィスを一定巾の
切込みを形威して、スプレー分布巾を広げ且つほぼ均等
な噴出分布を得ることが知られていたが、このノズルに
おいては、第4図口のごとく、その均一分布の噴出角度
が130度以上は困難であるという欠点をもっていた。
本考案は、従来困難であると考えられていた超広角の噴
出ノズルを、前記オリフィスの切込み形状やノズルチッ
プの内部穴の先端内面形状及びその内部穴1端部を工夫
するのみの極めて簡単な構造改良であり乍ら、スプレー
巾方向での流量分布状態が均−又はほぼ均一な状態の散
布を広範囲に亘って保持できるようになし、もって\例
え1超広巾な赤熱鋼板を冷却する場合でも、少な(ノズ
ルで、しかも、局部適冷に起因するクラックの発生や組
織変化のむらがない状態で良好にに冷却することができ
るようにする点にある。
先ず、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図面は1砲弾形の内部穴1とこの内部穴1に連通ずるオ
リフィス3を切込み形威しであるノズルチップ2を、袋
ナツト状キャップ5を介して配管接続用アダプター6に
固定結合してなる型式のノズルを示し、前記ノズルチッ
プ2の内部穴1の先端内面形状を、その中心部はど曲率
の犬なる多重曲率(半径R1s R2−R3)の彎曲面
に形成するとともに、前記オリフィス3を、正面視にお
いて長方形状で、かつ、その切込み形状において先窄ま
りに形成し、かつ、前記ノズルチップ2の内部穴1基端
部に形成した段部1aには、この内部穴10入口部にお
ける内径t1よりも小なる内径t2に形成しであるリン
グ状部材4を挿嵌固着している。
尚、第5図に示すように、締付はナツト部分7Aと雄ね
じ部分7Bとを一体的に形成しであるノズルに本考案を
適用しても良きものである。
以上型するに、本考案による流体噴出ノズルは、前記ノ
ズルチップ2の内部穴1の先端内面形状を、その中心部
はど曲率の犬なる多重曲率の彎曲面に形成するとともに
1前記オリフイス3を、正面視において長方形状でかつ
、その切込み形状において先窄まりに形成して、前記ノ
ズルチップ2の内部穴1基端部には、この内部穴1人口
径を縮小するリング状部材4を固着しであることを特徴
とする。
従って、ノズルチップ2の内部穴1内に至った流体がオ
リフィス3を経て外部に噴射される際、内部穴1の先端
に形成した多重曲率の彎曲内面の存在によってその中心
部に近づくほど流動抵抗が高くなることと、長方形状の
オリフィス3によってノズルチップ2先端部におけるス
プレー巾方向両端部への流出量を増大することができる
こと、ならびに、オリフィス3の先窄まり状の切込みに
よって、この切込み箇所におけるスプレー巾方向両側へ
の流出量及びその噴出流速を増大するととができること
との相乗作用によって、130度を超える超広角の噴出
角度を得ることができ、しかも、オリフィス3の先窄ま
り状の切込みによってできるスプレー巾方向両側の多す
ぎる噴出分布を\前記ノズルチップ2の内部穴1基端部
に、この内部穴1人口径を縮小するリング部材4を設げ
たことによって、このノズルチップ2の内部穴1内に流
入する流体の流速を高めることができることと、この内
部穴1内に乱流を発生させることができることとの相乗
作用によって、第4図へのごとくスプレー巾方向での流
量分布状態を均−又はほぼ均一に保持した状態で一層広
範囲に亘って散布することができ、特に、超広内な赤熱
鋼板を冷却する場合において、少ないノズルを用い乍ら
、しかも、局部過冷に起因するクラックの発生や組織変
化のむもがない状態で良好な冷却作業を行なうことがで
きるに至ったのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る流体噴出ノズルの実施例を示し、第
1図は全体の一部切欠側面図、第2図はノズルチップの
斜視図、第3図は第2図における横断平面図1第4図イ
1口は従来のノズルのスプレーパターン、ハは本案のノ
ズルのスプレーパターンを示す説明図、第5図は他の実
施例を示す一部切欠側面図である。 1・・・・・・内部穴、2・・・・・ツズルチツプ、3
・・・・・・オリフィス、4・・・・・・リング状部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 砲弾形の内部穴1を有するノズルチップ2の先端に、前
    記内部穴1に連通ずるオリフィス3を切込み形成してな
    る流体噴出ノズルにおいて、前記ノズルチップ2の内部
    穴1の先端内面形状を、その中心部はど曲率の大なる多
    量曲率の彎曲面に形成するとともに、前記オリフィス3
    を、正面視において長方形状でかつ、その切込み形状に
    おいて先窄まりに形成して、前記ノズルチップ2の内部
    穴1基端部には、この内部穴1人口径を縮小するリング
    状部材4を固着しであることを特徴とする流体噴出ノズ
    ル。
JP1977151696U 1977-11-12 1977-11-12 流体噴出ノズル Expired JPS588345Y2 (ja)

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JPS5478913U JPS5478913U (ja) 1979-06-05
JPS588345Y2 true JPS588345Y2 (ja) 1983-02-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5048394B2 (ja) * 2007-06-04 2012-10-17 Jfeスチール株式会社 ノズル

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50151709A (ja) * 1974-05-29 1975-12-05
JPS5122329U (ja) * 1974-08-08 1976-02-18

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JPS50151709A (ja) * 1974-05-29 1975-12-05
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