JPS588305Y2 - 人形 - Google Patents

人形

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Publication number
JPS588305Y2
JPS588305Y2 JP1980063623U JP6362380U JPS588305Y2 JP S588305 Y2 JPS588305 Y2 JP S588305Y2 JP 1980063623 U JP1980063623 U JP 1980063623U JP 6362380 U JP6362380 U JP 6362380U JP S588305 Y2 JPS588305 Y2 JP S588305Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
piece
garment
template
core plate
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980063623U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56163489U (ja
Inventor
勝彦 小池
Original Assignee
有限会社 小池人形店
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Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社 小池人形店 filed Critical 有限会社 小池人形店
Priority to JP1980063623U priority Critical patent/JPS588305Y2/ja
Publication of JPS56163489U publication Critical patent/JPS56163489U/ja
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Publication of JPS588305Y2 publication Critical patent/JPS588305Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、前後方向に薄手に形成され、しかも、衣服に
立体感のある人形に関する。
従来、綿塊を布片で包んだ複数個の衣服構成部材を色紙
のような台紙に順次に張り付けて、身ごろ、袖、衿、帯
、袴などの衣服の各部分を形成し、さらに、頭を台紙に
張り付けた薄手の人形が、日本古来の押し絵人形として
知られており、また、一部では、台紙を胴体の正面形状
に切り抜いて、その前面に上記の衣服構成部材を張り付
け、下端に串などを差して立てるようにした立ち雛風の
押し絵人形も存在するが、これらの押し絵人形では、綿
塊を布片で包むことによって、身ごろ、袖、帯などの衣
服の各部分を正確に形成することが極めて困難な作業で
、形状の不良によって突き合わせ部に隙間が生じたり、
布片に皺が表われたりすることが多く、美麗に仕上げる
には、高度な技術と多大な製作時間を要していた。
本考案は、−見押絵人形風で、しかも、未熟練者でも容
易に製作することができる全く新規な構造の人形を提供
することを目的とするものである。
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1〜6図に本考案の第1実施例を示す。
本実施例は十二単の座り雛であって、胴体1と頭2と裾
体3とからなる。
胴体1は、第3図に示すように、胴体1の正面形状と同
一形状に切り抜かれた厚紙製の芯板11と、この芯板1
1と同一形状に切り抜かれた2枚の厚紙を衣服の重ね合
わせ目若しくは折り目に沿って切断した多数の正面用型
板12 a 、12 b 、12 C・・・・・・及び
背面用型板12 a’、12 b’、12 C’と、各
型板12の表面に当てるのに適した大きさに丸められた
綿塊13と、各型板12と相似形でこれより少し大きく
切り抜かれた布片14 a 、14 b・・・・・・か
らなり、綿塊13を各型板12の表面に当てて各布片1
4で包み、裏面に折り曲げた各布片14の縁部を型板1
2の糊付けした衣服構成部材10 a 、10 b・・
・・・・、10a’、10b’・・・・・・を、ジグソ
ーパズルのように芯板11の前面と後面に順次に糊付け
して衣服を構成した構造になり、上端部と下端部には、
背面側の衣服構成部材10 a’、10 b’の一部を
芯板11の後面から少し離間させて差込間隙15.16
が構成されており、また、芯板11の縁部前面に張り付
けられる各衣服構成部材10は、第5.6図に示すよう
に、台板12と綿塊13を包む布片14の外周側の縁部
を芯板11の裏面に折り曲げて糊付けして芯板11の周
縁が露出しないようにしである。
胴体1の上端の差込間隙15には、第6図に示すように
、数枚の布を重ね合わせた衿17が差し込まれて糊付け
され、その衿17内に、頭2の首棒21が差し込まれて
糊付けにより固定されている。
裾体3は、第5図に示すように、露出部を布片33で覆
った複数枚の厚紙製の基板31を張り合わせ、最上段の
基板31の上面は前記の胴体1と同様に衣服の折り目に
沿って分割された型板32とその上面に当てた綿塊34
を布片33で包んだ構造になり、また、各基板31の周
縁部は下段に向って少しずつ外方へ突出していて、その
突出部の上面に綿塊34が当てられて布片33で包まれ
ている。
裾体3の前端には、基板31同志の接合面の一部を少し
離間させて差し込み間隙35が構成されており、この差
し込み間隙35と胴体1の下端の差し込み間隙16との
間に駒形の金具4を差し込んで胴体1を裾体3に連結す
るようになっている。
上記において、綿塊13の代りにスポンジ等の柔軟な充
填材を使用してもよい。
次に、本考案の第2実施例を第7.8図に基づいて説明
する。
本実施例は、立ち雛風の雌雄一対の人形であって、前記
第1実施例と同一構造になる胴体1′とその上端に取付
けられる頭2′とからなり、胴体1′の下端に形成され
た差し込み間隙16′に鉤形の金具4′を差し込んで立
てるようになっている。
前記第1、第2実施例の金具4,4′は胴体1,1′を
立てて飾るための直立用具の一例であって、これに代え
て、串などの用具を使用してもよい。
本実施例の雌雄一対の人形は、屏風5とともに屏風車用
の突起7を備えた台座兼用の箱6内に寝かせて収納し、
蓋8を被せてケース9内に収納できるようになっている
が、第1実施例の人形も胴体1と裾体3を分離可能にし
ておけば同様に浅底の箱に収納することができる。
以上の説明によって明らかにしたように、本考案の人形
は、衣服の各構成部分の正面形状と略同−の形状に切り
分けた型板の表面に柔軟な充填材を当てて布片で包んで
なる複数個の衣服構成部材を芯板の一面若しくは両面に
貼着して胴体を形威し、該胴体の上端部に頭を、下端部
に直立用具をそれぞれ取り付けたことを要旨とするもの
であって、衣服に立体感があり、かつ、型板に充填材を
当てて布片で包むようにしたから、綿塊を布片で包んだ
だけの衣服構成部材を張り付けるのに比べて、衣服構成
部材の形を極めて容易に整えることができ、しかも、ジ
グソーパズルのように、芯板の表面に順次に張り付けて
ゆけばよいから、組立作業が著しく簡単になって、未熟
練者でも短時間で美麗に製作することができる効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1〜6図は本考案の第1実施例を示し、第1図は正面
図、第2図は背面図、第3.4図は分解斜視図、第5図
は中心から外れた位置で縦断した断面図、第6図は中心
で縦断した一部の拡大断面図である。 第7.8図は本考案の第2実施例を示し、第7図は中心
から外れた位置で縦断した断面図、第8図は収納状態の
分解斜視図である。 1.1’:胴体、2.2’:頭、4.4’:金具(直立
用具)、10a 、10b−・・−110a’、10b
’・・・・−・:衣服構成部材、11:芯板、12 a
、12 b−・・−112a’、12 b’−・−・
:型板、13:綿塊(充填材)、14 a 、14 b
・・・・・・:布片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 衣服の各構成部分の正面形状と略同−の形状に切り分け
    た型板の表面に柔軟な充填材を当てて布片で包んでなる
    複数個の衣服構成部材を芯板の一面若しくは両面に貼着
    して胴体を形成し、該胴体の上端部に頭を、下端部に直
    立用具をそれぞれ取り付けたことを特徴とする人形。
JP1980063623U 1980-05-08 1980-05-08 人形 Expired JPS588305Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980063623U JPS588305Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 人形

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JP1980063623U JPS588305Y2 (ja) 1980-05-08 1980-05-08 人形

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56163489U JPS56163489U (ja) 1981-12-04
JPS588305Y2 true JPS588305Y2 (ja) 1983-02-15

Family

ID=29657847

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JPS56163489U (ja) 1981-12-04

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