JPS588268A - 内燃機関の点火装置 - Google Patents

内燃機関の点火装置

Info

Publication number
JPS588268A
JPS588268A JP10322181A JP10322181A JPS588268A JP S588268 A JPS588268 A JP S588268A JP 10322181 A JP10322181 A JP 10322181A JP 10322181 A JP10322181 A JP 10322181A JP S588268 A JPS588268 A JP S588268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ignition
circuit
cylinder
voltage
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10322181A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyugo Hamai
浜井 九五
Yasuhiko Nakagawa
泰彦 中川
Akiji Nakai
中井 明朗児
Ryusaburo Inoue
井上 隆三郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP10322181A priority Critical patent/JPS588268A/ja
Priority to DE8282105525T priority patent/DE3278479D1/de
Priority to EP82105525A priority patent/EP0069889B1/en
Priority to US06/393,083 priority patent/US4502454A/en
Publication of JPS588268A publication Critical patent/JPS588268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P7/00Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices
    • F02P7/02Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors
    • F02P7/03Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means
    • F02P7/035Arrangements of distributors, circuit-makers or -breakers, e.g. of distributor and circuit-breaker combinations or pick-up devices of distributors with electrical means without mechanical switching means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P13/00Sparking plugs structurally combined with other parts of internal-combustion engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/02Other installations having inductive energy storage, e.g. arrangements of induction coils
    • F02P3/04Layout of circuits
    • F02P3/05Layout of circuits for control of the magnitude of the current in the ignition coil
    • F02P3/051Opening or closing the primary coil circuit with semiconductor devices
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/06Other installations having capacitive energy storage
    • F02P3/08Layout of circuits
    • F02P3/0876Layout of circuits the storage capacitor being charged by means of an energy converter (DC-DC converter) or of an intermediate storage inductance
    • F02P3/0884Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices
    • F02P3/0892Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices using digital techniques
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P3/00Other installations
    • F02P3/06Other installations having capacitive energy storage
    • F02P3/08Layout of circuits
    • F02P3/09Layout of circuits for control of the charging current in the capacitor
    • F02P3/093Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices
    • F02P3/096Closing the discharge circuit of the storage capacitor with semiconductor devices using digital techniques

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、燃費向上を1指して省電力化した内燃機関の
点火装置に関するものである。
従来の多気筒内燃機関の点火装置としては、第1図およ
び第2図に示すようなものがある。第1図の従来例は一
般的なフルトランジスタ式点火装置で、電磁式パルス発
生器により各気筒の点火時期を検出し機関回転数および
吸入負圧に応じた進角制御を行なう点火信号発生回路1
からの信号に基づいて点火回路2で機関回転数に応じた
導通角を有するスイッチング制御信号を作り、このスイ
ッチング制御信号をパワートランジスタ3に加えてバッ
テリ4から供給される点火コイル5の一次電流を断続し
、°点火コイル5゛の二次側と発生する”高電圧をセン
タコード6を通じて配電器7に導き8配電器7からハイ
テンションコード8にょす各気筒の点火プラグ9に点火
エネルギーを分配するものであり、センタコード6とハ
イテンションコード8にはガラス繊維にカーボン粉末を
混入した高抵抗の心線を用いて配電器7および点火プラ
グ9の空隙火花により流れる高周波振動電流を減衰させ
、電波障害を防止している。
この従来例では、センタコード6およびハイテンション
コード8の抵抗、配電器7のロータと側方電極間の空隙
火花等による電力損失が犬きく。
点火装置全体に供給される電力を入力とすると。
出力としての点火エネルギーは、入力に対して1゜チ程
度にしか−すぎない。すなわち、走行時の点火装置の平
均入力電流を5Aとすると、そのうちの4.5Aは熱損
により損失となっており、10モ一ド走行燃費に換算す
ると、電流1人増加するごとに0.1km/lの燃費悪
化となる。
第2図の従来例はHaltig方式と呼ばれるディスビ
レスタイプの点火装置で、前述した点火信号発・主回路
11点火回路2とパワートランジスタ6が対となつでお
り、2組のパワートランジスタ6によって点火コイル5
の一次側に交互に逆方向の電流を流し、二次側に高耐圧
ダイオード10を逆並列に接続して圧縮、排気の2行程
で2気筒づつ同時に点火エネルギーを放出するように構
成されている。この方式によると、第1図の従来例に比
ベセンタコードと配電器がない分だけ電力損失は減少す
るわけであるが、その代わり2気筒同時点火により排気
行程で点火エネルギーが浪費されるため、配電器で得し
た分は帳消しとなり、結局センタコードの損失分しか電
力消費量は減少しない。
このように従来の点火装置はエネルギー変換効率の低い
電力多消費型であり、消費電力の面からの燃費向上につ
いては全く考慮されていなかった。
ところで、消費電力の面から見た場合、従来の点火装置
における損失の大部分は既述のようにセンタコード、ハ
イテンションコードの抵抗と機械式配電器の空隙火花に
よるものであり、これらの損失要因をなくすことができ
れば、同じ点火エネ会 ルギーな得るのに点火装置への入力電力は従来の半分以
下ですみ、走行燃費向上に少なからぬ効果を期待できる
本発明は上記の点に着目してなされたもので。
各気筒の点火プラグに点火コイルを1個づつ直結して組
合わせることにより高圧センタコードおよびハイテンシ
ョンコードをなくシ2機械的配電器の代わりに点火進角
制御回路から出される進角制御された点火信号7を点火
回路で気筒別に分配し。
この分配された信号により複数個のスイッチング素子な
各気筒の点火類に導通させ、これにより各点火コイルの
一次側にそれぞれ接続したコンデンサの蓄積電荷を放電
させて高電圧の発生と各気筒への点火エネルギーの分配
を行ない、さらに点火コイルの小形化と銅損の低減を図
るため、電圧昇圧回路を用いて車両用バッテリ電圧(1
2V)を500〜400Vに昇圧して上記コンデンサに
充電する構成とすることにより、エネルギー変換効率の
高い省電力化された内燃機関用点火装置を提供しようと
するものである。
本発明はさらに9機関の運転条件に応じて点火エネルギ
ー量を選択し、上記コンデンサの充電電圧が選択された
点火エネルギー量に見合う電圧値に制限されるように上
記電圧昇圧回路の出力を制御する点火エネルギー制御機
能を加えることにより1機関の始動時やアイドリンク時
、定常運転中の低負荷時等の運転条件では点火エネルギ
ーを強化して、より薄い混合気で失火、吹消え等のない
確実な燃焼が行なえるようにして、この面からも燃費向
上を図ったものであ−る。
以下1本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第3図は本発明の一実施例として示した4気筒工ンジン
用点火装置のブロック図である。本図に示す点火装置は
、大別して点火進角・点火エネルギー制御回路112点
火回路12.電圧昇圧回路16、気筒別に配設された点
火コイルと点火プラグの組合わせ部品141点火回路1
2から各点火コイルの一次側に配電する低電圧コード1
5を基本要素として構成されている。
次に、上記基本要素の具体的構成を第6〜9図によって
説明する。
第4図は電圧昇圧回路13の一例であるDC−DCコン
バータを示ス。このDC−DCコンバータは、無安定マ
ルチバイブレータ16の発振出力をインバータ17.1
8.)ランジスタ19,20を介して2組のダーリント
ン接続されたトランジスタ21.22に交互に加えるこ
とにより、変圧器23の一次側発振回路を駆動して、入
力端子24に加えたバッテリ電圧(12V)をAC50
0〜400vに昇圧し、その二次電圧を整流回路25に
より直流に変換して出力端子26に取出すもので。
御用トランジスタ27が接続されている。この制御用ト
ランジスタ27は、後述するように入力端子28.29
のいずれか1つに制御信号が入るとONになり、コンバ
ータの発振を一時停止させる。
30はトランジスタ21.22の駆動用電源端子である
。この種のDC−DCコンバータの変換効率°は80〜
90チで、バッテリ電圧を効率良く昇圧できる。
点火進角・点火エネルギー制御回路11はマイクロコン
ピュータを用いて構成することができる。
第3図において、61は機関のクランク軸に取付けられ
た歯形円板と電磁ピックアップにより構成されるクラン
ク角センサで、4気筒の場合クランク角センサ51から
は720°信号a、180°信号す、  i°信号Cの
3種の信号が出力される。720゜信号aはクランク軸
の2回転ごとに出力されるノ々ルス列で、気筒点火順序
が 1−3−4−2ならば。
ナ2気筒の点火後、+1気筒の点火前に・くルス端が来
るように設定される。180°信号すはクランク角の1
80°回転ごとに出力されるパルス列で、たとえば圧縮
上死点前70°の位置に・(ルス端が来るように設定さ
れている。1°信号Cはクランク軸の1°回転ごとに出
力されるパルス列である。
カウンタ32は、1800信号すによりリセットされ、
それを起点にして1°信号を積算計数して2進数による
角度位置情報とす為。演算処理部(CPU)55は機関
の負荷検出器(エアフローメータ等)54からの信号Q
と回転数検出器35からの信号Nを取込み、とのQ、N
の値に対応する基本点火進角値Aを記憶部(ROM)3
7からテーブルルックアップ方式により読出して、70
°−Aに相当する進角制御信号値Ncに換算する。もし
、低速高負荷時にノッキングが発生した時は、ノック判
定器36からの信号により進角制御信号値NCの補正を
行なう。すなわち9判定されたノンキングの程度(強度
、頻度等)に応じてあらかじめ定められた値を越えない
範囲で70°−(A−α)の演算を行ない、これに対応
する進角制御信号値NCをレジスタ59へ転送する。比
較器40はカウンタ62のカウント値dとレジスタ39
に転送された進角制御信号値Ncとを比較し2両者が等
しくなった時点で点火信号eを出し1点火回路12内の
気筒別分配回路42へ転送する。
点火回路12内には各気筒に点火エネルギーを分配する
ための要素として、気筒別分配回路42゜トリガ回路4
55発振一時停止回路44.スイツチング素子であるサ
イリスタ451点火エネルギー蓄積用コンデンサ46.
該コンデンサの充電回路に接続されたダイオード47.
48が設けられている。
第5図は気筒別分配回路42の具体例を示す図で、50
は点火信号eの入力端子、51は720信号aの入力端
子、52は電源電圧+Vの入力端子、55,54,55
.56は出力端子である。57は4気筒の場合4進のリ
ングカウンタであり2点火信号eが論理値の“1#にな
るごとにインバータ58.59を介してリングカウンタ
57のクロック端子CLKに“1″が入力される。一方
、720°信号aが11″になると、インバータ60を
介してNOR回路61の一方の入力が10″となり、こ
の時NOR回路61の他方の入力に加わゑ単安定マルチ
バイブレータ62の出力も′″0#になっているので、
NOR回路61からリングカウンタ57のリセット端子
Rに“1″が入力されるようになっている。これにより
気筒点火順序が+1  +5  +4 42  ’なら
ば、リングカウンタ57は常に 1気−筒に対応する点
火信号から計数を開始し、出力端子55〜56に気筒別
に分配された信号E g* )1,1  を順次出力す
る。そして、最終段出力後に720°信号aが1″にな
った時リセットされ、以下同様の計数動作を繰返し行な
う。単安定マルチバイブレータ62はリングカウンタ5
7の初段出力fでトリガされて次の720°信号B f
)i入力する直前までNOR回路61に1″の信号を出
し続け、リングカウンタ57のリセット入力を@0#に
クランプする。これにより、リングカウンタ57がノイ
ズにより誤動作し、気筒点火順序が狂うのを防いでいる
トリガ回路43はたとえば第6図に示すように構成され
る。気筒別に設けられたトリガ回路45の入力端子63
には気筒別分配回路42がらの信号L g+ h* 1
  のいずれか1つが加わり、入力端子64には電源電
圧+Vが加わる。入力信号が11#になると、インバー
タ65を介してNOR回路69の一方の入力が“0#に
なり、NOR回路69の他方の入力に接続された抵抗6
6.67、コン、デンサ68で構成される積分回路の出
方がしきい値に達するまでの間NOR回路69がら出力
される11#の信号によりトランジスタ7oがON、 
 トランジスタ71がOFF、)ランジスタフ2がON
になって、出力端子73にトリガ信号を出力する。
このようにして作られたトリガ信号j+ k+ 1. 
rnをそれぞれ第3図に示すサイリスタ451pゲート
端子に加えることにより、気筒別に設けられたサイリス
タ45を気筒点火順序に従ってターンオンさせる。トリ
ガ:信号のパルス幅はサイリスタ45をターンオンさせ
るに十分なように第6図に示す抵抗66で調整する。
第3図において、気筒別に設けられたコンデンサ46は
、サイリスタ45の非導通時に電圧昇圧回路13の出力
側給電点74がらそれぞれダイオード47.48を通し
て300〜400Vに充電される。
これらコンデンサ46の負側端子はそれぞれ点火コイル
5の一次側の一端に低電圧コード15により接続されて
いるので、サイリスタ45″″が導通すると、コンデン
サ46に蓄えられた電荷の一部は点火コイル5の一次側
を通って放電し、その際二次側に発生する高電圧が該点
火コイルに直結された点火プラグ9に印加されてスパー
クを発生させる。点火コイル5の一次側の他端とアース
間に接続されたコンデンサ75は一次電流を制限するた
めのものである。該コンデンサ75はコンデンサ46よ
りも小容量(たとえば1/4程度)に設定されているの
で、コンデンサ75が充電されると。
点火コイル5には、−次電流が流れなくなり、コンデン
サ46の残りの電荷は点火コイル5の二次電圧により放
電開始した点火プラグ9のスパークギャップに点火エネ
ルギーを供給し、必要な時間放電を接続させる。このよ
うにして、コンデンサ46の放電により各気筒な所定の
順序で点火することができる。発振一時停止回路44は
コンデンサ46の放電時に電圧昇圧回路13から電流が
流れ込まないようにするために設けられたもので。
たとえば第7図に示すようにインバータ78.抵抗79
,80.コンデンサ81.NQ旦回路82.。
インバータ83.トランジスタ84.85を主要素とし
て構成され、入力端子77に電源電圧子Vを供給されて
動作する。その動作は第6図に示すトリガ回路45と同
様で、その入力端子76に第5図に示す気筒別分配回路
42の端子87がら取出されたリングカウンタ57のク
ロック入力信号(点火信号eと同一波形の信号)を加え
ることにょリフ該入力信号の立上がり時点から抵抗79
,80゜コンデンサ81の値によって定まる一定幅のパ
ル28に加えると、パルス信号nが発生している間め、
−次側発振回路は発振を一時停止する。これ(二より、
トリガ回路45からの信号でサイリスタ45のいずれか
1つが導通した時に、電圧昇圧回路1°3からは電流が
流れ込まないようにすることができる。したがって5.
コンデンサ46の放電が終った時点でサイリスタ45は
確実にターンオフす、る。その後、電圧昇圧回路15は
発振を再開し放電したコンデンサ46を再充電する。
点火エネルギーの制御は次のようにして行なう。
これまでの説明から明らかなように点火エネルギーはコ
ンデンサ46に蓄積される静電エネルギー(−2−CV
2.C=容量、V=電圧”)IXよ+)決定され。
充電電圧■の関数で表わされる。したがって、コンデン
サ46の充電電圧を制御することにより。
各気筒に供給する点火エネルギーを機関の運転条件に応
じた適正値とすることができる。このため。
第3図に示す点火装置では2点火進角・点火エネルギー
制御回路11内の記憶部(ROM) 5sに運転条件に
応じた適正点火エネルギー(コンデンサ充電電圧)に、
関する情報を記憶させておき1機関負荷信号2回転数信
号、冷却水温信号、スタータ信号、スロットル開度信号
等の入力情報に応じて適正点火エネルギーを与えるコン
デンサ充電電圧の設定値vNをテーブルルックアップに
より演算処理部33に読出り、レジスタ41に転送させ
る。
本発明の実施に当っては9機開始動時、アイドリング時
および稀薄混合気を用いる定常運転中の低負荷時を主に
点火エネルギーを強化するため、それ以外の運転状態時
よりも設定電圧値vNを高く設定する。
点火回路12内に設けた電圧比較回路−49は。
電圧昇圧回路13の出力側給電点74の電圧vlNを監
視し、この電圧VANがレジスタ41内の設定電圧値v
Nに等しくなった時に制御信号0を電圧昇圧□回路13
に送って電圧昇圧回路13の発振を停止させ、コンデン
サ46の電圧制御を行なう。電圧比較回路49の構成例
を第8図に示す。88はアナログ値に変換された設定電
圧値vNの入力端子。
89は電圧VsNの入力端子、90は出力端子で。
設定電圧値vNと電圧v、Nを演算増幅器91で比較し
、VIN=vNになった時に出力”1#となるように構
成されている。この出力を制御信号Oとして第4図に示
す電圧昇圧回路13の入力端子29に加えると、制御用
トランジスタ27がONになって電圧昇圧回路15の発
振を停止させ、第3図に示すコンデンサ4″6の充電電
圧を設定電圧−値に制限することができる。なお、第8
図の92は入力端子89に加わる電圧v1Nを分圧する
抵抗95.94の切換用リレーであり2機関の運転条件
に応じてリレーの入力をON、OFF することにより
、抵抗95.94による分圧比を変化させて設定電圧値
v8を変えたのと同様の効果を得るために用いられる。
第9図は本発明の点火装置に用いる点火コイル内蔵点火
プラグの一例を示す。本例は点火プラグ9としてプラズ
マ点火プラグを用いた場合で、中心電極95と接地電極
96の間に絶縁体(セラミックス)97により囲まれた
小室98が形成されている。鉄心999円筒状継鉄10
0.−次コイx101.二次コイル102により構成さ
れた開磁路型点火コイル5は1点火プラグ9のハウジン
グ103と一体に形成した円筒状ケース104に収納し
て合成樹脂等の充填絶縁物105により固定し、−次コ
イル101のリード線を低圧端子106に接続するとと
もに、二次コイル102のリード線に接続した高圧端子
107をコネクタとして点火プラグ9の端子ビン108
に直接接続してあり、前述したようにコンデンサ46の
放電時に二次コイル102に発生する高電圧を中心電極
95と接地電極96の間に印加して小室98内に沿面放
電によるスパークを発生させ、コンデンサ46の放電に
より生じた高温プラズマを接地電極96の開孔部109
から混合気中に放出させて高エネルギーのプラズマ点火
を行なうものである。
このように点火コイルと点火プラグを一体化することに
よって点火コイルの二次側高圧配線は不要となり、スパ
ーク発生時に流れる高周波振動電流は点火コイル5のイ
ンダクタンス分により阻止されるため、低損失の低電圧
コードを用いて各気筒への点火エネルギーの分配が可能
となる。
点火コイル5と点火プラグ9とはハイテンションコード
を介さずに電気的に直結して組合わされておれば良く2
機械的に分離不能な一体構造とするか、ねじ結合等によ
る着脱可能な組立構造とするかは問わない。また、第9
図にはプラズマ点火プラグを用いた例を示したが2点火
プラグ9はスパーク電圧タり直接混合気に点火する通常
の点火プラグであっても良い。
第10図は上記説明中の各部信号a〜0とコンデンサ電
圧v12点火コイル二次電圧v2の時間的関係を示すタ
イムチャートである。
以上説明したように本発明によれば、従来型点火装置に
おけるセンタコード、ハフテンションコード1機械式配
電器等の電力損失の大きい部品をなくすことができ、2
気筒同時点火方式におけるような点火エネルギーの浪費
もない。また、バッテリ電圧を昇圧してコンデンサに充
電し、その蓄積電荷を点火コイル−次側を通して放電さ
せてスパーク電圧を得る構成としたため2点火コイルの
巻線比を小さ−くして銅損を低減することができ。
その結果従来型点火装置に比べ消費電力は大幅減(試算
によると約115)となり、実質走行燃費の向上が図れ
る。
さらに、前述Φように運転条件に応じて点、火エネルギ
ーを制御し2機開始動時やアイドリンク時。
定常運転中の低負荷時に強力点火を行なうことにより、
少い消費電力で急速始動、低回転アイドル運転、より稀
薄な混合気による安定した運転を可能にして、燃費をさ
らに向上させることができる。
これに加えて1点火コイルと点火プラグの一体化2機械
式配電器の廃止による点火装置の部品点数の減少と、湿
気によるリークや絶縁劣化により点火不良を起こし易い
高圧配線をなくしたことによって、量産性、サービス性
が向上し2点火系のメインテナンスフリーを実現できる
という効果力1−得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の点火装置を示す回路図、第
3図は本発明の一実施例を示すブロック図、第゛4図〜
第8図はその各部回路図、第9図は本装置に用いる点火
コイル内蔵点火プラグの一例を示す、側断面図、第10
図は動作説明用のタイムチャートである。 4:バッテリ、5:点火コイル、9:点火プラグ、11
:点火進角・点火エネルギー制御回路。 12:点火回路; 13:電圧昇圧回路、−14:点、
火コイルと点火プラグの組合わせ部品、15:低電圧コ
ード、27:電圧昇圧回路の制御用トランジスタ、42
:気筒別分配回路145:)!Jガ回路、45ニスイツ
チング素子であるサイリスタ。 46:点火エネルギー蓄積用コンデンサ、−47,48
:充電用ダイオード、49:電圧比較回路代理人 弁理
士 中 村 純之助

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  多気筒内燃機関の各気筒に取付けられた点火
    プラグと、これら点火プラグに1個づつ直結して組合わ
    された点火コイルと、バッテリ電圧を昇圧する電圧昇圧
    回路と、各気筒の点火時期を検出して機関の運転条件に
    応じた進角値を持つ点火信号を発生する点火進角制御回
    路を備え、さらに上記点火信号を気筒別に分配する回路
    と、この分配チング素子の非導通時に上記電圧昇圧回路
    の出力によって充電され、該スイッチング素子の導通時
    に放電して上記各点火プラグに点火エネルギーを供給す
    るように上記各点火コイルの一次側にそれぞれ接続去れ
    た複数個のコンデンサとを含む点火装置。
  2. (2)  多気筒内燃機関の各気筒に取付けられた点火
    プラグと、これら点火プラグに1個づつ直結して組合わ
    された点火コイルと、バッテリ電圧を昇圧する電圧昇圧
    回路と、各気筒の点火時期を検出して機関の運転条件に
    応じた進角値を持つ点火信号を発生するとともに1機関
    の運転条件に応じた点火エネルギー量を設定する点火進
    角・点火エネルギー制御回路を備え、さらに上記点火信
    号を気筒別に分配する回路と、この分配された信号によ
    り各気筒の点火順序に従って導通制御される複数個のス
    イッチング素子と、該スイッチング素子の非導通時に上
    記電圧昇圧回路の出力によって充電され、該スイッチン
    グ素子の導通時に放電して上記各点火プラグに点火エネ
    ルギーを供給するように上記各点火コイルの一次側にそ
    れぞれ接続された複数個のコンデンサとを含む点火回路
    と、上記各コンデンサの充電電圧を上記点火進角・点火
    エネルギー制御回路で設定された点火エネルギー量に見
    合う電圧値に制限するように上記電圧昇圧回する内燃機
    関の点火装置。
  3. (3)  上記点火進角・点火エネルギー制御回路の点
    火エネルギーを強化する運転条件が1機関の始動時、ア
    イドリンク時および定常運転中の低負荷時であることを
    特徴とする特許請求の範囲(2)項記載の内燃機関の点
    火装置。
JP10322181A 1981-07-03 1981-07-03 内燃機関の点火装置 Pending JPS588268A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10322181A JPS588268A (ja) 1981-07-03 1981-07-03 内燃機関の点火装置
DE8282105525T DE3278479D1 (en) 1981-07-03 1982-06-23 Ignition system for an internal combustion engine
EP82105525A EP0069889B1 (en) 1981-07-03 1982-06-23 Ignition system for an internal combustion engine
US06/393,083 US4502454A (en) 1981-07-03 1982-06-28 Ignition system for an internal combustion engine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10322181A JPS588268A (ja) 1981-07-03 1981-07-03 内燃機関の点火装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS588268A true JPS588268A (ja) 1983-01-18

Family

ID=14348433

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10322181A Pending JPS588268A (ja) 1981-07-03 1981-07-03 内燃機関の点火装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS588268A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183877U (ja) * 1986-05-15 1987-11-21
KR101095345B1 (ko) 2005-08-19 2011-12-16 주식회사 엘지화학 고에너지 밀도의 이차전지

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62183877U (ja) * 1986-05-15 1987-11-21
KR101095345B1 (ko) 2005-08-19 2011-12-16 주식회사 엘지화학 고에너지 밀도의 이차전지

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4502454A (en) Ignition system for an internal combustion engine
US4448181A (en) Plasma ignition system for an internal combustion engine
GB2172655A (en) Ignition system for an internal combustion engine
US4441479A (en) Ignition system for a multi-cylinder internal combustion engine of a vehicle
US4457285A (en) Sustained arc ignition system for an internal combustion engine
EP0071910A2 (en) Ignition system for an internal combustion engine
US5178120A (en) Direct current ignition system
US4727891A (en) Ignition system
JPS5838380A (ja) 内燃機関用点火装置
US4445491A (en) Ignition system for starting a diesel engine
US4438751A (en) High voltage generating circuit for an automotive ignition system
US4562822A (en) Ignition system for an internal combustion engine
JPS588268A (ja) 内燃機関の点火装置
JPS588267A (ja) 内燃機関の点火装置
JP2011074906A (ja) 内燃機関用点火装置
JPS6036794Y2 (ja) 内燃機関のプラズマ点火装置
JPS585984A (ja) 内燃機関用点火プラグ
US3502060A (en) Electronic ignition system
US3504231A (en) Breakerless oscillator ignition system
US2100210A (en) Ignition system for internal com
EP0080701A1 (en) Ignition system for an internal combustion engine
JPS6156418B2 (ja)
JPS5888466A (ja) 圧縮着火式内燃機関の点火装置
JPH0326303Y2 (ja)
EP0495434A1 (en) Electronic ignition control system for a vehicle internal combustion engine