JPS5882417A - 耐熱性繊維絶縁電線の製造方法 - Google Patents

耐熱性繊維絶縁電線の製造方法

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JPS5882417A
JPS5882417A JP56178923A JP17892381A JPS5882417A JP S5882417 A JPS5882417 A JP S5882417A JP 56178923 A JP56178923 A JP 56178923A JP 17892381 A JP17892381 A JP 17892381A JP S5882417 A JPS5882417 A JP S5882417A
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JP
Japan
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resistant
adhesive
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JP56178923A
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JPS6355730B2 (ja
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錦織 輝親
利夫 秋山
沼波 正衛
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 女全性を必要とする分野に使用される耐熱性繊維絶縁電
線の製造方法に関するものである。
P械的強度を必要とする巻線の分針では古くから無機質
繊a巻線が使用されており、特にガラス線軸巻線は厳し
い加工に耐えると同時に焼損事故等が発生した時でも、
無機材料であるガラス線維か残るため、短絡事故まで発
展することがなく、従来より潰れた耐熱性繊維絶縁電線
として発電機等に用いられてきた。
これらの耐熱性繊維絶縁電線は、銅.アルミニウム等の
導体上に、無機質短繊維の細条を束にしたものを一重又
は二層に巻き付け、さらにその上に細〜ワニスを績布焼
句けて細極電線とする。この方法では導体に長絨維を巻
付ける際の巻付速度により製造速度が制約され、又ボビ
ンに巻かれている長繊維の長さが有限であるため、ボビ
ン交換時に製敢ラインを止める必要が生じ、さらに断糸
等の支障も発生し易く生喧性の向上が困麺である。
別法として、絶縁フェス中に無機質短繊維を混入したも
のを導体上に塗布し、加熱焼付けして絶縁嵐糎とする方
法も提案されている。この方法では走行棚連は曲者より
速いか、導体上に形成された細柱+BC涜層中の無機質
短繊維か三次元的にランタムに分散しているため、空間
か生じ易く、電気絶縁性及び機械的強度において前者を
改善するに至っていない。
さらに別の方法としてはJl? 電m iを利用して耐
熱性短繊維を導体上には龜括直に植毛し、次いで絶縁フ
ェスで周囲を充す方法も提案されている。
この方法では短繊維が一定方向に並ぶため、前述の無機
質短繊維を混入した絶縁フェスを導体に塗布する方法に
おけるような無機質短繊維が兵次元。
的にランタムに分散していることにより空間を生じる問
題は少なくなるが、側熱性短繊維がほぼ垂直に植毛され
るため谷短繊維の突出先端が不揃いとなり、絶縁ワニス
殖布時に短繊維間に空気が封じ込まれやすく、又絶縁ワ
ニスを塗布する工程で絞りダイス又はフェルト等の摩擦
力により植毛された耐熱性短繊維が部分的に剥落するこ
とかあり、−気絶縁符性の低下か起る以上のように、い
づれの方法も(2)掘符性、電気特性9作業性等のすべ
てを胸足できるものではなかった。
本発明は、従来の方法の欠点を解決すべく性能に優れか
つ生麺性に富む耐熱性繊維絶縁電酬の製造方法を求め鋭
意慎町を行った結果、本発明に至ったものである。
本発明は、走行する導体上に接着剤を波布し、この上に
*m植毛により耐熱性短繊維を突出させ、次いで当該接
着剤が常温硬化型の場合には完全硬化前あるいは当該接
着剤が熱硬化型の場合にはセミキュアル状態のいづれも
半硬化状IIlにおいて、ダイス又はロール等の成形治
具を用いて植毛された割熱性短醸維を導体の長す方向に
対し一定かつ順方向に傾斜させ、この除傾斜角度か導体
に対し70°〜6J好ましくは300〜13°の角度に
なるようプレフォーミングした後、この上に絶縁フェス
を塗布し、さらに成形治具で所定の杉状に絞り成形し、
次いでこれに加熱焼付処理を施すことにより前記耐熱性
短繊維が全て導体の長手方向に対し一定方向に鵠斜した
状態で前記絶縁フェスにより(2)着され、′魁気的及
び細極的特性に優れた耐熱緘維絶縁甑−か詑牟艮く製造
できることを見い出したものである〇 本発明方法により得られる耐熱性繊維絶縁篭巌では側熱
性短繊維が全て同一の一定方向に並列して冶に固着して
いるため、予め無機質短繊維を混入した絶線フェスを塗
布した絶縁電線に認められるような絶縁フェスでは埋っ
ているが短繊維の存在、していない三次元的にランダム
な空間を生じるこ。
とかな(ス従来の静電植毛方法に見られるようなはハ圭
直に植毛されているために各短繊維の突出先端が不揃い
となりかつ絶縁ワニス塗布時に空気が封じ込まれ易すく
なる欠点及び絶縁ワニスをは布する工程で絞りダイス又
はフェルト等の摩擦力により植毛された耐熱性短繊維が
部分的に剥落する欠点はいづれも、絶縁フェスを塗布す
る工程の4j段階で接着剤が生硬化状態のうちに成形治
具を用いて植毛された耐熱性短繊維を導体の長手方向に
対し一定かつ順方向に傾斜するようプレフォーミングす
ることにより教書される。従って本発明方法により得ら
れる耐熱性1iti*絶縁電梅は長砿維巻−の特徴であ
る電気絶縁性及び機械的強度と同等の特性を有し、かつ
導体上に形成された無Ia實縁維層は耐熱性短繊維の集
合体であるため、mmとしての口」撓性も長繊維巻線よ
り優れている。ざらに本発明方法では長繊維巻線の欠点
である繊維を巻付けることによる製im:M度の制約が
なくなり、糸の掛賛も不斐であり、断糸等の支障も発生
しないため、生産性を著しく向上させることができる。
本発明方法で使用される接着剤は奄、気絶稚性を損わな
い常温彼化型接着剤又は製造線速度の向上を目的としだ
熱硬化型&着剤もしくは電気絶縁性を刹する絶縁ワニス
止する。本発明方法で使用する耐熱性短繊維はガラス、
セラミック、炭素繊維(表向処理されたもの)等の船熱
性無機質短轍維またはポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂
等の耐熱性有機質短繊維とする。かかる短繊維の長さは
導体に対し傾斜可能であってかつ短繊維同志がブロック
化しない長さ、好しくはS〜3θ關の長ざとする。又か
かる短繊維の太さは加工の容易性から0.1〜αμが好
ま、しい。本発明方法において塗布する帽欄ワニスは従
来の無1a′jji繊柑巻巌に使用されている各耐熱ク
ラスに応じた電気絶縁性、熱硬化型の含浸ワニスとする
次に本発明を卸商を参照して例について説明する0 第7図に示すように、導体lをアースされた供給スタン
ドSから供給し、これを接着剤塗布槽6に通して導体l
上に接着剤層−を設け、次いで耐熱性短繊維3を流動床
として流動させた静電繊布4w7に導入し、ここで静電
気を利用して荷電させた耐熱性短繊維3を導体/の全周
に立毛状に蜜に付層させて植毛する(第2図及び第3図
参照)。接層剤がN温硬化型である場合には、完全に硬
化する前に成型治具9にて植毛された耐熱性短繊維3の
導体から突出する一端をlθ9−bcp傾斜させた後完
全硬化させ、導体に耐熱性短繊維3の一端を固着させる
。この場合には加熱炉lは不斐である。
接層剤が熱妓化型である場合には植毛された導体を加熱
Flに尋人しセミキュア状態の位置で炉l内もしくは一
度炉lの外に出して上記成形后具デにて耐熱性雑域#、
3の導体から突出する一端をlO6〜bti°傾斜させ
た後、さらに炉内で完全硬化させ、導体に耐熱性短繊維
3の一端を固着させる(第q図参照)。次いで絶縁ワニ
ス塗布1410にて該耐熱性短繊維植毛階上に絶縁ワニ
スを含浸波布した後に、例えはダイス、t2−ル又は7
エル) t J N1成形泊具/lにより導体上に植毛
した耐熱性短繊維3を一定方向に均一に整列させ、この
状態で加熱炉/lに尋人し、絶縁ワニス、層を硬化させ
て絶縁体層ダを形成し、引取機12にて引取り、巻取機
13にてボビンに巻取り、製品とする。
このようにして製造された、本発明方法に°よる耐熱性
絶縁′wL巌では、それぞれその長手方向断面及び横−
r而を示す第5図及び第6a図(丸形断面の導体を使用
)又は第4b図(角形断面の等体牽使用)から明らかな
ように、導体/の上に接着剤Nコを介して耐熱性短繊維
3が全て導体の長手方向に対し一定方向に傾斜した状態
でl1li14され、その上に値布され絶−ワニスによ
り台な絶縁体層弘となっている。
次に本発明を実施例及び比較例について説明する。
第1表に示す条件で製造した各々の絶縁電線について外
観を比較した後、曲は耐電圧(フラット≦d、エツジr
a ) 、耐摩耗性、可撓性、耐熱劣化性(izo″C
X 4H加熱後7ラツ) rd曲は耐電圧)及び均一性
をそれぞれJIS 0−3206. 、0−3207に
準拠した試験方法により試験した。これらの試験結果を
第−表に示す。
上述のように、本発明方法によれば、外観のほか、耐電
圧、耐熱劣化性、均−性等の電気絶縁特性及び耐摩耗性
、可撓性等の機械的強度の優れた絶縁電線を高い生産性
をもって製造することができ、その工業的価値は極めて
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の工程概略図、第2図は第1図の静
電植毛工程後の中間製品の長手方向断面略図、第3図は
第2図の中間製品の横断面略図、第ダ図はさらにプレフ
ォーミング後の中間製品の1長手方向断面略図、第3図
は本発明方法で製造した絶縁電線の長芋方向断面略図、
1i44&図及び第6b図はそれぞれ第3図の絶縁電線
の一例のムームI腺に沿って切断し矢印の方向に見た機
#面部図である。 /・・・導体、コ・・・接着剤層、J・・・耐熱性短繊
維、ダ・・・絶縁体階、S・・・供給スタンド、6・・
・接着剤塗布槽、7・・・I#111植毛檜、l・・・
加熱炉、?・・・プレフォーミング用治具、/θ・・・
絶縁ワニス塗布槽、l/・・・加熱炉、lλ・・・引取
機、/J・・・巻取軸、/l’・・・成形治具。 第1図 第2図   第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 走行する導体上に接着剤を塗布し、この上に靜電槓
    毛により船熱性短繊維を突出させ、次いで当該籏繊蛾を
    環体の長手方向に対し一定方向に傾斜するようプレフォ
    ーミングした後絶縁ワニスを塗布し、成形治具で絞って
    所定の形状に成形し、加熱固着させることを特徴とする
    耐熱性繊維絶縁電線の製造方法。
JP56178923A 1981-11-10 1981-11-10 耐熱性繊維絶縁電線の製造方法 Granted JPS5882417A (ja)

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JPS5882417A true JPS5882417A (ja) 1983-05-18
JPS6355730B2 JPS6355730B2 (ja) 1988-11-04

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