JPS5881413A - 無機凝集剤の製造法 - Google Patents

無機凝集剤の製造法

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JPS5881413A
JPS5881413A JP56179622A JP17962281A JPS5881413A JP S5881413 A JPS5881413 A JP S5881413A JP 56179622 A JP56179622 A JP 56179622A JP 17962281 A JP17962281 A JP 17962281A JP S5881413 A JPS5881413 A JP S5881413A
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JP
Japan
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aluminum hydroxide
sulfuric acid
parts
added
flocculant
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Pending
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JP56179622A
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English (en)
Inventor
Hiromi Sasaki
広美 佐々木
Tadashi Tanaka
正 田中
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Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
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Publication date
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  • Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は水酸化アルミニウム原料から効率よく、すぐれ
た凝集力を有す水処理用無機凝集剤を製造する方法に関
するものである。
バイヤニ法によるアルミナ製造において、ボーキサイト
をアルカリ溶液で処理することにより、その中に含まれ
るアルミナ分が溶解し、アルミン酸ソーダ溶液となり、
その他の不純物は大量の赤泥となる。この赤泥中には、
原料ボーキサイトの産地、種類、アルミナ抽出法の違い
にもよるが、アルミナ20%、酸化鉄30〜50%程度
が含まれているにも拘らず、適当な利用法がなく、大部
分は海面埋立て及び海洋投棄されているの痴現状である
。本発明で用いる水酸化アルミニウム原料とはこれら廃
棄物、赤泥のほかにボーキサイト、アルミ含有廃棄物お
よびこれらの混合物等を指しすべて有効に利用できる。
従来、アルミニウムや鉄の硫酸塩又は塩酸塩は水処理用
凝集剤として使用されているが、それらは水に溶解する
と弱酸性を呈するため、排水処理に当ってはCa(OH
)2などのアルカリ剤を添加し、中和する必要がある。
しかも、凝集剤中に無用の遊離酸が含有されている場合
には中和用のアルカリ剤が無駄に消費され、浄化ロスト
が上昇するため、遊離酸はできるだけ少ない方が良いと
されている。
従来より行なわれている水酸化アルミニウム原料を硫酸
で分解して凝集剤を製造する方法は例えば特公昭35−
6540号公報、特開昭49−55576号公報等に記
載されているが、前者は赤泥中のアルミナを硫酸で処理
して鉄含有量の少ない硫酸アルミニウムを製造するもの
であり、酸化鉄の回収は行なっていなり’ L %また
後者は赤泥と硫酸により生成した硫酸塩中の不揮発性で
ある遊離硫酸を揮散させるために、硫酸に比し割高な塩
酸を使用する必要があり、更に揮散のための熱源も必要
という欠点がある。
本発明はボーキサイトや赤泥の如き水酸化アルミニウム
原料から効率よく経済的にすぐれた凝集剤を得ようとす
るものであり、水酸化アルミニウム原料中のアルミナ及
び酸化鉄の回収率を上昇させるために当量以上の硫酸を
添加し、反応物中の遊離硫酸を水酸化アルミニウムを加
えて中和し硫酸アルミニウムとしてこれを同時に凝集剤
として利用するところに特徴を有すものである。
すなわち、本発明は水酸化アルミニウム原料に硫酸を加
えて加熱し、水酸化アルミニウム原料内のア・・ミナお
よび酸化鉄を硫酸塩として溶解抽出し、該抽出液中の遊
離硫酸を水酸化アルミニウムで中和することからなる、
無機凝集剤の製造法に関するものである。
本発明では遊離硫酸を少なくしようとすれば水酸化アル
ミニウム原料中のアルミナおよヒ酸化鉄の回収率が下が
り、回収率を上げれば遊離酸が増加することになるので
、H2SO4/′A/!1I03+F句−当量比i11
以上、好ましくは1〜3である。
中和用水酸化アルミニウムの添加は、水酸化アルミニウ
ム原料と硫酸、水酸化アルミニウムを同時に添加したり
、水酸化アルミニウム原料と硫酸を反応させた後、水酸
化アルミニウムを添加することもできるが、前有では水
酸化アルミニウム原料中のアルミナおよび酸化鉄の回収
率が悪くなり、後者では水酸化アルミニウムの溶解が遅
いため反応時間を長く保つ必要がアリ、場合によっては
遊離硫酸が残存し、濾別後、中和操作を再度行なう必要
も出てくる。このため中和用水酸化アルSニウムは、水
酸化アルミニウム原料と硫酸の反応後、濾別を行ない、
該濾液に添加、溶解することが最も好ましい。また遊離
硫酸に対するht(oH)3の添加量は当量比で0.8
以上であり、これ以下では水に希釈したとき水酸化物の
沈殿が生成するために好ましくなく、特に0゜8〜1の
範囲が適当である。また水酸化アルミニウムで中和して
得た製品の形態は、中和した硫酸塩溶融液を冷風上に落
下、冷却して得られる固型物でもよく、また水に希釈し
て溶液としたものでもよく、両者、その凝集力には差が
ない。
このように本発明では遊離硫酸の除去に当り、その除去
が困難な揮散を行うことなく、At(OH)3による中
和で容易に除去できるものであり、またこの際生成する
硫酸アルミニウムは活性に富みその凝集効果に寄与する
。遊離硫酸を中和するのにNaOHやCa(OH)2等
も考えられるが、これらを加えた場合はNa2SO4、
Ca S 04が生成し、これらは凝集効果に伺ら寄与
しないため、排水処理時にpH調整剤としてアルカリを
添加した場合と同じで、大量の無駄なアルカリが必要で
ある。これに対し本発明では水酸化アルミニウム添加に
より生成する硫酸アルミニウムが凝集N’として利用で
き、またここで生成する硫・酸アルミニウムは通常の硫
酸アルミニウムに比し活性で凝集効果においてすぐれて
おり、かつ非常に経済的であり1.かも資源の有効利用
の面からも全く新規かつすぐれた方法である。
このようにして製造した凝集剤は遊離硫酸がないため、
排水処理に当ってpH調整剤゛のアルカリ剤が少なくて
すみ、また硫酸鉄も含有しているために硫蹟アルミニウ
ムに比し、低いpH領域でも水酸化物のフロックを形成
させることができるので、被処理排水のpH範囲は広く
なり、pH調整剤のコントロールも容易になるなどの利
点を有する。
以下、実施例をあげ−(本発明を詳述する。
なお使用した赤泥およびボーキサイトの組成は次の通り
である(乾燥基準%)。
赤泥 ボー°キサイド 実施例−1 赤泥100部に対し、水300部、98%H2SO41
50部(H2804/A& Os +ye203 、当
量比1.0)を加え攪拌しながら110〜120℃で6
0分間反応させた。反応後、濾過を行ない、この時の濾
液の分析値は次の通りであった。
上記濾液100部にAt(OH)35.8部を加え、攪
拌しながら110〜120℃で45分間溶解させた。分
析値は次の通りであった。
実施例−2 赤泥100部、水250部、 9891fH2So41
90部(H2SO4/A40a +F8203当量比1
.3)を加え攪−拌しながら110〜120℃で30分
間反応させた。反応後、濾A ′r: I”T、 4い
、と、の時の濾液の分析値は次の通り(゛あ−)だ。
上記濾液100部にAt(OH)37.0部を加え攪拌
しながら45分間110〜120”Cで溶解させた。分
析値は次、の通りであった。
実施例−3 赤泥100部、水250部、98%H2SO4?16部
(H2SO4/A/a O3+ Fe203当量比1.
5)を加え攪拌しながら110〜120℃で30分間反
応させた。濾液の分析値は次の通りであった。
上1iIJl液100部K At(OH)3a 9部を
加え攪拌しながら110〜120℃で45分間溶解させ
た。分析値は次の通りであった。
実施例−4 赤泥100部、水200部、 98 % H2S042
82部(Ha Sod /A403 + Fe20a当
量比2.0)を加え攪拌しながら110〜120℃で6
0分間反応させた。濾液の分析値は((の通りであった
上−記濾液10a部にAt(+”)H>a 5部、10
部。
13部、15部を加え攪拌し、tから45分間110〜
120℃で溶解させた。濾液の分析値は次の通りである
実施例−5 赤泥100部1.水300部、98%H2S○4294
部(、H2804/Ak O3+Fe203当量比2.
1〕を加え攪拌しながら30分間110〜120℃で一
反応させた後、A/−(OH)385部を加え攪拌し1
5分間後に反応液の一部を濾過してA液とした。
引続き残りの反応液を45分間後、に濾過した濾液をB
液としその分析値は次の通りであった。
実施例−6 ボーキサイト100部に対し水110部。
98%H2SO4180部(−804/A& O3+7
6120s当量比1.0つ−を加え攪拌しながら110
〜120℃で15分間反応させたのちこの反応液の一部
を採取し分析を行なった(A液)。次に残りの反応液に
Az(oH)37.5部を加え同一温度域で反応させ1
5分後に濾過、分析を行なった(B、液)。
各分析値は次の通りであった。
実施例−7 ボーキサイト100部に対し水250部98%′H2S
04235部(H2SO4/A& Oa +F6120
s当量比1.3)を加え攪拌しながら110〜120℃
で15分間反応させたのちこの反応液の一部を採取し分
析を行なった(A液)。次に残りの反応液にAt(OH
)324部を加え同一温度域で反応させ15分後に濾過
、分析を行なった(B液)。
各分析値は次の通りであった。
実施例−8 ボーキサイト70部、赤泥30部に対し水200部、 
98%H2SO4187部(H2SO4/A& Oa 
+Fe203当量比1,1〕を加え攪拌しながら110
〜120℃で15分間反応させたのち、この反応液の一
部を採取し分析を行なった(A液)。次に残りの反応液
にAt(OH)314部を加え同一温度域で反応させ1
5分後に濾過分析を行なった(B液)。各分桁値は次の
通りであった。
参考例 実施例4のサンプル1〜4、および実施例6(7)B液
(9)、実施例8(7)B液(1o)、および硫酸アル
ミニウム5、硫酸第二鉄6(基準例)、実施例4におい
てAt(OR)31無添加7(比較例)、実施例4にお
けるAt(OH)3に代えてC!acO3を遊離H2S
O4がなくなるまで添加したもの8(比較例)について
凝集試験を行なった。− 試験水はカオリン10orlpmおよび1000ppm
添加したもの(pH7,4)  の2種を採用した。
ジャーテストは120 rpm、’ 2分間、4 ’O
rpm。
8分間の攪拌を行ない、5分間静置後の上澄液について
濁度を測定した。この結果を第1図(カオリ7100 
ppm )および第2図(カオリ71000 ppm 
)に示す。
図中、グラフの番号は上記凝集剤サンプルの番号を示す
【図面の簡単な説明】
添付の図面は本発明生成物および比較例の凝集効果を示
すグラフである。 代理人  内 1)  明 代理人  萩 原 亮 − 手続補正書(火λ) 昭和57年 4 月−1日 特許庁長官 島1)春μ殿 1、事件の表示 昭和56年特許願第179622号 2、発明の名称 無機凝集剤の製造法 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住 所  山口県宇部市大字沖宇部5253番地代表者
 伊 藤 三−良 ( 4、代理人 住 所 東京都港区虎)門−丁目24番11号Z補正の
対象 明細書の「図面の簡単な説明1の欄 a補正の内容 明細書第14負末行の「添付の図面は」を、[第1図及
び第2図は」と訂正する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水酸化アルミニウム原料に当量以上の硫酸を加えて加熱
    し水酸化アルミニウム原料内のアルミナ及び酸化鉄を硫
    酸塩として溶解油、出し、該−抽出液中の遊離硫酸を水
    酸化アルミニウムで中和することを特徴とする、無機凝
    集剤の製造法。
JP56179622A 1981-11-11 1981-11-11 無機凝集剤の製造法 Pending JPS5881413A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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